バックナンバー

ありがとうジーコ―日本人に夢と感動を与えてくれた神様への感謝状

[2006.11.30]

監修 鹿島アントラーズFC ごま書房 1000円 1994年9月30日発行 ≫購入はこちらから 目次1章 感動をありがとう2章 勇気をありがとう3章 希望をありがとう4章 幸福をありがとう5章 情熱をありがとう94年6月日本で最後の現役生活を引退したジーコに全国各地の多くの方から感謝状が寄せられました。この本ではその中から7歳から82歳までの77人の方からの手紙が項目ごとにまとめて紹介されています。また、その外にも鹿島アントラーズの選手である黒崎比差志・古川昌明・石井正忠・アルシンド・大野俊三・秋田豊・レオナルド・本田泰人・サントスからの手紙も掲載されている。……

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「オスカール・シュミット」  

[2006.11.29]

もし我々が今までにブラジルのスポーツ界で起きた出来事のリストアップをするなら絶対に置き去りには出来ない事がある。それは1987年の米国インデイアナポリスで開催されたパン・アメリカン・オリンピックでバスケットブラジル代表がホスト国を相手に勝利を得た出来事だ。あのチームで活躍し責任のとても大きく更にブラジルバスケットの偉大なアイドルともなった人物であるオスカール・シュミット。現在は引退しあの見事なプレーを見る事は出来ない。多くのチームのユニホームを着たが、フラメンゴでもプレーしチャンピオンにもなった。現在はサンパウロに住んプロ選手時代に出来なかった事をして過している。“神の手”と言われる彼が今やっている事の一つにサッカーがある。そんな話をこのインタビューで明かしてくれた。           サイト:もう引退にしてから結構時間が経っていますが、それでもプレーしている夢を見たり、起きたら練習しなくてはとか思ったりしますか?それとももう過ぎた事と割り切っていますか?   オスカール:「その時期は終ったね。もう3年もコートから離れている。懐かしさは無いとは言えないしもちろんある。何せ32年もバスケットやって来たしずっとそのスポーツに没頭して来たから。色んな良い思い出もある。友情も随分培ったし楽しい事も多かったよ」  サイト:それで今はサッカーに熱中しているって本当ですか?貴方の背丈が有ればセンターフォワードかゴールキーパーでも・・・     オスカール:「そうなんだ、45歳にもなってバスケットをやめてサッカーだよ!!キーパー!?僕は狂人じゃないからね、まあ前の方だったらあまり邪魔にならないし得点もヘタすると出来るかもしれない。僕は攻撃が好きだからね。それに自分の身体の使い方は心得ているつもりだよ。それよりヘッドのゴールを沢山決めるよ」        サイト:ジーコと一緒にプレーするなんて考えた事ありますか?      オスカール:「本当の事を言って考えた事無いな。僕と一緒だったら彼が大変だよ、僕は凄くボールを欲しがるタイプだから。でもやってみたら面白いな。彼らがボールを組み立てて僕が点を取る。恐らく凄いツートップになると思うよ。僕は今遊び半分でサンパウロでチームを作った。チーム名は“オスカールとアミーゴ達”と言うんだけど、もしジーコがやりにきてくれたら勿論10番は彼の為に取っておくよ。」  サイト:ジーコと言えば、貴方はひと時フラメンゴで貴重な時間を過した。フラメンゴと言えばブラジル国内で一番サポーターの多いチームでなおジーコと言う偉大なアイドルがいるけど、そのチームでプレーするのはどのように感じましたか?  オスカール:「フラメンゴでプレーするのは素晴らしい事だった。もしフラメンゴのユニホームを着なかったら、サポーターの情熱は伝わって来なかった。彼らが唄う中に自分の名前も入る事も、ゴールにも、ネットにも、観客席にも聞こえる感動が伝わらない。もちろんヘマすればブーイングだってお構いなしに飛んでくる。フラメンゴでは4年間プレーした。経歴の中でも素晴らしい出来事として刻まれている。フラメンゴでチャンピオンになり街中をオープンカーでパレードもした。あれは特に感動だったね。何処へ行っても必ず赤黒ファンが居る。熱狂的な赤黒ファンも居る。