ヨーロッパコネクション

パン・アメリカン大会終了、そして真実の時

[2007.08.16]

私は現在遥か彼方の地に滞在しており、パン・アメリカン大会と偉大なる成果を挙げたブラジル人アスリート達を身近で見守れなかったことを残念に感じました。前回のヨーロッパ・コネクションで、私が期待していた歴史的な数字を、ブラジル勢の雄姿のお蔭で見事に達成することが出来ました。新たなるヒーローが誕生しながら、合計161個のメダルを制して、来年開催される中国での北京オリンピックへ向けての期待が膨らみました。でも、今週のヨーロッパ・コネクションでは、リオ・デ・ジャネイロをスポーツ一色に染めた華やかしい祭典で、綻びを残した舞台裏に関して私は語りたく思います。

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先ず、第一に今回の曰くに関して、ジーコ・サッカーセンターの役割を明確にしておきたいと思います。リオ・デ・ジャネイロのパン・アメリカン大会招致活動が、依然としてサンパウロとの国内争いが行われていた初期段階から、私はジーコ・サッカーセンターを開催地の一つとして開放しました。更に時を遡り、ジーコ・サッカーセンターの建設に着手した1993年当時は、現在我々が所在するRecreio dos Bandeirantesの地域は沼地(湿原地)だったのです。但し、土地は存在しており、この地域の発展を確信しておりました。リオ・デ・ジャネイロ在住者は知っており、更には住民で無
くとも地域を知っている者であれば、若しかしたら古今の変化を把握している筈です。正に絶え間なく発展著しい地区なのです。ジーコ・サッカーセンター近隣には、コンドミニアムや学校、更にはフィットネスクラブなどが増加しつつあり、これら全てが我々のイニシアチブ以降に移転して来たのです。私の、プロジェクト率先の意向以外に、地域の発展にも貢献できたことだと自覚しています。このプロジェクトに参加するための証明書がこれらの意図だったのです。

これらを語り、私のスポーツ面での身の上話はせずに、パン・アメリカン大会を受け入れられる可能性を、高揚心を持って視ていました。当時、イベント開催が、依然として配慮が必要とされるインフラストラクチャー面での改善をもたらすことだと理解していました。河川の浚渫(しゅんせつ)や交通面の充実、特にスポーツを常に守護してきた人物に対しての責任の姿勢です。この様に私は考えていたのです。でも、実際には、今となっては平静心を持って、ジーコ・サッカーセンターはサッカー競技を受け入れるにあたり、何れも成されなかったことを告白できます。我々の責任ではなく、残念ながらパン・アメリカン大会組織委員会が、取り決めしていたことを実行し
なかった故に、我々は不当にもパン・アメリカン大会の「醜いアヒルの子」と化してしまったのです。

パン・アメリカン大会に招かれた時点では、ホッケーとサッカー競技がジーコ・サッカーセンターで行われるべく提示を受けました。その為には、我々のスポーツ及び地区への常なる貢献への見返りとして、地域の環境改善及びクラブの改修工事が行われることになっておりました。我々は予定に合わせて、一銭たりとも受け取らずに約20日間の活動停止を余儀なくされたのです。この埋め合わせは公平であり、紛れも無くコミュニティーに恩恵をもたらした筈です。でも、結局これらは一切施工されませんでした。

私がジャッジする立場には値しない利害関係ではありますが、スポーツ界へ献身する人物へ対する尊重心の欠如と、公共のお金への監視不足から、億単位での大金が他の地域で使用されている現実に反して、唯単に我々との取り決めは放棄されてしまったのです。私は常に「Engenhao(エンジェンニャォン)」や「Maracana(マラカナン)」スタジアム同様の開催レベルは可能ではないことを発言して来ました。ブラジルが強敵相手にU-17の代表で臨んだ事実確認で、更にサッカー競技への軽視が明確となったのです。一例を挙げるならば、世界最強のバレーボールブラジル代表は金メダルを目指すべくベストメンバーで編成して臨みました。

全てが過ぎ去った今、イベント統治者の、あくまでも次の2つの「形容詞」に止めますが、これらの「無残」かつ「無責任」な行為にも関わらずに、私は市と州が実りを収穫できることを期待しております。仮にパン・アメリカン大会が受験であったならば、特にアスリート達やボランティア陣営のスピリット面での単位では10点満点だったこともあり、最終的に合格に必要とされる平均点数を知ることが重要だと言えるでしょう。何故ならば、他の単位では残念ながら…。

新しい総合体育館やスタジアム、更には運動公園などを有する今、それらの施設の有効利用が行われることを応援しています。今後は、新たなるビッグイベントがこれらの会場を稼動させて、メンテナンス(維持、管理、保持)が行われながら、コミュニティー(地域社会)及び若きアスリート達が全てを有意義に活用できることを期待しています。

最後に、この祭典に対して私は再度、ブラジル団のアスリート達、ボランティアの皆さん、そして国民に対して、祝辞を送りたく思います。普遍的に、貢献よりも混乱を引き起こしがちの、支配階級及び政治家達の能力不足を、アスリート達が超過して今後も偉業を繰り返すことを応援しています。ちなみに、開幕及び閉幕セレモニーでの野次はまんざら偶然では無かったと言えるでしょう!

それでは皆さん、また来週お会いしましょう!

ウン・グランデ・アブラーソ!

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