「ZICO 10」のプロジェクト
[2009.04.25]
1995年にジーコがブラジル・リオで「ジーコ・サッカーセンター」を創立した時の考えは、サッカーの技術の重要性とジーコのキャリアを地域の子供たちに伝えることであった。リオデジャネイロや他の州に賛同者が現れ、そのプロジェクトが受け入れられていくまでに時間はあまりかからなかった。しかし、その学校組織がサッカーセンターとしての構造を維持していくのは困難を極めた。そうして生まれた13年に及ぶ経験に加え、新たにジーコの息子・ブルーノコインブラがクラブ経営者として就任したことによって、プロジェクトが新たな段階を迎えた。こうして昨年誕生したのが、ジーコの公式サッカースクール「ZICO
10」だ。
「父、私または兄弟たちがどこに行ったとしても、そこにはジーコの流れを汲むスクールがあるべきだ。そのために、我々は運営するための許可を与えるだけではなく、自分たちのもつクラブコンセプトを体現できる関係をつくりたかった。我々はリオのジーコ・サッカーセンターで行われている子供達に対する質の高い取組を模範として、その質をブラジルのどこでにでも保証できるようにしたい。そのために、フランチャイズプロジェクトとして”ジーコ10”を創造した」と、ジーコサッカーセンターとリオのCFZの代表取締役社長、ブルーノコインブラが説明した。
現在、「ジーコ10」による13のフランチャイズが5つの州(リオ・デ・ジャネイロ、ミナス・ジェライス、サンタ・カタリーナ、リオ・グランデ・ド・スールとマナゥス)にある。ジーコの次男であるブルーノの夢は、質を落とすことなくジーコ10フランチャイズを1000校にすることだ。その目標へと進むための指導者はファビオ・ソドレーであり、プロジェクトの全般的コーディネーターを務める。
「フランチャイズ数を拡大させていくためには、その組織構造やカリキュラムの標準化などに対する不安を解消しなければならない。我々は直接その場所に行って話をし、プロジェクトを提示してプレゼンテーションを行う。もちろん、「ジーコ10」を開校したい人に対してお役所的な仕事で接することはなく、すべてを迅速に行っている。しかし、ジーコのブランド守っていくことは重要なので、拙速な拡大により質を落とすことがないよう気をつかっている」と、ファビオはコメントした。
ZICO 10カップ
プロジェクトはさらに市役所と州政府との協力を通して、社会貢献という特色を帯びる。そしてプロジェクトの担当者ははフランチャイズの発展を見越して、全国のすべてのジーコ10スクールを集めるための大会を考えはじめた。
「我々の意向は全国のスクールを集め、リオデジャネイロでビッグトーナメントを開催すること、そして、決勝戦はマラカナンで12月に行われるスターゲームの予選となる。スポーツと関係をもち、そして投資したい人へ、私は”あなたの地域でジーコ10を所有するのはどう。我々はこうやってジーコ10を進行しているんだけど”と問いかけたい」とブルーノがまとめて語った。
その参加する方法は?
サッカーセンターで最も古いフランチャイズは、現在「ジーコ10
」に変換し、10年以上存在しているジュイス・デ・フォラである。サンペドロ区、ジョゼーロウレンソ通り710番地に位置し、時代によってはフラメンゴやクルゼイロのスクールより大きな規模であったこともあった。



