日伯友好カップ

日本の3チーム、敗戦の中にも収穫(鹿島ノルテ)

[2009.08.28]

今日ももう1つの会場、CT(トレーニングセンター)では、鹿島ノルテと鹿島アントラーズの試合が行われました。まずは朝9時30分からは、鹿島ノルテとマドゥレイラの対戦。
昨日に引き続き、前半の鹿島ノルテは試合の主導権を握り、奮闘します。果敢に攻め、シュート数も昨日以上。しかし、最後の詰めで決め切れず、逆に前半を0対2と、ビハインドを背負って終了しました。


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後半は、消耗がじわじわと効いてくる中、ノルテはギリギリのところで歯を食いしばります。しかし、マドゥレイラに更に1点を追加されてしまいました。
昨日よりも大きな成長を見せたノルテ。しかし、結局、0対3で2試合目を終えることになりました。

《鹿島ノルテの試合結果》鹿島ノルテ 0-3 マドゥレイラ
GK 岡田

DF 引地 石川 町田 松本

MF 飛田〔啓〕(黒沢) 飛田〔泰〕 鈴木 宮崎(五来)

FW 斎藤(平山) 人見(小野瀬)

今日の「収穫」

【人見智徳選手】

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自分としては、前半、最初は押されていて、キープとかあまりできなかったけど、後半から盛り返してきて、自分の出せるプレーを出し切ったと思います。チームは、前半立ち上がりに失点してしまい、追加点を入れられたので落ち込んだけど、ハーフタイムに、みんなで喝を入れあい、しっかり修正できて、後半はいいペースをつかめたと思います。ブラジル人選手は体も強く、足も速い。でも、自分達のサッカーもちゃんと通用するし、自分達の最高のプレーをすれば、きっと勝てると思います。そのつもりで明日もいいものを得て、日本での次の大会に備えたいと思います。

【飛田泰平選手】

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個人的にはまだ、環境も違う中で、自分のプレーはできなかったんですけど、チームとしては、自分達の特徴のあるサッカーができました。最後失点してしまったんですが、テーマとしてきた“戦う”ということを、70分間、真剣勝負になるほど貫き通せたと思います。ブラジル人はボールの持ち方や隠し方などがうまくて、なかなか1対1では難しい。でも、技術的な差よりも、勝負にこだわる気持ちに違いを感じています。明日はインテルナシオナウという名門が相手。自分達の持ってる力をすべて出して、とにかく、70分間真剣に戦いたいと思います。

 【小笠原賢二監督】

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第2戦も敗戦してしまったんですけど、多分ブラジル人のすごさにも慣れてきて、だいぶん落ち着いて出来て、今日も前半は非常に良くやってたと思います。結果、3点取られたんですけど、ちょっとした差なんですよね。今日は勝ってもおかしくないようなゲーム内容だっただけに、悔しいです。選手達には、同じU-15なんで、体格だとか、気迫だとか、そんなことに惑わされるなと、常に言っています。明日は、ブラジル人だとか何かは関係なく、ピッチに立ったら1人のサッカー選手として戦って欲しいですね。そこを常に意識させています。

 

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