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ジーコとジーコ・サッカーセンターの生徒達の慈しみ

[2007.07.31]

ジーコのリオ・デ・ジャネイロ滞在時の日常はいつも同じである。家族へのサウダーデ(懐かしさ)を癒し、現在はガリンニョの次男ブルーノ・コインブラが運営する、1995年に自ら設立したジーコ・サッカーセンターを身近で見守ることだ。但し、フェネルバフチェの監督であるジーコは既にトルコでの仕事に専念しているのだが、最後にリオ・デ・ジャネイロへ帰国した際に受けたスクール生達の慈しみを更に強く感じることが出来た。そして、彼はこの更なる愛情の所以も理解している。 「今回は長期間クラブを留守にしており、その為に多くは私とは初対面であり、他の人達とは久しぶりに会うこととなった。それ故に大騒ぎとなったのである。」と、センターで子供達との触れ合いが大好きなガリンニョ(ジーコ)は語った。 ジーコ・サッカーセンターの理念は、子供達が将来的に選手を目指す以前に、社会へのインテグレーションと人間育成である。「だからこそ、私はリオ・デ・ジャネイロ滞在時には常に身近で見守り、指導者や職員、更には子供達との触れ合いを強調するのだ。」とも語った。 親達から聞かされ、実際には目にした事がなかった英雄の存在に感動した子供達はサインと写真を競い合っていた。中にはジーコのロゴマーク入りシャツやパンツ、更にはスパイクまでをも持参していたのだ。 ……

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アジアカップ決勝戦でブラジル人監督同士が対決

[2007.07.30]

2大会連続でブラジル人監督がアジアカップを制覇することが確実となった。2003年にはジーコ監督率いる日本がタイトルを制しており、今回はブラジル人監督が指揮を取る2代表による決勝戦となった。 一人は、今週の水曜日の準決勝戦でイビチャ・オシム監督率いる日本を3-2で下した、サウジ・アラビアの指揮を執るHélio dos Anjos監督だ。もう一人は、同じく準決勝戦で韓国をPK戦の末に下す偉業を達成したイラクのJorvan Vieira監督である。ジーコはTVドバイの放映を通じて試合を観戦し、以下の通りコメントした。 ジーコのコメント:「日本が決勝戦へと進出出来なかったことは残念に思うが、2人のブラジル人監督が決勝戦へと駒を進めた事実を際立たせる必要がある。Hélio dos Anjosは私と共にフラメンゴでプレーをしており、RaulとCantareleが所属していた時は3番手のゴールキーパーだった。更に興味深い点は、イラクのフィジカルコーチを務めるFernando Soaresは、フラメンゴでの私のフィジカルコーチでもあった。従って、彼等及び戦場の地と化しているイラクで紛れも無く困難な環境下で取り組んだJorvan Vieiraの活躍を喜ばしく感じている。イラク代表は国外で合宿を張ってまでも、苦痛が絶えない国に多少ながらの喜びを与えることが出来たと言えるだろう。」……

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フェネルバフチェがShakhtar Donetskと親善試合で対戦

[2007.07.27]

フェネルバフチェのフロントは、シーズン開幕へ向けて更に親善試合を1戦、今週の土曜日に今回はイスタンブールのSukru Saracogluスタジアムで行うことを確認した。ジーコ監督率いるチームはウクライナの現チャンピオンであるShakhtar Donetskと対戦する。 Shakhtar Donetskには現ブラジル代表のMFを務めるElano選手を含めて5人のブラジル人選手が在籍している。他は、MFのFernandinhoとJádson 、そしてFWのBrandãoとLuiz Adriano選手だ。 ジーコのコメント:「チャンピオンズリーグで対戦する可能性があるチームと再度対戦する絶好の機会でもある。チームにはElano選手が所属し、そしてルーマニア人監督のMircea Lucescuは過去にガラタサライーとベシキタシュの指揮も執っており、こちらトルコでは良く知られた人物だ。従って、好適な対戦相手が待ち受けていると言えるだろう。」……

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フェネルバフチェがオーストリアでの最終親善試合で勝利

[2007.07.26]

フェネルバフチェは今週の土曜日に親善試合4戦目となるチェコ共和国のSparta Pragaを1対0で下してオーストリアでの強化合宿を終了した。試合唯一の得点は後半40分にOnder選手が決めた。4戦4勝の結果もさることながら、ジーコを満足させたのはチームのパフォーマンスが向上したことだ。 「チャンピオンズリーグで対戦する可能性もある相手との今回の試合は展開も以前よりも良かった。我々のチームは終始結果を追求して、イニシアチブを持って展開した。そして、これらの試合は準備段階において進化が伴ったことがベストだった。ハードなシーズンが待ち受けており、今後も献身し続ける必要がある。」とガリンニョ(ジーコ)は語った。 フェネルバフチェは日曜日にトルコへと戻る。チームはイスタンブールの町で練習を継続し、8月5日にドイツのColônia(ケルン)で開催されるスーパーカップでのベシキタシュ戦前に更に親善試合を1試合行う可能性がある。 ……

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フェネルバフチェのトルコリーグ開幕戦は対Istambul BB

[2007.07.25]

トルコサッカー連盟は2007/08シーズン大会のカレンダーを今週発表した。国内主要大会であるトルコリーグは08月10日に開幕し、ディフェンディング・チャンピオンのフェネルバフチェはアゥエイで今季昇格したIstambul BBと初戦を戦うこととなった。 フェネルバフチェは、2連覇を目指してトルコリーグでのデビュー戦を果たす前に、昨シーズンのトルコカップとトルコリーグの覇者が1試合で決めるスーパー・カップをベシキタシュと8月5日に戦う。……

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フェネルバフチェがクラブ創設のインターナショナルデーを祝い、ジーコは幸運の儀式を繰り返す

[2007.07.24]

19と07の数字の組み合わせがクラブの創設の年を表すことで、07月19日には伝統的にフェネルバフチェのインターナショナルデーが祝われる。去年のこの日、ジーコはトルコでケーキと盛大なパーティーで選手達に歓迎されている。そして今年は、オーストリアでの強化合宿でジーコは、経験豊富なサイドバックのロベルト・カルロス選手と新たに加入した選手達にケーキを食べさせる儀式を繰り返した。パーティーにはオーストリア帯同の全選手及びスタッフ達が参加した。 「ホームのイスタンブールを離れていても、我々は例年通りにクラブ及びサポーターにとって特別なこの日を祝った。そして、昨年は私が歓迎されて、タイトルを制覇する幸運をもたらしてくれた行為を再現した。私はあえて、今年は更に素晴らしいシーズンであるために、新たにチームの一員となった選手達にケーキを与えたのだ。」とガリンニョはユーモラスに語った。……

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2007年7月17日(火)

[2007.07.23]

ハ~イ。我々は強化合宿をオーストリアで行っており、写真も他には考えられないよ。今回のポスティングはこちらで撮った光景を数枚紹介するためだ。それでは、早速写真へと行こう…。 先ずは、出生地は違うが、人生の大半をこちらで生きて、1791年の12月に他界したクラッシク音楽の偉大なる作曲家Wolfgang Amadeus Mozartの生き銅像を演じるパントマイムとウイーンの町で一緒に撮った写真を紹介するよ。 下記は、ウイーンへ移動する前にBad Tatzmanndorfで宿泊していたホテルだよ。 選手達とのコミュニケーション模様。 我々の1戦目対St Polten戦で2得点を挙げたDeivid選手 この試合日にロベルト・カルロス選手もチームに合流。 以下の写真は、私とモラシー・サンターナがAppiah選手と話をしているシーン。 そして最後に、オーストリアの写真紹介後は、クイズの正解写真で、サッポ監督がお面を外している姿だよ。 それでは後程!……

