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ジーコスピリットの伝達者

[2007.07.03]

鈴木国弘(著)
NECメディアプロダクツ  2002年3月6日 1400円

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鹿島アントラーズの初期より通訳を務めてきた著者が鹿島アントラーズと共に歩んだ十年間、とりわけジーコとのエピソードを中心に書かれた本。日本とブラジルの文化の違い、サッカーの歴史、質の違い等に起因する様々な問題に直面してきたことを、通訳の立場である著者の目を通して書かれている。
「ジーコイズム」「ジーコスピリッツ」が通訳である著者に対してジーコがどのように伝えてきたか、それがどのように鹿島アントラーズに伝わったのか、その過程についても触れられている。
また、著者がブラジルに興味を持ち、どのようにポルトガル語を習得したのかそのルーツも書かれている。巻末に書かれている「いつか日本代表の監督を引き受けてくれないものか」という著者の思いは3年後実現することとなった。

目次

第1章 ジーコが鹿島にやってきた
第2章 ジーコのルーツとプロ意識
第3章 ジーコの言葉、そして哲学
第4章 ジーコを取り巻く名選手たち
第5章 サッカーとの出合い、ブラジルとの接点
第6章 ラストゲーム、ジーコのさらなる挑戦

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