ジーコの主張

チャリテイーマッチ

[2011.04.07]

自宅を離れて、戻った時は地震・津波の為に家がなくなったこと想像してください。家の周りは瓦礫の山になって、町は再構築しなければならない状況です。これは、3月11日に日本の東日本の沿岸を襲った地震と津波の後に起こった日本で数千人に対して起こった状況です。私は日本と10年以上も関係して過ごしてきたので、今週は日本の悲劇と4月7日に私が参加するチャリテイーイベントについて話します。

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数日前、アルシンドから電話を受け、日本の地震被災者とパラナ州の豪雨被災者への支援チャリティーマッチを行うというパラナ州知事との話を聞きました。私は参加要請をすぐに受け入れました。テレビで見た破滅された東北地方の悲しいイメージの他、長年暖かく私を歓迎してくれた鹿嶋地域の被災した状況をメールによって受け取りました。

実際に暮らしたり、時々訪問したりと日本とは15年以上関係がありました。私は鹿嶋市と東京都に住みました。3月末にはイベントのために日本に行く予定でしたが、地震と津波によってキャンセルされました。地震に関しては以前より用心深かった国民が、あの大きな惨事の前では無力であったとは想像するのもつらい事です。そして数千人以上の死者を数えています。

私はパラナのアレーナ・ダ・バイシャダにてエジムンド、ジョルジーニョやアルシンドのような昔の仲間達と一緒に、とてもよく私たちを歓迎して非常に多くのブラジル人を歓迎してくれている日本への支援を表明し、7日19:30時にピッチに入ります。我々と一緒にまだ他にも偉大なプレーヤーが参加します。

今、日本では人々はさらに放射線の恐怖と戦っています。一方、ここすぐ近くで、豪雨の為にパラナ州住民の一部は屋根もなく全てを失ってしまいました。今回の「連帯」というテーマは、このチャリティーマッチにかかわるすべての人々の気持ちをまとめたものだと思います。我々が日本やパラナ州の問題を解決できるわけではないことを知っています。しかし、非常に困難な時に少しでも我々の行為が必要とする方々に力になるように願っています。

また来週!

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