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CFZ ホームで São Cristóvãoに勝利

[2008.08.31]

27日リオ州リーグ二部グループCの試合、CFZはホームでSão Cristóvão  3 ‐1で勝利。勝点18でグループCの首位をキープした。 ……

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2008年8月28日 ジーコからのメッセージ

[2008.08.30]

今年で11回目となる日伯友好カップが、成功のうちに幕を閉じました。以前から、U-15のカテゴリーの重要性を語り続けてきたジーコは、選手達のモチベーションを上げてくれる、象徴のような存在であるだけでなく、より良い大会にするために、毎日奔走していました。   運営のすべてに関し、準備から細部に渡って、携わってきたジーコ。 CFZ(ジーコサッカーセンター)と、CT(トレーニングセンター)の2か所で行われる試合も、会場を行き来しながら、じっくり見守りました。 ジーコのブログや、ポルトガル語版の公式大会リポートのための写真も、自ら数多く撮影。 それも、たびたび訪れるブラジルメディアの取材対応など、日常の仕事をこなしながらです。 そして何より、日本から参加した市川トレセン、Jリーグ選抜、鹿島アントラーズ、鹿島ノルテの4チームには、ことのほか心を砕き、緊張していればリラックスできる雰囲気を作ったり、試合以外にも良い思い出が作れるように配慮したり、思うような結果が出なかった後では、厳しくとも愛情あふれる言葉を、選手や指導陣に語ってくれました。 少年達の熱い戦いと、サッカーの未来を育てるための、ジーコの情熱の日々が一段落し、日常が訪れたCFZで、ジーコはあらためて、日本に向けて語ってくれました。最後は、そのメッセージをご紹介します。 【ジーコからのメッセージ】 U-15のカテゴリーというのは、若い選手達がサッカーに定着し、本当にサッカーの経歴を続けていくのかどうかを、決める年代です。昔は、ジュベニールといって、16、17歳がそういう世代でした。でも今は、一番重要な時期が、もっと早いインファンチウ(U-15)に移ったように思います。だから、ビッグクラブも含め、すべてのチームが、このカテゴリーにかなり力を入れ始めています。日伯友好カップにも、出場するために、とても良い準備をしてきます。この大会が現在、非常に重要視されているのは、そのためです。 日本のチームは、なかなか思うように結果を出せずにいます。その大きな問題は、大会直前にこちらに到着する、ということだと思います。時差や食べ物、環境など、ブラジルのコンディションに適応し、試合に耐えられるフィジカルを準備するには、普通は3、4日間かかることなんです。注目すべきなのは、初戦の前半は良いスタートを切るんですが、後半になると、チームは非常に消耗していることです。それで、効果的なプレーができなくなる。そして、最終戦になると、もっと良いプレーができるようになっている。もっと良く適応しているからです。だから、日本のチームが少なくとも、大会の3日前にこっちに来ることができれば、もっと結果も変わってくるはずなんです。私はいつでもそれをやっているから、分かっています。誰にとっても、とても難しいことなんです。彼らが若いから、大人よりも簡単に適応できる、というものではありません。特に、日本の少年達もクオリティが高いのを見ていますから。Jリーグ選抜も良いチームで、良い選手達がいた。でも、後半になると、プレーの生産性が落ちた。だから、良い結果が出せなかったんです。 日本人の精神的な弱さを指摘する声もあり、実際、そういう面があるのも確かです。しかし、それは良い準備をすることで補えることです。良い準備をすれば、それが心理面を助けてくれる。もし良い準備ができなければ、心理的にも、それ以上に落ちる。 日本の練習は、そんなに変わることはないと思います。しかし、私がいつでも言ってきたのは、下部年代で、もっとフィジカルの強化をしないといけない、ということです。栄養管理は重要なことです。選手になるために競っていく上でね。なぜなら、それもまた、違いを生みだしていると思うからです。競り合いや接触プレーをする上で、現代はフィジカル面が均衡している。だから、日本人は良いフィジカルを身につけなければならない。ブラジルのような、他の文化、他の指導法の中でやってきた国と、対等に戦っていくためにはね。 日本の皆さんの健闘を祈ります。そして、1人でも多くの選手達が、夢を実現できることを、応援しています。 ジーコ <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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2008年8月26日 おめでとうクルゼイロ、第11回日伯友好カップ優勝!

[2008.08.27]

大会最終日、CFZ(ジーコサッカーセンター)では、いよいよ決勝が開催されました。試合前、指導者、代理人など、サッカー界の重要人物が続々とCFZに詰めかける中、朝から感動の一幕がありました。それは、大会の運営をサポートする高島雄大さんから、今回同行している、名良橋晃さんへプレゼント。 名良橋さんが抱き合っているのは、尊敬してやまないジョルジーニョ。元鹿島、元セレソンのスーパースターで、現在セレソンのアシスタントコーチをしているジョルジーニョが、北京五輪から帰国した翌日にも関わらず、駆けつけてくれたのです。ちなみに、名良橋さんの再会第一声は「グワァァ!」。とっても緊張していました。 ★決勝 コリンチャンスXクルゼイロ ブラジル国内でも、U-15の大会として、最も有名で、かつ重要な大会となりつつある日伯友好カップ。ここまでの激戦を勝ち抜いてきた両チームの試合は、序盤からハードな戦いとなりました。 Jリーグ選抜、鹿島アントラーズ、鹿島ノルテの選手達も、スタンドから食い入るように、この試合を観戦しています。 結果は0-2。ミナスジェライス州の強豪、クルゼイロが優勝!歓喜のクルゼイロ。この後、監督だけでなく、スタッフ全員を順番に胴上げしていた選手達が印象的でした。 決勝トーナメントに進出できなかったたくさんのチームがあります。大会を通して、1勝も挙げられずに終わったチームもあります。そんな中で、コリンチャンスは準優勝。それでも、選手達は悔しい。優勝するつもりで戦ってきた選手達は、悔しい。 【優勝:クルゼイロ監督レストン・ジュニオール】 このU-15での優勝は、クルゼイロにとって、非常に喜ばしく、誇りに思うことです。この大会は国内で有名であり、非常にしっかりオーガナイズされた大会で、参加するチームのレベルは非常に高い。そんな中で優勝したのですから。私のチームの長所は、チームワークです。現代のサッカーは非常にレベルが高く、闘争的なものになっています。その中で重要になるのは、チームの結束力なんです。毎日のハードに練習を続け、特に感情の面でも彼らをサポートし、この大会に向けて準備してきました。選手達には、まずはおめでとうを言いたい。しかし、ここでストップするわけではありません。今後もサッカーにおいて、彼らには達成するべきことがたくさんあります。そのために、また頑張っていこうと話すつもりです。 【準優勝:コリンチャンス監督イヴァネイ・ジョルジ・アソーリ】 この大会のための準備期間が、20日間と少なかったにも関わらず、決勝に到達するまでには、ジュヴェントゥージやボタフォゴといった強豪を破ってきました。優勝できれば、もっと良かったのですが、それでも素晴らしい活躍ができたと思っています。決勝で厳しかったのは、連戦の疲れですね。非常に厳しく、消耗の激しい試合が続いたので、それが最後に響いたと感じています。今日は選手達には、何も言いません。選手達はまだ若いから、何か言っても、頭が熱くなるなど、効果はないですから。あさって、また練習のために集合した時に、落ち着いて、何が良くて、どこをミスしたのかを説明します。今後の成長に活かすためにね。 ★表彰式 試合後は表彰式が行われました。この大会を応援し、または毎年のように視察に訪れる、ジョルジーニョ、サントス、ベベットといったビッグネーム達が、トロフィーやメダルの授与に一役買ってくれました。この顔ぶれを見ても、おそらく世界で一番デラックスなU-15の大会です。MVPのヴァルレイ選手(クルゼイロ)には、ジーコから直々にトロフィーが手渡されました。 最後はそれぞれが記念写真。クルゼイロはトロフィーと共に、チームソングを大合唱しました。 コリンチャンスの選手達も、準優勝という誇りある結果に、また前向きな表情を見せてくれました。 ★修了式 一方、日本の3チームの選手達は、修了式に出席しました。 ジーコのスピリットにおいて、今回の日本の3チームの結果に対し、笑顔はありません。悔しさを噛みしめるように、選手達に最後の言葉をかけてくれました。 「参加してくれてありがとう。今回は結果がでませんでした。大会のレベルが高くなる中、気持ちの面を含めて、良い準備をしてこないといけない、ということです。長旅や時差の疲れ、食べ物や文化の違いなど、大変なのはわかっています。それに慣れた頃には、大会が終わっている。でも、それもサッカーの一部です。経験を積んで、乗り越えていかなければなりません。今年は日本人のブラジル移民100周年です。良い思い出を持って帰ってください。そして、Jリーグの選手になるために頑張ってください。」 大会に参加した選手達が、プロの選手になれることを、誰よりも願っているジーコからの、熱いメッセージでした。★日本を愛する人達からのアドバイス 【デラシール】 ※市川トレセンを指導してくれました。 9年間市川トレセンを指導していますが、今年は他の3チームも含め、あまり良い結果は出せませんでした。ここブラジルでは、下部年代のカテゴリーを、すごく重要視しています。選手達の練習は、ほとんどプロと同じぐらい、ハードに練習しています。だから、この大会は非常に難しいものなんです。日本のチームは何かを学ぶためにここにきて、ブラジルの大会とはどういうものかを理解する。そういう意味で、価値があると思います。そして、ここで何が起こっているかを、良く観察することです。今後の間違いを減らすためにね。そして、帰国したら練習です。すべての基本は練習、それも、意図のはっきりした練習です。 【ジュリオ・セーザル】 ※鹿島アントラーズを指導してくれました。 いつもジーコと話すのは、鹿島アントラーズも、もう10年も来ているんだから、決勝トーナメントに進出していないといけない、ということです。クラブでは、指導者が選手達に、何をしなければならないかを話さないといけません。一番の問題は、体格だと思います。日本人はとても小さいんです。だから、指導者は栄養について、もっと考え、厳しく指導することです。日本人はボールが足元にある時は、とても器用です。でも、体が小さいから、それを奪われてしまう。アントラーズが奪われたゴールの多くはヘディングでした。だから、ピッチの中だけではなく、ピッチの外でやらなければならないことがあるんです。それは、明日や来年のための仕事ではありません。5、6年先に向けての仕事です。でも、今日始めなければ変わらない。それが私の意見です。 【ベベット】 ※この大会を毎日視察に来て、つぶさに見守っていました。 僕は今大会、見てないのは2試合だけですが、この大会は、選手育成にとって、とても大事なものになっています。14歳、15歳というのは、学んで吸収する時期、しかも、その一番良い時期の終わりに来ているところです。その後のU-17になると、もう難しいこともありますから。日本のチームはこの大会で、決勝トーナメントに進出できなかったけど、ブラジルはこの世代でも、すごく力を入れているんです。だから、日本が進出するのは、非常に難しかったと思います。それでも、ビッグクラブも参加する、こういう交流はすごく大事なことです。日本の皆さんはジーコに感謝しないといけません。 【サントス】 ※毎年、この大会の視察を欠かさない指導者の1人です。 日本の違いは、個々の個性と1人1人の力だと思います。特に選手達は、精神的に強くならないといけない。なぜなら、チーム力としては、ここへ来る日本のチームはみんな、素晴らしいんです。戦術的に、非常に責任感がある。ブラジル人選手達に教えてもらいたいぐらいだ。でも、個人としては、すごくポテンシャルがあるのに、それが開発されていない。選手達はまだ臆病だ。だから、精神面を鍛えるためのトレーニングをすることです。例えば、「2人の守備に対して、1人でドリブルで抜かなければならない」という練習をする。ボールを奪われても、ペナルティエリアまで行けるまで続ける。失敗しても、何度でも「もう1回」とやらせる。それを試合でやってミスしても、次もやってみろと言ってやる。選手に「僕にやらせろ」という自信がつくまでね。そのために、指導者も考え方を変えないといけないのでは、と思っています。 【ジョルジーニョ】 ※日本サッカーを今もブラジルで見続けている立場から。 他国と交流できる大会は、特に日本の選手達にとっては、とても大事なものだと思います。ブラジルでは、U-15のカテゴリーでも、選手達はすでに将来プロになるために頑張っている。そういうことを実感するのは、日本サッカーの成長を促すものだと思います。外国に遠征する、ということも重要な経験です。僕は日本の下部組織での仕事を見ているわけじゃないから、意見を言うのは難しいけど、まずはこの世代で、体を作り始めていないことは、大きな違いになっていると思います。それから、この世代でも、ブラジルは非常に真剣に、ハードに練習を積んでいます。右足で蹴れる、左足でも蹴れる、ヘディングもできる、サイドバックがいつ上がればいいかのタイミングを知る、というふうに、基本的な練習をね。それを日本がやっているかはわからないけど、プロの選手を見た印象では、こういう下部年代で、ブラジルから育成のプロを呼ぶのも、大事なことだと思っています。 《主な大会結果》 決勝コリンチャンス 0-2 クルゼイロ 優勝 クルゼイロ準優勝 コリンチャンス3位 ヴァスコ・ダ・ガマ フェアプレー賞 CFZ・ド・リオ MVP ヴァルレイ(クルゼイロ)得点王 アウシデス(ボタフォゴ)GKセーブ率 ドウグラス(CFZ・ド・リオ) <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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2008年8月25日 日本勢、スタッフも審判もみんなが貴重な体験

[2008.08.26]

リオの青空の下で過ごすのも、あと2日。大会では準決勝が行われる中、日本勢も、Jリーグ選抜と鹿島ノルテが最後の親善試合、そして、鹿島アントラーズがジュリオ・セーザルの指導のもとでのトレーニングに臨み、それぞれの集大成を行いました。  一方、この遠征で貴重な経験をしているのは、選手達だけではありません。今日は、選手以外にも頑張った、様々な人たちを紹介します。 ★吉田哲朗審判今回の遠征では、普段はJFLで笛を吹いている、吉田哲朗審判も同行。毎日ブラジルの審判団と組んで、公式戦や親善試合と、数多くの試合で実際にジャッジを行いました。 選手だけでなく、吉田審判のことも毎日観察していたジーコからは、「おめでとう!素晴らしい審判ぶりだったよ!」と、絶賛されました。  【吉田哲朗審判】 日本とは少し判定基準が違うんですが、自分なりには慣れてきて、うまく行きそうかな?という感じです。違うのは、手のファウルや後ろからのファウルを、すぐに止めるところですね。日本の場合は、手のファウルだと、やれそうだったら少し流すところもあるんですが。そういう意味で、日本のジャッジはヨーロッパ風だと思います。(ジーコに褒められたのは)今日はアシスタントレフェリーだったんですけど、主審の基準と合わせながらやれたことと、オフサイドラインをキープできたことだと思います。こっちのレフェリーはすごく自信を持ってやっているので、日本に帰っても、そういう自信を持って、やっていきたいと思います。 また、吉田審判は、チームを組んだブラジルのアルトゥール・ギリェルメ審判にも、自分のジャッジに対する意見や、ブラジルと日本の違いなどについて、常に説明を求め、貪欲に勉強していました。そのアルトゥール審判からは、「吉田審判の一番いいところは、確たる信念を持ってジャッジを下せるところ。どんどん判断を下し、笛を吹いていかなければいけない審判の役割では、そこが大事なんだ。素晴らしい審判になれるから、頑張ってほしい」とエールが送られました。 ★指導者を目指す名良橋晃さん 指導者を目指すために、遠征に同行した名良橋さんにとっても、精力的に試合を観戦し、練習を見て、有意義な大会となりました。 【名良橋晃さん】 1週間という短い期間だったけど、学ぶことは多かったですね。ピッチの中では、ブラジル人と日本人の違い、特に、ブラジル人の戦う気持ちを全面に出して臨むところなんかは、今後、若い世代を育成する上で、伝えていきたいことです。技術を教えるのもそうですが、指導者もベンチから一緒に戦うという姿勢を見せていくことが、大切だと思います。ここへ来た3チームとも、結果は出なかったものの、頑張ったと思います。いい経験になるかどうかは、それぞれが課題を持ち帰って、日々の中で活かしていけるかにかかっています。指導者の皆さんも、ここで学んだことを、選手達にしっかり伝えていって欲しいと思います。 実は名良橋さん、この遠征中に大きな決意をしたのです。今日の夜は、それをジーコに相談しました。それが何かは、今後の名良橋さん自身の発表に譲りますが、刺激の多いこの大会での経験が、人生の大きなステップになるようです。 ★スタッフが燃えるペラーダ 夜は、この大会の陰のメインイベント、とも言える、スタッフチームのペラーダ(草サッカー)が行われました。 ブラジル人チームと日本人チームに分かれての対決。ブラジル側には、ジーコの息子3兄弟(現役プロ選手のチアーゴ含む)が参加し、日本チーム、やや不利なのでは?と思いきや、日本チームには、あのサントスが助っ人として参加してくれました。鹿島、清水、神戸、草津と、長年日本サッカーに貢献したサントス。今日は日本語でビシバシ指示を出しながら、現役さながらのプレーを見せてくれました。    この大会の運営をサポートしている、鹿島アントラーズの高島雄大さん。どんなに小柄でも、大きなブラジル人を弾き飛ばす勢いを見せて、大奮闘。ちなみに、高島さんのサイズは、ジーコと比べても、この通り。 いつもは「声を出せ!」と選手たちを指導する監督陣。確かに声は飛び回っているのですが、その半分は「だぁぁぁ!」「クソォオオ!」「ワァーー!」という、雄叫びに過ぎなかったことは、ま、気合の表れということで。また、センターバックとして指示を出し続け、守備を統率する土田監督。でも、いったん自分が抜かれると、ものすごくムキになって、相手を追い続けるのも、ま、気合の表れということで。 この試合には、ジーコの兄であり、名監督、名テクニカルコーディネーターでもあるエドゥーもやってきて、野次を、もとい、檄を飛ばしていました。 サッカーのこととなると、まったく手を抜かないブラジル人。日本人も負けてはいられず、勝利こそ2対1でブラジルチームに譲ったものの、“レクリエーション”とは絶対に呼べない、真剣勝負を満喫しました。 ちなみに、日本チーム唯一のゴールを決めたノルテの亀谷監督は、シュートをセーブされた時の悔しがり方も、ゴールを決めた後の歓喜も、その後、ビール片手にブラジル人と盛り上がる時も、すっかり「現地の人」、というか、むしろ、完全に「ブラジル人」でした。 最後はシュハスコでお疲れ様会。陰のメインイベントで燃えた、熱い夜でした。 《今日の試合結果》 準決勝ヴァスコ・ダ・ガマ 1-2 クルゼイロコリンチャンス 3-2 ボタフォゴ 大会の歓喜と涙が交差する大会も、いよいよ明日は決勝です! <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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2008年8月24日 日本の3チーム、それぞれの経験

[2008.08.25]

いよいよ大会も、マッタマッタ(ポルトガル語で、生きるか死ぬか)の決勝トーナメントに突入。準々決勝4試合が行われました。残念ながら、進出できなかった日本の3チームですが、今日は指導陣の方針のもと、それぞれが貴重な体験をしました。 ★今日の鹿島ノルテ 鹿島ノルテは、現在フットサル日本代表監督を務めるサッポが運営する、リオのフットサルスクールの生徒と、試合をしました。 相手は2チーム。ノルテも2チームに分かれて臨んだこのフットサル対決。毎日サッカーに取り組む選手達ですが、フットサルでも負けていません。ノルテチームは2位と4位。2位のチームの結果は10対3の勝利と、6対3の敗戦。準優勝トロフィーが授与され、大喜びの選手たちには、亀谷監督も「いい経験になった」と、笑顔でした。 試合後は、サッポスクールの選手達と交流会。言葉の壁を越えて、笑顔を交わしあった選手達。日本を愛するサッポ監督と、息子のホドリゴさんの粋な計らいに、感謝です! 【キャプテン薄井直樹選手】 最初のチームとの対戦は、意外とやれて良かった。2チーム目との試合では、プレッシャーとか早くて、難しかった。でも、今日のフットサルは、すごく面白かったです! ※ここで亀谷監督、インタビューに乱入。「キックオフ直後に、まず相手にパスを出して、ゴールを献上したのは、キャプテンだったよな?」選手一同、大笑いする中、「そうだっけ?」。サッカーも上手ですが、トボけるのはもっと上手な、薄井キャプテンでした。 ★今日のJリーグ選抜 Jリーグ選抜は、マドゥレイラとの親善試合を行いました。公式戦は終わったとは言え、試合前、名取監督は「この試合は大事だからな。ここまでやってきたことを、全部出してやってみろ!」と、選手たちを激励し、ピッチに送り出しました。 そしてその通り、経験を糧に、力強く戦った選手達。2対1で勝利を挙げ、この遠征の成果を見せてくれました。 ★夜は3チームが合流 夕方からは、今日ブラジルで初めてのオフを満喫し、リフレッシュした鹿島アントラーズも合流。3チーム揃って、マラカナンへ。ブラジル全国選手権ヴァスコ対ボタフォゴの試合を観戦しました。 リオのライバル同士の対決となったこの日、スタジアムの雰囲気、ハードにぶつかっていく両チームの戦いに、選手達は圧倒されました。Jリーグ選抜の名取監督も、元日本代表、元Jリーガーの血が騒ぎ、「いや、すごかったですよ、さすがですよ!」と、興奮を語ってくれました。 試合後は、そのままみんなでブラジル名物、シュハスコを食べに行きました。大きなお肉を前に笑顔の選手達。 誰が言い出したのでしょう。同じくブラジル名物のグァラナジュースもたくさん飲んで、空き瓶を並べたら、こんな感じになっちゃいました。 ★元日本代表、名良橋晃さんは語る今日のシュハスコで、ただ1人、ちょっぴり不服そうだったのは、名良橋晃さん。ブラジルの食事になくてはならない、フェジョンという豆の煮込みを、御飯にかけて食べるのが大好きなのに、シュハスコレストランには、そのフェジョンがなかったのです。 そんな風に、すっかりブラジル人化している名良橋さんは、ご存じの通り、元日本代表であり、元鹿島アントラーズの選手。今回の遠征に同行して、毎日精力的に動き回っています。 【名良橋晃さんの旅の目的】 ブラジルのジュニアユースのチームを見たい、ジュニアユースの監督さんが、どういう指導をしているのかも見たいっていうのが、まず目的です。それに、この大会が非常に大きくなってきたので、僕も指導者の道を目指すためにも、見てみようとやってきました。またジーコにも是非会って、刺激を受けたいというのもありました。あとはやっぱり、どうしても目線がラテラウにいっちゃうんで、いい選手を見て、僕も刺激を受けたいと思います。僕も数回、セレソンと試合をしましたが、僕らの時代には、この年代でこういう大会のためにブラジルに来るっていう経験は、全然ありませんでした。だから、選手達に言いたいのは、本当に貴重なチャンスだということ。レベルの高い相手とやることで、自分のレベルもあがる。旅というのも楽しいと思うので、夏休みの思い出として、ぜひ、いい経験をして欲しいと思います。 名良橋さんはこの大会で、何を感じたのでしょうか。また、目的はどこまで果たせたのでしょうか。その答えは、またここで紹介します。3チームのブラジル遠征、いよいよ残り2日間です! 《今日の試合結果》 準々決勝フルミネンセ 1-4 ボタフォゴコリンチャンス 1-0 ジュヴェントゥージインテルナシオナウ 2-3CFZ・ド・リオ 0-2 ヴァスコ・ダ・ガマ <文=藤原清美・写真=高島雄大 / Jorge Ventura / George Henrique>……

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日伯友好カップ2008!

[2008.08.25]

今週の木曜日に、私の故郷と自分を我が子のように迎え入れてくれた国である日本との関係において、私にとって特別以上とも言える、日伯友好カップの本大会予選2次ラウンドが開幕します。そして、今週のバーハ・ダ・チジューカ・コネクションのテーマはこの話題に関して以外は有り得ません。 今年で日伯友好カップも第11回目の開催となり、現在では国内に於いて最も重要なU-15の大会の一つと見做されている我らがこの大会は、既に少年期を迎えたのです。そして今年度は、2008年に祝われているブラジル移民100周年事業の催しの一環として開催されるという付加価値を得ました。 私が友好カップに対して誇りに感じている点は、大きく文化がかけ離れた2カ国の子供達の統合を可能にすることです。私は、最も重要な要素は選手育成よりも人を育てることだと常々強調しています。そして、他国の若人達との交流が、ブラジル人のみならず日本人にとっても、大変意義深いことなのです。 そして、今年は更に目新しい参加者としてパラグアイのLibertadが加わりました。ピッチ上には3つの国家が代表されます。ジーコ・サッカーセンター及びCFZ do Rioのトレーニングセンターのピッチに足を踏み入れた選手達にとっては貴重なる経験が出来て、紛れも無く忘れ得ぬことでしょう。スケジュールの問題上この期間にのみ参戦可能な市川・浦安トレセンチームは予選1次ラウンドでありました。試合結果は彼らにとって然程良いものではありませんでしたが、帰国後の地域でのパフォーマンスはこの交流によって常に向上すると伝えられています。こちらブラジルでの厳しい要求にて、彼らは本体験を日本へと持ち帰ってパフォーマンスを上げられるのです。 鹿島アントラーズ、鹿島ノルテ、そしてJリーグ選抜は既に到着しており、ウエルカムセレモニーも終了しております。既に、こちらを訪れた子供達が今日ではJリーグでプレーしており、更には日本代表のユニフォームをも纏った事実を知ることは大変大きな喜びでもあります。同様なことがブラジルのチームでも実現しており、手短な例を挙げるならば、フラメンゴでプレーをしたJuanとAdriano選手の存在があります。 今はキックオフを待つのみです。国内の5つの州以外にも連邦直轄区のチームがブラジルを代表しており、08月21日から26日の期間で午前と午後に亘り試合が行われます。更なる今回のスポーツ祭典を見守りたい方には、試合会場の門は開放されております。足を運んでくれた方は、紛れも無く私と出くわすことでしょう! それでは皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! また来週お会いしましょう! ……

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CFZ敗れるが首位にとどまる

[2008.08.24]

23日、リオ州2部リーググループC第8節、CFZはPortuguesaに 2 - 0で敗れた。勝点は15のままであるが依然として首位にいる。2位にはPortuguesaが14勝点14で接近した。また São Cristóvão と Bresciaが  0 ‐ 0で引き分けたため Brescia が勝点12、 São Cristóvãoが勝点 11となっている。 ……

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2008年8月23日 日本勢、決勝トーナメント進出ならず

[2008.08.24]

2次予選リーグ3日目は、いよいよ最終節。今日のリオは、大会始まって初めての雨が降るなど、一日中肌寒い気候となりました。 ★今日の鹿島アントラーズ 午前9時半から始まった鹿島アントラーズの最終節は、今年初参加のパラグアイから、リベルタッドとの対戦。ここまで連敗のアントラーズは、試合前に力強く円陣を組んで、絶対に1勝をあげるんだ、と誓い合いました。 朝からの曇り空が、大雨に変わる中での試合。前半はリベルタッドに1点を奪われますが、気迫あふれるプレーが続きました。 後半、相手にもう1点決められたものの、ここまでノーゴール試合のないアントラーズ、この日も内野選手が決め、1対2に。しかし、その後2点を追加され、結局1対4で敗れてしまいました。 《鹿島アントラーズの試合結果》 鹿島アントラーズ 1-4 リベルタッドGK 仲村DF 花崎、内野、長石、山田MF 渡辺、大窪、西谷(松井)、軍司(高木)FW 宮内、谷川 <アントラーズの得点者 内野淳> ★今日の「収穫」 【土田哲也監督】 前半から良いプレーができていたんですけど、セットプレーや、攻めている時にミスが出て、そこからの逆襲でやられるというパターンで、失点を重ねてしまいました。その点は、日本に帰って修正しなければならないと感じました。勝つことはできませんでしたが、勝ちたいと一生懸命やった中での結果だと思います。まだ、遠征でのプログラムは続きます。人生の中でも、ブラジルに来るのが最後になる選手が多いと思うので、ブラジルを肌で感じ、いろいろなもの見て、吸収していって欲しいですね。ただ、それを日本に帰って活かしていくことで、この遠征が良かったかどうかが決まります。私たちも、それを投げかけていきたいと思います。 ★今日の鹿島ノルテ 今日勝てば、予選リーグ突破の可能性がある鹿島ノルテ。雨は大降りから小雨へ、そしてようやく止んでくる中で、激しい試合が展開されました。 ボタフォゴという、ブラジル屈指の強豪を相手に、互角の戦いを続け、前半を1失点で抑えたノルテ。後半もたびたびチャンスをつかみましたが、どうしてもゴールを決めることができません。逆にボタフォゴに1点を追加され、0対2で終えてしまいました。試合終了と共に、ピッチに座り込んでしまった選手達を、亀谷監督が迎えに行き、1人1人と握手を交わしました。この悔しさを感じることができた選手達ならば、明日からそれを糧に、頑張ってくれるはずです! 《鹿島ノルテの試合結果》 鹿島ノルテ 0-2 ボタフォゴGK 池田DF 花井(綿引)、高坂、三好MF 大内(上田)(今泉)、園佛、萩谷(千葉)、増田、大竹FW 山田、岡野(薄井) ★今日の「収穫」 【亀谷誠監督】 勝てば決勝トーナメントにいけるかもしれない試合で、子供達は非常に疲れている中で、高いモチベーションをもって、最後まで戦ってくれたと思います。この3試合で、選手たちに学んで欲しかったのは、「自分達でコトを起こす」ということ。勝ちたいという気持ちのために、自分達で何か行動する、ということでしたが、昨日の1勝をチームで勝ち取った、ということで、何かつかんだのではないかと思います。食事もしっかり摂るようになったし、昨日も部屋でボードを使って、話し合いをしていました。ゲーム中に何か問題ができたら、ハーフタイムに自分達で話し合ったり、ちょっとした声も出てくるようになったので、そういう意味では、進歩したと思います。課題は、やはり点を取る、というところ。また、プレッシャーの中で、ボールを持つ、シュートを打つ、ボールを奪う、それができるようなボールの持ち方をする、というようなところを、帰ってから映像も見ながら、きちんと修正していきたいと思います。 ⑰増田祐樹選手 今日は相手のパス回しに翻弄された部分がありました。ここで負けて、決勝トーナメントに進めなかったので、本当に残念です。ブラジルというフィジカル的に強い相手に対して、どこまでやれるかというのがあったけど、ここに来て、結構やれると感じました。日本に帰ったら、まだ大きな大会があるので、ここで経験したことを活かして、頑張りたいと思います。 ⑧園佛智史選手 最初に失点してしまったのが痛くて、そこから攻撃するはずだったんですけど、押されて、結局点を取れなくなってしまいました。この3試合を通して、自分としては、キープとかが思ったよりもできるな、というのを感じました。できなかったのは、チームとして勝ちきれなかったこと。日本に帰っても、勝つ、ということを目標にがんばっていきたいと思います。まずは高円宮杯があるので、それで全国大会に出るためにがんばります。 ★今日のJリーグ選抜 午後4時からは、Jリーグ選抜の最終節。近年、若手発掘の場として、国内でも注目の的であるブラジル北東部。Jリーグ選抜の相手は、その北東部でも強豪の、バイーア州のヴィトーリアです。 ここまでの2試合で、2対6、2対4と、少しずつ結果を出し始めていたJリーグ選抜。この日もますます、気合の違う戦いぶりを見せてくれました。前半、ヴィトーリアに先制されたものの、Jリーグ選抜も、山田選手が相手DFをかわして、ゴール!1対1と、同点で前半を終えます。 この結果に、ここまで2戦2分のヴィトーリアも黙ってはいられません。ハーフタイムの監督は、注意点を指示した後、ひたすら選手を叱咤激励します。「他チームの結果が気になるのか?自分達の試合は、自分達のものだ。今日の相手との違いは、お前らのクオリティだろう?それなら、それを見せるためにボールに行けよ。ちゃんと動けよ!」 後半、Jリーグ選抜は選手交代を重ねながら、気力、体力も落ちることなく、戦い続けました。勝利こそできなかったものの、そのまま1対1で試合終了、勝ち点1をものにしました。 《Jリーグ選抜の試合結果》 Jリーグ選抜 1-1 ヴィトーリアGK 白川DF 幸福、望月、遠藤、吉田MF 垂水(林)、唐木沢(佐藤)、平野(片)、桑島FW 小野瀬(岩木)、池田(廣田) <Jリーグ選抜の得点者 桑島昴平> ★今日の「収穫」 【名取篤監督】 2試合、不甲斐ない試合をしてしまったので、昨日の夜、「意地を見せてくれ。このままでいいのか。」と、選手達に話をしました。公式戦はこれが最後ですから、点を取るのはもちろんだけど、勝ちにいこうと。体でぶつかっていって、試合が終わったら倒れてもいいから、それぐらい出し切って戦おうと。今日はよくやったと思いますよ。これぐらいできるんだったら、最初からやってくれよっていうところもあるんですが、まぁ最初は緊張感もあったのかな、と思っています。「ここまでやれるんだ」という多少の自信と共に、でも、まだまだなんだというところを、感じて帰って欲しいですね。まだまだ世界は広い、やることはいっぱいあるんだと。Jリーグ選抜として来ているのだから、それをチームなり、日本に伝える義務があることを、選手たちには話しておきたいです。 ★対戦相手は、こう見た 【アルトゥール・ギリェルメ監督(ヴィトーリア)】 非常に良い試合になったと思います。我々の方も、思う通りにいったわけではないけど、よくやったと思っています。選手達は若いので、モチベーションを高めるために、いつでもいろんなことを話してやるんです。今日の場合は、グループリーグ突破。可能性としては厳しいが、だからこそ、ゴールを決めることだ、とね。Jリーグ選抜は、とてもスピードがあるチームだと感じました。現代のサッカーで大事なのは、スピードとパワー。そのうちの1つが備わっているのだから、後はパワーを補う練習をすることです。誰でも練習しなくてはなりません。練習、練習。みんなそうです。 《その他の試合結果》 フラメンゴ 1-0 サン・カルロスCFZ・ド・リオ 4-0 フリブルゲンセインテルナシオナウ 3-2 センダスマドゥレイラ 1-3 アトレチコ・ミネイロコリンチャンス 3-1 カンポ・グランジクルゼイロ 2-2 ジュヴェントゥージフルミネンセ 1-0 ブラジリア選抜ヴァスコ 4-2 ノーヴァ・イグアスーフィゲイレンセ 4-1 バングー <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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2008年8月22日 日本の3チーム中、鹿島ノルテが1勝!

[2008.08.23]

2次予選リーグ2日目は、朝からの曇り空。気温も21度と、選手にとっては少しホッとする、戦いやすい気候となりました。 ★今日の鹿島ノルテ 今日のトップバッターは、鹿島ノルテ。朝9時キックオフで、フリブルゲンセ戦です 試合は序盤から、ノルテがペースをつかみ、再三、相手ゴール前に攻め込みます。そして、前半から、千葉選手がゴール!その後は、ピンチの場面もありましたが、耐えて前半を終了。 ハーフタイムのベンチでは、休む時間も惜しむように、選手達がお互いに話し合っていました。監督に指示を確認し、それを仲間同士に伝えたのは、高坂選手。 そして向けた後半も、千葉選手が再びゴール!普通は試合中ずっと怒鳴り続けるブラジルの監督も、最後は押し黙ってしまったのが、印象的でした。最後にフリブルゲンセに、FKを直接決められて1点を奪われましたが、結果は2対1。第3節の結果によっては、決勝トーナメント進出の可能性がでてきました。 《鹿島ノルテの試合結果》 鹿島ノルテ 2-1 フリブルゲンセGK 池田DF 綿引(花井)、高坂、三好MF 増田、園佛、上田(大内)、千葉(萩谷)、大竹FW 今泉(薄井)、岡野(山田) <ノルテの得点者 千葉樹 2得点> ★今日の「収穫」 【亀谷誠監督】 守備の面でよく頑張れたし、ゴールが奪え、初勝利をあげることができた。疲労も蓄積し、昨日5対0で敗れた中で、気持ちをよく切り替えたと思います。明日はボタフォゴ戦。プレッシャーをかけられて、ファウルが増えたり、大きなクリアが増えたりしないよう、より冷静に判断し、クリアならクリア、つなぐところはつなぐなどを、見極めていければと思います。明日も勝ち点3を取れれば、決勝トーナメント進出の可能性が出てくるので、勝ちを目指したいですね。 【千葉樹選手】 勝たないと後がない試合だったので、みんなで1つになって戦って、勝てたのは良かったです。ゴールについては、サイドからクロスで崩すっていうのを、日本からずっとやってきたので、それが点につながりました。こうなったら、得点王を目指したいです。 【高坂豊選手】 前半、集中が切れてきたので、後半は集中が途切れないようと、声を出し、怒鳴ることばっかり考えてました。「ここをあいまいにしちゃうと、点に繋がっちゃう」と思う部分で確認したいことがあったので、ハーフタイムには監督に聞いて、それをチームメイトに伝えました。試合としては、昨日の方が良かったかもしれなかったけど、1点、2点と取れたので、結果に繋がりました。失点した時は、その後どうなるか危なかったんですけど、崩れることはありませんでした。決勝トーナメントに進出したいので、まずは明日、勝ちたいです。 ★今日の鹿島アントラーズ 午前11時からは、鹿島アントラーズがミナスジェライス州の強豪クルゼイロに挑みました。 しかし、前半のアントラーズは、立て続けにゴールを奪われ、4失点。 後半も1点を奪われたものの、最後の最後まであきらめないアントラーズは、1点を返して、最終的に1対5で試合を終了しました。しかし、これで連敗となり、残念ながら、グループリーグ敗退が決まってしまいました。《鹿島アントラーズの試合結果》 鹿島アントラーズ 1-5 クルゼイロGK 森DF 花崎(高木)、加賀、長石、山田MF 渡辺、大窪、西谷(木場)、軍司FW 谷川、宮内 ★今日の「収穫」 【土田哲也監督】 決勝トーナメント進出の目が途絶えてしまったことが、非常に残念です。今日は相手の背が高いと聞いていたので、高いボールへの対応を徹底し、こちら側は中盤でボールを回しながら、攻撃に繋げていこうと指示していました。それをやろうとする意図は見えたんですが、ボールを回しているうちに奪われてしまい、高いボールでやられる。その同じパターンで前半4失点してしまいました。後半も形を変えずにやって、1点獲れたのですが、そこで力尽きたという感じです。意図は見えた以上、奪われたのは技術の問題。そこをこれから、やっていかないといけないと思っています。気持ちの部分でも、やはり弱い面があると思います。それは、1つ1つの場面で、マイボールにするんだという気持ちなど、トレーニングの積み重ねで、変わっていけるところもあるはずです。生活環境、この世代の育成のシステムなど、いろんな要素が絡んでくると思いますが、我々指導者が考えなければいけないテーマです。 【渡辺龍太選手】 昨日も立ち上がりでやられたのが響いたので、今日は、後半だけで言うと、その立ち上がりをしっかり守って、スコアは1対1。だからやっぱり、前半の4失点が響いた形になりました。最初の方は相手が裏に出したボールに対応できなかったり、パスミスが増えたりしたので、相手も強かったんですが、自分達の問題も大きいと思います。明日はなんとしても1勝したい。そして、相手がボールをもらった時に、慌てずに動くところ、手や体の使い方などをしっかり学んで帰りたいです。 【宮内龍汰選手】 パスミスやトラップミスが、すぐに失点につながってしまう。ちょっとトラップが大きくなっただけでも、ブラジル人はそこを狙ってくるので、改善しなければいけないところだと思います。相手の高さもあったけど、まずは自分達のミスの問題。ブラジル人の気持ちの強さや、ボールへの執着心を見習いたい。そして、明日は1点でも多くゴールして、勝ちにいきたいです。 ★今日のJリーグ選抜 午後2時からは、Jリーグ選抜の第2戦。ノーヴァ・イグアスーとの対戦です。前半、昨日の敗戦からは、見違えるような、力強い戦いぶりを見せてくれたJリーグ選抜。互角に戦ったのですが、前半終了間際に、1点を獲られてしまいます。 後半、片がPKを決めて、1対1と追いつきます。これには、いつもの通り、試合を真剣に見守っていたジーコも、思わずパチリと激写! その後も攻め込む場面が続き、惜しいシュートも飛び出すなど、押し気味に試合を進めたJリーグ選抜。ところがその後、わずか2分の間に2失点し、再び突き放されます。最後はダメ押し1点を決められた後、Jリーグ選抜も、池田が1点を追加しましたが、ここまで。結局、2対4で敗れ、決勝トーナメント進出は、なりませんでした。 《Jリーグ選抜の試合結果》 Jリーグ選抜 2-4 ノーヴァ・イグアスーGK 月成DF 幸福、望月、遠藤、吉田MF 佐藤(小野瀬)、唐木沢(廣田)、片、桑島FW 池田 岩木 <Jリーグ選抜の得点者 片慎吾、池田正志> ★今日の「収穫」 【名取篤監督】 昨日点差が開いたので、選手達がサッカーの原点のようなものを感じるように、話をしたんですが、まだ立ち直れない選手も何人かいました。非常に歯がゆい試合でした。ブラジル人と日本人のメンタリティの強さの差は、いつでも感じます。でも、それは環境の差ではなく、普段のトレーニングから、厳しいプレッシャーの中でやっていくことで、培われていくことだと思います。今は、ちょっと体を当てられただけで、慌ててしまって、次からはプレーできなくなってしまう。指導者としては、この厳しさを子供達に知って欲しかった。それで今、へコんでいるけど、日本に帰ってから、理解し始めることを期待しています。時間はないけど、明日はコーチ陣が、まず戦う姿勢を見せることで、選手達にも伝えたい。あきらめずに戦っていきたいと思います。 【片慎吾選手】 球際のところはしっかりしていたし、点も取れたので良かったと思います。最後の最後まであきらめずに粘ったので、あのゴールが生まれました。この遠征では、外国人のフィジカルの強さに、どうやって対抗できるか、というのと、勝負に対する執着心を学んで帰りたい。だから、明日も最後まであきらめずに戦って、ゴールを決めて、勝ちにいきたいです。 【望月健吾選手】 内容はそんなに悪くなかったけど、結果的には負けてしまいました。後半、集中が切れたところが問題なので、明日はそこを切らさないようにやっていきたいと思います。1人1人が大きい選手に対して、体を張って戦えたと思うので、そこが昨日より、点差が縮まった理由だと思います。大会のために集まったチームなんだけど、それぞれ仲が良かったので、1人1人が声を出し合えて、連係的には問題ないと思います。連敗してしまったけど、最後は勝って終わりたいです。 《その他の試合結果》 センダス 0-0 サン・カルロスマドゥレイラ 1-2 カンポ・グランジリベルタッド 1-2 ジュヴェントゥージフラメンゴ 1-3 インテルナシオナウコリンチャンス 1-0 アトレチコ・ミネイロCFZ 1-1 ボタフォゴフルミネンセ 1-0 フィゲイレンセブラジリア選抜 2-0 バングー <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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2008年08月20日(水)

[2008.08.22]

ハ~イ。ブログも友好カップモードだ。11年前に私が発案したこの大会は大きな誇りであり、だからこそ、本大会予選第一ラウンドの様子を、写真を通じて皆さんと分かち合うよ。更には、他の写真と問題だ。誰が見事に答を当てるかな? 開校式の様子。 チームは到着後直ちにグランドへと向かった。 鹿島アントラーズ対CFZ do Rio。 鹿島アントラーズノルテ対バングー。 次は、ブラジリアのA!Bodytechでのジーコ・サッカーセンターのスクール開校式の模様。写真提供はAndréia Zayt。 そして最後に皆さんへの問題だ。私の背後に見えるスタジアムは何処かな?そして、私はいったい何処にいるか分かるかな?   それでは、また後ほど!……

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2008年8月21日 日本の3チーム、初戦に挑む

[2008.08.22]

今日はいよいよ、2次予選リーグが開幕!友好カップ始まってから、毎日続く快晴の中でも、とりわけ陽射しの強い今日、気温31度ながら、体感温度はもっと厳しい暑さ。朝8時から行なわれた開会式の後、6グループの初戦が一斉にスタートしました。 ★今日の鹿島アントラーズ 日本勢の先頭を切ったのは、鹿島アントラーズ。朝9時キックオフの相手は、ブラジル南部ヒオ・グランデ・ド・スウ州の強豪ジュヴェントゥージです。 宮内選手のゴールで、先制したのはアントラーズ。その後、徐々にペースをつかまれ、攻め込まれますが、苦しい時間帯をしのぎ続けます。 ハーフタイムには、土田監督から修整の説明の後「やろうとしていることが見えるから、大丈夫だ。中途半端なのが一番だめだぞ!」と指示。今回の遠征で一緒に指導してくれているCFZのジュリオ・セーザルコーチからは、中盤が素晴らしいと、激励されました。互角の戦いに見えたこの試合。しかし、後半に入り、ジュヴェントゥージに3点を奪われてしまったのです。結局、1-3で初戦を終えることになりました。 《鹿島アントラーズの試合結果》 鹿島アントラーズ 1-3 ジュヴェントゥージGK 仲村DF 花崎、内野(加賀)、長石、山田MF 西谷(松井)、渡辺、大窪、軍司FW 宮内 谷川 <アントラーズの得点者 宮内龍汰> ★今日の「収穫」 【土田哲也監督】 負けてしまったことが非常に悔しいですね。前半先制しておきながら、後半の立ち上がり、ちょっとした気の緩みで失点し、そこから流れが変わってしまいました。そういう形で流れが変わることは分かっていただろうに、現実になってしまいました。ちょっとしたことなんですね。マークの確認や、パスなのかクリアなのかをはっきりさせること。また、せっかくいいプレーでボールを奪っても、周りの選手に気づいてもらうように声を出さないために、また奪われてしまう。明日の試合に向けては、そういうちょっとしたことがピンチにつながることを、再度強調しておきたいです。でも、やろうとしていたサッカーができた部分もあったので、明日は選手達の変化を見たいです。そして、勝ちたいですね。 【ジュリオ・セーザルコーチ】 初戦というのは、いつでも苦しいものです。アントラーズを応援しているがために、私まで神経質になったぐらいですから。明日からは良くなってくるでしょう。限界まで戦って欲しい。そして、少なくとも1勝して欲しい。ジーコもアントラーズが来たからには、勝利を強く要求しています。私から選手達に伝えたい言葉は「目を覚ませ!」 【大窪健生選手】 前半はいいプレーができたんですけど、後半は足が止まってきて、周りが見えなくなり、ミスが増えてしまいました。次はそういうところを修整したいです。そのためにも、ホテルに帰ったら良く休んで、チームメイト達と今日の反省について話しながら、明日に臨みます。 【山田尚哉選手】 前半はパスも回って、体も動いていたんですけど、後半はパスが繋がらなくなり、相手に簡単にボールを奪われてしまいました。後半の反省点は、集中力のこともあるし、声が出なくなって、連係がうまくいかなかった部分もあると思います。今日はとりあえずリフレッシュして、明日は集中していきたいです。 ★今日の鹿島ノルテ 陽射しのますます強まる午前11時、鹿島ノルテの初戦、CFZとの試合が始まりました。 前半は互角の戦いで、攻め込まれても耐える鹿島ノルテ。しかし、その前半修了間際に、CFZに先制点を決められます。 ハーフタイム、亀谷監督からは「目一杯やって苦しかっただろうが、“もう動けない”の後に、もうワンプレーを積み重ねるんだ。ここまでは、勝利に値する戦いをしているぞ!」と、熱い檄が飛びます。 しかし、後半は苦しい時間帯が続き、CFZにさらに3点を追加されます。その後、ノルテの惜しいシュートが度重なりますが、決めきれず、逆に最後にダメ押しの1点を入れられ、最終的に0対5で敗れてしまいました。 夜はマラカナンで、ブラジル全国選手権フラメンゴ対グレミオを観戦。熱いサポーターに刺激を受けた選手達。明日に向けて、気合が入ったことでしょう。 《鹿島ノルテの試合結果》 鹿島ノルテ 0-5 CFZ・ド・リオGK 百合本DF 高坂、綿引、花井MF 園佛(富田)、三好、上田(千葉)、薄井(今泉)、大竹FW 山田、岡野(萩谷) ★今日の「収穫」 【亀谷誠監督】 昨日までの2つの親善試合とは、相手のレベルが明らかに違うところで、前半は本当に良くがんばって、相手を混乱させることもできました。後半、立ち上がりのところで勝負が決まってしまうと思い、それも伝えたんですけども、後半6分のところで失点し、集中力が切れてしまいました。終盤、メンバーを入れ替えて、2度、3度と決定的なチャンスがありました。そこを決めることで、次に繋がると思います。今日は厳しい中でも、できた部分もありますので、気持ちを入れ替えていきたいと思います。 【山田晃選手】 シュートが入りませんでした。決めるべきところで決められなかったので、今後の試合では絶対に決めたいです。1対0で折り返したので、1点でも入れたいと思って、ハーフタイムでは、自分からみんなと話しました。でも、今日は相手のプレスが、親善試合で対戦した2チームより早かったのと、チーム全体としても、ジーコのチームということで、しっかりしていたと思います。その中で自分も、自分のやりたいプレーができませんでした。 【萩谷一斗選手】 途中から入ったので、そこで点を入れて、流れを変えたかったんですけど、それができなかったのが残念です。ただ、ベンチにいた時には、みんな頑張っていたので、その流れにうまく乗ろうと思ったのと、自分のポジションの中で、相手の特徴を見て分かっていたので、少しはうまくできたかな、というところもあります。この後は、気持ちを切り替えて、明日に向けて準備したいと思います。 ★今日のJリーグ選抜 午後2時に始まったJリーグ選抜初戦の相手は、リオの4大クラブの1つ、ヴァスコ・ダ・ガマです。林泰輝選手が少し体調を崩し、今日は見学に回りましたが、それ以外は全員元気に、キックオフ! ブラジル屈指の強豪の前に、Jリーグ選抜は先制パンチを浴び、前半で立て続けに、3点を入れられてしまいます。しかし、気合が違うJリーグ選抜も、前半終了間際に、佐藤選手がゴール!1対3で折り返します。 暑さは強まる一方。でも、元Jリーガーである名取監督のハーフタイムの言葉は、修正の指示はもちろんですが、「しんどいけど、サッカーが楽しいのはここからだ!声出していけ。いつもしゃべっとけ」と、選手を鼓舞します。 迎えた後半も、再びヴァスコに3点を入れられますが、やはり、やられっぱなしでは終わりません。最後に小野瀬選手が決めて、結局2対6で試合を終えました。 《Jリーグ選抜の試合結果》 Jリーグ選抜 2-6 CFZ・ド・リオGK 白川DF 佐藤(池田)、望月、遠藤(垂水)、吉田MF 桑島(唐木沢)、片、平野、廣田(幸福)FW 小野瀬 岩木 <Jリーグ選抜の得点者 佐藤寛貴、小野瀬康介> ★今日の「収穫」 【名取篤監督】 随分点を取られちゃったけど、これが必要なんじゃないですか。子供達がこの試合で、大事な部分を感じてくれるのが一番。勝負だから、点を取られてはいけないんですが、例えば球際でも、日本では足先で通用することが、世界では体でいかないと通用しないなど、“感じて”くれることが重要なんです。昨日は練習試合でたまたまやられなかっただけ。その中で、結構できるんじゃない、という部分があったと思うけど、これが、“本気”ですよね。15歳でも、世界での戦いで本気になると、これだけ違うんだ、ということが子供達も分かったと思うんです。今日感じた選手は、明日から変わってくるでしょう。ヘコんだまま帰ることになるかも知れないけど、このままズルズル行くことは、ないと思います。 《その他の試合結果》 フラメンゴ 0-0 センダスコリンチャンス 4-3 マドゥレイラボタフォゴ 2-1 フリブルゲンセインテルナシオナウ 1-0 サン・カルロスアトレチコ・ミネイロ 1-0 カンポ・グランジクルゼイロ 2-0 リベルタッドフルミネンセ 7-0 バングーフィゲイレンセ 2-3 ブラジリア選抜ノーヴァ・イグアスー 1-1 ヴィトーリア <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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CFZ、ホームでVilla Rioに勝利!!

[2008.08.21]

20日リオ州2部リーグ・グループC、CFZはホームでVilla Rioに2-0で勝利した。得点者は依然鳥栖でプレーしたことのあるJeffersonの2ゴール。   ……

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2008年8月20日 日本の3チーム、公式戦前日の準備

[2008.08.21]

2次予選リーグ初戦を明日に控え、今日もJリーグ選抜、鹿島アントラーズ、鹿島ノルテの3チームが、それぞれの準備を精力的に進めました。 ★今日のJリーグ選抜 今大会のために結成されたJリーグ選抜。集まってすぐに日本を発ち、昨日1回の練習をこなしただけで、今日は早速、アルチスウとの親善試合に臨みました。 アルチスウからのアイデアで、試合前には両チームが全員一緒に記念撮影。 今日の会場は、普段はCFZのプロチームが練習に使っている、CT(トレーニングセンター)と呼ばれる施設。緑豊かな広々とした環境です。 試合が始まる頃には、ジーコも駆けつけ、いつも通り、最後までじっくりと見守ってくれました。 今日はメンバー17人が全員出場できるように、30分3セットの特別ルールで行なわれました。Jリーグ選抜はブラジルで初めての試合にも関わらず、勝負は全く互角。第2セットまでは、0対0。 ハーフタイムには、名取監督がホワイトボードを使って、丁寧に修正点を説明。でも、最後は「大丈夫、すぐに分かってくる。自分達の普段のプレーができるようになるから、失敗を恐れずに、どんどん行け!」と背中を押してくれました。 そして迎えた第3セット。Jリーグ選抜がついに、小野瀬康介選手のゴールで先制!引き続き、佐藤寛高選手がゴール!2対0と、勝利で終えました。 午後も練習をこなし、夜は昨年できたばかりの新スタジアム「エスタジオ・ジョアン・アベランジェ」で、プロの試合、ボタフォゴ対クルゼイロを観戦。モチベーションも上がり、明日は公式戦初日、強豪ヴァスコ戦に挑みます! 【名取篤監督から選手達へ】 今日の試合は、ちょっと出来過ぎでしたね(笑)子供達にはぜひこの大会で、自分の持ってるものが、世界のサッカーに通用するかっていうところで、チャレンジしてもらいたい。そのため、失敗してもいいから、それぞれの良い部分をいかに発揮できるか、モチベーション作り、コンディション作りとチーム作りを、あと1日で(笑)、やります。ブラジルはサッカーの原点が見られる国。 “身近ではあっても、やっぱり世界のサッカーというのはこんなに違うんだ”というところを、ぜひ感じて欲しいと思います。また、昨日ジーコも言ってくれたんですけど、やっぱり大会に出場するからには、勝ち負けが大事。プロ目指す以上、戦う姿勢の大事さを、肌で感じて欲しいと思いますね。 【白川純也選手の決意】 長旅の後だったけど、思った以上に足が動いてくれたんで、いいプレーもできたし、結構感触は良かったです。今まで、日本でも決勝戦などを体験してきたんで、大舞台には、結構強い方ですね。今日も、選手への指示など、落ち着いてうまくやれました。この遠征では、日本で出来なかったプレーにチャレンジしたいし、ブラジルの選手のいいプレーを、盗んで自分のものにしたいです。目標は優勝です! 【平野篤志選手の決意】 きょうの試合では、後半から体も動いたし、相手とぶつかってもしっかり勝ってるし、よく戦えたと思います。ブラジル人は、やっぱり体が強い。でも、視野を広く持って、指示を出しながら動く部分では、完全に相手に勝ってたと思います。この遠征では、声出して、仲間と勝ちを目指し、日本のレベルは強いと、相手に感じさせたい。そして、日本に帰って、チームメイトに刺激を与えられるようになりたいです。 【遠藤広展選手の決意】 ブラジルの攻撃の選手のプレスが早くて、やりづらい部分もあったし、環境が違って、結構キツかったので、今日はあんまり良くなかったかなと思います。でも、仲間としっかりコミュニケーションをとって、ホテルでも話して、大会ではいいDFライン作って、失点を少なくしたいです。遠征中にやりたいのは、やっぱり球際が速いので、簡単に取られないように、周りを見て、フリーな選手を見つけて、早くボールを渡すことです。目標としては、まずは予選突破したいです。 【小野瀬康介選手の決意】 ブラジルに来て初めての親善試合を、楽しく出来て良かったです。ゴールを決めた時は、たまたま抜けて、自分の足元に来たんで、思いっきり左に寄せて蹴ったら、入りました。チームの中で、友達もいっぱいできました。これからは、せっかくブラジルに来たんで、うまい選手のワザとかを盗んで、将来に活かしたいです。目標は、まずはグループリーグ突破だけど、ともかく1戦1戦頑張りたいです。もちろん、得点王も目指しています。 ★今日の鹿島ノルテ 鹿島ノルテは、環境に慣れるための亀谷監督の方針により、昨日に引き続き、親善試合に臨みました。今日の相手はマンゲイラ。やはり勝負は互角、2対2の引き分けに持ち込みました。この連戦で、ブラジルサッカーの感触をつかみかけたであろう選手達。明日の初戦の相手は、CFZです。 ★今日の鹿島アントラーズ 鹿島アントラーズの午前中は、練習。ジーコと同じ時代にフラメンゴでプレーした、往年のスター選手、ジュリオ・セーザルが、土田監督と一緒に指導してくれました。そして午後は、プロのCFZ対ヴィラ・ヒオの試合を観戦。独自のペースで、順調に心身のコンディションを調整しました。明日の初戦の相手は、ジュヴェントゥージです。 <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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2008年8月19日 日本から3チームがリオに到着

[2008.08.20]

日伯友好カップは、21日から2次予選リーグに突入します。そのため、今日は日本からJリーグ選抜、鹿島アントラーズ、鹿島ノルテの3チームが、リオに到着しました。 選手達は休むまもなく、午後2時半には元気にCFZ(ジーコサッカーセンター)へ。最初に歓迎式に臨んだのは、鹿島アントラーズと、鹿島ノルテでした。迎えてくれたのは、鹿島のユニフォームを見て、「懐かしいね!」と陽気なジーコ。選手達に熱い激励の言葉を贈ってくれました。 「これまで、この大会に参加した中から、多くの選手が下部年代の日本代表に選ばれています。つまり、この大会がいい経験になっている、ということです。一方、今回はブラジルからも5つの州のチームが集まってきます。コリンチャンスやフルミネンセといった、このカテゴリーのブラジルの大会、世界大会で優勝したチームも参加します。それぞれが良い準備をして、臨んでくるはずです。みんなも、食事、水分、休息など、健康管理に気をつけて、頑張ってください!」 その後、両チームは初日にも関わらず、親善試合を行ないました。 ★今日の鹿島アントラーズ 鹿島アントラーズの相手は、CFZ。前半に2点、後半に1点を決められ、結果3対0で敗れてしまいました。 しかし、試合後のクールダウンをした後は、監督の話を聞くよりも先に、選手同士で各々話し合いを始めている様子が印象的でした。何よりもその意気込みがあれば、この遠征、実りあるものになりそうです! 【土田哲也監督から選手達へ】 長旅から着いてすぐで、当然体調的には良くないと思うんですけど、このブラジルという環境の中で戦う準備をし、力を発揮するために、あえて初日に試合を組みました。選手達には、日本とは違う環境の中で、戦う姿勢と意志を身に付けてもらいたい。そして、サッカーでは世界1位と言われるブラジルの文化を、肌で感じて欲しいですね。今年のチームは、ボールをポゼッションしながら、みんなで攻撃し、みんなで守備をする、結束力の強さが特徴。これまで日本のチームが果たしたことのない、決勝トーナメント進出を目指して頑張りたいと思います。 【長石一真選手の決意】 2年前、CFZで2週間留学しました。今日はそのチームが相手だったので、負けたくないし、絶対勝ちたいという気持ちでやりました。留学中に学んだことは、ブラジル人は厳しくやるところは、しっかり厳しくやるけど、何よりまず、サッカーを非常に楽しくやっているということ。その経験を活かして、今日までやってきました。今回は、勝負に対するこだわりとか、気持ちを精一杯出していきたいと思います。出場するからには、優勝を目指します! ★今日の鹿島ノルテ 鹿島ノルテの親善試合の相手は、バングー。前半、先制点こそバングーに奪われたものの、その後ノルテは2点を決め、逆転して後半へ。後半は逆に2点を決められましたが、互角の戦いを続けるノルテは、最後に1点を返して、結局3対3の引き分けで試合を終えました。 手応えをつかんだ選手達。試合後は早速、バングーの選手や地元の子供達と記念写真を撮るなど、積極的にブラジルに溶け込み、明るい表情を見せてくれました。 【亀谷誠監督から選手達へ】 去年もこの大会には参加したんですけども、この環境に慣れるのに、ちょっと時間がかかるかなというのがありました。それで今年は、ブラジル人選手の特徴をつかんだり、レフェリーのジャッジの範囲を体で感じるという意味でも、今日と明日、大会前にあえて2試合、試合を組みました。今年の選手達は、ひたむきに最後まで全力を尽くすというのが長所です。その上で、ブラジルの選手を見て、自己主張をするという部分を、ちょっとでも持ち帰って欲しいと思います。成績としては、去年は全敗したので、勝ち点1から積み上げて、1勝できればいいかなと思ってます。 ★今日のJリーグ選抜 Jリーグ選抜は午後4時にCFZ入り。まずは歓迎式に出席しました。ここで、喜びの再会が!Jリーグ選抜の名取篤監督は、現役時代、浦和レッズでプレー。ジーコとも対戦相手として、同じピッチで戦っていたのです。 その後、ピッチに出てきた選手達は、鹿島アントラーズと鹿島ノルテの親善試合を、食い入るように見学。 Jリーグ選抜の今日は、親善試合ではなくチームでの練習。ミーティングから始まって、夕暮れが訪れる午後6時過ぎまで、ジーコが見守る中で続きました。 それぞれのチームが、監督の方針によって、試合、練習と、滞在初日のスケジュールを意欲的にこなしました。明日はもう1日、大会前の準備にあてられます。 <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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2008年8月18日 市川トレセン、最終戦は悔しい11失点

[2008.08.19]

市川のリオでの最終日は、グループリーグ第3節、アルチスウとの対戦でした。今日も朝から快晴。気温30度のCFZ(ジーコサッカーセンター)での試合です。 市川はケガ人もなく、公式戦3試合目にして、初めて日本人だけでスタメンを構成することができました。 ところが、前半15分にアルチスウに先制点を決められ、その後、立て続けにゴールを奪われてしまいます。ベンチから、守備を修整する指示が繰り返す飛ぶ中、相手に振り回される選手達。遠征最終日で消耗した体に、守勢に回る厳しさが効いてきます。結局前半だけで、0対6と点差が開いてしまいました。 ハーフタイム、伊藤監督からはモチベーションを高めるための檄が飛び、立岡コーチからは具体的な修正点の説明がありました。しかし後半、さらに苦戦が続き、最終的に、なんと0対11で試合を終えることになったのです。 ここまでつかんできた手応え。その集大成になるはずだった今日。悔しい、悔しい選手達。 でも、誰よりも悔しさをあらわにしたのは、到着してからずっと、市川を見守ってきたジーコです。試合後の修了式で、ジーコに笑顔はありませんでした。そして選手達にも、サッカー人生の教訓を与えてくれました。 「遠征とハードなスケジュールで、消耗していただろうが、いざ試合になったら、それを吹き飛ばさなくてはならないんだ。毎年参加している市川の歴史の中でも、今回の結果は良くなかった。そして、この大会も年々レベルが上がっている。ここで勝つためには、1人1人が日々の練習の中でレベルアップし、良い準備をしてこないといけない。しかし、皆さんがここへ来てくれたことに、ありがとうを言いたい。そして、自分なりに考えて、この経験を今後の人生に活かしてくれることを、心から願っています。」 選手達の未来を大切に思うからこそ、あえて厳しい言葉で鼓舞したジーコ。最後は1人1人に、修了証書を渡してくれました。ジーコが強調したのは、日々の積み重ねの中で、良い準備をして大会に臨むこと。勝利に近道はありません。この経験を糧にできるかどうかは、選手自身にかかっています。 市川は今日、ブラジルを発ちますが、日本に帰って、また挑戦です。がんばれ、市川のみんな! 《市川トレセンの試合結果》 市川トレセン 0-11 アルチスウGK 工藤DF 宮内、太田、吉田、湯浅MF 轟木、斎藤、八木(ジエーゴ)、春木FW 佐藤、前川 ★ブラジル遠征の「収穫」 【前川昴己選手】 今日戦ってみて、日本人とブラジル人では、気合の入れ方が違うと感じました。僕らの方が、気持ちの面で、すべてが足りなかったと思いました。この1週間で分かったことは、やっぱり、自分はまだまだだ、ということ。日本に帰って、頑張って練習しようと思います。特に今回の経験から、ファーストタッチだとか、視野を広くして、周りを見ることに気をつけながら、取り組みます。サッカー選手としての目標は、自分の行けるところまで、どんどん上に行くことです! 【吉田拓也選手】 声を出して指示をしようと思い、それはうまくいったんですけど、前線まで届いてたかがわからないので、後で確認したいと思います。でも、最後の方は、みんなで声を出し合えたので、いい経験になりました。ここで学んだのは、毎日毎日積み重ねながら努力していけば、ブラジル人とか日本人とか関係なく、いい選手になれるのかなと感じたことです。だから、自分に足りないのは、何より練習だと思います。今後の目標は、まずはいい高校に入って、いい選手になって、プロになりたいです。 ★指導陣の総括 【デラシールコーチ】 市川は毎日一緒に練習しているチームじゃない。継続したトレーニングもできない。日本で集合して、すぐにここへ来たから、お互いにあまりよく知らない選手もいた。そして、確かにブラジル人の技術は、もっと磨かれている。ここで市川と対戦するクラブは、毎日一緒に練習し、栄養管理もされ、しっかりした施設もある。市川が乗り越えるべきことはたくさんあるけれど、そういう中で、少しでも向上できるようにと指導してきました。短期間だったから、難しいことは分かっているが、何らかを学んでくれたことと信じています。日本に帰って、この経験を活かすためには、自分にできることを、もう1度よく見つめ直すことだと思います。市川はとても愛情を感じるチーム。僕の心、そしてCFZに心に住む、特別なチームです。これからも頑張ってください。 【立岡康徳コーチ】 今日は3試合目。疲労もあって、コンディション作りがうまくできませんでした。それに、ここに来る前に一緒に練習できなかったのが、結果に出ているかなという気がします。また、ブラジルの方は、プロを目指してる中で選ばれた子供達が参加し、こちらは学校の部活動の一貫としてやっている中で選ばれた子供達っていう、最初のところで、差があるのかなと思うんですけどね。だから、選手達も目的意識の違いというものを、はっきり実感したんじゃないでしょうか。そして何より、彼らが実感として得たものは、きちんとトレーニングを積むことによって、技術を持つことができる、ということじゃないかと思うんです。基本的なことは、毎日毎日繰り返して、出来るようになる。基本がしっかりしていれば、それを応用することができる。それが指導者としても、大事な部分です。基本的なことを、狙いは同じなんですけど、目先を変えながら、いかにやっていくかを、僕らの方が常に開発していかなければならないと感じています。 【伊藤幸仁監督】 ずいぶん差が出た試合になりました。モチベーションの部分で、差があったんじゃないかと思います。点を取られて、その次に繋げていこうというより、落ち込んでしまい、この結果になってしまいました。でも、この1週間を通して、ブラジルの子達の、基本的な技術を練習している時の姿は、目にして、学んでくれたんじゃないかと思います。真面目に、謙虚に、指導者の言うことをよく聞いて、何度も何度も繰り返してやっている姿。それと、ゲームに対するやる気ですよね。勝つんだという気持ちを、体で感じてくれたんじゃないかと思います。それに対し、同じようにやる気を持つのは、そんなに難しいことではなかったと思うんですけども、まだまだ、気分的に甘かったかなと。指導者としては、ブラジル人の子供達は、バランス感覚がすごく長けていると思いますね。それを小さいうちから身につけられるように、日本でやっていきたいと思います。バランス感覚と基本的な技術、それが指導のテーマになると思っています。 <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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マラカナンの魅力

[2008.08.19]

既に私は世界中を駆け巡りましたが、マラカナン・スタジアムでは他とは違う特別に醸し出すようなエネルギーを感じ取ることが出来ます。私は、「サッカーの聖地」またはそれに類似する表現は余り好みません。何故ならば、全く異なる物でありながらも、宗教と混同しかねないと思うからです。でも、事実としてマリオ・フィーリョ(マラカナン)・スタジアムには特別な何かが存在します。そして、今週のバーハ・ダ・チジューカ・コネクションは、私が第二の故郷(自宅)と見做す、彼の地をフラメンゴと特にジーコカップの試合及び私のDVDの収録時に最近訪れたことで記憶が心によみがえさせられた場所、マラカナン・スタジアムへの敬意です。 私が少年時代には、あのピッチに足を踏み入れる夢を持っていました。スタンドの高い位置から眺めることで、ピッチ上で選手達や私のアイドルでもあったヂーダが何を感じているのかを体感するために唯単にグランドに足を踏み入れたいという希望が芽生えたのです。私の家族のある友人のお陰で、スタジアムの職員がピッチを温存させるために必死に阻止しようと試みるも、その夢を達成することが出来ました。彼は芝を踏んではいけないと言い張ったのです。でも、それに対して私はその時点で如何にして抵抗出来たのでしょうか? 何故ならば彼は私よりも遥かに体格が優れていたのです。 あの瞬間は私の脳裏に鮮明に記憶されました。徐々に、あのグランドで私のアイドルの背番号10を纏ってプレーをしたいと正しく感じるようになったのです。でも、それら全ては常時自然の流れに沿ってでした。常にサッカーのグランドに足を踏み入れれば、それが例えガーヴェア又はウェンブリーやマラカナン・スタジアムであれ、自己のベストを尽くすためでした。しかしながら、マリオ・フィーリョ・スタジアムはホームであり、物事が自然に起こっていたことは認めざるを得ません。あらゆることを知り尽くしていたのです。ピッチサイドの広告版やゴール裏の観客ゾーンは私にゴール位置の感覚を与えてくれ、更には同じ場所を陣取っていたスポーツ評論家さえも自己の位置確認に役立っておりました。 スタジアム自体は私が彼の地でプレーをしていた時代から幾度と無くリフォームされました。我々が得点を決めた直後に走り寄り、サポーターの興奮気味の目を身近で確認することが出来た、ゴール裏の芝の観客ゾーンは椅子席へと姿を変えました。国際試合への必然的なる対応だと言えるでしょう。私が多々に至りフラメンゴの試合を観戦するために押し潰されそうになりながら座った一般席は既にコンクリートではなく、現在ではカラフルな椅子席へと回収されました。でも、スタジアムに入った瞬間に感じるエネルギーは、依然として変わらず、今後も永遠と変化することは無いでしょう…。 最も感動的な映像の一つとして私の記憶に刻まれているのは、スタジアムに到着してホールエレベーターで来賓室及び席へのアクセスがある6階まで行くシーンです。エレベーターのドアが開いた瞬間にスタンドを埋め尽くす群集を目の当たりに出来ます。エレベーターの静けさの中から、ドアが開いた途端に、徐々にサポーターの声援が喝采へと変化する模様を演出してくれます。素晴らしい景観と鳥肌が立つような音響効果なのです。 プロ選手として333得点をそこで挙げて、その多くを私は、自分のみではなく敵の正確なポジショニングまでをも思い起こすことが可能です。私にとってあの芝のピッチを歩くことはまるで自宅の各部屋を、電気を消して移動するようなものなのです。正確なる道標を把握しています。最近行われた得点DVDのインタビュー及び映像の収録で、全ての感情が依然としてその場所に残っていることを感じ取りました。ピッチまでへの道程、ゴールマウス、ゴールネット、全てが当時と変わらずに慣れ親しんだ存在なのです。 ジーコ・サッカーセンター主催で開催された、協会登録が成されていない子供達、即ち、純粋なるアマチュアを対象としたジーコカップで、各カテゴリーへの贈り物として決勝ラウンドがマラカナン・スタジアムで行われた期間、私は大変喜ばしく感じることが出来ました。何十人という子供達の参加であり、彼らにあの巨大なる存在へのこの共通する感情をキャッチすることが出来たのです。彼らは、私の若かりし時代同様に、ピッチを眺めて夢中になっていました。何時の日か彼らもあのピッチに立たんことを誰が予言出来ますか? いったい誰がマラカナン・スタジアムの魅力に対して疑問を持つことが出来得るでしょうか…。 それでは皆さん、また来週お会いしましょう! ウン・グランデ・アブラーソ!……

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2008年8月17日 市川トレセン、最終戦に備える

[2008.08.18]

市川トレセンのリオ6日目は、明日の最終戦に備え、CFZ(ジーコサッカーセンター)で軽めの練習に取り組みました。今日も快晴で、気温は30度。朝9時に始まったトレーニングは、パス、トラップ、シュートなど、基本の練習が1時間15分。最後に15分のミニゲーム。昨日の試合で倒され、腕を痛めた前川昴己選手だけは、大事をとって見学でした。遠征の疲れも蓄積する頃。午後はホテルで休息を取りました。 そして、夕方は待望のマラカナンへ。この日、午後6時から行なわれたブラジル全国選手権、フルミネンセ対アトレチコ・ミネイロの試合を観戦に行ったのです!最近不調のフルミネンセ。そのため観客は1万4000人程度だったのですが、それでも、市川の選手達は、マラカナンの広さや、ゴールが決まった時のフルミネンセサポーターの盛り上がりに驚きながら、プロの試合を楽しみました。 夕食は、ブラジル名物のシュハスコを食べに行きました。ブラジル遠征はピッチの外でも、初体験が盛りだくさんです。 ★遠征中の思い出 【ドリブラー轟木大介選手】中盤を縦横無尽に駆け抜ける轟木選手。ドリブル。 またドリブル。 対戦相手のカンポ・グランジ、たまらずファウルで止める! 大いに実力を発揮しています。 【佐藤元紀選手、百面相】カメラを向けると、愛嬌たっぷりの佐藤選手。 でも、インタビューでマイクを向けられた途端、モジモジ君になってしまいます。 やっぱり、佐藤選手が一番輝くのは、試合中なのです!  【指導陣はジーコの親友】この大会に毎年参加している市川トレセン。そのため、伊藤監督と立岡コーチは、ブラジルの常連です。今回一緒に指導してくれているデラシールとも、ポルトガル語で巧みにやりとり。 そんなわけで、毎年会うジーコとも、2人は親友。ジーコに「お互い、毎年会うたびに、年取っていくよなぁ!」と、からまれては、さすがの伊藤監督もニガ笑い…。 ちなみに、選手達は“ジーコ初心者”。春木翔太朗選手は「ツカレタ?エエ?ツカレタ?」と、日本語でからまれて、すっかり逃げ腰でした。  【がんばれ、市川トレセン】 今回、助っ人で来てくれているCFZのブラジル人選手達とも、言葉は通じなくても、笑顔を交わしあい、友情を築いてきました。 大量失点に悔しくて、うつむいたこともあります。 でも、そこから立ちあがり、日ごとに、試合ごとに、成長してきたブラジルでの日々。明日はいよいよ最終節、アルチスウ戦です。がんばれ、市川トレセン! <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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2008年8月16日 市川トレセン、グループリーグ第2戦で1点をゲット

[2008.08.17]

市川のリオでの5日目は、グループリーグ第2節、ポルトゥゲーザとの対戦でした。朝からの晴天で、試合が始まる午前9時半には、気温は33度。強い陽射しが照りつける、CFZ(ジーコサッカーセンター)での試合となりました。 今日の市川は、2日目の親善試合で負傷した吉田拓也選手、昨日の親善試合で負傷した湯浅健吾選手、昨日少し体調を崩した佐藤元紀の3人が、ベンチスタート。代わって、CFZからウェリントン、チアーゴ、ジエーゴがスタメン出場しました。 試合前のウォーミングアップから、伊藤監督、立岡コーチと一緒に指導してくれたのは、デラシールに代わって、グスタボ・ブラジルコーチ。CFZのミリン(U-13)と、スクール部門を担当するグスタボから、「元気がないぞ!下を向かないで!」と激を飛ばされながら、キックオフ。 しかし、いざ試合が始まると、今日の市川は違いました。立ち上がりから互角に戦い、惜しいシュート、安定した守備には、見ているCFZの大会運営スタッフを、「今日はいける。点を取れるぞ!」と、盛り上がらせる勢いです。 前半を1失点でおさえ、ハーフタイムには伊藤監督から「言葉で確認しあうこと」という指示。 そして後半、ポルトゥゲーザに2点を追加されたものの、後半31分、市川に待望の公式戦初ゴール!決めたのは、前日の体調不良により、後半から出場した佐藤元紀選手です。 試合は結局1対3で敗れましたが、このゴールの他にも、随所に粘りのある攻撃が見られ、市川の変化を見せるには十分な戦いぶりでした。じっと戦況を見守っていたジーコも、記念すべき公式戦初ゴールを印すスコアボードを、自ら激写! 明日は軽い練習で確認作業をし、あさってはいよいよ集大成の第3節、アルチスウ戦に臨みます! 《市川トレセンの試合結果》 市川トレセン 1-3 ポルトゥゲーザGK 工藤DF 太田、ウェリントン、チアーゴ、宮内MF 八木(佐藤)、春木、轟木、斎藤FW ジエーゴ、前川(吉田) ★今日の「ゴール」 【佐藤元紀選手】今まで点を決められなかったけど、今日は決められて良かった。パスがうまかったので、自分は決めるだけだった。とてもうれしかったです。昨日は少し体調を崩していたけど、今日はもう大丈夫。まだ1回も勝ってないから、あさっては絶対に勝ちたいと思います。 ★今日の「収穫」 【伊藤幸仁監督】今までの試合では点差が開いてしまいましたが、今日は随分と縮まりました。昨日子供達も、モチベーションをあげて、気持ちを入れて頑張ろう、点を取られてもがっかりすることなく、気持ちを強く持とうと、みんなで話し合っていました。それで今日は、失点した後も前回みたいに落ち込まず、逆に取り返そうという気持ちはあったかなと。その他、真ん中を空けないようにしてゲームに臨もうという、共通の認識を持つようにしました。また、ここへ来てからトレーニングの中でやってきたことが、少しずつ結果となって表れて、点差が詰まったのかなと思ってます。試合が続いているので、だいぶ疲れていると思います。今日は十分休み、明日は軽めのトレーニングにして、ちょっとリラックスを入れながら、最終戦に向けてモチベーションをあげていきたいなと思います。 【宮内隆之介選手】昨日、相手との間合いをとって、突っ込まないようにしろって言われたんですけど、今日はやっぱり出そうになりました。明日からは、そういうところをちゃんとやっていきたいと思います。ベンチから指示が出た時は、もう1回、少し頭の中で考え直してから、やったりしています。でも、指示の意味は、だいぶつかめてきました。それを活かして、あさっての試合は、絶対勝ちたいと思います。 【工藤聡人選手】今日は3失点しちゃったものの、いい形で1点取れて、良かったと思います。ここまで公式戦2試合、親善試合も2戦やって、チーム全体の雰囲気が良くなってきました。みんな気持ちの面で強くなってきたので、失点の数も抑えられるし、点も取れるようになりました。GKとしては、マークの仕方とか、思ってることをチーム全体に伝えて、頑張ります。 ★対戦相手はこう見た 【フェリッピ・ジャコヴァーゾ(ポルトゥゲーザ監督)】試合は互角に始まって、市川が最初からプレッシャーをかけてきました。最後まで、とても厳しい戦いになったが、市川はそれを活かせなかっただけです。私達にもチャンスは少なかったが、それで点差を広げることができました。市川の長所は、闘志と意欲ですね。結果に関わらず、最後まで闘争的に戦った。第1戦も見ました。負けはしたけど、最後まであきらめずに戦っていました。弱点は多分、技術面かな。でも、その差は少しだし、もっと良くなるはずです。練習さえすれば、修整されること。私達に対して、良い試合をした市川に、おめでとうを言います。次の試合の結果に期待します。 《その他の試合結果》 カンポ・グランジ 1-0 アルチスウ <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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CFZホームでOlariaに勝利!

[2008.08.17]

16日に行われたリオ州選手権二部リーグ第7節、CFZはホームでOlariaに2-0で勝利した。この重要な試合の結果、勝ち点は12となった。得点者はPipicoと Julinho。 ……

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2008年8月15日 市川トレセン、親善試合で着実に成長

[2008.08.16]

市川トレセンのリオ4日目は、気温29度まで上がり、陽射しの強まる中、朝9時45分から、再びCFZ(ジーコサッカーセンター)にて、親善試合。今日の相手は、バングーのインファンチウ(U-15)。親善試合といえども、やっぱり対等な相手です。 これまで、立ち上がりに点を取られ、そのまま崩れてしまうのが、課題でした。しかし、今日の市川は、やや押され気味ながらも、前半15分までは耐えることができました。 その後、先制点を入れられると、どうしても勢いに押される時間帯に入り、前半を0対4で終えた市川。その後です。市川に待望のゴールが生まれました。まずは後半10分、CFZから助っ人として市川に参加している、ジエーゴが1点。その10分後、今度は前川昴己選手が、相手DFを1人かわしてゴール!2対4に。 その後、バングーに2点を追加されて、最終的に2対6で試合を終えた市川。負けは負けですが、失点が減り、何よりブラジルに来て初めての得点が決まったことで、選手達は少し、手応えをつかんだようです。 緊張の続く毎日。気分転換のため、午後は初めての休息で、有名なキリスト像の立つ、コルコバードの丘に登りました。その後、コパカバーナ、イパネマなどのビーチを回り、少しリフレッシュした選手達。 ホテルに戻ると、1日の終わりはミーティング。これまでの4日間で感じたことを、選手1人1人が語り、課題と目標を確認しあいました。 ★今日の「ゴール」 【前川昴己選手】パスを受けた時、マークがズレたから、うまくコントロールしてシュートしました。ゴールした瞬間、やった!と思ったけど、すぐに、あと2点取ってやろう、と気持ちを切り替えて頑張りました。フィニッシュの時、シュートが遅くなるのが課題。それを早く打てるようにして、もっとゴールを決めて、次は勝ちたいです。 ★今日の「確認」 【太田梨生選手】昨日は大量得点されてへこんだけど、今日は頑張れたと思う。自分なりには、ディフェンスラインの上がり下がりをコントロールできるようになってきました。明日も今日みたいにやれれば、結果が出てくるはず! 【宮内隆之介選手】ここまで大敗ばかりしているので、今日は親善試合であっても、絶対に勝ちたい、という気持ちで臨みました。明日も、勝ちたいという強い気持ちで戦います。守備をする時に、立岡コーチから「一発で飛び出さずに間合いを取れ」と言われています。まだ出てしまうけど、少し分かりかけた気がします。 【八木駿輔選手】今までの試合では、相手に振り回されていた。でも、今日はもっと頑張れたと思っています。明日は自分で、どんどんチャンスを作れるようにプレーしたいです。 ★今日の「守護神」 練習や試合中は厳しくても、素顔は陽気な立岡コーチ。記念写真を撮る時にも、いたずらして、まともに撮らせてくれません。 こんな顔にされてしまっているので、非常に分かりにくいのですが、被害者は市川の守護神、GKの工藤聡人選手の模様。立岡コーチさえ邪魔しなければ、実は、結構イケメンじゃないですか! 今日のミーティングでは、工藤選手も課題と目標を語りました。 【工藤聡人選手】これまでは1点目を取られた後に、下を向いてしまった。そうやってヘコんだ結果、次々と点を取られてしまった。気持ちが弱くなっていたんだと思います。今日は負けたけど、チームメイトがゴールを決めて、本当に嬉しかった。僕も次から、上を向いて頑張ります。 そんな工藤選手に対し、チームメイトの太田梨生選手は「常に声を出して後ろから指示してくれるので、動きの面でも、気持ちの面でも、助かっている」と、感謝! この遠征のためにメンバーが集まった市川トレセン。チームの結束も高まってきました。明日は第2戦ポルトゥゲーザ戦です。 <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique> ……

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五輪サッカーのメダル身近に

[2008.08.15]

