ジーコの主張

時代遅れのプロ意識

[2008.10.21]

ウズベキスタンで一週間が経過した際に、私はこのコラムでこれからの我々の覚悟している挑戦、サッカー発展プロジェクトに協力したい思いと第一印象について話したと思います。まもなく私がブニョドコルを率いてからまる一ヶ月になるので、この挑戦の新たな印象を話したいと思います。

1890 

ウズベキスタンサッカーの情報をリバウドより電話で教えてもらってから、まず頭に浮かんだイメージは、1991年の日本サッカーでの体験でした。わたしは、このサイトでその事について話しました。比較してみると、あの当時の日本選手達よりも現在のウズベク選手達は経験豊富な選手がいるようにみえました。あの頃の日本サッカーシーンは、純粋なアマチュアリズムであり、チームは会社の従業員によって形成され、時間はサッカーと仕事に分けられていた。ピッチは土で、スタジアムやサポーターはいなっかた。確実に始まりでありました。

私は今、90年代最初の日本と2008年のウズベキスタンの間には基本的な違いがあると明確に言えます。理由はまだはっきり理解できていないが、日本の過去の時期にはプロ意識ゼロの重さがあったが、こちらではプロサッカーがアマチュアとしてさえ呼べないくらい、非常に混乱している状況にあります。

歴史的に、この国に関する記事を読んで、私は、この地域が旧ソビエトでより貧困共和国のうちの1つとして苦しんでいた事を知っている。共産主義の印象的な組織構造で独立はわずか80年前に起きて、農業分野の経済的依存度は依然として大きい。その為か全体とし発展が不規則であった。スポーツに関してはサッカー場やスタジアムがたくさんあるかもしれないが、大部分は適切な取り扱いができていない。秩序が守られていないともいえる。

私が言ってる事の異常な実例が最近あった。我々のクラブは莫大な金額をハードの充実につぎ込もうと準備している。しかしながらウズベキスタン代表チームは、W杯最終予選の日本戦にに向けての公式な代表選手招集リストさえもない状況だった。私のチームのある選手達が代表チームに集合するために服を着替えている時にKuala Lumpurでのフライトが変更された。日本戦の直前に延期されていた韓国との親善試合はギリギリの時間で確認された。更にACLの為にブニョドゴルの延期されていた1試合が14日に変えられた。その為に私は、南アフリカ大会に出場するための戦いにおいてウズベク代表を手伝うはずだったのに結局なにもできなかった。こちらでチームの試合が入った為に日本への出発をキャンセルした。

今の状態では、月末のスケジュール計画もたてる事さえできない。試合日程は、AFCチャンピオンズリーグでいずれのチームが選出する可能性を考慮に入れずに決められている。従って、我々がアデレードを下すとしても、同時に国内リーグの試合があって、更にウズベキスタンカップ決勝が30日に行われる。日本で見たアマチュアリズムについて語っている訳ではない。実際には組織がある... しかしながらそれは全く不完全である。

ウズベキスタンサッカーについて、これらの印象が、ここで我々の課題の大きさを現している。たくさんの仕事が待っていることに対してはすでに覚悟していたし、それに挑戦は好きだ。ただし、想像しえない障壁が存在している。おそらくそれを言葉にすると「遅延」になるだろう。現地のプロ意識はまだ時代遅れ。メディアでのサッカー文化が足りないしサッカーで各部門からの大きな参加が欠如している。これからはハードな仕事が待っているが、そうでなくては、代表チームと国がワールドカップや大陸のトップに達する事ができない。サッカーにはお金だけで十分ではない、組織が必要である!

また来週!

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