バックナンバー

時の主役はリトアニア

[2008.09.30]

現在2010年南アフリカW杯予選が世界中で行われています。ブラジルが2連戦の1試合目となったチリ戦に勝利し、次のボリビア戦では引き分けで終えた結果がでました。それ以外でも全大陸でで他のチーム勢が強豪を悩ませています。今週のバーハ・ダ・チジューカ・コネクションのテーマは南米大陸以外でのワールドカップ予選に関して取り上げます。   ヨーロッパ大陸に於いての予選初期段階での大いなる伏兵とも言うべき存在はリトアニアだと言えます。既にアゥエイではルーマニアに3対0で勝利し、ホームではオーストリアに2対0での勝利を手にしました。それに対して、初戦となったオーストリア戦を敗北で終えて、セルビア戦で貴重な回復を魅せたフランスは、目覚める必要があるでしょう。このワールドワイドなバランスオブパワーのシーンに於いて、足踏みをした国はアフリカへの切符を逃してしまいます。 イタリアと、トルコとベルギーも同グループのスペイン、そしてイングランドは、好調な滑り出しを見せて勝率100%を維持しています。イタリアの初戦を私は見ましたが、キプロス相手に苦戦したと言えるでしょう。試合終了間際での得点で、素晴らしい決勝点でしたが、間一髪だったのです。他のグループではアルバニアとギリシアが首位をキープしていますが、格下相手との対戦でした。アルバニアのグループに関しては、ポルトガル、デンマーク、スウェーデンが進出有力候補だと言えます。でも、リトアニアは既にこの初期段階で誰しもがみくびってはならないことを証明しました。ピッチ内で勝利有るのみなのです。オランダとスコットランドのグループでは全チームが絡み合っている状況です。あくまでもW杯へ向けての闘いは始まったばかりなのです。 そして、個人的には明白な理由から日本への応援を隠せないアジアでの予選は既に時間が経過しています。上位2チームがW杯への出場権を獲得する最終予選がスタートしているのです。2週連続で開催された予選では、日本は1試合目でバーレーンを下して、2戦目を休みました。現時点ではウズベキスタンに勝利してバーレーンと引き分けたカタールが優位に立っており、グループをリードしております。でも、1戦目を休んで2戦目を制しているオーストラリアも候補なのです。それ故に、サムライ・ブルーの幸運を祈る次第です。 グループ2ではサウジアラビアと北朝鮮が優勢です。でも、韓国とイランは1試合少なく、サウジアラビアと共に有力候補でもあります。しかしながら、何れかが途中で敗退を余儀なくされるか、プレーオフを戦う羽目となるのです。 アフリカ予選は、12グループでリーグ戦を行い、各グループの1位のみと2位の成績上位8チームが最終予選へと進出するのですが、残念ながら友人のジョエル・サンターナは好ましい成績を残すことが出来ていません。但し、南アフリカは開催国ということで既に出場権を得ており、あくまでも単なるテストマッチと言う面では良いでしょう。何故ならば、ジョエル・サンターナのグループはナイジェリアが1試合残しながらも8ポイントリードして大差で既に1位を確定しているのです。カメルーンとベナンも秒読みだと言えます。リビア、コートジボワール、ルアンダ、ブルキナファソとエジプトも最終節で僅かに引き分けるのみで事足ります。 正に相拮抗しているのはアルジェリアとセネガルが鎬を削るグループです。何れかが取り残されるのですが、現状ではセネガルだと言えるでしょう。アフリカ大陸に於ける自然界のローテーションで今回の祭典に欠席を余儀なくされるのは、既に一時はアフリカの絶頂にあり、現在ではルアンダやリビアなど他の浮上中の代表に苦しめられている、ガーナ、チュニジア、トーゴとモロッコのようです。但し、依然として2位軍団にもチャンスは残されており、最終節はヒートアップすることでしょう。 最後に、オセアニア地区ではプレーオフ枠がニュージーランドに決定しました。今後はアジア予選5位とW杯出場権を賭けてプレーオフを行います。今回は以上です。全ての国が2010年を見据えているのです。 それでは皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! また来週お会いしましょう! ……

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ジーコ、Bunyodkorでの初戦を勝利で飾りチームは首位に立つ!

