日伯友好カップ

つくば3日目、強豪に敗れる

[2010.08.29]

8月28日

大会第3節を迎えたこの日、午前中は薄曇りの空模様。遠征と連戦で疲労の募る選手達には、少し涼しい気温が、助けになったかもしれません。

CFZでは、朝9時半からつくばの3試合目が行なわれました。
この日の相手は、育成にも定評のある強豪フルミネンセ。つくばは最初から苦しめられ、0対3とビハインドを背負って、前半を終えます。
ハーフタイムに「昨日おとといは、敗れても、もっと戦う気持ちや、自分達のサッカーを見せていた。今日はどうしたんだよ、あきらめるんじゃない!」と、監督の激しい喝を受け、後半は選手達も気迫のあるプレーを見せます。しかし、早く1点をとの焦りからか、ミスも増え、最後は無念の0対6となってしまいました。

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試合後は、CFZのアントニオ・シモンエスさんから、大会参加の記念の盾が贈られました。

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《つくばの試合結果》
つくば 0-6 フルミネンセ
GK 岡村優人
DF 石野翔太(山下瑞樹)宮内雄希 森聖也 白石直毅(篠原良介)
MF 岡田健太郎 上田竜也(柴田英志) 窪田優士(酒寄祐樹) 折出勝也(長田冬椰)
FW 松川周平 山口遼(小吹嘉範)

★今日の「収穫」

【篠原良介選手】

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裏に抜ける動きなんかは、何度か通用するところがありました。でも、ブラジル人は体がすごく強くて、フィジカルの面で負ける部分が多く、ボールを失う回数が多かったので、これからは体の使い方などを、もうちょっと学んでいきたいです。
それから、ブラジル人はここぞという時にすごい勢いで来るので、そういうところを、日本に帰って僕達もマネしたいと思います。

【松川周平選手】

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今日は、前で体をうまく使って、ボールを収めるということを意識してやりました。だけど、点に絡むことができなかったので、残念でした。ブラジル人は球際とかすごく強いし、フィジカルも強いのでびっくりしました。
自分は局面とか打開する力がないと感じたので、これからはドリブルとか、相手との駆け引きを学んでいきたいです。

【木村匡志監督】

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今日は2日間で選手達が感じたこと、経験したことを出さなければならない最後のゲームだったんですが、あまり良い状態で入れなくて、自分達のゲームが出来なかったのが、今日の一番の敗因かなと思います。
選手達には、ピッチでの責任、つまり、ピッチで自分が何をしなければならないかというのを、もっと理解してほしいと感じました。力がないわけじゃないし、まったく通用しないわけじゃないけど、ちょっとした心のスキを、ブラジル人というのは本当に突いてくるなというのを、非常にあらためて感じましたし、その勝負強さ、逆にウチの勝負弱さというのを、強く感じました。
ブラジルとは、技術的な差というのは、そんなに大きくはないと思ったんですが、サッカーに賭ける情熱、思いというのが、日本との一番大きな差じゃないかなと。そこが埋まってこない限りは、この差っていうのは、何年たっても埋まらないと思います。戦っていくんだという強い気持ちを持つこと、それを日本に帰って、どれだけ、トレーニングや生活の中でも続けて行けるかというのが大事だと思います。
今回来て、単に「やっぱりブラジル凄かった」というふうには思って欲しくないなと。今回、時間もお金も使って、いろんな人にサポートしてもらって来たからには、他の人達、アントラーズの下の世代にも伝えていって欲しいと思いますね。

<文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>

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