日伯友好カップ

ノルテ2日目、惜しくも勝利ならず

[2010.08.28]

8月27日

リオデジャネイロは今日もピーカンで、気温28度。照りつける太陽のもとで、第2節が行なわれました。

CFZのもう1つの施設CT(トレーニングセンター)で、11時からキックオフしたのは、鹿島ノルテと鹿島アントラーズ。

鹿島ノルテの2戦目の相手はオラリーア。
前半から押しつ押されつの攻防が続く熱戦で、前半0対0。
相手チームの監督が、「ウチは拾えるボールを拾っていない。奪われなくていいボールを奪われている!」と選手に喝を入れるほど、相手を圧倒した、ノルテの闘志あふれるプレー。
しかし、後半は2点を奪われてしまい。惜しくも0対2で敗れてしまいました。

Photo

Photo_2

Photo_3

《鹿島ノルテの試合結果》
鹿島ノルテ 0-2 オラリーア
GK 村山梓人
DF 上田大空(加野智也) 小松崎洋平 久保倉修斗 富岡秀平(小室勇貴)
MF 村山想 小林慶太(金子侑斗) 糸川颯 白岩諒大
FW 辛島昌幸 鈴木雄士(関根稜平)

★今日の「収穫」

【辛島昌幸選手】

Photo_4

自分なりにやれたことは、前向いて、結構シュートを打てたこと。でも、枠に入らず、得点できなかったのが残念です。ブラジル人の印象は、当たりが強くて、プレッシャーも早いことですね。
この遠征の後に高円があるんで、それに向けて、自分が出来ることを精一杯頑張って行きたいです。

【村山梓人選手】

Photo_5

難しかったのは、ディフェンスとのコミュニケーションだったり、マークの受け渡しがあいまいだったり、大事なとこで、味方に良い声が出せなくて、失点することがよくありました。できたこともあるんですけど、できなかったことの方が多いんで、それを直したいです。
ブラジル人は見た目が大きいし、GKだったら「ゴールを入れさせない」というオーラみたいのがあって。やっぱり自分と違うのは、落ち着いてて、大事なところで止めたりできるので、すごいなと思いました。
でも、ここで通用すれば、多分日本でも通用すると思うんで、中学最後の高円に向けて、こっちで頑張って帰りたいです。

【賀谷英司監督】

Photo_6

結果的には0対2で負けましたけども、得点はできなかったけど、形は作れましたし、失点も、昨日の5点から今日は2点に抑えたのは、少しは修正できたのかな、というのはあります。ただ、まだまだ改善しなければいけないところもあるんで、その辺は、もったいない試合だったかなと感じています。
明日の試合までには1日しかないので、まずはやっぱり、しっかりリカバリーして、メンタルのところもリフレッシュして。2点取られたんで、その辺はもう1回ビデオ見て、修正するところをチェックします。ただ、点数には繋がらなかったんですけど、サイドからゴールを目指してみんなで行けたので、それは明日も続けて、明日はゴールに入れるようにしたいと思います。

<文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>

in [日伯友好カップ] |

< 前の記事へ | 最新の記事へ | 次の記事へ >