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フェネル、3回目の練習試合も勝利

[2007.07.22]

フェネルは3回目の練習試合をでVienaにてSchwadorfの翌日に行い、  2-1でオーストリアの2部リーグ Admira Wacker に勝利した。キャンプでの親善試合において全て勝利している。 前日の選手は出場しなかった。 ジーコのコメント:今日のゲームも実際のシチュエーションに近い形の中で選手がどの程度対応出来るかを見極めるよい機会となった。1点目は昨シーズン、ブルサスパーでプレーしたマテウス(ブラジル)、コリンが追加点を上げた。マテウスはチームの中では八番目の外人選手だけに今シーズンも他のチームにレンタルされる可能性が高い。又、コリンはイングランドのシェフィールドでプレーしていたが父親がトルコ人の為に外国籍扱いにはならない。試合は前半立ち上がりから動きも良く二点をリードしたが終了直前にフリーキックから失点。後半は暑さに悩まされたが追加点を取れそうなチャンスも何度か作り出す事も出来た。  ……

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フェネル、オーストリアでの親善試合の2試合目も勝利

[2007.07.21]

シーズン前のキャンプでの2回目の親善試合において、フェネルはオーストリアの2部リーグの Schwadorf に 1-0で勝利した。ゴールは Ugur Boral.  ジーコのコメント:前回のゲームに比べるとチームのパフォーマンスは大分よくなった。新しいメンバーもチームに溶け込み始めている。この種のゲームを通して徐々に調整していけばよい。 ……

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2002年日韓W杯戦記:ジーコ!!―W杯に見た!ジーコ・ジャパンの未来、そして可能性

[2007.07.20]

ジーコ(著)日刊スポーツ新聞社スポーツ部(構成) ≫購入はこちらから 日本代表監督に就任する直前、日本で行われた日韓ワールドカップ。そのコメンテーターとして『日刊スポーツ新聞』に連載したコラムをまとめたもの。「サッカーのことだからこそ、本当のことを言いたい。絶対にうそはつきたくない」 とジーコが包み隠さず語ったW杯。 目次 第1章:決戦は近い(多くのファンが、選手のパフォーマンスを引き上げる内容の良いサッカーを見せる以上に、まずは勝つこと ほか)第2章:W杯決戦(フランスVSセネガル―ジダンを欠き、攻めの幅が極端に狭くなったフランスアイルランドVSカメルーン―大切な「しのぎ」の時間と攻撃へのタイミング ほか)第3章:ジーコのW杯検証(W杯の敵は欧州過密日程―世界サッカーで優先されるべきもの深刻な問題・審判の決定―ミスジャッジでW杯は潰される ほか)第4章:人間ジーコ(母マチウダさん:感動的だった日本での引退試合。そんな日本の「家族」のために働くジーコセルジオ・ガルシア:成功したのはジーコの力。合理的に、無駄なことをせずにサッカーに専念した ほか) ……

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フェネル合宿地で最初の練習試合を行う

[2007.07.17]

オーストリアのVienaにて合宿中のフェネルは日曜日の午前中に新シーズン初の練習試合を行った。新加入のロベルト・カルロスはまだ合流していない。 対戦相手はオーストリアの3部のST.Poltenで Deividのゴールで 2-0で勝利した。 ジーコのコメント:動き自体は悪くなかったがまだまだ勝ち点がかかった試合に感覚を戻すには時間がかかる。その意味で22日までの4つのゲームを大事に使い仕上げるつもりだ。イスタンブールでのスーパーカップ(対ベシクタシ)には万全な形で臨みたい。今日のゲームで目を引いたのはデイウ゛ィヂの一点目。美しいゴールだった。 今後の練習試合の予定7月18日19時 Fenerbahçe x Trenkwalder Schwadorf (オーストリア2部リーグ)7月19日19時  Fenerbahçe x Admira Wacker (オーストリア2部リーグ、18日に出場しない選手にて行う予定)7月21日19時  Fenerbahçe x Sparta Praga ……

