ワールドカップ、ブラジル開催決定
[2007.11.03]
今週火曜日、ついに2014年ワールドカップのブラジル開催が正式に決定した。南米連盟の統一候補地として、決定はほぼ確実であったにせよ大変喜ばしい事である。現在ブラジルは同大会の史上最多優勝国である。そして過去既に第二次世界大戦による中断後の世界的混乱の中、名誉ある最初の開催国となっている。
私は個人的にも常々「ブラジルはワールドカップを招致、運営出来る力が十分にある」と主張し自国での開催を熱望しており、実際2006年大会の承知委員会のメンバーでもあった。
確かにテクノロジーに関しては米国、アジアまたヨーロッパには遅れをとるかもしれないが、逆に我が国独自の良さも兼ね備えているのも事実である。
まず第一に国民性が上げられる。周知の通り、我々ブラジル人は生まれついてのイベント好きであり人々を持て成す心、術を持ち合わせている。それは今回のパンアメリカン大会(ブラジル開催)の成功でも証明されている。
さらにサッカーは我々ブラジル人にとって“情熱”そのものなのである。従って開催が決定した今、国内各州もこぞって創意工夫を凝らし試合の誘致に力を注ぐであろうし、又それらの効果で海外からのお客様方も十分に満足していただけるのではないかと思う。
海外と言えば私は仕事柄多くの国を訪れるが何処へ行ってもブラジル人として親しみを持って迎えられる。世界の人々がおそらくブラジル人に対するイメージとしてジンガ、カーニバル、親しみやすさ等を抱いてもらっているせいではないかと思う。
他の要因として、国を上げてのインフラ対策、準備期間が十分にあること。また多方面で国際的な信頼を得てきた事実も大きなはずみとなるであろう。過去の開催国の事情を検討してみると(私の場合幸いにも日本でのケースを開催決定から準備期間を経て終了まで間近で見るチャンスに恵まれた)スポーツ施設の充実のみならず交通関係、セキュリティー面等、総合的な意味でも国民全体にメリットが生まれるケースが多く見られる。
しかしながらワールドカップ、オリンピック等の全世界を巻き込むビッグイベントを招致した場合、当然巨額の公金が投資の為に動く事になる。従ってこの公金が心ない一部の人間によって不正に流用される事がない様に管理、監視の体制を強化し準備、運営が健全かつ綿密な計画性を持ってなされる為のシステム構築が必要不可欠となる。
世界的な評価を得てブラジルはワールドカップ開催の名誉と責任を手にしたのだ。全土で予選が行われ最後の頂上決戦の舞台がマラカナン。素晴らしい事ではないか。全国民が結束し過去、現在そして未来に於いて全世界がやはりブラジルこそが真のサッカー王国であると認めさせようではないか。
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