ミュンヘンにて世界が結束
[2008.07.20]
先週土曜日ジーコはドイツ、バイエルン・ミュンヘン・スタジアムにて行われたチャリティゲーム“Goal4Africa”に参加。イベントの皮切りはまずジーコのキックオフ。
その後は監督としてFerrari (Roma), Z Roberto,F-1の Michael Schumacher,カメルーンからの招待選手、 ndiaやTunsiu等のメンバーで構成されたチーム・ブルーを率いた。
ところで前述のキックオフセレモニーをさらに詳しく説明すると Zicoと Klinsmannによりキックオフされたボールは オランダのVan Persie(セレモニーのみに参加)へ。
さらにボールは Nelson Mandela氏の息子へ渡りそのまま Didaの守るゴールへシュートして得点という申し合わせで開始された。
「世界各国から招待されたアスリート達とアフリカからの招待選手等が一堂に会しサッカーを媒介としてアフリカの不平等撲滅を訴えるという素晴らしいフェスタだった」とジーコ氏。
同“Goal4Africa”のアンバサダーはオランダの Seedorf。ゲームではジーコ率いるチームでプレーした。対するチーム・ホワイトの主なメンバーは、Dida, Edmilson, Ballack, Paulo Rink等。結果はチーム・ホワイトが9対6で勝利。
最後に同イベント中に起こったちょっとしたハプニングをご紹介しよう。ジーコ氏の三男の Thiago Coimbraがゲーム観戦の為にスタンドを訪れていたことを知ったチームホワイトのメンバー達が急遽、助っ人として参加を要請。快く承諾したThiagoはすぐにベンチへ。暫くして交代で出場した際の背番号が“3”。本来であればブラジルのセンターバック Lucioの番号だ。当然中継のアナウンサーEusbio Resende氏(SporTV)は大慌て。バックの選手のユニホームを着たどう見てもバックには見えない正体不明の選手!?
「誰だ、あの偽Lucioは?」その後ようやくピッチから連絡が行きThiagoであることが判明し混乱は納まった。
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