北京オリンピックが行われていますが、五輪代表史上初となる金メダルへの闘いへブラジルサッカーは臨みます。私の意見では、ブラジルは五輪サッカーでの表彰台のトップにかつて無いほどに近い存在であり、今週のバーハ・ダ・チジューカ・コネクションではその話題に関して繰り広げます。 実際には、十分な準備期間をドゥンガ監督は有することが出来ず、この種目に対するオリンピックプロジェクト自体が不十分であるのが事実です。全てが慌てふためいて行われ、必要とされる計画性が存在しません。但し、それらを補うかのように我々は素晴らしい個人的な人材を有しております。今回の若きメンバーの殆どが既に欧州で修行を積んでおりプレッシャーを感じません。 ブラジル代表でもある有能なメンバーを有しているだけでなく、ロナウジーニョ・ガウーショ選手の強力なる助っ人があります。彼は常に試合では厳しくマークされることが予測され、彼に集中するマークがもたらすであろうスペースをチームメイトがどれだけ見出すかだと思います。ブラジルはこのようにして大いなるアドバンテージを得ることが出来るでしょう。 全員が一堂に会してのプレーが少なかった故、このファーストラウンドはチームにリズムを与えるための段階と成り得て、特にロナウジーニョ・ガウーショ選手の理想とされるフィジカルコンディションを追求する手助けとなるでしょう。中国代表はホームということもあり、最も嫌な相手ではないかと予測されますが、何れにしろ、ブラジルが不利な要因は見当たりません。そして、チームワークが取れることにより、チームは金メダルへ向けて大きな力を得ることとなるでしょう。 このコラムを見守ってくれている方であれば、如何に私がオリンピックを重視しているかをご存知かと思います。私のサッカー人生に於いて最も悲しい出来事の一つが、1972年のミュンヘンオリンピックに出場できなかったことです。このイベントを私がこれ程重要視し、更にドゥンガ監督率いる現在のグループに期待できるが故に、金メダルを信じているのです。 チームは、不意打ちを食らわないためにも、試合のキックオフからゲームセットまで終始このスピリッツを込めて闘わなければいけません。この様な大会での他の注目度が低いチームのアドバンテージは普遍的にチームワークの良さでもあります。ブラジルはファーストラウンドをチームが精練された状態にするために活用しなければいけません。 そして、話題は五輪サッカーということもあり、既にファーストラウンドから厳しいミッションが待ち受けている、女子代表にも絶大の信頼と激励のメッセージを伝えたく思います。必然的に注目は世界最優秀選手であるマルタ選手へと向けられますが、チーム全体の著しいパフォーマンスが期待されます。でも、ブラジルの女子サッカーは依然としてアマチュアであります。そして、今日に至り彼女達が勝ち得た全ては超越心の賜物です。初戦では世界チャンピオンのドイツと引き分けました。彼女達が表彰台に上れることを願っております。 金メダルを2個? 我々はその様な夢を見ても良いのではないでしょうか?我々に残された手段は応援するのみであり、早朝に起床すべく犠牲を払って、中国の地で金メダルの夢の実現へ向けての闘いを身近で見守ることなのです。ブラジル選手団へボーア・ソルテ(幸運を)! それでは皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! また来週お会いしましょう! ……

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2008年8月14日 市川トレセン、グループリーグ初戦に臨む

[2008.08.15]

朝から薄曇りだった天気も、午前11時、市川トレセンのグループリーグ初戦が始まる頃には、晴天に変わりました。早くにCFZ(ジーコサッカーセンター)入りした選手達は、9時半から行なわれたもう1つの試合、ポルトゥゲーザ対アルチスウを観戦し、気持ちを高めて、いざ出陣! 今回の市川は、遠征メンバー総勢11人。そのため、CFZから4人の選手が、助っ人としてチームに参加しています。昨日の親善試合で足首を負傷した吉田拓也選手が、大事をとって今日はベンチスタート。代わりに、CFZのガブリエウ選手が、スタメンに入りました。 そこで、ハプニングが起きたのです。市川のユニフォームは白。今日対戦するカンポ・グランジも、なんと、白。そのため、ジーコが自ら、CFZの青色のユニフォームを準備し、市川の選手達は、急遽、それを着て出場することになりました。 試合はキックオフ直後に、カンポ・グランジが先制点。 ベンチからは、伊藤監督、立岡コーチ、デラシールが、細かく指示を出したものの、ブラジルのチームと戦う初めての公式戦に、選手達のプレーには戸惑いが感じられます。逆に先制ゴールで勢いがついた相手に、前半だけで6点を奪われてしまいました。 しかし、ハーフタイムのミーティングを経て、市川が変わりました。焦りが消え、自分達のプレーを取り戻し始めた分、攻守に闘志あふれるシーンが、随所に見られるようになったのです。 後半は、市川のオウンゴールにより、カンポ・グランジが1点を追加したものの、それ以外は守りきりました。 最終的に、結果こそ0対7の敗戦ですが、短時間で立て直した市川には、今後が期待されます。 明日の市川は、再び親善試合と練習を敢行。あさって16日の第2節、ポルトゥゲーザ戦の準備を行ないます。 《市川トレセンの試合結果》 市川トレセン 0-7 カンポ・グランジGK 工藤DF 八木(ウェリントン)、太田、ガブリエウ、斎藤MF 前川 轟木、春木(チアーゴ)、宮内(ジエーゴ)FW 佐藤、湯浅 ★今日の「収穫」 【立岡康徳コーチ】もともとの力の差もあったかなと思うんですが、それよりも、最初の失点が後々まで響きましたね。そのあたりをミーティングで言い忘れてしまったので、僕にも責任があると思っています。選手達と話し、彼らも前半の失点を悔しがっているところで、後半はチームが変わりました。しかし、昨日の練習試合でも経験したのですが、厳しさを実感しました。それは例えば、球際の厳しさ。また、最初の立ち上がり5分、10分の勢いをきちんと止めないと、相手のペースになってしまうという、公式戦の厳しさ。すごく、いい勉強になりました。 【轟木大介選手】ブラジル人はやっぱりプレッシャーが早くて、判断を早くしなくちゃいけないと思いました。でも、後半は前半よりも、よく動けていたと思うし、明日またトレーニングして、次の試合では勝ちたいです。シュートを狙うチャンスがあれば、素早く判断して、シュートを打っていきたいです。 【春木翔太朗選手】相手はでかくて、足元が超うまかったです。交代でベンチに下がったことで、外から自分達のチームを見ることもできたのですが、そこで感じたのは、相手はいっぱい走っているのに、日本人はあまり走らないということです。だから、次の試合は運動量を多くして頑張りたいです。 【ガブリエウ・ゴンサウベス選手】今日の試合で一番難しかったのは、マークするのに、それぞれが孤立していたことです。一旦抜かれると、相手はすぐにゴール前まで行ってしまう。でも、そこで初めて、他の選手がマークし始める、という具合でした。ブラジルのやり方だと、君はここでマークしろ、君はあっちでマークしろって、言い合うんだけど。今日足りなかったのは、ゴールのチャンスだけ。技術的には、日本人もブラジル人も、違いは感じません。日本人と一緒にプレーするのは初めてだから、いい経験になっています。言葉が分からないから、ジェスチャーで伝えようとしながら、一緒にトレーニングするのは、すごく良いものです。 《その他の試合結果》 ポルトゥゲーザ 1-1 アルチスウ <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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2008年08月05日(火)

[2008.08.14]

やぁ~。最近の写真紹介を手短に。その前に欠けていたコメントを一つ。こちらに私が写真を掲載し、それに対してメッセージを送ってくれた右ウイングの偉大なる「Bombeiro」へ御機嫌よう。あなたがメッセージを送ってくれたことを嬉しく思っているよ! 下記は、CFZ do Rioの数試合を記録してくれたJorge Rodriguesカメラマンから送られた写真だ。Villa Rio戦での私と次男ブルーノの反応の様子。 この試合と言えば、私が本サイト用にJリーグの試合を撮影していた時代の懐かしさを癒してくれた。 Jリーグと言えば、高島が下記の写真を送ってくれたよ。まるで絵画のようだが、実際には鹿島アントラーズ1対1浦和レッズ戦で雷がスタジアムに落ちた瞬間の模様だ。雷雨の為に試合は中断を余儀無くされた。 私の実兄エドゥー及び偉大なるアマロ氏を記念してのアメリカFCレトロユニフォーム発売の写真を2枚。我々の家族は、兄二人がアメリカFCでプレーをした経緯からも強い繋がりが常に存在している。そして、エドゥー自身も私をアメリカFCへと連れて行こうと試み、スクールで一試合行った過去がある。以下は、クラブの歴史に名を刻んだ連中の出席によるアメリカFCクラブハウスでの集会だ。 ジーコ・サッカーセンターで怪我からの回復の為にクラブでリハビリを行っている、アーセナルのEduardo Silva選手の訪問を最近受けた。Eduardo Silvaの兄弟であるNarleyが下記のジーコ・サッカーセンターへのメッセージ入りのアーセナルのユニフォームを手渡してくれたよ。アリガトウ、EduardoとNarley、そして復帰への幸運を願っているよ! 既に我々は日伯友好カップモードだが、ジーコ・カップも素晴らしい祭典だった。下記は、大会を後援してくれて、終盤戦にはマラカナンスタジアムにも訪れてくれた、Jornal dos SportsのディレクターでもあるArnaldo Cardoso氏だ。 それでは、また後ほど!……

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2008年8月13日 市川トレセン、親善試合で大きな経験

[2008.08.14]

市川トレセンのリオでの2日目は、朝6時にスタート。この大会中、朝の目覚めは毎年恒例、全員でホテルからビーチへ30分間の散歩です。 今日は午前中、CFZ(ジーコサッカーセンター)にて、ブラジルに来て初めての親善試合。相手はCFZのインファンチウ(U-15)チーム。年齢的にも、対等の相手です。 …というはずなのですが、市川、大いに苦しみました。序盤こそ互角に戦っていたのですが、CFZに先制点を奪われ、気持ちが守りに入った選手達。その後はどんどん攻め込まれ、35分ハーフの試合、前半で4点、後半もさらに4点を追加され、結局、8対0で敗れてしまいました。 ジーコもピッチサイドから、その戦況をじっと見つめている中でした。 サッカーの国、ブラジルから先制パンチを食らった形の市川。午後も1時間半の練習をこなし、夕食の後は、全員でミーティングとなりました。 ★指導陣から、選手達への言葉 【伊藤幸仁監督】まず1つは、もう少し詰める意識を持つこと。マークが甘いので、もっと厳しく寄せていかないと、やられてしまう。もう1つは、もっと大事なこと。それは「練習したことを、試合で活かそうとしているか」ということだ。例えば、初日はオーバーラップからクロスをあげ、シュート、という練習をしたが、そこで注意されたことを、きちんと聞いていたか。それを練習に取り入れようとしたか。試合では、そこで練習したことを活かして、プレーしようとしているか。ブラジル人は、1つ1つの動きを真剣にやっている。自分達も、1つ1つのプレーに対し、真剣にやる意識を持とうじゃないか。  【立岡康徳コーチ】ジーコがよく言っていることだが、サッカーはスポーツの中でも、最もサプライズが起きやすい競技なんだ。前評判で弱いと言われたチームが、強敵を破ることができるのが、サッカーの面白さだ。気後れすることなく、自分達さえ頑張れば、チャンスはある。今日はボコボコにされた。反省点も分かった。だから、この2日間の経験を活かし、ゼロに戻って、明日から頑張ろう!  【小林武久 通訳】たとえ相手の方が、体格が良くても、技術に多少長けていても、頭の中は自分達と同じ年齢。気持ちは互角に戦えるはずだ。ボールを競り合う時、体を寄せる時、50%は気持ちでプレーするものだ。点を取られたって、「絶対に負けないんだ」という気持ちを持って、ぶつかっていって欲しい。 ★今日の「頑張れ、吉田拓也選手」 CFZとの親善試合で、吉田拓也選手が接触プレーにより、足首を負傷しました。午後の練習は、ベンチで治療に専念。明日の試合に出られるかは、朝まで様子を見てから判断されます。 その吉田選手。チームの中では、ムードメーカー。カメラを向けられると、何かしないと気が済まないという人が、どこにでもいるものですが、市川の場合は、吉田選手。  地元の子供達が、日本人珍しさに集まってきた時も、言葉を飛び越えて、身振り手振りと顔だけで、ブラジル人の子供達を爆笑させる、吉田選手。 でも、ジーコが横にいると、恥ずかしくてテレ笑いをしてしまう、吉田選手。 他の選手は、ケガも体調不良もなく、元気です。 明日はいよいよ大会初戦。試合後、みんなが笑顔になれることを、期待しましょう! <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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2008年8月12日 市川トレセンがリオに到着

[2008.08.13]

第11回日伯友好カップ開幕を目前に控え、予選Aグループを戦う市川トレセンが、リオデジャネイロに到着しました。ここ数日、雨や曇りの続いたリオですが、選手達を歓迎するかのように、今日は快晴!冬のリオで気温26度と、過ごしやすい1日となりました。 28時間の飛行機の旅の後でも、選手達は休むことなく、CFZ(ジーコサッカーセンター)へ。ブラジルでの初めてのトレーニングです。今日から1週間、伊藤監督や立岡コーチと一緒に、チームの指導をしてくれるのはデラシール。 元フラメンゴのスター選手、現在はCFZのスクール部門で指導するデラシールからの、「今後サッカーを続けても、いつかサッカーを離れても、立派な人間になれるように、たくさんの経験をしていって欲しい」という、熱い思いが込められた挨拶の後、練習がスタートしました。 日本でやっているのとはやり方の違う、ボールを使ったウォーミングアップに戸惑っていた選手達も、練習がクロスからシュートの戦術練習、そして、ゲーム形式へと進むに連れて、ペースをつかんでどんどん元気になり、熱が入りました。 練習の後は、歓迎式に出席し、いよいよジーコと対面です!「ゲンキ?ツカレタ?」と日本語で陽気に現れたジーコに対し、選手達は緊張気味。そしてジーコからは、選手達への激励の言葉が贈られました。「昨年の市川は、グループ1位になりました。今年参加する皆さんは、その“1位のチームである”という責任の重さを、しっかりと感じることです。そして、昨年に負けないくらいの結果を出せるよう、頑張らなければなりません。ここでは、施設を活かし、スタッフが力を合わせて、できるだけのコンディションを皆さんに提供したいと思っています。だから、皆さんも栄養を摂り、水分を補給し、休息を十分にとり、健康管理に気をつけて、頑張ってください!」 厳しい言葉の後には、選手1人1人と握手をしながら、冗談を言うジーコ。そんなジーコの温かい気配りに、最初はモジモジしていた選手達も、一緒に写真を撮り、笑顔を交わしあう頃には、ポルトガル語で「オブリガード(ありがとう)!」と言えるまでに、打ち解けました。 厳しい戦いの前の、つかの間のリラックスタイム。明日は公式戦前日ですが、親善試合とトレーニングの、ハードな1日が待っています。 ★今日の「決意」 【斎藤純成選手】今日はまだちょっと疲れがありました。この遠征では、ブラジル人相手でも、自分のプレーができるようになって帰りたいです。  【湯浅健吾選手】やっぱりすごくキツイし、時差ボケがあって大変でした。それに、練習の仕方など、最初はあまり分からなかったので、戸惑いましたね。でも、いいチームと一緒にこっちに来ることができたので、うれしい。今の目標は、まず今回の大会で、予選を突破することです。個人的な目標は…絶対に、負けないこと! 【伊藤幸仁監督】長旅だったので、選手達はかなり疲れて、飛行機の中では睡眠をとってましたね。こちらに着いてからは特に影響もなく、まずは今日、軽く汗を流せて良かったんじゃないでしょうか。今までは、小柄な選手が多かったので、ブラジルの子達に比べると、どうしても体格的に劣っていたんですが、今年の市川は例年に比べて、長身の選手達が揃っています。そのへんで、頑張れるかなと思っています。私も随分長く、ブラジルのサッカーを見ていますが、何よりも選手達には、「基本的なプレーの重要さ」というものを、肌で感じていって欲しいと思います。それに結果がついてくれば、いいんじゃないでしょうか。 <文=藤原清美・写真=Jorge Ventura / George Henrique>……

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市川トレセンブラジルに向けて出発

[2008.08.12]

毎年恒例となっている、市川浦安トレセンのブラジル遠征。第11回日伯友好カップに参加するために、伊藤団長、立岡監督そして市川トレセンのイレブンは8月11日成田空港より無事出発した。 今年は予選1次リーグにてPortuguesa,Artsul,CampoGrandeと対戦する。昨年は初の予選1次リーグを果たしただけに今年も活躍が期待されている。現地では公式戦の他に、ブラジル人コーチのもとでのトレーニングや練習試合、プロリーグ試合観戦、観光など様々なプログラムが用意されている。予選1次リーグ日程は下記の通り第1節  8月14日09:30 Portuguesa x ArtSul 11:00 Ichikawa x Campo Grande 第2節 8月16日09:30 Ichikawa x Portuguesa 11:00 Campo Grande x ArtSul 第3節  8月18日09:30 Ichikawa x ArtSul 11:00 Campo Grande x Portuguesa ……

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ZicoがAtltico-PRのCTとアリーナを訪問

[2008.08.11]

8日、ZicoはAtltico-PRのクラブ施設を訪問。訪問目的はCFZと Atltico-PRの友好関係の促進であった。 「クラブ運営に関する彼等のノウハウは素晴らしい。最新式のスタジアムも含め我々が学ぶことが多い。役員の一人が旧友のEdinhoというのも関係促進には有り難い」とジーコはコメントした。……

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CFZアウエーで敗れ首位から後退

[2008.08.10]

9日に行われたリオ州二部リーグ・グループC・第5節、CFZはアウエーでBesciaと戦い0-1で敗れた。 他の試合はSão CristóvãoがホームでVilla Rioに2-0、OlariaがBonsucessoに2-0で勝利した。 この結果、São Cristóvãoが勝点10で首位に返り咲いた。二位には勝点9でCFZ、以下Olariaが勝点8、Portuguesaが勝点 7、 Bresciaが勝点 6となっている。 ……

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第11回日伯友好カップにパラグアイチームが初参加決定!

[2008.08.10]

ジーコセンターでの恒例行事となった、Uー15日伯友好カップは今年で11回目を迎える。かねてより日本とブラジルの交流を目的として行われてきたこの大会は、日伯交流100周年の今年、その記念事業のひとつとして行われる。 大きなニュースとしては今年初めてパラグアイのチームの参加が決定した。リベルタドーレス杯にも参加したパラグアイの強豪チームLibertadのU-15が初参加する。ブラジル側の参加州もリオデジャネイロ州、サンパウロ州、ミナスジェライス州、リオグランデドスウ州、ゴイアニア州に加えて今年はバイーア州 からも参加チームが決まった。日本からの参加チームは市川トレセン、鹿島アントラーズ、鹿島アントラーズノルテ、Jリーグ選抜の4チームの参加が決まっている。 大会日程は予選一次リーグが8月14日、16日、18日に4チームにて行われる。そのチームの上位1チームが21日から始まる予選二次リーグに進む。予選二次リーグは21日、22日、23日と行われ24日に準々決勝、25日に準決勝、26日に決勝が行われる。参加チーム数は27チーム。ジーコサッカーセンターの2つのグランド、CFZトレーニングセンターの二つのグランドにて行われる。……

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Rondinelli万歳

[2008.08.09]

サッカーの醍醐味といえば何と言ってもゴールの瞬間だろう。特に貴重な、それこそ喉から手が出る程ほしかった一点をもぎ取った時等は全員大騒ぎで感情を爆発させる。私自身個人的に最も感動的だったゴールはと言えばLibertadoresファイナル(対 Cobreloa)の得点だろう。とにかく稀に見る大苦戦だった。ゴール自体決して美しい形ではなかったが本当に大切な一点だった。あの時の感情のほとばしりは今もはっきり覚えている。 今回のCantinhoはこのゴールの瞬間に因んだことを書いてみたい。最近久しぶりに昔の仲間達と懐かしい当時の話題をあれこれお互いに思いつくまま語り合うチャンスがあった。(メンバーは私とRondinelli, Julio Csar Uri Geller, Andradeと Adlio)その中で前にも触れたがRondinelli絡みのエピソードが大ウケだったのでさらに詳しく解説しよう。彼は現役時代、皆さんもよくご存知の通り毎回闘志剥き出しでつねに血を流しながら包帯ぐるぐる巻きでプレーするタイプの典型的な選手だった。その為サポーターからは“闘神”の愛称で呼ばれていた。実際チームにとっては本当に貴重な存在でその闘志で周りを奮い立たせ困難な局面を何度救われたことか! 彼にとって“諦め”という言葉は存在しなかった。そんなRondiの特徴が最も顕著に表れたプレーはあの対 Vasco戦の有名なヘディングシュート(1978)であろう。しかしながら我々仲間内での彼に関しての印象深い出来事といえば多少色合いが違ってくる。彼の場合当時チームの誰かが得点した際の祝福の仕方というかその喜び方が異常に過激だった。例えばゴールした仲間に対し皆が駆け寄り、飛び付き、しまいにはピッチ上で人間ピラミッド状になってしまう状況で彼はいつも最後に上から飛び込んで来るのだ。その勢いはちょうど敵にスライディングタックルをかます様な具合である。その瞬間彼の走るコースにぼーっと立っていようものならそれこそ怪我をさせられかねない程の勢いだった!本人はほとんど無意識だったらしいが仲間からは「Rondi,勘弁してくれよ!肘が目に入ったぞ!」「ん?、次は気をつける」だが実際は次も同じだった。「Rondi、膝蹴りはないだろう!気をつけろっ」「悪かった。絶対しないから」試合の翌日はかならず誰かがRondiのお陰で治療室通いとなる。こんなやりとりの繰り返しで数試合が過ぎたある日、誰ともなく「おい、いい考えがある!」と言い出した。「いいか、この辺で Rondiを何とかしなきゃ体がもたない。奴は口で言ってもらちがあかないからな。そこでだ・・・」次の試合に我々は計画を実行にうつした。この試合苦もなく先制点をもぎ取った自分達はゴールした奴をいつもの様に祝福しに駆け寄った。またRondiもいつもの様に後から突っ込んで来た。しかしこの後がいつもとは展開が全く違っていた。 「今だっ!」 掛け声と共に人間ピラミッドが一斉に散った。そこに飛び込んで来たのが何も知らないRondiだった!何事もなかった様にそれぞれのポジションに戻る我々。 ゲーム後Rondiが開口一番「チクショー!どうしてくれるんだ、お前達のお陰で腕、怪我したじゃないか!・・・でもまぁしようがないかぁ・・・もう二度と飛び込んだりしないから・・・」この一言でどれだけチームが安心したことか!またバンドエイド、鎮痛ゲルの節約になったことか・・・・。偉大な Rondinelli,王者フラメンゴが誇る真の闘神だった。……

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リオ州2部リーグ CFZ連勝!

[2008.08.08]

6日ホーム、アンツーネスで行われたリオ州二部リーグ第4節、CFZはPipicoの2ゴールでBonsucessoに 2 ― 0で勝利。CFZの勝点は9となり首位を走っている。 ……

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ジーコ・カップとサッカーの祭典

[2008.08.05]

時にサッカーの力に関して連想することがあります。若人の育成への影響、人生には勝利と敗北が存在することへの学習、集団魂と仲間意識など、スポーツの実践が与えてくれる一連の利点、特にサッカーは他の種目では稀に見る要素を兼ね備えていることに関して、私自身人が話した機会は少なくありません。前置きしたのは、今週の月曜日にマラカナン・スタジアムでの盛大な祭典で閉会したCopa Zico(ジーコ・カップ)に関して話すためです。私が身近で見守った大会の日々で、自身が少年時代から献身してプロへの道を歩んだスポーツに対する思いが脳裏を巡りました。   私は下部組織のカテゴリーを対象としたサッカー大会を既に数多く企画して出席していると言う人がいるかも知れません。実際には、日伯友好カップだけでも10年以上開催しており、更には他にも数多く協力又は企画しているのも事実です。でも、Copa Zico(ジーコ・カップ)は他の大会とは多少相違する点があります。08歳から17歳の青少年約1600名からなる80チームが参戦して、その大多数が現在では遥か遠い夢を、追っている姿を想像して頂けますか? その通りであり、Copa Zico(ジーコ・カップ)はアマチュアへ向けた大会で、サッカーへの情熱面を重んじているのです。正式なるクラブチームの参加は無く、主に学校のチーム、地域のチーム、ストリートサッカーチーム、クリニックコースのチームなど、芝生のグランドに足を踏み入れる機会が殆ど無い子供達で編成されたチームばかりでした。彼らの多くにとっては忘れられない数日間だったと言えるでしょう。 火曜日から日曜日の期間、ジーコ・サッカーセンターは、歓喜、熱望、勝利への意欲や他の感情ではちはちきれそうな状態となりました。両親達が、激励と応援をしました。中にはピッチ上の一瞬は子供達にとって特別な一時であることをも忘れて高揚する者もいたほどです。大多数がしっかりとユニフォームを纏って、指導者に注意深く管理されているなど、各チームのオーガニゼーションに驚きました。そして、遠方から訪れたチーム用に準備した、ヘクレイオ・ドス・バンデイランテス地区での宿泊所では規律に満ち溢れていたとのことです。我々はアマチュア・サッカーに関して話しているのです! この数日間クラブ(ジーコ・サッカーセンター)を来訪してプレーした子供達の中ではほんの一握りがプロのサッカー選手へとなれることでしょう。実際に統計が存在しますが、私自身が目標へと辿り着くために常に競争と献身に人生を懸けた人物の一人であることからも、誰しも落胆させないように数字に触れることは避けたいと思います。そして、仮に枠があるのであれば、各自が選ばれし一人となれることを信じる権利があるのです。でも、最も重要なのはこの様な経験が一生涯を通じて役に立つということです。私は、勝者と敗者が人生の教訓として更に学習出来る、勝利に対する目の輝きや敗北への涙を、目にすることが出来ました。 充実した七日間であり、私にはほぼ全てを見守る機会がありました。先ずは、トロフィーを手にしてマラカナン・スタジアムのピッチを正当に後にした、チャンピオンに輝いた皆さんに祝辞を送りたく思います。そして、今回トップへと辿り着けなかった諸君には今後も前進する必要があることを想起します。更に献身して万全の準備を行い、夢を掴むのです。更には、約2ヶ月前にこのプロジェクトを請け負って成功へと導いた、私の次男ブルーノ・コインブラにも賛辞を送りたく思います。勿論、これらはイーグル及びジーコ・サッカーセンターの皆さんの協力が無ければ、可能ではありませんでした。彼らも大いに献身してくれて、外部からのサポートとして雇われたプロフェッショナル陣営も含めて、一人一人が祝いの言葉に値します。最後に、マラカナン・スタジアムを提供してくれたSUDERJ、そしてJornal dos Sports、リオ・デ・ジャネイロ州政府、SporTV、Golden Cross、Nike、Soccermidia、DinastiaとPlanvaleの後援に感謝したく思います。来年も開催を予定しており、今回参加した全ての皆さんが気に入ってくれて、再度戻って来てくれることを期待しております!皆さん、ありがとうございました! それでは皆さん、また来週お会いしましょう! ウン・グランデ・アブラーソ! ……

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CFZ do Rio 、 サン・クリストバンに勝利!

[2008.08.04]

リオ州2部リーグ第3節、CFZ do Rioはサン・クリストバンにアウェーで1 - 0で勝利した。得点前半8分 Serginhoによるもの。 この結果CFZ do Rioは勝点6となりサン・クリストバンと並んだ。得失点差で首位となった。 ……

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Zico、不動産業者にレクチャー

[2008.08.03]

Zico所有のCFZ付近の土地がこのところ注目されている。クラブ創設以来活気を帯び始めたのだがこの度、Joo Fortes不動産の Mximo Recreio Club Residence,が同地区の高級リゾート、住宅化計画案を立ち上げた。 このZicoの持つ先見の明だけをとっても過日、大手不動産 Patrimvel社が自社のセールスマンを対象に企画したトークショー(於CFZ)の講師に招いたのも頷ける。600人を越える異業者を前にZicoは自らの経験を中心に熱弁をふるった。 終了後Zicoは「今回はリラックスした形式で自分の経験を語った。分野が異なる様に思うかもしれないが私が長年サッカー界で学んだ事はどの分野にも応用出来ると思う。壁に直面した際の克服の仕方、困難な状況に於いての適切な対処方、グループでの目標達成のノウハウ等異分野でも多いに参考になるはずだ。セールスもサッカーも目的としてのゴールが存在する。そしてその目標にいかに到達するかに創意工夫を駆使し努力するのだからね」と語った。 ……

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CFZのCTにアラブの風

[2008.08.02]

過去ブラジル国内はもとより世界各国から様々なチームを受け入れてきたCFZのCT。今回のゲストはアラブ、Al Nasserのアンダー17のチーム。 ごく最近合宿が終了したが猛暑の自国と違い過ごし易い気温で練習もはかどったようだ。誰に憚ることなくイスラムの祈りものびのびと。さらにマラカナンではマンゴージュースを手にフラメンゴの試合を楽しんだ。……

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CFZ de Brasília ブラジリエンセ州リーグ2部への昇格が決まる

[2008.08.01]

再びブラジリエンセ州1部リーグ復帰を目指しているCFZdeBrasíliaは27日にブラジリエンセ3部リーグの日程を終えた。 Sobradinhoに 4 ー0で勝利。首位のBrazsatと勝点は16で並んだ。しかしながら得失点差で及ばず2位となった。この結果でCFZdeBrasíliaの来年の2部昇格が決まった。 CFZ de Brasíliaの試合結果 5 x 1 Planaltina0 x 2 Bosque/Formosa2 x 1 Capital2 x 0 Renovo7 x 0 Bandeirante0 x 0 Brazsat4 x 0 Sobradinho 勝点16、得点20、失点  4 2008ブラジリエンセ州リーグ3部順位表 1 - Brazsat – 16  (得失点差 20 )2 -CFZ de Brasília - 16  (得失点差 16 )3 - Bosque/Formosa と Sobradinho - 115 - Bandeirante - 106 - Capital - 97 - Renovo とPlanaltina - 3 ……

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