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期待のシーズン

[2007.07.16]

2007~2008年のシーズンへ向けて、フェネルバフチェでの我々の仕事も2週目へと突入しました。仕事始めはイスタンブールでのメディカル・チェックとモラシー・サンターナの下でのフィジカル・トレーニングに集中したのです。そして、現在こちらBad Tatzmannsdorfの町では更にスケジュールを密にして行きます。我々の抱負は大胆であり、この内容が今週のヨーロッパ・コネクションのテーマでもあります。  勝利を収めたシーズン後で、その責任も増大しました。昨年は、期間的に適切な強化合宿を行えずに、チームの編成段階でチャンピオンズ・リーグの予選ラウンドに突入せざるを得ませんでした。そして、徐々に推進しつつも依然として進路を修正しながらUEFAカップへの参戦となったのです。 でも、今シーズンは適切な準備が整えられる好機に恵まれたのです。志を持って、チームの為に戦ってくれるくれる可能性を秘めた有能な選手達も迎えました。更には、我々のミッションに大いなる貢献が期待できる経験豊富なロベルト・カルロスが加入してくれたのです。 そして、ここで今年のビッグ・ミッションとはいったい何かという質問が生じます。我々の主な目標はチャンピオンズ・リーグで健闘して可能な限り勝ち続けることに疑問の余地はありません。但し、主なサッカー中心地のクラブ勢を優遇するカードに突き当たったのは勿論です。でも、これは既に述べた問題であり、我々は乗り越えなくてはいけません。そして、国際的なバランス・オブ・パワーのパノラマが我々に高望みを許してくれるのです。そしてそれが可能であると信じる必要があります。 昨シーズンは数多くの教訓を我々に残してくれました。そこで学んだ主な教えは、表れたチャンスは逃してはいけないということです。オランダの対AZ戦では試合を決定付けられる好機に恵まれながらも生かせなかったのです。正に致命的でした。結局、UEFAカップでの進出を負けずして逃してしまったのです。 現時点で去年以上に勢力を付けなければならないことを、こちらトルコでの2年目が既に明らかにしてくれています。敵陣は補強を成したのみならず、更に我々は昨シーズンの覇者ということで絶好のターゲットにもなったのです。それ故に全てのチームが我々を潰しに来ます。でも、我々は数多くの逆行を超過するポテンシャルは有している故に、チームは魂にプラスアルファを注入しなければいけません。私は新たな挑戦には常に大いなる確信を持って臨み、特に今シーズンは特別な一年になる予感がします。我々は素晴らしく熱狂的な我らがサポーターの重要な応援を願うと同時に、私はこちらのサイトに常にアクセスを惜しまない皆さんのパワーも期待しています。 それでは皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! また来週お会いしましょう! ……

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フェネルバフチェ、オーストリアで大歓迎を受ける(ジーコ・コメント)

[2007.07.15]

我々はウイーンの町で多くのフェネルバフチェ・サポーターに出迎えられた。この歓迎は訪れる全ての場所で既に快い習慣となっている。月曜日からすでにチームはトレーニングを開始したが、豪雨に見舞われて練習を継続することが出来なかった。 我々は現在、Grazから8キロ、そしてウイーンから120キロの場所に位置する、人口1600人のBad Tatzmannsdorfと言う小さな町に滞在している。3rdディビジョンに在籍している現地チームとウイーン付近で練習試合を行う予定もある。そして、来週はそのままそちらに滞在する予定だ。 ……

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2007年07月07日(土)

[2007.07.14]

