スタッフ達の熱い夜、ペラーダで死闘!
[2009.08.30]
日伯友好カップ公式戦の節目となった、予選リーグ第3節が終了した8月28日の夜、CFZ(ジーコサッカーセンター)では、もう1つの熱い戦いが、幕を開けました。
それは、スタッフが日本チームとブラジルチームに分かれて戦う「ペラーダ(ポルトガル語で草サッカーの意味)」。
毎年の恒例行事で、実は日本からやってきた指導陣も、公式戦とはまた違った意味で楽しみにし、闘志を燃やす、国同士の意地をかけた戦いなのです。 そして、さすがは日伯友好カップの舞台裏。出場する顔ぶれを見るだけでも、ワクワクさせてくれます。
日本チームでは、鹿島アントラーズ、横浜マリノス、京都サンガ、ベガルタ仙台で活躍した元Jリーガー、現在鹿島ノルテU-15でアシスタントコーチを務める賀谷英司さん。
毎年日本チームに助っ人で参加してくれるのは、鹿島アントラーズ、清水エスパルス、ヴィッセル神戸、ザスパ草津でのプレーを通し、日本サッカーに大いに貢献してくれた、元Jリーガーのサントス。
ブラジルチームも負けてはいません。元フラメンゴのスター、現在はCFZコーチで、この友好カップでは、毎年市川トレセンの指導に当たってくれる、デラシー。
ジーコの次男、現在CFZ会長を務めるブルーノ。
ジーコの三男、現役サッカー選手でもあるチアーゴ。
かつてヴェルディで指揮を執ったエスピノーザ監督の息子、現在はスポーツマネージメント会社を経営するアラン。
柏レイソルでプレーし、現在はブラジルで監督に転身したアイウトン。
そんなメンバーを含め、日本からのスタッフも総出の戦いは、今だに、ごくフツーに日本語で会話できるサントスが、ビシバシと指示を飛ばしながらも、自らのゴールで先制点! とまぁ、日頃は選手達に厳しくも温かく指導するスタッフ全員が、知らず知らずのうちに素(ス)に戻り、我(ガ)をむき出しにするペラーダ。こうして熱き一夜が更けていくのでした…。
(試合は日本チームが先制しましたが、疑惑のPKもあり3-2でブラジルチームの勝利に終わりました)