予選2次リーグ 日本チーム黒星発進(鹿島アントラーズ)
[2009.08.27]
午前11時からは鹿島アントラーズが、予選1次リーグAグループを勝ち抜いたセンダスを相手にキックオフ!
前半の最初に2点を取られるなど、押され気味にスタートしたアントラーズですが、 後半は見事に立て直しました。サイド攻撃なども含め、果敢に攻め込み、流れをつかみます。FKがポストに当たるなど、惜しい場面が増え、もう一歩のところまで、相手を追い込みました。
しかし、得点はならず、0対2の敗戦。ただ、手応えはつかみました!
《鹿島アントラーズの試合結果》
鹿島アントラーズ 0-2 センダス
GK 青木(原田)
DF 澤野 桑本 黒沢 徳野
MF 橋本 野間 熊田 赤井
FW 佐々木(栗崎) 柳(小泉)
★今日の「収穫」
【橋本龍馬選手】
自分のプレーとしては、全然ボールに関われなくて、攻撃参加できませんでした。チームとしても、良い展開に持ち込めても、なぜか得点が入らなくて、苦しいゲームでした。
ブラジル人は脚が長くて抜けないし、デカくて強いです。でも、逆にブラジル人の賢さとか、勝負に対する姿勢などを学び、活かせるようになりたいです。
【柳育崇選手】
前を向く回数が少なく、流れに乗ることができなかったと、自分では反省してます。
ブラジル人は球際に強く、脚も伸びてきて、非常にやりづらいチームでした。でも、本場ブラジルのサッカーを経験することで、これからの自分のサッカーに活かせることが、たくさん学べると実感しています。
【土田哲也監督】
初戦に負けてしまったのは、とても残念でした。前半、0対2という形で折り返したんですが、1点目、FKでの失点が、非常にもったいなかったですね。2点目は、自分達が攻撃したところをミスから逆襲され、クロスからのヘディングっていう相手のプレーが、すごく上手でした。
ただ、守備においては、自分達よりもフィジカル的にも強い相手に対し、後半はしっかりと最後まで粘り強く対応できました。攻撃の部分でも、だいぶボールを落ち着かせてプレーすることができたので、その点は、明日以降に繋がると感じています。
この大会では、世界でもトップクラスのブラジルの選手達のプレーに対し、何に差があって、どういう部分が通じるのかというところを少しでも見極めて、今後、日本に帰ってからも活かすようにしてほしい、というのを、選手達とも約束しています。1つ1つのゲームやプレーにハートを持って戦い、その中で見えてくるものを、自分達で吸収して欲しいと思います。
そして、地球の裏側まで来ているんですから、文化、人間性含めて、自分達からも積極的にアプローチしながら、普段の日本の環境とは違うところを感じてほしいなと。そして、いいところは吸収して欲しいですね。
《その他の試合結果》
ヴァスコ 4-1 ブラジリア州選抜
オラリーア 0-2 ドゥケ・デ・カシアス
インテルナシオナウ 0-0 マドゥレイラ
クルゼイロ 2-1 アルチスウ
フルミネンセ 1-0 ノーヴァ・イグアスー
サン・クリストーヴァン 0-2 アトレチコ・ミネイロ
コリンチャンス 4-0 フリブルゲンセ
バイーア 5-0 ボアヴィスタ
CFZ・ド・リオ 0-1 ヴィトーリア
<文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>