日伯友好カップ

アントラーズ、後半の立て直しに光明

[2011.08.28]

鹿島アントラーズの第2戦は、CTで9時30分キックオフ。どんよりした曇り空の下、その分、涼しくて戦いやすい気候です。

相手は強豪中の強豪、ヴァスコですが、今日のアントラーズは、開始直後からバランスの取れた戦いぶりを披露します。しかし、小坂悠登選手が足を傷めて、早々に交代するなどのアクシデントもある中、前半18分にヴァスコに先制点を決められると、そのまま立て続けに、3点を奪われ、前半だけで、0対4と、差をつけられてしまいました。

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がっくりと肩を落とす選手達に、ハーフタイムの川崎淳一監督は、対話方式の指導。ボードを使ったり、体を使って、選手達と話し合いながら、解決法を導きます。おかげで、ピッチを出る時の選手達は、「自信持っていこうぜ!」「最後まで戦うぞ!」と、互いに声をかけあうほどに、気持ちを立て直しました。

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そして、後半は見事に無失点で抑え、結果0対4。苦しい時に粘り強く戦う、タフなところを見せてくれました。

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鹿島アントラーズ

GK:石井(隅元)

DF:吉野、小坂(中村)、寺門、弘津(小室)

MF:板場(安藤)、大橋(鈴木)、酒井、菊地優汰

FW:内田、菊地隼介

★長谷川祥之監督の総括

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今日ヴァスコとやったんですけど、前半4点取られて、後半は0対0でした。選手もだいぶん、ブラジルでの戦いに慣れてきたと思うんですけど、やっぱり、ちょっとしたミスで、失点してしまう。そこを修正しないと、こっちでは戦えないし、選手というのは、戦う気持ちを強くもたないと、やられてしまう、という試合でしたね。

ブラジルと日本の選手の間で、僕の現役時代も今も変わらないのは、戦う気持ちが、ブラジルの方が強いということですね。球際にしてもそうですし、ボール1つにしても絶対に取る、勝つっていう気持ちが強いです。それを、指導者としても強く受け止めているし、子供達に教えていきたいです。そして、戦う中でも、技術や、判断力の速さを、もっと教えていきたいですね。

僕自身、指導者としては、プロチームでやっていきたい、というのはありますけど、やっぱり、まずはこの育成年代をしっかり教えて、その糧をもとに、自分も上に行けたらいいな、というのがあります。

今回は、昨日、今日やって、2試合とも負けてしまったんですが、明日は予選リーグ最終戦なので、なんとか勝ちゲームに持っていきたい、という気持ちでいっぱいですね。

★中村彰吾選手の収穫

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今日は、自分としては、楽しくできました。ブラジル人はフィジカル的に強いんだけど、技術は通用するって思いました。この遠征では、個人的には、キックが持ち味なんで、それを活かして、チームの勝利に貢献したいですね。あと、ブラジル人は足元がうまいんで、そういうところを見習っていきたいと思います。

 


★坂場功司選手(鹿島アントラーズ)の収穫

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今日は、前半はどんどん仕掛けて行こうと思っていたんで、自分の持ち味を活かして、突破っていうのが、少しはできたと思いますけど、後半からは、それがちょっと足りなくて。もっと、後半もどんどん仕掛けられたら良かったんですけど、あまり関わることができなくて、ちょっと悔しかったですね。ブラジル人は第一にパワーとスピードがすごくて、日本とは違うなと思いました。

次の試合でも、突破して、攻撃に絡む、アシストやゴールをする、ということを目指します。それに、ブラジル人の球際の強さや、気持ちの面でのことを習得して、日本に帰りたいと思います。

文=藤原清美、写真=Jorge Ventura / George Henrique

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