[2008.09.29]

ジーコはBunyodkorでの指揮した最初の試合で勝利を飾ったウズベキスタンリーグ第22節。Bukhara (Buxoro)に2-0で勝利。 土曜日に多くの試合があり、残っていたもう一つの試合は PaxtakorとAndijan が 1 ー 1で引き分けた。この結果、Bunyodkor は勝点57で首位となった。ACLの関係で他のチームより1試合少ない試合数である。 ジーコのコメント:内容的には絶対に決めておかなくてはならない決定的なチャンスに決められなかったり、相手のオフサイドトラップにひっかかったりで決して良い出来ではなかったが重要なのは勝点3だ。この結果で首位を確保した。これからも練習の中で自分達のクオリティをさらに高めアジアでの自分達の存在を高めて行かなくてはならない。その目的の為に私はここに来たのだから。 ……

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28日、Zicoが Bunyodkor監督としてデビュー

[2008.09.28]

先週、Zicoは Bunyodkorの選手達と合流し、28日曜に行われる試合に備え軽めの練習を行った。同ゲームは MHSK Stadiumで行われ相手は Bukhara。ウズベキスタン国内リーグ第22節となる。 またこの日 Zicoは前任者の Mirjalol Kasimov氏(現ウズベキスタン代表監督)と引き継ぎ事項確認の為のミーティングを行った。 ジーコのコメント:「 Kasimov氏は現役時代、国民のアイドル的名手だった。監督となってからも手腕を発揮し36歳の若さで代表チームの監督に抜擢された実力派。今日のミーティングは非常な充実したものであったし私としても良いスタートを切りたいと思う。」 Bunyodkorは現在、国内リーグに於いて2位(勝点54)につけている。現時点での暫定首位は最大のライバルである Pakhtakorで勝点差は僅か1。因みに Zico率いるBunyodkorは ACL参戦の為1試合少ない状況である。 ……

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Zicoを迎えた花束と Bunyaの快勝

[2008.09.26]

15時間の長旅の末、水曜日未明にウズベキスタンの首都 Tashkentに降り立ったZicoを空港で待ち受けていたのは花束を抱えた Bunyadkorクラブの役員とジャーナリスト達だった。出迎えを受けている際に気付いたのは現地ではZicoのスペルをZikoと綴るということ。その後Zicoはジャーナリスト達の質問を受け「今回の決断は Rivaldoの存在が大きかった」と語った。顧問弁護士の Antnio Simes da Costa氏と共に空港を後にした Zicoは 一旦ホテルへと向かった。つかの間の休息の後 MHSK Stadiumにて Bunyadkorのゲームを観戦。チームは Saipa相手に 5 x 1 の快勝。この結果アジアチャンピオンズリーグの準決勝進出を決定した。チームの得点者は Villanueva(チリ籍)のハットトリック、 Luizoの1点(両選手共元Vasco所属)そして Rivaldoの1点と偶然にも全得点が元ブラジルでプレーしていた選手によるものだった。 ……

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CFZ,アウエーで引き分ける

[2008.09.25]

リオ州2部2次リーグ第3節、CFZはアウエーでRioBrancoと0-0で引き分けた。勝点は7となり首位を維持している。 ……

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ZicoがウズベキスタンのBunyadkorと調印へ

[2008.09.23]

ジーコのコメント:『ここブラジルで今朝、アジアの国々ではすでに私のウズベキスタン(Bunyadkor)行きが報じられていることを聞いた。同件に関して、現地クラブ役員とは口頭ではすでに合意がなされている。今日私は現地入りし調印を行うつもりでいる。詳細は後日現地からお伝えする。ブラジルに戻れるのはおそらく現地国内リーグ終了後の12月頭になりそうだ。……

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CFZ、ホームで勝利首位に!

