日伯友好カップ

市川初戦、健闘で引き分け!

[2011.08.14]

いよいよ、市川トレセンの公式大会初戦の日がやってきました。
まだ冬のリオデジャネイロとは言え、この日は朝からピーカンで、キックオフの午前11時を迎える頃には、気温32度!
汗をかきかき、試合前のミーティングでは、デラシーコーチから、大会に臨む心構えの話があり、立岡康徳監督からは、具体的な戦術確認が行なわれました。

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駆けつけたジーコは、市川の選手達に「ガンバッテ!」と、日本語で激励。その後は、今大会のコーディネーター、フェルナンド・バヌッシさんと一緒に、時には笑顔で、時には注意深く、観戦してくれました。

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初戦の相手は、サンクリストーヴァン。サッカー好きならきっと聞いたことがあるでしょう。あの、ブラジルが誇る怪物ロナウドの出身クラブです。
試合は序盤から、両者譲らず、攻守が頻繁に切り替わる、五分五分の展開。市川は、攻めてはシュートを数多く放ち、守備陣は、ボールを奪われても、すぐさま奪い返す、気迫のプレー。
そしてついに、市川が先制点を決めました。植田太郎選手のゴール!

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1対0で前半を終了。
ハーフタイムは、まずは暑さ対策。山根潤コーチが、選手達の首に水をかけてくれます。

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立岡監督から、再度細かく戦術の確認。今年の市川、初戦からレベルの高い戦いを展開しているため、自ずと指導者の要求も、高くなるのです!

そして、後半。サンクリスト―ヴァンの監督が、繰り返し「落ち着け!慌てるな!」と叫んでいるのは、それだけ市川が相手を焦らせている証拠。
とは言え、遠征の疲れが、じわじわ効いてきたのも事実。次第に攻め込まれる場面が増えてきました。我慢の時、デラシーコーチから「ガンバレ!」と、日本語も飛び出す中、サンクリストーヴァンに同点ゴールを決められてしまいました。

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結局、1対1の引き分け。それでも、今年の市川の実力を、しっかりと見せつけることのできた初戦でした。

≪出場メンバー≫
GK:マルコス(CFZからの助っ人)
DF:中井、竹中、重清、上野
MF:平野、中久喜、明石、斉藤
FW:植田、小田島

★立岡康徳監督の総括

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試合の内容的には、一生懸命やってたと思います。失点した部分は、教えたことをやろうとして失敗したんで、それはもう、いい勉強になったかなと。ブラジルに来て3日目でここまでやってくれたから、選手達には感謝してますね。暑かったにも関わらず、よく頑張ってくれたと思います。

また、昨日のミーティングで、3つのポイントを話したんですが、それを一生懸命、守ろうとしていたのは、よく分かったので、その点は非常に評価できるところだと思います。あさって以降のゲームが、楽しみですね。

選手達には、サッカーをやっていることによって、周りの人の事も考えられるようになって欲しいですね。自分達を支えてくれている、多くの人達がいるんだっていうことを、知ってもらいたいです。

サッカーを通して、自分達の人間性を高めていくことが必要だと思うんですね。だから、この遠征中は、ホテルなどピッチの外の生活でも、彼らにとっては初めての経験が多いので、こうすると周りの人がどう思うのか等、よく考えて行動してくれ、と話しています。

 

★平野子龍選手の収穫

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ブラジル人は体がデカくて、スピードも速いし、テクニックもあるので、強かったです。自分としては全然ダメで、まだまだ、もっといけると思うんですけど、今日は全然ダメでした。ベンチからも、そこを指摘してもらったと思います。



★斉藤圭悟選手の収穫

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ブラジル人はやっぱり大きくて、強かったです。今日はまだ、ブラジル人に圧倒されて、トラップとか失敗があったんで、これからはしっかりやっていきたいです。

ベンチからは、外へ開いて、ファーストタッチで前を向くようにと指示されていました。ミスはあったけど、まあ、できたと思います。

 

★植田太郎選手の収穫

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ゴールのシーンでは、サイドからボールが回ってきて、それでターンしたら、ゴールが見えたんで、思いっきり打ちました。

最初、ヘディングとかで競り勝ったりしてたんで、いけるかなと思ったんですけど、後半の方、バテちゃって…。あと、もっと落ち着いてプレーしたら、もっとプレーがしやすくなると思いました。試合途中で、激しくぶつかった時に、どんどん、周りからも声が聞こえて来るし、やっぱりサッカーの国なんだな、という印象です。

文=藤原清美、写真=Jorge Ventura

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