日伯友好カップ

2008年8月13日 市川トレセン、親善試合で大きな経験

[2008.08.14]

市川トレセンのリオでの2日目は、朝6時にスタート。
この大会中、朝の目覚めは毎年恒例、全員でホテルからビーチへ30分間の散歩です。

今日は午前中、CFZ(ジーコサッカーセンター)にて、ブラジルに来て初めての親善試合。
相手はCFZのインファンチウ(U-15)チーム。年齢的にも、対等の相手です。

…というはずなのですが、市川、大いに苦しみました。
序盤こそ互角に戦っていたのですが、CFZに先制点を奪われ、気持ちが守りに入った選手達。
その後はどんどん攻め込まれ、35分ハーフの試合、前半で4点、後半もさらに4点を追加され、結局、8対0で敗れてしまいました。

ジーコもピッチサイドから、その戦況をじっと見つめている中でした。

サッカーの国、ブラジルから先制パンチを食らった形の市川。
午後も1時間半の練習をこなし、夕食の後は、全員でミーティングとなりました。

★指導陣から、選手達への言葉

【伊藤幸仁監督】
まず1つは、もう少し詰める意識を持つこと。マークが甘いので、もっと厳しく寄せていかないと、やられてしまう。
もう1つは、もっと大事なこと。それは「練習したことを、試合で活かそうとしているか」ということだ。例えば、初日はオーバーラップからクロスをあげ、シュート、という練習をしたが、そこで注意されたことを、きちんと聞いていたか。それを練習に取り入れようとしたか。試合では、そこで練習したことを活かして、プレーしようとしているか。
ブラジル人は、1つ1つの動きを真剣にやっている。自分達も、1つ1つのプレーに対し、真剣にやる意識を持とうじゃないか。

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【立岡康徳コーチ】
ジーコがよく言っていることだが、サッカーはスポーツの中でも、最もサプライズが起きやすい競技なんだ。前評判で弱いと言われたチームが、強敵を破ることができるのが、サッカーの面白さだ。
気後れすることなく、自分達さえ頑張れば、チャンスはある。
今日はボコボコにされた。反省点も分かった。だから、この2日間の経験を活かし、ゼロに戻って、明日から頑張ろう!

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【小林武久 通訳】
たとえ相手の方が、体格が良くても、技術に多少長けていても、頭の中は自分達と同じ年齢。気持ちは互角に戦えるはずだ。
ボールを競り合う時、体を寄せる時、50%は気持ちでプレーするものだ。
点を取られたって、「絶対に負けないんだ」という気持ちを持って、ぶつかっていって欲しい。

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★今日の「頑張れ、吉田拓也選手」

CFZとの親善試合で、吉田拓也選手が接触プレーにより、足首を負傷しました。
午後の練習は、ベンチで治療に専念。明日の試合に出られるかは、朝まで様子を見てから判断されます。

その吉田選手。チームの中では、ムードメーカー。
カメラを向けられると、何かしないと気が済まないという人が、どこにでもいるものですが、市川の場合は、吉田選手。

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地元の子供達が、日本人珍しさに集まってきた時も、言葉を飛び越えて、身振り手振りと顔だけで、ブラジル人の子供達を爆笑させる、吉田選手。

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でも、ジーコが横にいると、恥ずかしくてテレ笑いをしてしまう、吉田選手。

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他の選手は、ケガも体調不良もなく、元気です。

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明日はいよいよ大会初戦。試合後、みんなが笑顔になれることを、期待しましょう!

<文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>

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