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ジーコスタイル―進化する日本代表

[2008.05.24]

中小路 徹(著)
朝日新聞社 1500円 2006年4月30日発行

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「ジーコ監督は日本代表を強くすることができたのか?」 朝日新聞の日本代表番記者が、選手と関係者の豊富な証言で描く、ジーコJAPAN密着ドキュメント。ジーコ監督インタビュー2本収録。
2002年の就任以来、幾多の試練を経ながらも着実な成果を挙げてきたジーコ監督。そのめざすサッカーとは、どういうものなのか? そして日本代表へ込められたメッセージとは?選手や関係者への豊富な取材と新たな視点から、ジーコジャパンの実像に肉薄した渾身の一冊。

本書は、ジーコジャパンを3年間取材してきた立場から、「ジーコ監督のサッカー観」を読み解いてみようという目的で書き始めた。なぜ指示が少ないのか? なぜ欧州勢重視にこだわるのか? なぜメンバーを固定するのか? なぜ一つの戦術を熟成させず、3バック、4バックとフォーメーションを併用するのか? そして、なぜそのやり方で勝ってこれたのか。
そうした疑問への答えは、この3年間、ジーコ監督自身の言葉で語られ、練習風景の中で提示され、そして選手たちによって、試合で体現されてきた。
2002年ワールドカップでベスト16進出を遂げた日本の「さらなる飛躍のために」とジーコ監督が信じて導入するやり方は、あまりにも組織を重視してきた日本サッカーへの「アンチテーゼ」でもあり、これまでの様々な固定観念への挑戦でもある。(中略)
ジーコ監督は、日本にサッカーに何を伝えようとしているのか。浅学非才ながら、その「ジーコスタイル」を読み解くことで、読者の方の疑問に少しでも答えることができたなら幸いである。

目次

第1章 ジーコジャパン始動(姿を見せ始めたジーコジャパン
欧州組と国内組の微妙な関係 ほか)
第2章 本番開始(いざ勝負モードへ
楽観論から大苦戦へ ほか)
第3章 一つの「チーム」へ(「自由」の意味
アウエーを力に ほか)
第4章 チーム再構築(劇的ゴールの必然
初黒星のとらえ方 ほか)
第5章 真の最終ステージへ(再び、1点の重み
ジーコ流競争論理の注入 ほか)

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