[2008.09.23]

リオ州2部リーグの二次リーグ、20日、CFZは第2戦をホームで行いTeresópolisに2-1で勝利した。 この結果グループGの首位に立った。Nova Iguaçu対Rio Brancoの試合は2-2の引き分けだった。……

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ALL OF ZICO ジーコのスーパーテクニック Vol.3

[2008.09.21]

[ソニー・ミュージックレコーズ  3800円(52分) 1994/06/22 Jリーグ開幕後の94年に製作されたジーコによるサッカー指導ビデオ集の第3弾。第3回は戦術を中心に収録。 第1回はポジション編 STEP 1 オフェンスSTEP 2 デイフェンスSTEP 3 フォーメーションSTEP 4 プロフェッショナルに向けて……

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Escola de Futebol Zico 10(ジーコサッカースクール10)サンタカタリーナ校開校

[2008.09.19]

Escolas Zico 10、Cear両サッカースクールの責任者同士の会合が過日11日に行われ両校の役務提携が決定した。 この合併によりCentro Esportivo Alberto Rodrigues representa Santa Catarina、escolas de futebol Zico 10は国内に於いて計85校を保有することになる。因みに主な所在地は Rio de Janeiro, Braslia, Bahia, Gois, Mato Grosso, Tocantins e. Amazonas. 同Zico 10プロジェクトは主に4-16歳の子供達を対象にスポーツ活動(主として経験豊かなコーチによるサッカー指導)を通し教育を施すもの。また優秀な子供達は将来的にCFZでプロ契約も可能となる。……

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リオ州二部リーグ、CFZ初戦を勝利で飾る

[2008.09.18]

リオ州2部リーグの2次リーグ・グループGは17日に初戦が行われた。CFZはホームでNova Iguaçuに 1 ‐ 0で勝利した。前半42分DFの Wallaceのゴールであった。Gグループもう一つの試合はRio Brancoに 4 ‐ 1で勝利した。2次リーグは17日より10月4日まで4チームによる総当たり(ホームアンドアウエー)で行われる。    ……

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フェフージェン、サッカーの空想家

[2008.09.17]

サッカー界には、人生の歴史をテーマにした一冊の本が書けるくらいの人物がたくさんいる。彼らの歴史の様々な「へま」についてお笑い番組を作ったり、あるいは論文としても公表できただろう。そう、何人かの人物の歴史は、学問によってしか説明できないから... このコーナーでは、いつも好奇心が強くて面白い話を紹介し、フラメンゴ時代を知らない多くの人達にもその時に活躍した人物を紹介している。今回はフラメンゴのホペイロであった、フェフージェンとして知られていた、ジョルジェ・アントゥーネス。 シンプルな人で優秀なホペイロ、そしてフェフージェンは今なら、企業心に富んだ人とも言える。いや、より良く言えば...現在は、サッカー界の企業家またはマーケティングや投資営のプロとして比較されたかもしれない。皆さんの頭は今混乱しているだろうから、話に進めよう。 当時フェフージェンはリミーニャ選手と、用具室での会話から生じた約束があった: 「リミーニャ、僕のエネルギーは強いぞ。用具管理を見ていて分かるだろう。僕がサッカー界のプロになった事は偶然ではない。それは、純粋なエネルギーと大量の応援によるものなのだ...」 リミーニャは、話がどこまで続くのか聞いていた... 「ミッドフィールドはもう君のものだ。約束をしよう。君はゴールを決めるようになる、そして僕はその目的の為に君の力になる。そうしたら1ゴールに対して、君は僕に応援とエネルギーのお礼として50プラッタ(金による俗語)をくれる。」 リミーニャ選手は変な提案と思ったが引き受けた。1ゴールにつき、フェフージェンは50プラッタをもらう。まあ、そこまでは何ともない。我々はサッカーでそういう話は何度も聞いた事がある。しかしながら、70年代の初めに私が昇格する一歩手前に、フェフージェンの空想的な意見を聞かされた。 「ジーコ、君は知っているだろう。リミーニャが得点を挙げた時は僕が50プラッタをもらう。そして現在、彼は絶好調。その理由を知っている?僕のエネルギー、応援のお陰なんだ。失敗する事はない。数々の選手がフェフージェンを助けてくれる、そして僕は彼らと一緒にプレーをする。」 早速、私は頭で計算をし、リミーニャは1年間につき、6~8ゴールを挙げていた ... 「ちょっと待って。リミーニャの得点数は少ないし、私は前でプレーをする!もっとたくさんのゴールを挙げるはずなのに、なぜ同じ金額を払わなくてはならないの?」 フェフージェンは立ち止まり、少し考えてから言った: 「だから、それがもう1つの理由だ。フェフージェンとの組み合わせでもっとゴールが増える...」 私たちは大爆笑をした。当然、彼はすでに計算をしていて、私の場合にはもっとお金を儲かる事を分かっていた。数学にも空想家であったフェフージェン。だって、リミーニャはフラメンゴ所属の間には29得点を挙げた、そして私はプロとして508得点。頭のいい奴だったな。しかしながら、私たちは合意に達して、各ゴールにつき15プラッタを支払う事になった。 「リミーニャが支払っている金額より、3分の1だぞ。それでも、応援やエネルギーは強く、そして君は多くのゴールを決める。間違いはない...」 実際に私はたくさんのゴールを挙げた、そして空想家のホペイロは、この約束のお陰で15年の間、1年間に1ヵ月分の給料に等しい金額を確保した。フェフージェンはフラメンゴとサッカーを愛した素晴らしい人物であった。そして、その2つの情熱を結びつけた、ガーヴェアのピッチで心臓発作を起こし、亡くなってしまった。 フェフージェン、万歳! ……