チームに惚れ込んでいるね。一度ブラジル杯決勝戦の始球式に僕をマラカナンに呼んでくれてスタジアムに僕の名前が響いたんだ。赤黒ファンが叫んでくれたけどあれは凄かった、鳥肌が立って凄く感動したよ」   サイト:ブラジルのチャンピオンにもなった貴方が現在の堕落したブラジル・バスケットを見てどう思いますか?  オスカール:「今見て悲しくなるね。ブラジルの第二のスポーツにもなった位なのに。現在は非常に悪い時期になっている。各チームも活動を止める状況を最近見ていて本当に悲しくもなるよ。スポンサーも他のスポーツに鞍替えしたりしているしね。選手達は失業してしまうし、今はやるべき人も何もしていないという状況だ」       サイト:NLB(我々のバスケットリーグ)について話してくれますか?改革への挑戦について、貴方は今のリーグについて満足出来ますか?                 オスカール「満足出来るね。“我々のバスケットボールリーグ”は一つの誇りだ。初年度から僕等は男子も女子も大会を組織する事が出来た。それは最初に考えていた目標よりはるか上で、大会も競合率が高くて内容の良い試合が多かった。大会も上手く運営できて国内南から北までのチームが集まることが出来た。勿論まだまだ改善するべき点は多いけど、2年目にはバスケットでNLBが勝利を得る年にしたい。」         サイト:貴方はNBAでもプレーする機会がありましたがあの頃セレソンに参加する意義を認識していた。現在では状況も違うがブラジルのレアンドリーニョやアンデルソンにネネもあちらで頑張っている。こうした良い選手が海外でプレーしているのに国内でのバスケットが良くないのをどう考えますか?     オスカール:「僕等には人材には不足しない。優良な選手もいます。彼らはNBAでもヨーロッパでも注目される選手です。だけど、組織に欠ける。最後の国内選手権にはチャンピオンもいなかったし、メディアも参加しない、スタジアムに試合を見に行く観客もいない、チームも無くなって行く、下部組織の活動も放置状態、などなど兎に角間違った部分が多すぎる。スポーツに対して何をしたら良いのかを言うのでは無く、やる気になる事がまず大切だと思う」  サイト:もし貴方が魔法のランプに対して特にバスケットについて一つお願い事が出来るとすれば何をお願いしますか?  オスカール:「僕は一時的にバスケットの時間を止めて貰う。それでバレーボールがしたような企画、組織編成、環境と専門家(プロ)の参加などを取り入れて見たい」       サイト:貴方は現在国内バスケットを見ていて貴方のようなアイドル的選手が生まれて来るのを見出せますか?ここ暫くバスケットのアイドルが欠けているようですが。  オスカール:「僕はブラジルバスケットで自分のやるべき役割は果たしたつもりです。僕の時代ではマルセールとか他のメンバーがしたのと同じようにね。それ以外に例えばローザ・ブランカ、ウビラタンや沢山の選手達もそうだった。現在ではネネ、レアンドリーニョにアンデルソンらが居てNBAに属しているけど、若手には彼らがアイドル的な存在になっている。彼らはそう言う部分を上手く利用して僕等のスポーツの為になって欲しいし、若手にも良いモデルにもなって貰いたいのだけどね」      サイト:貴方がバスケットでの大きな鏡となっているのは疑問もないこと。どんな形でもスポーツの困難を打開するために協力が出来ると思いますか?   オスカール:「何とかバスケットの為になる方法を模索している。僕とパウラもそうだし、オルテンシアも一緒になってね。それをとりあえずNBLで生かそうと考えている。いつも我々はこのスポーツに協力できるような態勢ではいます。バスケットはいつも僕を必要としているし僕はそれに背を向けることは出来ない。」      サイト:最後のジーコにメッセージを贈って下さい。彼も向こうで読んでいますから。  オスカール:「ジーコ、世界の幸運は君に対してのものです。君はピッチの中でも外でもモデルとなる人物です。ブラジル全国民が誇りに思っている人物であり、僕もフェネルが総てのチャンピオンになる事を願っている。オスカールの抱擁を受け止めて下さい。その内に出来ればペラーダもしましょう」                              ……

