バックナンバー

延長戦での引き分けでフェネルバフチェがトルコカップを敗退

[2007.04.28]

カナリア軍団(フェネルバフチェ)は勇ましく闘い、Tumerの得点でアゥエイでのベシキタシュ戦を90分内で制して、1戦目での敗北から回復した。でも、延長戦で、フェネルバフチェの支配にも関わらずに、ベシキタシュがゴールを決めて、Erciyessporとの決勝戦の切符を手にした。 ジーコのコメント: 「あってはいけない典型的な試合となった。我々は数多くの決定機を作りながらも、90分内で得点を決めるチャンスを乱用して、ベシキタシュが我々のゴール前へ潜入することは皆無に近い展開だった。後半に1ゴール決めたのだが、更に得点を重ねられた内容だったと言える。より最悪にも、又してもレフェリーが敵のラフプレーを罰せない状況に、我々は被害を被ってしまい、ジャッジに泣かされる羽目となってしまった。そして、決勝進出を決める決定弾を決めることが出来ず、試合は延長戦へと突入した。不条理にも、失点という形で懲らしめられる結果となってしまった。でも、行く手にはSuperlig(トルコ・リーグ)が待ち受けており、タイトルを賭けて闘わなければならず、我々は立ち止まる訳には行かない。」……

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プレー続行…

[2007.04.27]

本サイトが2003年に開設されて以来、必ず機会があれば、サッカーのピッチ内外に関わらずに発生し、私が間違っていると思ったシーンに対してコメントを述べて来ました。選手時代には常に汚れない行動に対する第一人者として心掛けてきた私は、現在監督としても異なる姿勢を示す訳にはいきません。そして、今週のヨーロッパ・コネクションは、現在世界中に蔓延しつつある、試合中に生じる場面について取り上げます。 スタジアムでは、若しかしたらグランド上での選手の死亡事故が影響を及ぼしているのかも知れませんが、ピッチ上に横たわる選手達に対して在る一種の神経症をもたらしているのでは無いかと言えます。攻撃時や守備時、又は中盤での展開中に至り、試合は頻繁に中断されて、普遍的に一方のチームが害されます。一般的には、倒れている選手の治療を可能とする為に、敵がボールを外に蹴り出す行為である「フェアープレー」に対する精神の保持が存在しています。 しかしながら、私はこちらトルコ、イタリアやスペイン、機会があればブラジルでの試合も含めて観ており、この手段の過剰なまでの適用例を目にすることが出来ます。ある選手が接触プレーで倒れこみ、ボールをキープしているチームがプレーを続行した場合、敵の選手が透かさずに声を張り上げながらボールを外に出すように指示をして、更にその行為に対してサポーターは誉めそやすことで、ボールをキープしている選手は外へと蹴り出すのです。その後、横たわっていた選手は10秒もせずに立ち上がり、外へボールを放り出した選手は絶好なカウンターアタックの機会を逃してしまったのです。この行動は「フェアープレー」では無く、試合戦術へと化してしまったのです。フォワードはボールを奪われると瞬時に怪我をしたかのように倒れ込んでしまいます。遥か以前には、チームによっては試合終了間際に、時間を費やす為の手段として利用されていました。今日では、試合中の如何なる場面に於いてもこの状況が生じ得ます。つまり、厳重なる処罰が欠けているのです。 私は、徹底的な「フェアープレー」守護者であり、サッカーで普段許されている悪知恵に対しては反対なのです。常に私はルールに則っての「工夫」や「創造」に対する支持者だと言えます。そして、元プレイヤーの立場としても、ピッチ上で怪我をして、その事態が悪化するリスクに晒されている選手が、迅速なる対応に値しないとは思っておりません。でも、それに当てはまるケースでは無いのです。実際に起こっているのは、過大行為であり、これらは試合自体の展開を遅らせて、観づらいゲームへと化してしまいます。 私が思うには、レフェリー陣がこの様な局面に於いて、感受性を持って対応する必要があるのです。プレーしている選手とサポーターの怒りを買う事実だけではなく、ボールを外に出す選手が現れない場合のリスタートは常に論争を呼びます。結局のところ、敵はボールを還すか否か? そして、ボールが敵の守備陣に戻された場合は、フルプレッシャーを強いるのか? 過去には、ボールを還すべく選手からの得点すら実際にありました。この様なプレーがけんかへと進展することも珍しくありません。 それ故に私は、一度ピッチから外へ出て、その直後に疾走して戻って来る、怪我をシミュレーションする選手に対する厳罰への支持者でもあります。欺こうとする一人目の選手にはイエローカードを与えて、更には同チームの二人目には退場を命じるのも若しかしたら対応策かも知れません。私が得た知識によれば、イングランドではこの様なケースに於いては、危険なシチュエーションだと察知しない限り、レフェリー陣は厳格な基準を用いり、試合を中断させないように支持されているとのことなのです。 常にフェアープレーで、そして、展開が速いゲームを心掛けながらも、でも、あくまでもサッカーが最優先で無ければいけません。スポーツをつまらなくして、真剣に臨む者の献身を害する様な、悪知恵みは在ってはいけないのです。 それでは皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! また来週お会いしましょう! ……

