日伯友好カップ

市川トレセン、2対0で白星発進!

[2010.08.16]

8月15日

異常気象とも言える寒さに震えるブラジルでは、リオデジャネイロも最高気温21度。雨こそ降らなかったものの、どんよりした曇り空の下、そんな天気をものともせず、いよいよ、今年の日本友好カップ、予選リーグが始まりました。

Jogo1

市川トレセンの初戦の相手は、ポルトゥゲーザ。
そして、今回の市川は、例年とは少し違った試みに挑戦します。というのも、日本からの遠征メンバーと、リオの強豪フラメンゴから助っ人を呼んでの、日本・ブラジル合同チームでの参加となったのです。
本場ブラジルで、厳しいサバイバル競争を続けているブラジル人選手達と、1つのチームを組んで公式戦を戦う。市川の選手達には、何にも代えがたい経験になるはずです!

Jogo2

ブラジル人選手達との練習が、昨日の1回だけだったのにも関わらず、試合は前半から市川優位に展開。そして、助っ人ネリオ選手のゴール!1点リードで折り返します。

ピッチの上で、それぞれ日本語とポルトガル語なのでしょうが、指示を出し合い、通じ合っている様子。後半は、コンビネーションも合ってきて、押しつ押されつから、さらにポルトゥゲーザを攻め込むシーンが増えました。
ベンチからは、立岡監督と、毎年この大会で市川の指導を担当している、CFZのデラシーコーチからの指示が飛びます。そしてなんと、ブラジル人選手達からも、難しいはずの日本人選手の名前を呼んで、「タキシマ!こっちだ!」「ユーヤ!行け!」。合同チーム、早くも一体感が生まれ始めています。

Jogo3

そして、市川の追加点を決めたのは、佐久間選手。ヘッドで押し込んだシュートは、今大会の日本人初ゴールです!

その後も集中力を切らすことなく、市川のシュートがバーやポストに当たる、惜しい場面の連続。最終的に、2対0で市川が勝利を挙げました。

Jogo4

《市川トレセンの試合結果》
市川トレセン 2-0 ポルトゥゲーザ

Jogo5

《市川トレセンからの今日のスタメン》
DF 瀧島実幸
MF 佐久間竜大、鈴木裕也
FW 栗栖魁人、山本礼利

★今日の「収穫」

【佐久間竜大選手】

Photo

今日は初戦でゴール決めることができて、すごくうれしかったです。相手の右サイドのディフェンスが甘かったので、クロスが上がった時に、中へ突っ込んで行ったら、ちょうどボールが来たので、走り込んで入れました。
ブラジル人は、やっぱり体が強いし、うまいと感じました。でも、僕もこの後の試合でも得点を決めて、目立ちたいと思います。

【瀧島実幸選手】

Photo_2

チームメイトにもブラジル人がいるし、対戦相手もブラジル人。だから、日本と違う、ブラジルのやり方があるのが分かったし、そのやり方でやってみると、結構やりやすかったです。
僕はセンターバックとしては小柄だけど、プレッシャーはありません。ただ自分ができることをやるだけだと思うし、精一杯やっていけば大丈夫かなと思って、一生懸命プレーしました。この後の試合も無失点で続けて、無敗で日本に帰りたいと思います。

【立岡康徳監督】

Photo_3

ブラジル人との合同チームというのは、市川トレセンがこの大会に参加した15年間で、まだ2回目。例年と違った形での良い経験ができるかなと、すごく期待して来ました。ブラジル人との多くのふれあいの中から経験を積んで、1つ1つのプレーを学んで欲しいと思っています。
今日の試合を見てもらっても、少し分かると思うんですが、年々、市川の子供達のレベルも上がってきました。だから、以前は選手が他の人を頼りがちな部分もあったと思うんですが、そんなことなく、自分達の持っているものを、発揮してくれたらといいかなと思っています。自分が今まで、市川で学んできたサッカーを、ここで少しでも表現できることが、この遠征での狙いです。

★今日のこぼれ話

市川の通訳を担当する小林さんより:今年の市川の選手達は、とにかく、よく食べるんですよ。ブラジル料理を食べ慣れていないとか、そんなことは全く関係ない。バックバク食べる。頼もしい限りです。

<文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>

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