ジーコの主張

2010年ワールドカップ予選

[2009.06.18]

今週、私はここロシアで非常に奇妙な状況を体験した。フェネルバフチェの時代、ワールドカップ予選の為に多くの代表選手がいない状況での練習を経験していたが、 ここCSKAで私は“新記録”をマークした。ある日我々はたったの5人選手でトレーニングを行う事になったのだ。その理由は、我々のチームには南アフリカワールドカップ予選を戦っている各国の代表選手が多いから。これをきっかけに今週は2010年ワールドカップ予選について分析する事にした。

2015

我々は、U20チームの親善試合に臨んだ選手達の他に、ロシアA代表に7人の選手を送った。その中からCSKA3人の選手が出場し、ロシアは3-0でフィンランドを敗った。しかしロシアはドイツが単独首位のグループにいるので、ワールドカップ出場は簡単でない。各グループ首位チームだけがW杯出場を獲得している、そして2位のチームは残り4つの出場権にかけて戦わなければならない。

欧州で一番先に南アフリカへの切符を手にしたチームは、20でノルウェーを下し7連勝、勝ち点21で首位に立っているオランダ。スコットランド、ノルウェー、アイスランドとマケドニアは遠く離れている。2位のチームは勝点7しかない。2006W杯に参戦したオランダは、今回も出場決定した。

我がチームのオフェンシブハーフ、 Krasicのセルビアも出場が近づいているので、私は喜んでいる。試合は延期されセルビアはフランスに対して勝ち点8のアドバンテージを持っているが、消化した試合数はフランスより2試合多い。フランスはまだ勝点15の可能性があり、セルビアは最大可能勝点は9の為、直接対決が決定的になると考えられる。とにかく、他にオーストリア、リトアニア、ルーマニア、フェロー諸島が属するグループではチャンスは高い。

デンマークは、再びワールドカップへの出場にだいぶ近づいてきた。前回W杯では出場できなかったが、スウェーデンを下して、ハンガリーとの勝点差を3に拡げた。ポルトガルは3位で、プレーオフ進出のために戦っている。思いもかけないことは、今までしばしばワールドカップ参戦してきたスウェーデンの悪いパフォーマンス。

現在の欧州チャンピオン、スペインは首位で出場獲得に近い、そしてボスニアが2位。これが、つまずいてきたトルコとベルギーのグループ。しかし、同グループは今節で延期された試合がある。しかし、ヨーロッパは非常に混乱している2つのグループがある:ギリシャ、スウェーデン、ラトビアと別のチェコ共和国が4位に立つ、スロバキア、北アイルランド、ポーランドのグループ。首位のチームの決定にはもう少し待たなければならない。

他には、クロアチアとウクライナが2位争いしている中、ほぼ出場が決まっているイングランド。そしてエールと競争しているイタリアは、今のところ、勝点1の差でアドバンテージを持つ。たとえ、エールの消化した試合数が1試合多くても。

アジアでは、3チームがすでに出場権獲得している。 日本の後に、韓国とオーストラリアが出場決定した。アジアの組み合わせにオーストラリアが入った事で、彼らにはより多くの可能性があったということで、これまでのところ、大きな驚きはなし。私が以前何回か言ったように日本のサッカーには私の歴史もある。私は日本代表で一緒に戦った時間もあり、日本の出場獲得には非常にうれしく思っている。

アフリカのサッカーを見るのは私にはより難しいこと。しかし、結果をみていると、トーゴ、モロッコとカメルーンを後にして、ガボンが大きな革新であるグループは混戦している。我がチームのサイドバックOdiahのナイジェリアはチュニジアと対戦する、そしてMaazouのニジェールは第3節に進出できなかった。

南米では、ブラジルはパラグアイとの試合で驚きがあったものの、逆転勝利でほぼ出場権を確定した。勝点を27に伸ばし、7位にいるエクアドルに対して勝点差7で、残り4節で出場決定できない事はほとんどない。たとえ、プレーオフで5位がCONCACAF(北中米カリブ連盟)の4位との対戦になっても。そのエクアドルに敗れたアルゼンチンが注意信号でくある。22勝点で4位にいるマラドーナのチームは注意しなければない。しかし、この出場決定に2006年ワールドカップからの3チーム(ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンまたはエクアドル)で設計されている。今回、初となれるのは、2位のチリ。ウルグアイも入ろうとしているが、ベネズエラとの引き分けで、6位に後退。我々は、何が起こるか見ている、しかし、もしプレーオフで南アメリカのチームが勝者であれば、2006年の同じ4チームとチリがW杯出場になるかもしれない。しかし、まだ予選は終わっていない。

CONCACAFとのプレーオフと言えば、インフルエンザは本当にメキシコのパフォーマンスを害していると私は思う。すでに12回W杯に出場した伝統的なチームは現在4位なので、今ならプレーオフ圏内に停滞している。トリニダードを下したが、まだ出場決定ゾーンには入ってない。コスタリカ、アメリカとホンジュラスが出場可能ゾーンにいる。このメキシコの低迷の他に、思いもかけないのはトリニダードの代わりにホンジュラスがいる事。しかし、まだ予選は続いていてメキシコは挽回することができる。

では、また来週!

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