素敵な訪問客
[2012.08.30]
日伯友好カップには、毎年、様々な訪問客があります。今年も、素敵なサプライズがありました。
その1人が、サントス。日本では、鹿島アントラーズ、清水エスパルス、ヴィッセル神戸、ザスパ草津でプレー。現役引退後は、清水や新潟でコーチも務めた、あのサントスです。
日本語が流ちょうなサントスとの再会に、指導陣が集まって、近況を話し合ったり、サッカー談義に花を咲かせたり。中でも、Jリーグ選抜の高畠監督は、随分、話し込んでいる様子が印象的でした。
そして、もう1人は、
オジヴァウド・ジ・オリヴェイラ。昨年までの5年間、鹿島アントラーズの指揮を執り、J1での3連覇をはじめ、多くのタイトルに導いた監督です。
さらに、選手達は26日、みんなでオジヴァウドが監督を務めている、ボタフォゴの試合を観戦したばかり。
試合を終えた直後の選手達は、オジヴァウドの突然の登場に、わあっと大きな歓声をあげて、思わず一斉に写真を撮り始めます。
そんな選手達を、両腕を広げて、みんなまとめて、ギュギュ〜と抱きしめてくれた監督。押し合いへし合いのまま、団子状態で記念の写真も撮りました。
そんな大感激の選手達を、微笑ましく見ていた鹿島の指導陣も、しっかり、監督と一緒に写真に収まったのでした♪
ブラジルから日本へ、選手として、指導者として、サッカーを伝えに行ってくれた恩人達。そんな素敵な訪問客に再会できるのも、友好カップならではなのです!
文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique