恒例のJuventude de Quintinoのゲーム。今年のスペシャルゲストは?
[2008.07.22]
毎年恒例の同ゲーム。今回もその舞台となるAntunesスタジアムは強烈な暑さに見舞われた。土曜日の朝10時半キックオフ。同チームは60年代前半にコインブラ兄弟を中心に結成されたアマチュアチーム。今も不定期ながら試合を組んでいることから既に35年の歴史を持つ。
通常であれば試合はZicoの海外での業務の為に年末ないしは年明けに行われるが今回は急遽この時期に決定された。サプライズとしては今回のイベントの為にプロデュースされた往年のモデルのゲームシャツだろう。
赤と白の2種類だが胸の部分に“J”の文字がプリントされている。デザインはESTILO CARIOCA社の Flvio Lopes氏。同社では既に Amricaの1969年モデル(Edu) Flamengoの1992年モデル(Junior)Flamengoの1981年キーパーモデル( Raul)を製作している。
Lopes氏は「Eduとはもう長い付き合いだ。今回も自分達がプロデュースしたシャツを実際にこのスーパースター・ファミリーが使用してくれるのは大変名誉なこと」と語る。
もう一つのサプライズは、新しいCoimbra家の一員Felipe Coimbra(4ヵ月)の訪問である。前半開始直後、母親の Danbiaファミリーと共にスタジアムに到着。猛烈な暑さにもかかわらず前半を通しずっと熟睡!
肝心な試合はと言うとNandoが残念ながら不参加だった以外 TunicoとZeze(観戦のみ)も含め全員が参加。Zicoは Thiagoと共に白チームでプレー。赤には EduとBruno Coimbraが応戦。スタンドには幼少時のZicoの才能を後の栄光に結び付けた Celso Garcia氏の姿も。
ハーフタイムには猛暑を避ける為ロッカーに直行すると思われた“孫にメロメロ”の Zicoおじいちゃんは、予想に反し孫のもとにダッシュ。孫をあやすのに夢中となった。当のFelipeは突然のおじいちゃんの出現に目を覚ました途端に目に飛び込んできた自分の周りを取り巻く大観衆に目をキョロキョロ。
父親のBruno は息子を Juventudeのメンバーに紹介するのに大忙し。最終スコアは12対4で白チームの勝利(Thiagoダブルハットトリック)
試合終了後はCFZのテラスで一族揃ってのシャラスコ、フェイジョアーダ・パーティ(IN BRASA提供)
勝敗度外視の一族、旧友の素晴らしい再会に乾杯!