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ALL OF ZICO ジーコのスーパーテクニック Vol.2

[2008.09.14]

ソニー・ミュージックレコーズ  3800円(52分) 1994/06/22 Jリーグ開幕後の94年に製作されたジーコによるサッカー指導ビデオ集の第2弾。第2回はポジションが中心。 第1回はポジション編 STEP 1 フォワードへの道STEP 2 ミッドフィールダーへの道STEP 3 デイフェンダーへの道STEP 4 ゴールキーパーへの道 ……

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Zicoがリオ・デ・ジャネイロ市のDefesa Civil局(国民保護局)より表彰される。

[2008.09.12]

国民保護名誉顕彰の授与式が10日、リオ・デ・ジャネイロ市Acari地区の Vila Olmpica Clara Nuneに於いて行われた。叙勲の理由はリオ・デ・ジャネイロ市内の国民保護の活動促進に関するその顕著な功績を讃えたもの。  叙勲の名誉に浴したジーコは「国民保護局の消防団員には大きな敬意を抱いている。彼等の中には親しい友人もいるし全てが偉大なプロフェッショナルだ。彼等の働きは我々住民にとり不可欠であり称賛に値すると思う」 ……

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CFZ敗れるがグループ首位にて第2ステージに進出決定

[2008.09.12]

10日に行われたリオ州2部リーグ・グループCの最終戦、CFZはアウエーRua BaririにてOlariaと対戦。敗れてもほぼグループ首位での通過が決まっていたCFZはジュニオールの選手も入れて戦い1-3で敗れた。第二ラウンドは各グループから勝ち上がった16チームを4つのグループに分けてホームアンドアウエーで試合を行う。上位2チームが次のステージに進むことができる。CFZはCグループ首位でGグループに入った。他の3チームはグループA3位の Floresta,、Bグループ4位の Nova Iguaçu、Dグループ2位の Teresópolis。 ……

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ジーコ、Newcastleへの可能性について語る

[2008.09.11]

今週の報道には正直驚かされた。私のNewcastle入りに関しての記事である。実際これまでに私がイングランドのマスコミに同件についてコメントした事実はない。確かに私の顧問弁護士と以前 Manchester Cityの件で現地とコンタクトを取っていた代理人との間には今でもコンタクトはある。しかしながら彼等からも同件について直接連絡は受けていない。過去に「プレミアリーグは魅力あるリーグだし常にフォローしている。チャンスがあれば仕事をしてみたい」と正直に自分の感想と気持ちをコメントしたことはあったが。 まぁ今回の報道で私自身どうこうということはない。要するに公式な事実は何もないということ。 ……

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ジーコ、ブラジリア連邦直轄区に社会的プロジェクトの提言

[2008.09.10]