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ジーコのリーダー論ー新書版ー

[2007.04.25]

ジーコ著 ごま書房 571円 1998年6月25日発行≫購入はこちらから 93年発行されベストセラーリーダー論の新書版。93年Jリーグサントリーシリーズ優勝後にどのようにして鹿島アントラーズを優勝まで導いたかについて書かれている。日本人の性格を分析しつつ、勝つためのチーム作りをリーダーとして行った。チーム内では選手というよりも指導者としての立場が重きをおいていた事が書かれている。勝つ組織を作る為にはチームワークを育てる事が大事であることというジーコの考えが書かれている。その当時よりチームの為に自分の個性を十分に発揮するように選手に求めている。 新書版には「ジーコ 人生の教訓」より本文を抜粋し「ジーコから学ぶ人生」が追加されている。 チャレンジ精神と情熱なきリーダーは去れ全員にフォア・ザ・チーム精神を叩き込め平凡な部下ほど、だいじに育てろ信頼を勝ち取るには、部下と一緒に泥にまみれろ部下が働きやすい環境を作れ……

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Gaziantepspor戦後のジーコのコメント

[2007.04.23]

我々にとって今日の一勝は本当に貴重なものだ。いくつかの決定的なチャンスをしっかり決めていればもっと楽な試合になったであろう。試合内容からみればアレックスによるPKとタンケイのバイシクル(実に美しいゴールだった)の2点のみというのは実に不公平な結果だ。次に待つカップ戦に向けしっかりと再度準備をしていく。 ……

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フェネル、Gaziantepに勝利!

[2007.04.21]

20日にトルコスーパーリーグ第29節の最初の試合が行われた。フェネルは前半30分、AlexのPKと後半12分 Tuncay の追加点でGaziantepsporに 2-0 で勝利した。この結果フェネルの勝ち点は 59ポイントとなった。現在2位の Besiktasの勝ち点は52ポイントで今節はAntalyasporと戦う。 ……

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マラドーナへのメッセージ」

[2007.04.20]

