ヴァスコ、2年連続優勝!
[2013.09.03]
朝から晴天の今日、いよいよ第16回日本ブラジル友好カップ決勝が行われました。
この日も準決勝に続き、ブラジル全国に向けてテレビの生中継が行われる中、選手入場、そして、誇らしくブラジル国歌斉唱。
決勝のカードは、クルゼイロ対ヴァスコ。ミナスジェライス州とリオデジャネイロ州の強豪同士の対戦で、ヴァスコは昨年のチャンピオンでもあります。
試合は開始直後から、ヴァスコが押し気味に展開。そして、先制点を決めたのも、ヴァスコでした。
日本勢も、この試合を観戦。選手達がスタンドから見るのに対し、Jリーグ選抜のスタッフは、二手に分かれて、クラブハウスのテラスから、俯瞰でも視察。
後半、ヴァスコが追加点を奪い、このまま完勝するかと思われた中、クルゼイロも意地を見せ、1点を返します。その後は、激しい攻防の末、ヴァスコが1点のアドバンテージを守りきりました。
ヴァスコサポーターが「エー、カンピオン!(チャンピオンだ)」とサンバを奏でる中、ヴァスコ、第16回日本ブラジル友好カップ優勝!抱き合い、スタンドに感謝をし、歓喜の歌声を響かせる選手達。
クルゼイロは準優勝。チャンピオンを目指していただけに、選手達は肩を落としたものの、円陣を組んで祈りを捧げ、この試合のためにベロオリゾンチから駆けつけてくれたサポーターに、両手をあげて感謝しました。