先月8月8日に、ジーコがブラジリアのCFZで行われたイベントに参加し、その機会を利用して、ブラジリア連邦直轄区の知事、ジョゼー・ホベルト・アホゥダと打ち合わせをした。ジーコはリオ・デ・ジャネイロで行ってきた社会的プロジェクトをブラジリアの人達へ届かせる可能性がある話を始めた。 「当時、リオで公立学校においてアンケート調査が行われ、そして私の名前が男の子の間で傑出していた。ジーコセンターとしてパートナーシップを組み、センターのコーチ達が多くのクリニックを行った。ブラジリアのCFZを利用して、ブラジリア連邦直轄区に同様にこのプロジェクトをもたらしたらどうかと考えた。」とジーコが述べた。 サッカーの事も大好きなフラヴィア・アホゥダ夫人が就いていたアホゥダ知事は、その可能性に扉を開いた。しかし、その共同にはまだ決定されていなく、実施する事も決まっていない。 空を飛ぶジーコ ジーコのブラジリアでのスケジュールは多忙だった。サッカースクールとA!Body Techとのパートナーシップの開業式、CFZのフィールド、更に現地の政府当局との会話。最もリラックスできた時間の1つの内で、ガーマの新しいスタジアム、ベセッホンの上空を飛んだ。 ……

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W杯予選での激戦

[2008.09.09]

ワールドカップ予選の試合を控える数日間は、ブラジル代表に対して何を期待しているのか、ドゥンガ監督率いる代表チームの現状をどのように評価しているのかを必ず聞かれます。ブラジル代表が試合に臨めば常に最良を希望する訳であり、全員が不安と期待感が入り交じった心境なのです。チリ優勢発言の誤報までが出たほどです。しかし、ブラジル代表はピッチ上では、選手達のクオリティーとセレソンのポテンシャルを持ってすれば、最低でも互角の条件で臨めます。今週のバーハ・ダ・チジューカ・コネクションはワールドカップ予選に関してです。   世界中で僅かに限られた代表のみが、ブラジルが今日有するクオリティーに匹敵するレベルを、あてにすることが出来るのです。これに関しては議論の余地はありません。しかしながら、現在のワールドカップ予選形式では、試合間隔の期間がとても長く、また選手達は殆ど試合をするためにだけ集合するのです。この現状は、いくら最終的には予選を通じての安定感が報われるとは言え、実際には監督の仕事を困難化します。私の現役時代には全てが3試合で決定しかねず、仮に調子が優れない日であれば、ワールドカップ自体が水の泡と化しました。但し、今日ではブラジルがワールドカップ出場を逃す確立は皆無だと私は思います。でも、事態は困難です! 私は本コラムで執拗なまでに世界サッカーの勢力均衡に関して述べて来ました。そして、この現実はこちら南米大陸で観察が出来ます。例を二つ挙げるならば、予選での得点王争いにウルグアイのForlanとAbreu選手が名を連ねているのですが、ウルグアイの順位は現時点ではプレーオフ圏内のブラジルを追跡する6位なのです。この事実が勢力均衡を物語っています。そして、前期終了まで3節残して、現段階で我々はワールドカップ予選プレーオフを強いられる現状に立たされています。 強調します。いまだかつて有り得なかったように、ブラジルがワールドカップから外れる可能性など信じません。そして、更に興味深い事実ではブラジルが近年2回W杯を制覇した、1994年と2002年W杯の予選では、セレソンは最終節でようやく出場権を確実としたのです。そして、W杯で優勝を成し遂げました。我々は苦境から多くを学ぶこともあり、このような困難は多々強豪軍団を鍛錬する手助けとなります。監督自身が大いに習得して、「我々がここへ辿り着くまで如何に苦労をしたかを諸君は記憶しているか?」と、選手達に思い起こさせるのです。 但し、心理面では機能するかも知れませんが、事実として我々は仰天させられたくないのです。そして、そのような意味からもチリ戦は非常に重要だと言えます。勿論、有能なチームを有しながら、ホームで戦い、3位に就ける素晴らしいパフォーマンスを披露しているチリは、勝利する条件を満たしています。でも、ブラジルと対戦するどんなチームも優勢な立場で臨めないことは確実だと言えるでしょう…。 予選スケジュールを注視すると、今回のチリ戦は、念願のオリンピック金メダルを獲得出来なかったグループへモラルを与えて、多少ながらドゥンガ監督のプレッシャーを緩和させるには重要かも知れませんが、決して決定的な試合では無い様に私は思います。前途にはボリビア戦とベネズエラ戦が待ち受けており、ボリビア戦に関してはホームで開催され、これら2試合が正に決戦となるかも知れません。前期をW杯出場圏外で折り返すことは重圧も増して面倒な事態を招く可能性があります。この2カ国の順位はブラジルよりも下位であり、地盤を固めて安定するチャンスでもあるのです。 予選の日程を一目すれば今後12試合も残っており、今は特に動揺するタイミングではありません。でも、厳しい状況でもあります。そして、警告サインを発する時は今なのです。既に2010年W杯アフリカ大会に照準を合わせて終盤戦を迎える余裕を持って闘えるように、問題を最後まで持ち越さないことが最善なのです。 それでは皆さん、また来週お会いしましょう! ウン・グランデ・アブラーソ! ……