私は、本コラムでは特定の人物に関して繰り広げることはよりも、包含的なメッセージや分析の出来るテーマを選ぶようにしています。でも、今週は、彼の身の上話が警告を発することが出来ることもあり、例外としてマラドーナの件を取り上げることにしました。 私はマラドーナのプレーを観る機会と対戦する機会に恵まれ、更には最近一緒にピッチに立つことも出来ました。正に彼は、私のジェネレーションで見ることが出来た最大なる選手だったと何ら疑問も無く言えます。サッカー史上に於いて屈指の選手のみが可能としたボール捌きが出来たのです。常にマークに付回されながらも、信じられないような回避策を見出して、その巧みな芸術はサッカーフリークにとっての目の肥やしでした。 マラドーナは世界中のディフェンダーをドリブルでかわしたにも関わらず、自己の人生に於いて引き起こした苦境をドリブルでかわすことは出来ませんでした。人々を魅了するのではなく、新たなる危機から回復しようとしています。数多くの制覇を成し遂げた彼は、現在は生死と闘っているのです! 名声、才能、富などを体験して生きてきたマラドーナは、私の意見では人生においてのマテリアルは、全てが一時的であることを示す最大の例だと言えるでしょう。我々のストーリーは個々が日々の献身で築くのです。要約するならば、アルゼンチンのクラッケは長き道程に於いて、幾つかの誤った岐路を選択したと言えるのではないでしょうか。 2005年末に私は、稀に見る私宅での彼との再会の機会に出くわしました。ヨーロッパ・コネクションを常時見守ってくれている皆さんは、私が彼のグッドコンディションを目にすることが出来た嬉しさへのコメントを想起して頂けることでしょう。更には、彼とはJogo das Estrelas(スター・ゲーム)で共にプレーをしたのです。残念ながら、あの光景は彼の最終的な姿ではなかったのです。あの時点に於いて、人生でありとあらゆる体験を味わった彼が、更に最悪なる状況へと至るなど想像すら出来ませんでした。でも、至ったのです。 若人、そして現在スポーツに関わっている皆さん、更には将来のアスリート達の両親達へ、ここに警告を記します。昨今、私は彼の詳細なるイタリア・サッカーでのスペタクルなゴールシーンを観ることが出来、今日は苦悩に満ちたマラドーナの映像を目にしたのです。古今さほど時間を要していません。従って、今日我々が選択した道が、明日到来する将来を決定することを、全ての者が自覚する必要があると言えるでしょう。 公的に私はこの場を借りて、マラドーナの復活、即ち、このゲームでの新たなる逆転劇を演じられる事を願っている念を露にします。正に、これに対する敗北を考えれば、その代償は余りにも高すぎると言えるでしょう…。 皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! それでは、また来週お会いしましょう! ……

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ジーコ自伝―「神様」と呼ばれて

[2007.04.19]

ジーコ著 朝日新聞社 1600円 1998年8月5日発行 ≫購入はこちらから 目次胎動―ルシンダ・バルボーザ通り七番地予感―「冗談だろう?」黎明―ボールの競り合い迷走―試合のたびにライオンを倒していく光明―私のスーパースター慟哭―「これが人生だ!」起動―すべてはチームのために躍進―戦場となった試合至福―勝利、勝利、勝利!軌跡―サリアの午後(一九八二年W杯の出来事)確執―イタリア・セリエAへ反骨―ガリーニョ(ジーコ)狩が始まった再起―一つのラフプレーから四回の手術教訓―スパイクの紐を結ぶ芸術提起―蠅のように伝道―ジーコさん展望―新しい世代 1996年ブラジルで出版されたジーコの初めての自伝「ZICO CONTA SUA HISTORIA」の日本語翻訳版。ジーコを知る上では欠かせない本です。日本版向けのジーコの冒頭のコメントは97年12月であるが、出版は翌98年8月である。人間ジーコの哲学、挫折と絶望の繰り返しを乗り越えてきた過程が記されています。ソクラテスのはじめのジーコへのコメントで「勝利は多くの犠牲と努力を払った者への最高の報酬である」というジーコの哲学を紹介しています。また、GKでもあるジーコの父ジョゼは「自分はたとえ相手がジーコであったとしてもFKからの得点は許さなかった」と言う父親らしいコメントを寄せています。ジーコ自身はこの本の出版の動機について「サッカーで成功すると言う事がどういうことか自分を通して知って欲しい」と語っています。96年この本のブラジルでの出版記念パーティーがフラメンゴのガベアのクラブハウスで行われたとき、サインを求め長蛇の列となったサポーター一人一人の持ったこの本に何時間もサインをし続けたジーコの様子は今も忘れる事ができませんん。 ……

