ヴァーギネル・タルデーリのインタービュ-
[2009.01.13]
12月初めに、ヴァーギネル・タルデーリ主審はブラジル選手権セリエAのタイトルを決定する試合(ゴイアス対サンパウロ)ではじめて笛を吹くために首都ブラジリアで準備をしていました。
しかし、試合直前にサンパウロの秘書より同主審宛に、モルンビーで行われる歌手マドンナのショーのチケットと金が入った封筒を送付したと言う話が出てきました。
常軌を逸した試合結果操作の企みに関係なくても、タルデーリは、本人の合意もあって、試合が平静に行われるために割り当てから遠ざけられました。
この出来事は現在、スポーツ上級司法裁判所によって検討されています。
サイトとのインタビューでは論争に加えて、タルデーリはJogo das Estrelas(スターゲーム)出場やそのキャリアの延長とピッチを離れる際には解説者になりたいと言う希望を話しました。
あなたは、Jogo das Estrelasの初回から同イベントの主審になっています。その招待は?
イアタ・アンデルソン(ジャーナリスト)によって招待された。隣人を助けることはとても大きな動機となる。私はすでに毎年そのイベントの参加を私のスケジュールに登録しておく。今でもゲームの終わりに私はジーコに聞く:「来年にも私は選出されてる?」。彼はいつも言う:「選出されてるよ」。
そしてその時点でジーコは私のレフェリーディレクターになる(笑)
主審キャリアを延長するとい言う話は?
FIFAは主審活動制限が45歳までと確定する。44歳である私の場合、46歳でキャリアを終わらせるようにされている。私の規則正しいさと尊敬によるプレミアムのようなもの。私はすぐに受け入れた。シーズンのスタートにそれが公認されるかどうか見よう。
引退後はどうなりますか?
解説者になりたい。そのために準備を進めている。私はスポーツジャーナリズムによる2つの公開講座に出席した。また、バンデイランテス・ラジオ局で1年間の研修をした。
試合でホイッスルを吹くよりもコメントする方が簡単ではないでしょうか?
1つを他と比較することができない。異なる事である。試合の判定を行うことは非常に大きいなチャレンジだ。そして、そのチャレンジによってプロが克服される。ゲームの困難、サポーター、不利な結果、時にはけんか。22人のプレーヤーをコントロールしなければならない。時々、プレーヤーまたはベンチにいる監督を支配することの難しさがある。また、ミスによって解説されることもある。正しい情報を通過したり、分析しているものに対してちゃんとコメントする義務がある。
あなたの経歴の頂点瞬間は、どれでしたか?
私は、ブラジルだけでなく、素晴らしい試合に参加した。南米カップでは、エクアドルにて2決勝戦で笛を吹いた。U-20とU-17に参加した。ブラジルでは、セリエBとセリエCの決勝戦。私には、結局空想的な話のためにゴイアスとサンパウロの間で今年のチャンピオンシップを決定することになった試合を吹く機会をなくされた。
そのケースについて、あなたはどのように説明しますか?
裁判所さえ、そのジグソーパズルを完成させることがまだできてない。その話を持ち出したそれらの人々には話したことを証明する機会があったとき、彼らはそれをしなかった。そして、裁判所はその根も葉もない話のために罰する。誰かがどこかで聞いた話からではなく、私にとっては、その交渉の可能性に関する真犯人が明らかになって逮捕されたら良いと思う。私は、最初も途中もない話に巻き込まれ、そして終わりもないだろう。たとえ処罰されても、完全に解明されないから。
あなたのキャリアの中で不思議な出来事について話してください。
エスピーリト・サント州のある主審が彼の別れの試合において口笛を吹きに行った。白髪であった彼が、格好良く見えるようにヘアカラーリング剤で髪の毛を染めていた。しかし、その日は雨が降っていた。試合後半には、選手たちは主審の顔に流れていた赤い物質が気になったので彼に注意した。主審は副審に「大丈夫か」と聞かれ、そしてあれは妻に塗ってもらったヘアカラーリングによるものでまだ乾いていなかったと説明した。これは面白い出来事だった。面白くないのは、私が21年間期待して待ち続けた試合から取り除かれた事。
あなたは、それらのケースについて本を書くことを考えてますか?
私は、「どうやって私が決勝戦から取り除かれた」というタイトルの本を書きたいと思ってる。でも実際には、私はパズルを組み立てるピースを持ってないので本には出来ない。それは大きいな劇場、喜劇になった。人々は責任を持たない。彼らはプロの男、一家の父親と遊びまわってる。
あなたはルールにおいて何かを変更したい事がありますか?
私なら、サンパウロで行われた実験のように、2人の主審を置く。自分のサイドだけで判定するではなく、フットサルやバスケットボール同様に、すべてをマークするために。現在、1人の主審がピッチ全体を走れるので、二人が走れば良いと思う。私の角度からは見えないかも知れないが、他の主審は見えるのでマークできる。もちろん、選手が間違って主審の前を通り、それによって判断できない事もあるので、これらの犯罪者を処罰するのに大変役立つだろう。