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ALL OF ZICO ジーコのスーパーテクニック Vol.1

[2008.09.08]

ジーコのスーパーテクニック Vol.1ソニー・ミュージックレコーズ  3800円(52分) 1994/06/22 Jリーグ開幕後の94年に製作されたジーコによる、これぞまさに究極といえるサッカー指導ビデオ。 第1回はテクニック編 STEP 1 パス&トラップSTEP 2 ドリブル&フェイントSTEP 3 シュート&へデイングSTEP 4 セットプレー ……

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CFZ ホームで Bresciaに勝利 !!

[2008.09.06]

リオ州2部リーグCグループ、CFZ do Rioは3日ホームで Brescia に 2 ‐ 1で勝利。グループリーグ突破が決まった。CFZの勝点は21となり首位をキープしている。 ……

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2008年09月01日(月)

[2008.09.05]

やぁ~。では、早速前回のクイズの答えといこう。Andrea、何時の日か我々もCFZ de Brasíliaでこの規模のスタジアムが持てるかもね。Machadoは、InhumasのZico BrandãoとCatalãoのGenervinoという興味深い答えを二つ出して来たよ。でも、これらも違うな。下記の写真で良く確認出来るようにGamaのスタジアムであるBezerrãoと答えたCarlos Struckが正解!メッセージをくれたみんなアリガトウ! そして、話題がブラジリアなので、下記に日伯友好カップ期間中にジーコ・サッカーセンターの駐車場で撮った写真を一枚。このバスはCFZ de Brasíliaが使用しており、今大会に出場したブラジリア選抜を乗せて来た。どうですか? そして、更に話題が日伯友好カップでもあるので、イベント開催を可能としてくれた皆さんを称えるには決して遅過ぎることなど有り得ません。下記は、大いに精力を尽くして大会を成功に導いてくれた一部のメンバーやコーディネーター、主審、副審等の写真。 先週の土曜日には再度CFZ do Rioの激励に足を運んだよ。残念ながら、敗北を喫したが、フロント陣営が出席したことを写真でも伺える。MFDのGersonとVantuil、アラン、ブルーノ、そして私だ。チームは既に次ラウンドへの進出を決めている!レッツゴー。 私が自らJリーグの模様を写していたカメラマン時代を思わせる、試合の写真。 それでは、また後ほど!……

in [ダイアリー]

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元CFZのコーチングスタッフ・トリオがU-17サウジアラビアを指揮しガルフカップ優勝した!!

[2008.09.04]

長い間CFZの下部組織の事を見守っている人は、インファンチル部門やジュベ二―ル部門を指揮していた、ピッチの縁では大男に変わる、背の低い監督の事を知っているでしょう。 その監督の名前はキッカ。 エネルギーのある人物で、現在プロとして活動している数々の選手は彼によって発見された。 そしてキッカは現在世界の向こう側、サウジアラビアでU-17代表チームを監督として率いている。 彼と共に、元CFZの有能なプロフェッショナルの二人がいる:フィジカルコーチのアレックスとGKコーチのマルシオ。 そして8月7日には、サウジアラビアチームがアラブ首長国連邦に2-0(得点Abdala Otaif)で勝利し、キッカをリーダーするトリオはガルフカップのチャンピオンになった。 この大会、サウジアラビアは不敗で大会を終えた:バーレーンに勝利、オマーンと引分け、そして歴史において二回目のタイトルを獲得した。 「非常に重要な獲得であった。そして我々の次の目標は、上位4チームにワールドカップ出場資格が与えられるアジアカップである。大会はウズベキスタンで10月4日~20日に行われる。私たちはワールドカップ出場を目指して張り切って頑張っています。」とキッカが述べた。 ……