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2007年04月16日(月)

[2007.04.18]

ハーイ。私は先月末に幾つかの用事を解決するためにリオ・デ・ジャネイロへ短期帰国を果たし、その際に体育教授会へ証明書を受け取りに行く時間があった。下記は、CREF(地域体育教授会)の職員達との記念写真。 そして、次はアップでその証明書の詳細。この場を借りて、CREF(地域体育教授会)の皆さんと写真を提供してくれた教授会広報紙のJoão Renatoにお礼を言うよ。 リオ・サッカーの重要なサポーター達に関する大変素晴らしい本を最近出版したばかりのHilton Mattosジャーナリストをジーコ・サッカーセンターに迎えた。 この写真は、あくまでも只今準備中の特集へのアペリティフだ。ビルの屋上に数多くのアンテナが犇めき合うこの場所は何処だか判るかな?   次はトルコにて、トルコカップでのベシキタシュ戦でブラジル人リカルヂーニョ選手との再会シーンだ。   ブラジル北東部Aracajuのファンが送ってくれたe-mailだが、名前が書かれていなかったよ。素晴らしいオマージュをアリガトウ。 そして最後に、Clube VitalのLuizinhoが送ってくれたVarandão da Saudadeだ。1968年のアメリカFCのチーム写真で、兄のエドゥーとアントゥーネス、更には偉大なる友人PurucaことPaulo Césarも一緒だ。アリガトウ、Luizinho! それでは、また後程!……

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首位のフェネルは勝点4を維持する

[2007.04.17]

今日曜日、ジーコ率いるフェネルバフチェはSuperlig第28節のVestel Manisa戦を0-0で引き分けた。ベシキタシュも土曜日に1-1で同じく引き分けたので、リーグ戦終了まであと6節を残して、フェネルバフチェの首位としてのアドバンテージは依然として勝点差4を維持。 ジーコのコメント:「一方的な試合となった。我々のみが攻撃を仕掛け、敵は終始堅守を徹底。それにも関わらず、チャンスをつくることは出来たのだが、得点へつなげることが出来なかった。首位としてのアドバンテージを開く機会を逃したと言える。でも、失点を防いで、勝点差4を守ることができた。そして、リーグ戦は今後も続く!」……

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フェネルスーパーリーグで引き分ける

[2007.04.16]

ジーコ率いるフェネルはトルコスーパーリーグの第28節で Vestel Manisaに1-1で引き分けた。2位のBesiktasも 1-1で引き分けだった為2位との差は4ポイントのままである。リーグ戦の残り試合は6試合である。 ……

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パン・アメリカン競技大会へのカウントダウン!

[2007.04.13]

