図書館

ジーコ自伝―「神様」と呼ばれて

[2007.04.19]

ジーコ著 朝日新聞社 1600円 1998年8月5日発行 

Photo_143
≫購入はこちらから

目次
胎動―ルシンダ・バルボーザ通り七番地
予感―「冗談だろう?」
黎明―ボールの競り合い
迷走―試合のたびにライオンを倒していく
光明―私のスーパースター
慟哭―「これが人生だ!」
起動―すべてはチームのために
躍進―戦場となった試合
至福―勝利、勝利、勝利!
軌跡―サリアの午後(一九八二年W杯の出来事)
確執―イタリア・セリエAへ
反骨―ガリーニョ(ジーコ)狩が始まった
再起―一つのラフプレーから四回の手術
教訓―スパイクの紐を結ぶ芸術
提起―蠅のように
伝道―ジーコさん
展望―新しい世代

1996年ブラジルで出版されたジーコの初めての自伝「ZICO CONTA SUA HISTORIA」の日本語翻訳版。ジーコを知る上では欠かせない本です。日本版向けのジーコの冒頭のコメントは97年12月であるが、出版は翌98年8月である。人間ジーコの哲学、挫折と絶望の繰り返しを乗り越えてきた過程が記されています。ソクラテスのはじめのジーコへのコメントで「勝利は多くの犠牲と努力を払った者への最高の報酬である」というジーコの哲学を紹介しています。また、GKでもあるジーコの父ジョゼは「自分はたとえ相手がジーコであったとしてもFKからの得点は許さなかった」と言う父親らしいコメントを寄せています。ジーコ自身はこの本の出版の動機について「サッカーで成功すると言う事がどういうことか自分を通して知って欲しい」と語っています。96年この本のブラジルでの出版記念パーティーがフラメンゴのガベアのクラブハウスで行われたとき、サインを求め長蛇の列となったサポーター一人一人の持ったこの本に何時間もサインをし続けたジーコの様子は今も忘れる事ができませんん。

Historia

in [図書館] |

< 前の記事へ | 最新の記事へ | 次の記事へ >