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成功を収めた第11回日伯友好カップ

[2008.09.03]

私は、日伯友好カップの開幕を伝えるコラムを先週はお送りしました。そして、今週の火曜日に終了したこの大会は、今回は私が直接コーディネートしながら身近で見守ることが出来た故、バーハ・ダ・チジューカ・コネクションで閉幕も取り上げない訳には決していきません。最終的には、大いに誇りに感じながら第11回日伯友好カップの閉会式を迎えることが出来ました。 今回も又、各チームの上のカテゴリーの監督勢やスカウト陣営の注意を引いた、テクニカルレベルが目覚しい大会となりました。そして今大会では、クルゼイロが決勝戦でコリンチャンスを敗って正当なるチャンピオンに輝いたのです。ミナス・ジェライス州のチームであるクルゼイロにとっては初となるタイトルです。そして偶然にも、クルゼイロの予選のゲームには、アオヴィマール・ペッヘーラ会長とアジウソン・バチスタ監督(元ジュビロ監督)の姿もありました。 本大会は同時開催で試合が行われた為に、残念ながら全試合を見ることは不可能でした。でも、数多くの試合を見守ることが出来て、今後ブラジルサッカーシーンで開花するであろうタレント勢を目にすることが出来たのです。具体的に個人に対するコメントは避けた方が良いかとは思いますが、ジーコ・サッカーセンター及びトレーニングセンターで戦ったチームの大多数に才能豊かな選手達が存在します。そして、日本からの参戦チームに関しては敗北から確かなる貴重な経験を得たことでしょう。 今年度は大会初となる、日本とブラジル以外の国からのチームの参加がありました。そして、そのパラグアイのLibertadのチームは、若しかしたら、近い将来に於いての他の外国チームの参加への道標(みちしるべ)となったのではないかと言えます。 我々に寄せられた要求の一つは本大会予選第2ラウンドへの参加希望チーム数の増大です。本大会には24チームが参戦し、我々が有するグランド数ではこれ以上は拡大することが出来ず、数多くの参加希望チームを断りました。でも、この件に関しては既に2009年へ向けて検討しており、若しかしたら更に1グループ増えるかも知れません。 今年の第11回日伯友好カップでは更に大会形式にも変更が加えられました。本大会予選第1ラウンドでの最終試合は何処のチームもアドバンテージ(利点、メリット)を得ないために同時開催で行われたのです。さらに今回は初めてフェアプレー賞として最もディシプリンが際立ったチームにトロフィーを贈呈しました。我々のチームである、CFZ do Rioが4試合中で僅かにイエローカードを1枚のみ与えられて、この賞に輝いたことを知り、誇りに感じた次第です。 この場に、我々の大会を考慮して、このカテゴリーの州大会を延期してくれた、リオ・デ・ジャネイロ州サッカー連盟に特別なる感謝の意を記したく思います。開会式及び閉会式共にはRubens Lopes会長の出席があり、更には有り難くもFerj(リオ・デ・ジャネイロサッカー連盟)のサイトに大会特集が組まれたのです。 最後に、大会開催期間を通じて運営に携わった全てのスタッフ及び大会に出場した全チームに祝いと感謝の言葉を述べたく思います。クラブを訪れた皆さんには素晴らしい印象を残した、華麗なるスポーツイベントとなり、再び我々のイベント開催に対する資質が確認されたと言えるでしょう。今は来年の大会を待つのみです。では、2009年まで! *写真提供はBuda Mendes(Ferj) それでは皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! また来週お会いしましょう! ……

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ジーコはブラジリアのCFZで、セスタ・バジカ(生活必需食品バスケット)の贈与に参加した

[2008.09.03]