FIFAワールドカップ2014開催地への立候補、オリンピック招致の夢…。でも、それ以前に、ブラジルがハイレベルなスポーツ大会の誘致を志望しているのであれば、今年2007年はそのための重要なテストを受けることになります。リオ・デ・ジャネイロで開催されるパン・アメリカン競技大会のことです。そして、この話題が今週のヨーロッパ・コネクションのテーマでもあります。 先ず前置きとして、どの様な形であれどブラジルに恩恵をもたらすのであれば、どんなイベントであれ私は賛成だと言うことを明確にしておかなければいけません。政治的信念や何れかの首脳陣に対して相違する私見などに関わらず、あくまでも私はブラジル人であり、母国へのベストを欲しています。それ故に、リオ・デ・ジャネイロが開催地候補として確定する以前から、サンパウロと候補権を争っていた時分から私はジーコ・サッカーセンターを公式施設として使用できるように開放したのです。 そして、最近我々の施設がインスペクションに合格して、代表勢の練習会場及び男子と女子サッカーの大会に使用されるとの情報を知り、大変嬉しく感じました。我らがアントゥーネス・スタジアムは幾つかの改築工事が行われますが、パン・アメリカン競技大会では紛れも無くブラジルを代表してくれることでしょう。 私がクラブの提供を承諾するに至ったのは主に二つの理由からです。先ずは、前述したとおりパン・アメリカン競技大会はリオ・デ・ジャネイロ及びブラジルにとって有益だという信念です。そして二つ目は、1995年にジーコ・サッカーセンターのようなパイオニア的クラブの建設が地元ヘクレイオ地区にとって重要だったように、今回も何れかの種目のスポーツ競技があの場所で行われることが地域の発展には大事だという確信を持っているからです。 たとえ私は故郷を遠く離れて過ごす時間が長くても、リオ・デ・ジャネイロの治安及び組織の問題は把握しており、恐らく期限内には解決できない可能性も自覚しております。でも、「遺産」と呼ばれる、これら全てが現時点で議論されているだけでも、大会開催地の改良は既に保証されているのです。現在のところ、今年の7月に実施される内容に関して懸念している人物が大勢いることには疑問の余地はありません。 スポーツ全般にとっては、アスリートの観点から話すならば、幾つかのスポーツ種目に関しては、既に2008年北京オリンピックを目指しての何らかのはずみと可能性を得るチャンスでもあります。そして、競技施設の新たな建設は常にスポーツに没頭させるべく、初心者にモチベーションを与えてくれるのです。結論を言いますと、マイナス的要素は見当たらず、私は全てが万事調整されるように応援し続けます。 仮に我々がFIFAワールドカップあるいはオリンピック大会を受け入れたいのであれば、この第一関門を突破することが必要です。政治的虚栄心が影響を与えずに、全員が団結できて、最終的には世界スポーツマップに於いてブラジルが素晴らしいホスト国として記されることを願っています。私としては、ジーコ・サッカーセンターは全てのデレゲーション及びサポーターの皆さんを心から歓迎することを確信しております。 施設工事の遅延、交通網や治安などの問題…、私はこれら全てにおいて最良なる改善が成されることを願っております。パン・アメリカン競技大会リオ・デ・ジャネイロ2007はブラジルで開催される大会であり、この一大イベントの成功は我々全国民にとってのビッグゴールだと言えるでしょう! それでは皆さん、また来週お会いしましょう! ウン・グランデ・アブラーソ! ……

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フェネルバフチェ、敗北を喫するもトルコカップでの闘いは続行

[2007.04.12]

ジーコ指揮官の下、今週の水曜日にチームはトルコカップ準決勝第1戦となったアゥエイで、ベシキタシュに1-0で敗北した。スーパーリーグにおいて決戦とも言うべき強いリズムでの連戦故に、ジーコ監督は、試合には頻繁に出場してはいるものの、リーグ戦でのレギュラー陣としては定着していないメンバーをスタメンとして臨む選択をした。そして、Bobô選手が試合唯一の得点を挙げた。 フェネルバフチェは、ベシキタシュとのトルコカップ準決勝第2戦を今月の25日にホームSukru Saracogluスタジアムで行う。1-0での勝利は、PK戦での決着へともつれ込む。 ジーコのコメント:「180分間で行われる試合の前半戦をリードされて終えた。でも、大変拮抗した試合となり、人生の悪戯とも言うべく、我々が試合のリズムを握っていた時に失点してしまったが、クラッシコに値するゲームだったと言える。前半は均衡が保たれた内容ながらも、我々は良い展開を繰り広げ、後半もリズムを維持することができた。残念ながら、幼稚な失点から不利な立場を強いられたが、全てが終わった訳ではない。あくまでも前半戦が終了しただけであり、試合の行方を変えるべく後半戦が待ち受けており、前進あるのみだ。」 ……

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ジーコの考えるサッカーLEVEL3―ゲームに生かせる実践Q&A

[2007.04.10]

