日伯友好カップ

ジーコからのメッセージ

[2014.09.09]

今年も、準備から大会運営までのすべてをスタッフと共に手がけ、日本のチームをはじめ、出場したクラブの戦いぶりを観察する共に、少年達に大きな愛情を注ぎ、夢の実現をサポートしてくれたジーコから、メッセージをもらいました。

★★★★

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今年の日本勢は、あまり良い活躍ができたとは言えない。もっと良い結果を期待していたけどね。特に、Jリーグ選抜は良いサッカーを見せていたと思うし、決勝トーナメントに進出しても、良かったほどなんだが、チャンスをミスで失ったり、幾つかの個人的なミスが目立ったりしていた。それでも、私の見方では、Jリーグ選抜は選手全員が、より良いプレーをしていた。

ブラジルのチームが、日本の選手を連れて行くことに興味を持ったりもしていたようだ。この年齢では、まだ早いとは思うが、それでも、そういうことが実現すれば、いつでも良いことだよ。新しい文化、新しい国、新たな適応からは、得るものが非常に多い。もし、学校などの問題をクリアできるなら、少年達には、いつでも良いことだ。

ブラジルサッカーの選手育成も、多くのことが変わっていくべき時に来ている。例えばドイツは、ブラジルサッカーより先を行っていることを見せている。選手育成にしても、代表チームの準備にしても、サッカーの強化に関する長期的なプランにしてもね。我々も、現時点で自分達よりも分かっている人がいるならば、その人達から学ばなければならない。

最後に、大会に参加した選手やスタッフ、そして今後参加したいと思っている人達は、こうした国際交流や試合を、最大限に活かして欲しい。この大会に集まっているのは、良いチーム、ブラジルサッカーでも最高のチームばかりだ。そして、みんな良いプレーをしていた。だから、そうした対戦相手との試合や、相手の試合の仕方、そして交流の中から、良い勉強をして欲しい。

この大会が、日本の人達にとって、良いものであり続けることを願っているよ。そして、ここで学んだことを持ち帰って、日本で練習に取り組んでくれることをね。

文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique

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