日伯友好カップの行われる前の8月中旬、ブラジリアのCFZは模範的なプロジェクトを行った。チームのポジティブな結果(引き分けまたは勝利)及びその他のブラジリアでの獲得を、ブラジリア連邦直轄区に住む貧しい家族にセスタ・バジカに変える事である。ジーコはPark Wayにあるクラブ本部を訪ねて、最初の 350セスタ・バジカの贈呈に同行した。 「クラブ選手、スタッフに良いモチベーションとなるので、このような行動は大事だと思う。地域との連帯感はサッカーにある特徴でもある。チームが勝つ為には、全員がお互いに助け合わなければならない。隣人を助けることは、非常によい事である。」とジーコが述べた。 ブラジリアのCFZの取締役、教育関連の企業家であるCarlyle dos Santosが、「家族達に食物を与えるCFZ家族」と呼んでいるプロジェクトを語る: 「2008年最初の6ヶ月間の成績において、839セスタ・バジカが用意されている。今回350個を渡したが、次の5ヶ月間に月々100個を渡せるように、学校で登録している。このアイデアはチームの結果に基づいて、今年の後期にはまた試合があるので、これで終わる訳じゃない。我々はもっと勝利し手助けをする!」 プロチームは、ブラジリア連邦直轄区のディビジョン2に昇格した。CFZはまだ他にプレミリン部門、ミリン部門、インファンチル部門、ジュベ二―ル部門と女子部門のチームをもつ。 フィールドの開会式 ジーコの出席を利用して、CFZはPark Wayで人工芝の美しいフィールドをオープンした。 開会式では、神父の祝福もあった。 「クラブを近代化することは重要である。良質なフィールドは、常にサッカーに便宜を与える。開会式には、インファンチルとジュベ二―ルチームの授賞式が行われた。両チームは優勝し、フラメンゴの元選手Toninho Cajuruが監督である。素晴らしいパーティーだった。」とジーコが述べた。 ……

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CFZ,アウエーで敗れる。

[2008.09.02]

30日に行われたリオ州2部リーググループC、CFZはBonsucessoに 2 ‐ 1で敗れた。チームは暫定ながら首位にとどまっている。グループリーグ残り試合は2試合。CFZは引き分け以上で次のステージに進むことができる。    ……

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日伯友好カップ・・陰で支えたスタッフたち

[2008.09.01]

サッカーの試合では、スターはピッチにいる。日伯友好カップの場合は、スターはU-15カテゴリーの男子達である。CFZトレーニングセンターのピッチの中で、ドリブルし、走り、シュートする。そしてディフェンスをしている。 しかし、少数の人しか気づかない一団のプロフェッショナルがいる。それは裏方のスタッフである。この人たちのサポートなしではイベントはできない。 審判 日伯友好カップのホイッスルにはリーダがいる。長年大会の審判斑を担当するArthur Guilherme Feraである。Feraはある審判リーグのトップであり、CFZトレーニングセンターで行われるほぼすべての大会に彼のスタッフを連れて行く。若い審判とベテラン審判をミックスすることが彼のこだわりである。 Feraがホイッスルを持った時は、必ずショーが見られる。 「真剣な試合なので、我々にはそれに対するすべてに専念しなければならない。更に、この子たちはまだ育成中なので、教育問題もある。しかし、子供たちは私の試合を指導する仕方を理解している。」とFeraが語った。彼はフィールドでのいくつかの合図を踊りのようにこなす。 ピッチの担架や得点掲示板スタッフ どうすれば試合のスコアが分かる?得点掲示板をみれば分かる。もし、子供がフィールドで転んだら?担架担当の人を呼べばよい。 得点掲示板の子たちや担架を運ぶ人達は、試合が完璧であるための重要なプロフェッショナルである。 日伯友好カップの場合は、それらの職務はクラブ従業員の若いペアとベテランペアによって行使されている。CFZ1は、ジョナスとウイリアムに任せている。CFZ3は、クラブでここ数年色々な職務を行使してきているチオンとセルジーニョ。 「日伯友好カップはとても美しい式典であり、我々は喜んで働いている。私はここで働くのが大好きで、必要であれば何でもします。」とセルジーニョ・ジャカレーが語った。 ……

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