ジーコ10が活動を広げる
[2011.05.07]
4月初旬、アントニオ・アナスタシア知事がジーコを迎え話し合いが行われた。その際にジーコ10プロジェクトを紹介した。スポーツと教育を組み合わせたプログラムは、すでにブラジルの15州以上で5歳から16歳までおよそ15000人の子供たちを援助している。ミナス・ジェライス州では、ポーソス・デ・カルダス、モンテス・クラロスやジュイース・デ・フォラのような町で活動している。
今回のジーコの趣旨はベロ・オリゾンテと首都圏を含む同州の他の町でこのプロジェクトを行うために州政府の支援を受けること。このプロジェクトは貧しい地域の子どもたちを対象としている。子供達はサッカーをするために無料でピッチを使用し、プロジェクトの先生の指導を受ける。
ジーコの意向は、学校の運用のために州政府から場所を提供してもらうことである。新人コーチの採用やトレーニング、スポーツ用具はジーコの会社が用意する。
ジーコ10サッカースクールに入るためには、子供たちは毎日の登校と良い成績を証明することが必要である。
「これまでに見てきた結果だと、恩恵を受けた子供はそのチャンスを失いたくないので、行動にも変化が生まれている。目的はサッカー選手を育成することよりも、サッカーを通して市民を育成することなのでよい方向に行っていることは嬉しい」とジーコが述べた。
ジーコによると、プロジェクトの実施可能な地域をチェックし、可能性を調査するために、彼のスタッフが関係ある州局とミーティングを行う予定。会議には上院議員のアエーシオ・ネベスと下院議員のロドリゴ・デ・カストロも出席した。