ジーコ著 NHK出版 1500円  1996年1月30日発行≫購入はこちらから 目次 1 サッカー選手の日常とトレーニング2 ジーコの実践アドバイス3 サッカーに関わるその他のこと 1996年鹿島アントラーズのテクニカルディレクター就任直前に販売された。ジーコの選手生活を通じて得た経験を、高校のサッカー選手をはじめとする若い選手たちが実際に悩んだりしている事についての質問に答えていく方式で第3弾である。シーズンを通しての計画やフィジカルトレーニングについても質問があり、より専門的になっている。その中でも日々の練習の重要性について何度も触れられています。 ……

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フェネル引き分ける

[2007.04.09]

フェネルはkayseriと Tuncayと DeividのゴールでフェネルはKayserisporにアウェイで 2-2で引き分けた。 トルコスーパーリーグ第27節。この結果フェネルの勝ち点は55になった。 3位の昨年優勝チームGalatasarayは1-0でErciyessporに敗れ勝ち点45で一歩後退した。2位BesiktasはRizesporに1-0で勝利し勝ち点が51となった。フェネルとの勝ち点差は4と縮まった。 ジーコのコメント:「素晴らしいゲーム展開が続くかのようなたち上がりから先制点も取る事が出来た。しかしわずかに集中力を欠いた時に相手に同点にされてしまった。後半、相手は集中して臨んできて逆転を許してしまった。しかし我々も望みを捨てず戦った結果、Deividの同点弾で追いつく事が出来た。この後はトルコカップの準決勝 Besiktas 戦に集中したい。」……

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2007年04月05日(木)

[2007.04.08]

やぁ~。写真を数枚用意したよ。一枚目はアペリティフだね。現在、Aleppoでのスタジアム落成式に関しての記事を準備中だが、取りあえずは開会セレモニーの参加者達と撮った写真の紹介のみだ。  先週、Tv Fenerbahçeの人たちとの夕食会に出席したよ。下記の写真で、私の左側(向かって右側)には順番に、Volkan選手、マーケティングディレクターのKoray氏とモラシー・サンタナ。右端には、テレビ局のIhsan取締役と、その隣には私の通訳をしているSahmet。立っているのは、以前テレビ局のスタジオで私にインタビューをしたYasirレポーターと、ブルーのネクタイを締めているFatihは、我々の日々を取材するレポーターだ。 Sahmetとのツーショット。夕食会は、こちらの代表的な食事であるKebapを出してくれるトルコレストランで行われ、とても美味しかったよ。 そして先週は、Estado de Minasで働いており、今回はSBTの取材でこちらを訪れたJaeci Carvalhoを迎えた。 私の甥っ子エメルソン・コインブラが、下記のMario Albertoが描いた1981年フラメンゴのチームの大変ナイスなイラストを送ってくれたよ。彼とは、Lanceのchatで知り合う機会があった。 最後に、皆さんから届く年代物の写真を紹介。私の一冊目の著書発刊記念の際に撮ったアンドレアとの写真だ。アリガトウ、アンドレア!  それでは、また後程!……

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ミリオンゲーム

[2007.04.07]