やぁ~。こちらトルコでのシーズン一週間目の仕事を終えたよ。メディカル・チェックや新たに加わったメンバー達への初練習など。では、早速写真紹介だ。先ずは、私の血液検査の様子から! 新加入の一人でもある、Ilhan Parlak選手にウエルカムの挨拶をしているシーン。 アーティストW杯の決勝戦で、FKからゴールを決めた直後のブルーノの喜びのパフォーマンス。ジーコ・サッカーセンターで準備をした彼らの制覇にパラベーンス(オメデトウ)。 次は私のe-mailに届いた写真で、素敵なオマージュだよ。4x5メートルのフラッグを製作したのは下記の人物で名前はRafaelだ。Rafaelの依頼どおり、ブログに掲載したよ。心温まる応援をアリガトウ、そして、素晴らしいフラッグにパラベーンス。今後もブログへのアクセスをヨロシクね。 サイトへ既に数多くの写真を送ってくれている、Ricardo Fragaからのお礼の写真を受信したよ。彼とは、芸能人ブラジル代表出発前の最後の試合で対戦した。アブラーソ(ゴキゲンヨウ)、Ricardo! 最後に、Andreaから写真を2枚提供。紹介前に、前回の「なぞなぞ」は正にサッポ監督だったことを明確にしておくよ。そして、最初にサッポの名前を挙げた正解者がAndreaだった。1982年のワールドカップが話題になった一週間。下記は、ジューニオル、ソクラテス、セレーゾ、エジーニョ、私、そして懐かしのテレ・サンターナ監督。 最後の写真は、私が末っ子のチアーゴとボール遊びをしている光景。過ぎ去りし歳月…。 それでは皆さん、また後程!……

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合宿一週目はフィジカルトレーニングがメイン

[2007.07.13]

先週、フェネルはトレーニンググランドにてフィジカルコーチのモラシー・サンターナの下で、長距離とスピード系のフィジカル・トレーニングが行った。更には、各選手の乳酸値とスピード測定及び脂肪分の測定も実施された。 各測定での好結果により、来週からのオーストリアでの強化合宿でハードにボールを使用しての練習に自信と安心感を持って臨むことが出来る。更には合宿15日間で練習試合も3ゲーム予定されている。9日月曜日の午前中にオーストリアへ移動。 ……

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トルコサッカー協会は外人枠の変更を決める

[2007.07.12]

先週、フェネルはトルコサッカー協会から良い知らせを受けた。各クラブに対してトルコサッカー協会は試合時の登録外人枠を6名から7名に変更し1名増やすことを認めた。試合に出場するのは最大6名であるが、監督は1名をベンチ要員として加えることができる。. この結果、現在7名の外国籍選手のいるフェネルは問題を解決することができる。フェネルの外国人選手はLugano, Edu Dracena, Alex, Roberto Carlos, Kezman, Appiah 、 Deividである。……

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新シーズンの選手契約会見がスタジアムで行われる

[2007.07.11]

先週の土曜日にSukru SaracogluスタジアムにおいてAlex de Souza、Deniz Baris 、 Gurhan Gursoyの契約更新と新しく補強した Ilhan Parlak の契約のセレモニーが行われた。副会長のMahmut Uslu とMithat Yenigün始め役員の Vedat Olcay と Volkan Balli も出席した。……

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ジーコ自伝―「神様」と呼ばれて (新装版)

[2007.07.09]

ジーコ著 朝日新聞社 1600円 2002年10月5日発行  ≫購入はこちらから 目次胎動―ルシンダ・バルボーザ通り七番地予感―「冗談だろう?」黎明―ボールの競り合い迷走―試合のたびにライオンを倒していく光明―私のスーパースター慟哭―「これが人生だ!」起動―すべてはチームのために躍進―戦場となった試合至福―勝利、勝利、勝利!軌跡―サリアの午後(一九八二年W杯の出来事)確執―イタリア・セリエAへ反骨―ガリーニョ(ジーコ)狩が始まった再起―一つのラフプレーから四回の手術教訓―スパイクの紐を結ぶ芸術提起―蠅のように伝道―ジーコさん展望―新しい世代 1996年ブラジルで出版されたジーコの初めての自伝「ZICO CONTA SUA HISTORIA」の日本語翻訳版。国内での販売開始は1998年8月5日。ジーコの日本代表監督就任に伴い改めて新装版として販売された。 ……

