UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝
[2011.04.12]
UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝が開催される。チーム間の戦力均衡のため興味深い戦いが予想される。意外な結果はなかなか起こらないと思う。4つの対決で思いもかけない結果を予想できない。
既にこの大会を競った人は偶然に準々決勝に進出することはないと知っている。私は2008年にフェネルバフチェを率いたときベスト8入りを果たしたことがる。同クラブの歴史的なキャンペーンで我々がホームにて第1戦でチェルシーを下したが、結局相手チームがアウエーで決めた得点のため敗退した。我々は2-1でトルコで勝利したが、イングランドで2-0で負けてしまった。
チャンピオンズリーグのレベルの大会は異なる出来事が必要。我々は勢いをつかんで機会をとらえ良い瞬間を利用しなければならない。試合終了近くにホームで失ったあの得点、GK正面にて相手ホームで失った点… 拮抗した対戦で許されないミスだった。
今回の対戦については・・・
イングランド勢対決のチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドにおいては、国内で相互に直面していてお互いを非常に良く知っているので、優秀候補のチームを指し示すのはもっと難しい。しかし、私はいままで私が見ている中では、決勝進出者としてチェルシーが有利かと思う。もちろん負けても驚くことはないが、リーグでとても良いサッカーを見せているので優位に立っているという感覚が私にある。
ウクライナのシャフタールとバルセロナの決闘は興味津々である。スペインのチームのこれまでの結果、スター選手や優れたグループによる明らかに優秀候補のチームである。しかしウクライナのチームは前から私の注目を引いている。UEFAカップ(今はヨーロッパリーグという名称)の現チャンピオンであり、シャフタールをホームで下すのは非常に難しい。攻撃的なプレーで、ブラジルのサッカーに似ているのは偶然ではない。ルーマニア人のミルセア・ルチェスク監督はブラジルのサッカーのファンであることを明かした。ウクライナチームにとってバルセロナと直面するのは不運だったが、何が起こるか見てみよう。
トッテナムとレアル・マドリーの対戦においては、タイトル優秀候補のチームではなくても、再び優勝を狙って今回はスペインのチームと戦っているモウリーニョ監督に私は関心がある。トッテナムは、誰もがあまり気にしないチームだが、面白い戦いになると確信している。彼らは守備的なプレーを中心としてカウンターアタックを狙う。結果はなかなか予想できない。
そして最後に、インテルとシャルケの戦いがある。シャルケは準々決勝で最も意外性のあるチームである。しかし、かなりの投資で、経験豊かなラウールがいるので、それでチームに大きな自信を与えている。困難な瞬間を過ごしているインテルと対決する。バイエルン戦で劇的な勝利の他に、先週末にはにミランとのダービーマッチで苦しい敗北があった。
私がコラムの最初に言ったように、第1戦が大事である。悪い結果だと、第1戦で失った得点が後で必要となるかもしれない。そして、私はこの機会に、再びUEFA会長に選出されたミシェル・プラティニを祝福する。彼は、この世界のサッカーで最も過酷なクラブ大会の高いレベルを維持することに成功している。彼はまた、ヨーロッパリーグ今をより改良し、バランスのとれた大会にして重要な一歩を踏み出した。
チャンピオンズリーグについて私のコメントを聞きたい人には、TV Esporte Interativoにてトッテナムとレアル・マドリーの試合をコメントする。
では、また来週!