異なるスポーツ裁判
[2007.05.11]
私のこちらでの判決を巻き込んでの、今週の混乱じみたニュースの報道が、ブラジルとトルコに於いてのスポーツ裁判の違いを多くの人達に対して表面化することが出来ました。特に、この差異が、実際には受けなかった懲罰を、あたかも私が命ぜられたかのように報じられた原因でもあります。今週のヨーロッパ・コネクションは、この出来事を多少解りやすく説明します。
以前にも何度か、トルコ国民はサッカーに対して並外れた情熱を持っており、時には度外れて危険を伴う程に熱狂的だと述べたかと思います。それ故に、数年前からサッカー連盟は、サポーター同士の衝突問題の防止対策と、ならず者達による喧嘩を阻止して、違反者を罰するために、テクノロジーと知恵を導入に乗り切りました。そして、模範を示すために、規律委員会はピッチ上での出来事以外に対しても厳格に対処しているのです。
ブラジルと比較をするならば、適用される大会規程も全く相違します。ブラジルの諸大会では、ピッチ外で振るった喧嘩で一選手が罰せられたことなどかつてありません。過去にはロッカールームでサポーターと選手達を巻き込んでの衝突が発生したケースもありますが、この件がスポーツ法廷で訴訟が起こされたことなどないのです。但し、こちらでは異なります。如何様なトラブルは罰せられ、この措置はサポーター間での暴力に対する感情の抑制につながる程に厳重ではないかと、私は思います。これにて、マルコ・アウレーリオ選手はヒカルジーニョ選手との喧嘩で2試合の出場停止を命じられ、更にスタジアムの駐車場での出来事故に、クラブはホーム試合の開催会場変更の処罰を受けたのです。
私の判決に関しては、色々と愚かなニュースが流れましたが、あくまでも情報欠如の賜物だと言えるでしょう。そして、この点に関してはトルコ・サッカーとブラジル・サッカーの根本的な違いを示すに値します。ブラジルでは報告書に詳述された言動が訴訟を引き起こして判決へとつながる反面、トルコではトラブルが公衆又はサポーターの反応を監視するためにカメラを備えたサッカー連盟の人物に撮影されていれば、報告書に記載されてなくても良いのです。そして試合後、あるいは数日後に当該委員会が、後日法廷にて抗弁の特権が与えられて再検証が行われるべく、事前判決を公表します。ブラジルではこの予防処罰は存在しません。
実際に、ベシキタシュ戦での我々のトルコカップ敗退後に、記者会見で私は、長きシーズンに於いて当惑させられ続けている度重なるジャッジ・ミスを指摘し、今回の試合でも害された、判定のクオリティーを批判したのです。そして、将来的に判定を巻き込んでの更なる深刻な問題を防止するためにも、この件に対してサッカー連盟に注意深く目を向けてくれるように要請しました。更には、フェネルバフチェに対しては関心に従っての判断の異なりが顕著に現れており、私はクラブ首脳陣とサッカー連盟間での対立が審判や判決に干渉してはならないのだと発言したのです。
私は1試合のベンチ入り停止を命じられたのですが、2006年ワールドカップドイツ大会予選でトルコ代表監督がスイス戦敗北後に示した反応が私のケースと似通っていることをクラブ弁護が証明したのです。ファティッヒ・テリム監督はFIFAに罰せられておらず、従って私の処罰も無意味だったのです。私がクラッシコでベンチ入り停止となり、チームに害を及ぼして、更には30日間の停止処分を命じられるかのような、無責任な報道にも関わらずに、私は処罰放免となったのです。常にメディアとの良い関係故に、このような嘘っぱちを報道する前に私の話を聞いてもらえる機会がなかったことを、ブラジル人として嘆かわしく感じました。だからこそ、本サイトはアクセスしてくれる皆さんが真実を知るために私が有しているチャンネルでもあるのです。
これら全てが国間での相違点を示唆することに役立って、こちらでの教訓となったのです。我々は裁きのハイテクな眼力に四六時中注意を払う必要があります。ゴール目前となった大会終盤では如何なる注意も十分とは言えず、最大限に集中していなければなりません。残り3試合全てが戦闘であれど、数々の逆境を乗り越え、優勝カップを奪取出来る実力を有する軍団は、自己信頼を持続しているのです。
と云うことです!
それでは皆さん、また来週お会いしましょう!
ウン・グランデ・アブラーソ!


