ヨーロッパコネクション

イエローカード

[2008.03.04]

今週のヨーロッパ・コネクションは、正に、レフェリーがシャツの胸ポケットに持ち歩く、黄色い色をしたあの長方形の紙製カードに関してです。時には論争を呼び、別の機会には決定的であり、殆どの場合にはピッチ上に立つ者にとって不快な存在でもあります。

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先ず、私はイエローカードに関しては理論上反対だと言うことをしっかりと明確にすることから話題に入ります。その理由はイエローカードは、暴力対策を試みるレフェリーを多々妨げます。数多くの場合、選手は反則に対する割り当てがあることを念頭に置いてピッチに臨みます。即ち、一回目のラフプレーはイエローカードの対象だと言うことです。

この件は、特に決戦ともなれば、必ず我々の選手達に言い聞かせるテーマでもあります。約二年前に、フラメンゴの選手達と話をすべく招待された時、これらの内容がメインだった経緯を、私は思い出します。
偶然にも、前試合でジエーゴ・ソウザ選手が得点を決めて、ユニフォームを脱いでスタンド脇の金網付近でそのゴールを祝い、2枚目のイエローカードを受けて退場処分となっていたのです。この様な行為は、チームを数的不利に陥らせる、全くとして馬鹿らしい警告の一例です。

この様なケースの発生は決して少なくはありません。敵を掴んだり、レフェリーへのクレーム、背後からの容易なファール、相手との口論、ファール後にゴールを遠くへ放るなど…、これらのケースは一見すれば「ゲーム中」の一行為に思えますが、その時点で選手が既にイエローカードを一枚受けているが故に、ピッチ外へと退場を命ぜられかねません。
そして、更に別のシチュエーションが存在します。敵のディフェンス陣が反則を積み重ねている場合こそ、ディフェンダーは退場を懸念して好機への道を与えてくれる可能性があり、積極的に攻撃を仕掛ける必要があるのです。実際に我々の試合で起こったことでもあります。欧州チャンピオンズリーグ予選リーグでのCSKAモスクワ戦で、ディフェンダー二人がいわゆる「後が無い」状態に立たされていたので、最悪な事態を恐れて後半には彼らを交代させたのです。
それ故に、イエローカードは戦略とも成り得るのです!それでもなお、私は根本的に反対です。私は、ラフで無謀なスライディングを受けて、今後は最低でも9ヶ月間はピッチ外での生活を余儀なくされた、クロアチアに帰化したブラジル人のエドゥアルド・シウヴァ選手を襲ったスライディングによる乱暴なプレーなどには反対です。フェアープレイに賛成であり、レフェリーが一回目のラフプレーに対する恩典を与えずに、乱暴なプレーを試みるべくピッチへと臨む選手を放置するリスクを負わないことを好みます。フェアープレイに則ってボールが捌かれながら展開されるのが好ゲームだと言えます。と、言うことです。

それでは皆さん、また来週お会いしましょう!
ウン・グランデ・アブラーソ!

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