世界紀行

デンマークの美しい首都 ・ コペンハーゲン

[2008.07.11]

フェネルで監督をしていた時のこと。フェロー諸島で行われたB36との試合の際に、私達はコペンハーゲン都市を経由する事になった。同都市は、デンマーク最大の都市であり、スウェーデン国の正面でバルト海の海岸に位置する。人口は約200万人の街で、とても気に入った。居心地よい所であった。

街のいくつかの観光スポットを訪れる機会があったので、写真に残した。ひとつの娯楽点はニューハウンにあるハーバー運河。困難な事を忘れてリラックスできる、ストレス解消の場所と言われている事が何とか分かる気がする。素晴らしい風景で、運河にはヨットや船が通り、全てがとても快適である。運河の両側には色々なレストランやバーが並んでいて、人々が美味しい料理を食べ好みのドリンクを飲む事が出来る。

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横の写真に写っているメイン広場では、サッカーのクラブチームまたは代表チームの国際戦の日には大変な事になると聞いた。お酒が好きな応援者達はそこで集まり、他の応援者に喧嘩を売ることもあるそうだ。そうすると伝統的に寒い都市では気温があがってしまうそうである。

ヨーロッパのほとんどの観光都市と同様に、コペンハーゲンは歴史と芸術を大切にしている。多数の美しい建築の博物館や素晴らしい劇場、そして私はその中でより新しくてもっとも人気を集めている劇場の写真を撮るチャンスを得た。コペンハーゲン・オペラ・ハウスは、街での最も伝統的な劇場の収容力を解決する為に、2005年に開幕された。

デンマークの政体は立憲君主制度である。すなわち、王子、女王やお姫が存在し、しかしながら議会の議員が法律を制定させる。私はアマリエンボー宮殿の外側を訪ねて、衛兵と写真を撮った。彼は仕来り通りにそのまま動かずに立ち止まっていた。興味深いのは、毎日衛兵が交換の時間に市内を練り歩いて、それが地元のイベントである事。

宮殿の近くに建っている銅像の前を急いで通った時にこのコーナーの為に写真を撮った。フレデリック5世の注文に応じて1768年に建てられた、ジャック・ジョセフ・サリー彫刻家の作品。2回も修復され、世界で最も美しい馬の彫像の一つと知られている。

コペンハーゲンのような場所には、美しい物語がなくてはならない。より訪問される像は、運河の岸に設置された人魚姫の像である。岩の上にある像の撮影をしている、いつも興味津々の日本人たちの写真を撮った。

ハンス・クリスチャン・アンデルセン作家の童話においては、小さな人魚姫が人間の王子に恋をする。彼に近づくため、人間に変身できるように人魚姫は魔女の家を訪れた。魔女の魔法が永遠に続けるには、王子の愛を勝ち取らなければならない。そうでなければ、姫は海の泡となって消えてしまう事になる。

小さな人魚姫は王子の愛を勝ち取る事が出来なかった。しかしながら、人魚姫の姉たちが魔女と協定を結び、姫の命の代わりに王子の命を求める。姫はナイフで彼を殺さなければならなかった。もちろん、人魚姫は王子を殺すことは受け入ず、そして魔女の処罰として、海の泡となった。これが伝説である…

この訪問には、奥に美しいヨットが見える、運河で撮った写真に写っている、ヴォルカンとモラシー・サンタナが同行した。

伝説、娯楽、寒さ、しかし、なによりも美しくて居心地の良い訪問するべき場所である。

あなたが世界を旅している時に、よい散歩をするに値する場所の一つである。

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