ジーコの主張

ジャイメとカンタレリ

[2013.10.02]
私はブラジルや世界中で広がっているフラメンゴの何百万人のサポーターの一人だから、フラメンゴの監督が誰であっても常に応援しているがある。私がドーハで伝え聞いている事は、常にフラメンゴサポーターだと言っておきながら、政治的には反対側にいる多くの人たちが、臆面もなくフラメンゴの最悪の事態を期待していること。私には理解できない。おそらく、これらの人たちはクラブでの変更で自身が何かを失ったのかもしれない。今は本当のサポーターは応援する必要があるのだ。
ジャイメが監督として年末まで働き続けることと、カンタレリがアシスタントコーチとして赴任したことを聞いた時、私が非常に嬉しく思った。今回はこの二人をテーマにしたいと思う。
ジャイメは私と同じ世代だ。私は、我々がまだフラメンゴの下部組織にいた頃の写真をFacebookに投稿した。同名の彼の父も40年代にはフラメンゴの偉大な選手だったため、ジャイメのそのクラブとの関係は血に流れている。しかし、多くの人が知らないことは、彼が1997年にCFZリオで私と一緒にコーチとしてデビューし、3部のタイトルを獲得したということ。もう一つのトピックスは、2部昇格を決めた試合の得点を決めた選手は、私が後で日本代表で率いた鈴木隆行だったということ。日本と言えば私はジャイメを連れて行った。彼は鹿島で当時監督をしていた私の兄エドウのアシスタントとして働いた。
私はクラブの決定を祝う。そして彼がCarpegiani、Carlinhosや Andradeのような、クラブで歴史を作った他のコーチの後をつぐように応援する。私はここで、ジャイメに幸運を祈っていることを改めて言う。
一方、私が更に一緒に働いた仲間のうちの一人であり、私がサッカー界で作った真の友人であるカンタレリについて、二つの短い話をすることができる。カンタレリは、私と一緒に2002年から2006年の間に日本代表GKコーチだった。我々が到着したとき、私はチームを発展するために強豪国との試合を求めた。私は、アフリカ、南米、ヨーロッパの最高のチームに直面したかったが、彼は、だれでも聞きたくはないけど、聞かせるべきであることをこっそり言う友人のタイプだから、私に注意した。「ジーコ、それは良い考えだと私は思わない。その中に弱いチームを入れないといけない。そうでなければ我々は、負けて、負けて、負けて多くのことを学ぶが、我々は解雇されてしまう、そして後で成果を得るのはその後のコーチ陣だ」。なるほど。
カンタレリが状況に対応し落ち着いている様子は常に私の目を引いた。これは、現在のジャイメとフラメンゴのチームを支える上で重要になる特徴だ。私が常に思い出すのは、元ゴールキーパーの彼は、会話の中でサッカーで危険な活動をする"盗賊ボール"について話をする。それは通常、君のチームがコントロールし、プレッシャーかけて、味方ゴールキーパーが89分間居眠りしそうな試合に限って現れる。そこで、相手ディフェンダーがロングシュートをし、油断しているチームに対して盗賊ボールはそのネットを揺らし試合を決める。今年のフラメンゴはそれに苦しんでいた。
カンタレリは、勝つ必要があるけど負けてはいけない試合があると私に警告した。私は同じ意見である。勝利を追跡する必要がある試合はあるが、引分の1点も悪くはない。現在のフラメンゴの場合、サッカーの言語では、そういう試合は6点に相当するものである。上位で戦うチームや良いサッカーを見せているチームとのアウェイマッチ、いくつかの地域ダービーマッチ。そして、マラカナンで相手チームが3点を残しておく必要がある試合もある。我々には6試合がある。一つはもう行った、Criciúmaとの対戦だった。
二人の挑戦は、もっと補強選手獲得できる2014年計画と取締役の学習ができるような、穏やかな年末にチームを運ぶことだ。私は監督として、指導者の責任は結果の20%、おそらく30%だと思う。残り分は選手たち。しかし、ハードワーク、落着きとこの割合が安定してないといけない。
ジャイメとカンタレリは、フラメンゴを指揮する能力を持っている。私は、勝つための決意、意志を欠いていないことに気づいている。この精神で、チームは規則性を維持することを条件に、ライバルの尊敬を再獲得することができる。私は信じているし、私はここで応援し続ける。まだ応援し始めていない人はスタジアムに行ってください。
では、また!
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