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過去を恐れずに

[2007.07.07]

私のリオ・デ・ジャネイロでのオフ期間には、友人達と会う機会や多少ながら家族と過ごす時間があり、更には幾つかのテレビ番組にも出演しました。その内の一つである、Galvão Buenoが司会を務めるSportvチャンネルの番組「Bem, Amigos」では、後日大きな反響を呼ぶこととなった、1998年ワールドカップフランス大会に関しての発言を幾つかしたのです。何一つ真新しいことは言っていないのですが、数日間に亘り、かの時代の重要人物達が推論を異議しました。そして、今週のヨーロッパ・コネクションはこのことに関して述べます。 まず私は、当時の取材で発言した内容と異なることは今回一切に口にしていないことを明確にしておきたく思います。若しかしたら、約10年という月日が経過していることで多くの人々は既に憶えておらず、従って番組の出演者内でこれほどまでのサプライズが生じたのかも知れません。でも、私は誰であっても、以前に私が受けた取材の場で発した内容と異なる何れかの記事を探し当てることが出来ないと明言します。 もう一つ明らかにしておきたい重要な点は、当時のブラジル代表に於いての私の任務に関してです。ブラジル代表のユニフォームへ誇りを持って戦った元選手であると同時に、世界中を旅しながら常に自己の生い立ちに誇りを持って伝え続けたブラジル人として、私はテクニカル・コーディネーターとしての挑戦を受けたのです。私はCBFの連中が信頼出来ないことを学ぶにはあの経験を生きる必要があったのだと、かのエピソード以降に常に発言しています。後悔はしていませんが、体験したことを考えると二度とやらないでしょう。テクニカル・コーディネーターとは、選手達とテクニカル・スタッフ、そして首脳陣も含めて、監督に関連する問題をアシストする責任を負う任務です。私の役目は、衝突防止を図るべく選手達との対話を試みて、組織の会長に問題の報告をし、監督の業務に弊害を来たさないように、代表に関わる活動のコーディネートを行うことでした。それが私の役割だったのです。 色々な問題と特に多くの代表関係者の手落ちが故に、選手をワールドカップの試合から除外した執行人として立場的に私が抜擢されたのです。更には、ロナウド選手を巻き込んだエピソードに取り組む姿勢を私が示さなかったと思った者さえ存在したのです。それならば、きっと実際に起こった出来事に関する知識不足故に、論ずる者には、選手を切るのは監督だということを明確にしておきます。このようにして私は日本代表を指揮しました。そして、仮に怪我などで選手を外す場合にはドクターに支持されて行うのです。実際にはこのように機能します。私は大きな衝突を避けるために長き期間に亘って選手を切った罪を負ってきたのですが、常に問われた時にはその件は私の責任ではないことを主張して来ました。 ロナウド選手のエピソードに関しては、彼はプレーが出来るか否かを判断するのは正に私の権限ではありませんでした。私の意見では、当日にドクターから聞いた診断に基づけば、ロナウドはプレーをしてはいけなかったのです。でも、その決断はリーヂオ・トレード医師の支持下にてザガーロ監督が下したのです。私は自分の意見を述べましたが、大変難しい状況でしたのでCBF会長自らもあの判断には参加するべきだったと思っています。 あの場に問題が生じていたと断言することに疑問の余地はありません。自己が果たすべく責任を負うべき人物が不足していたのです。ここが私にとっては大きなポイントだったと言えます。今となって多くの人物が姿を現して異なる推論で意見を言うことは簡単なことです。でも、フランスの地では事実は違いました。そして、更に多くの人物が敗北後にはその場から消息を絶ってしまったのですが、私は現場に居残ったのです。 私にとってはこの話に終止符はありません。この件を話すことでこれ程までの混乱を招くとは予測しておりませんでしたが、何時の日か再度問われれば今後も決して口を閉ざすことはありません。理由はシンプルなのです。私にとって、真実はあくまでも一つだけです。そして、時間と共に変化することはありません。実際に私は同じ発言を繰り返すことへの恐怖はありません。何故ならば、恥じるべき行為を行った者だけが過去を恐れるからです。私にも失敗や成功はありますが、常にベストを尽くすように試みたことを誇りに思っています。私は、フラメンゴ、ウディネーゼ、鹿島アントラーズ、そして日本代表でもそうであったように、今はフェネルバフチェでも取り組む姿勢は同じなのです。そして、今後も私の人生は常にそうであり続けるでしょう…。 それでは皆さん、また来週お会いしましょう! ウン・グランデ・アブラーソ! ……