私自身は決してサッカーと人生に対して懐古主義者と思っていませんが、懐かしさには駆られます。現代において、ユーロやポンドであれ、この多額のサッカービジネスが多方面に影響しているのは事実だと言えるでしょう。我々は時には、ピッチ外でのサポーター団の自発的な攻撃的性質のみではなく、グランド内での暴力に対する理解にも努めなくてはなりません。今週のヨーロッパ・コネクションは、このテーマを別の観点から眺めながら、意見を述べて行きたいと思います。 サポーター軍団に侵入されるサッカー・グランド、その人たちからは攻撃的性質がみなぎっています。それは「社会現象」だと、誰かが咄嗟に回答を口にしています。私はブラジルのみではなく、全世界でも、以前は暴力が少なかったと思います。疑いの余地無く、その様な人種は少なかったのです。今では考慮すべき事が多いが為に、これらの論点を正確に理解することは不可能に近い状況です。 最近、私はセオリーに対してではなく、社会の反映に組み合わさる他の起因の存在に関して考えてみました。競争が激しい世界であり、厳しい日々の献身と、多額の金銭が絡むサッカーワールドです。私も勿論、富を得て、家族に好ましい生活環境を与えたい時代の人間ではあります。でも、最たるは勝利の喜びを目指してプレーをしていました。世界サッカーの現状は異なります。欧州の「エルドラド(宝の山)」へ到達することは、当たりくじを引くに値します。 かの地へ辿り着くことが、多くの選手にとって宝くじであるのならば、このスポーツが巨額を意味することは、さほど考えを巡らさなくとも想像できるはずです。サッカーは現在、多額の利益をもたらす投資であり、人々の理性を惑わせるのです。人生を変えます。クラブでの練習へバスで通っていた貧民窟の少年が、一朝一夕にて外車を乗り回すケースを思い起こすことが出来ます。更にこのケースに、僅かに3ヶ月以内で旧大陸にて億万長者になれる事実を加えて見て下さい。秩序ある統一した組織が整っていなければ成り立ちません! そうした秩序ある組織について考える時、我々はバランスを思い浮かべる訳ですが、実際にはレフェリーのジャッジに「激怒」してピッチに侵入する人物に欠如している要素なのです。外部では攻撃的に立ち振る舞い、これは「ミリオンゲーム」だと口走ります。ショップではユニフォームの販売数が増し、スポンサーが増加し、更なる投資が成され、そして利益増大へと繋がるのです。バランスの減少は否めません…。残念ながら、この狂気と化したサッカービジネスの世界において、「激怒」がバイオレンスの一部を誘発させる原因としてあるのです。 本コラムは冒頭で述べた前文を繰り返して終えたいと思います…。私は決して懐古主義者ではありませんが、懐かしさには駆られます。日本に滞在した期間中にも試みたように、現在でも私は選手達に、最たる魅力は、我らが人生の軌跡を我々によって素晴らしく語れることだと、伝えるように努めています。富、ゴール、タイトル、更なる制覇は、この日々の献身、練習への取り組み、そして多くの犠牲を払うことによる結果なのです。そして、我々は常にバランスを保たなければいけません…。 それでは皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! また来週お会いしましょう! ……

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フェネル、アル・イテハドと引き分ける

[2007.04.06]

シリアのAleppoの新しいスタジアムでの杮落としの親善試合に出場したフェネルはアル・イテハドに2-2で引き分けた。 この新しいスタジアムには75000人の観客を集めて行われた。得点者はSemihとDeniz。試合以外にもセレモニーが盛大に行われトルコの首相も参加した。 ジーコのコメント:トルコ、シリア両国の絆をさらに確固たるものにする意味でも大事なイベントだ。両国政府の要人の列席もさることながら驚かされたのは観客だ。スタヂアム内にフルの75000人。さらにおびただしい数の人々が外にあふれている。大混乱の中試合開始が2時間半近く遅れてしまったが・・・・。結果は2-2の引き分けだったがこの種の親善目的のゲームにはスコアは重要ではない。我がチームにとっては、日頃なかなか出場チャンスのない選手を投入できたので幸いであった。……

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フェネル、新スタヂアムのこけら落としの為にシリアへ向かう

[2007.04.05]

ジーコ監督率いるフェネルは月曜、シリアに向け出発した。現地ではアレポ市に新設されたスタジアムのオープニングゲームとしてアルイテハドと対戦する。今回の遠征にはトルコ国首相をはじめ政府要人が同行する。この親善試合に関しジーコは「相手は現シリア・チャンピオンで力のあるチームだ。我々にとって良いトレーニングになるだろう」とコメントした。 ……

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Ankaraspor に勝利で2位に6ポイント差

[2007.04.04]