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フェネルバフチェ、今シーズン初の練習を行う

[2007.07.06]

今シーズン初の練習は、Acibadem病院で全選手がメディカルチェックを実施後に、Samandiraのトレーニングセンターで行われた。 一連の練習開始前にジーコはチーム全メンバーをセンターサークル付近に集合して、ウエルカムのメッセージをフェネルバフチェに新加入したメンバーに伝えた。彼は、「フェネルバフチェは皆さんの家であり、我々は一つの家族である。今シーズンでの最たる幸運を祈る。」と発した。 Volkan Demirel、Olcan、Kerim、Uğur、Deniz、Önder、Serdar、Semih、Kemal、Tümer、Selcuk、KezmanとGürhan選手はSivassporへのレンタル期間を経て復帰をし、Volkan BabacanもIstanbulsporへのレンタル期間終了に伴い復帰、更には若手選手達のNecati、Mert、Umut、Alper、Mustafa Cevahir、Onurと移籍してきたWederson、Ali Bilgin選手も練習に参加してのスタートとなった。 http://www.fenerbahce.org/提供:フェネルバフチェ・オフィシャルサイト ……

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ジーコ、既にイスタンブールに到着

[2007.07.05]

ジーコは土曜日の午後にトルコへと向かい、ブラジル時間の日曜日に、スケジュールを報告するために到着後初のコンタクトをジーコサイトと取った。 「私は快い旅をすることが出来、月曜日には既に仕事に着手した。午前中に、選手達はメディカルチェックを行う。そして、午後にはフィジカルトレーニングを予定している。」とコメントした。フェネルバフチェはオーストリアのBad Tatzmanorfの町で強化合宿を07月09日から22日の期間で行う。……

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ジーコスピリットの伝達者

[2007.07.03]

鈴木国弘(著) NECメディアプロダクツ  2002年3月6日 1400円 ≫購入はこちらから 鹿島アントラーズの初期より通訳を務めてきた著者が鹿島アントラーズと共に歩んだ十年間、とりわけジーコとのエピソードを中心に書かれた本。日本とブラジルの文化の違い、サッカーの歴史、質の違い等に起因する様々な問題に直面してきたことを、通訳の立場である著者の目を通して書かれている。 「ジーコイズム」「ジーコスピリッツ」が通訳である著者に対してジーコがどのように伝えてきたか、それがどのように鹿島アントラーズに伝わったのか、その過程についても触れられている。また、著者がブラジルに興味を持ち、どのようにポルトガル語を習得したのかそのルーツも書かれている。巻末に書かれている「いつか日本代表の監督を引き受けてくれないものか」という著者の思いは3年後実現することとなった。 目次 第1章 ジーコが鹿島にやってきた第2章 ジーコのルーツとプロ意識第3章 ジーコの言葉、そして哲学第4章 ジーコを取り巻く名選手たち第5章 サッカーとの出合い、ブラジルとの接点第6章 ラストゲーム、ジーコのさらなる挑戦 ……

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