トルコリーグ第26節が1日に行われ、Alex と  Tuncayのゴールでフェネルは Ankaraspor に2-1で勝利した。序盤チームの調子が悪く先制されたが前半終了間際に Alex.の得点で追いつき、後半にTuncayの追加点で勝利した。 フェネルはこの結果2位に6ポイント差をつけている。残りの試合数は8ゲームである。 ジーコのコメント:「とにかく勝ちが優先される中でしっかりと結果を出せた。序盤、我々気のゆるみから相手に先制(ルガーノの反則によるPK)を許してしまった。中盤を中心、テクニックに勝る我々だが追いついたのは前半終了間際だ。後半は本来の調子がもどりゲームを支配したが決定的なチャンスをのがす場面も多かった。だが勝利を確実にものにしたことが重要である。」 ……

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この世の巡り合い

[2007.04.01]

遥か遠く離れたトルコの地から、私はブラジル代表の仕事ぶりを観察しており、幾つかの点に注意を引かれます。先週の土曜日には、ブラジル代表はチリ代表と対戦して4-0での素晴らしい勝利を得ました。そして、現ブラジル代表には、あの悲劇的なアテネオリンピック予選に出場した選手が数人と、2006FIFAワールドカップドイツ大会で敗退したメンバーからの生き残り組が参加しています。今週のヨーロッパ・コネクションは、この2世代の時代に関して取り上げます。変革は常に熟慮を誘発させます。長きに亘り、結果が彼の非の打ちどころのない有能さを証明しており、私は決してここでパヘイラ監督の批評がしたい訳ではありません。但し、代表への新しいテクニカルスタッフ陣の就任が、新たな道を模索させたのではないかと私は思うのです。2006FIFAワールドカップドイツ大会までは、ブラジル代表の高位には触れないかのように見えており、それ故にグループは選手達の意思に関わらずに、汚染されてしまったのです。自然の流れかつ有害でもありました。但し、ドゥンガ監督は新たなる思想と共に就任して、他の選手達を観察しながら、徐々に新代表の輪郭を整えるべく試みをしています。でも、グループを注視すればさほど新しい面子でもありません。欧州で活躍して既に知名度の高い選手達以外に、2004年アテネオリンピックへブラジルを導けずに、烙印を背負ったかのように思われたあのチームの選手達数人が顔を連ねているのです。彼らはチャンスを得るために、多少なりの時間を要しましたが、再び戻って来たのです。 あのオリンピック代表が背負う敗退の重みは興味深いものです。あの悲劇は消し去ることができずに、ホビーニョ選手を除いては、他には新たなチャンスが与えられないかのように思えました。でも、クラブでの献身及 び日々への専念、そして新テクニカルスタッフ陣の観察が、彼らに新たなチャンスをもたらしたのです。しかし、ここで際立たせるべきは、ドゥンガ指揮官とアシスタントのジョルジーニョに関してであり、彼ら二人は監督しての経験は少ないかも知れませんが、元選手としてサッカーに関する経験は有り余るほどにありま す。彼らは、勝利、敗北、失望、更にはアマレリーニャ(ブラジル代表ユニフォー ム)を着て数多くを制覇した経験者です。それら全てが二人の経歴には記されており、代表での素晴らしい革新が期待できると言えるでしょう。 選手達には、最近のワールドカップが大いなる教訓をもたらしたことだと思います。現時点で柱脚が倒壊した今、彼らの歴史は一時の出来事のみでは築かれないことに、選手達は気付けたのではないでしょうか。世界最高峰の代表、スーパーゴール、タイトル…。全てが魅力的ではありながらも、各試合、各大会、更には日々の練習で自己の足跡を築くことが重要なのです。そして、この規律、即ち、プラスアルファの意気込みが均衡の保たれた現代サッカーでは差を示すので す。私見ではありますが、新たなる制覇への扉が開いています。才能溢れる人材には事足りません。敗北で多くを学んだ2世代が一つとなって、このチームを編成するのです。今は誠心誠意献身あるのみだと言えるでしょう。そして、私は幸運を祈りつつ、 皆さんと一緒に応援しています!それでは皆さん、また来週! ウン・グランデ・アブラーソ! ……

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