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フェネルが勝って首位を走る 

[2006.11.28]

pkこの節の試合結果を見ると優勝候補は伝統的な3チームに絞られる事を現しているようだ。マニザは又も躓いてガラタザライに完璧に2位を取られた格好である。ガラタザライはシーバスに3-1で勝ち通算ポイントを27に伸ばした。一方でベジクタスはブルザスポルに同じく3-1で勝ち25ポイントとした。      フェネルは日曜日の試合、アピアー(18分)、とマルコ・アウレーリオ(73分)のゴールでトランスゾスポルを相手ホームにおいて2-1で退けた。この結果で単独首位を守り、通算で31ポイントに増やした。2位に上がったガラタザライに4点の差をつけている。次の日曜日にはガラタザライが相手となる。   ジーコのコメント;                                「今回も難しく、ライバル意識も高い相手に大変貴重な勝利を上げることが出来た。相手はこのリーグでで微妙な順位にいるが、クラシコと言える試合で苦戦を強いられた。しかしながら我々は勝ちを取った。先制したが、ちょっと気を許した時に相手の同点ゴールを入れられた。終盤に我々が追加点を取る事が出来たが、一気に勝負を決める事はできなかった。彼らも終盤に得点チャンスがあった。アレックスがいるのといないので差もあるが、それでも彼無しでよい結果を出せた点は評価できるし、それはチームの戦力バランスが取れている事を示しているね。」                                      ……

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フッチ9、サッカーセンターの新しい大会  

[2006.11.27]

ジーコサッカーセンターで行なわれている大会には成功のモデルは不足していない。中でも一番良いモデルとなっているのは日伯友好カップであり、日本とブラジルを交流させるU-15の大会である。今年は新たにリオデジャネイロ・カップも加えられた。センターのプロフェッショナルな指導者等がこれらの大会で経験を積んで、それを更に活かした大会が、この先週末から行われている第一回フッチ9・カップである。新しいこの競技は1チーム9人制であることが大きな違いである。最初はセンターの職員が遊んで始めていたと、ピッタ・コーチが説明する。   「ジーコやシモンエス氏の協力で我々指導者や職員が集まって始めたものですが、今これが他のクラブにも興味を湧かせてみんなを楽しくさせています。私たちはいつも色々なイベントや大会など喜びを持って一生懸命やっていますが、クラブにとっても良い事になる様に今回はやってみました」   フッチ9・カップはフラウジーニャ(8-9歳)、プレーミリン(10-11歳)、ミリン(12-13歳)、インファンチール(14-15歳)とジュヴェニール(16-17歳)のカテゴリーに分けられて行なわれている。参加者は全員運営側が用意したユニホームを使用する。ゼ・マットスが進行担当。ゼ・マットスはセンターの総務を担当し、施設内が秩序良く機能するための責任者でもあるが、司会者に変身して大会を盛り上げている。「何処の子供でも自分の名前がスピーカーを通して呼ばれるのを聞くのは嫌いじゃないと思うよ。そういう事に手伝い出来るのは喜びでもあるね。良いイベントを催せるサッカー・センターのもう一つの素質を示していると思う」   CFZ・ド・リオのプロチームを兼任担当するマネージャーのカルロス・ガリッチも共同で一つの業務を行なう意義を強調する。  「私達はそれぞれが一つの事にプラスになるような意識を持っているので、それがクラブの活動を更に広げて行ける要素となっています。フッチ9はジーコ・サッカーセンターの顔となる新しい大会です。私達が特に力をいれているものです。職員の中の多くが長く勤めている人なのでまとまるのは簡単です」   大会参加チームは約50になる見込み。               ……

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ニューキャッスルがセルタに勝って決勝トーナメントへ進出  

[2006.11.26]

フェネルがパレルモに3-0で勝ったほか、H組ではニューキャッスルがホームでセルタを迎え2-1で逆転勝利をした。この結果総合9ポイントとして決勝トーナメントへ進むことになった。フェネルとパレルモは3ポイントだが、パレルモは1試合多く消化している。フランクフルトとセルタは1ポイントずつしかない。    ……

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フェネルがパレルモに快勝!(UEFAカップ) 

[2006.11.26]

イスタンブールのスクル・サラコグル・スタジアム。UEFAカップで木曜日にフェネルがグループリーグでホームの最初の試合で快勝という理想的な舞台となった。 ジーコの率いるチームは満場状態のサポーターに火を付けた。今シーズンセリエAでも予想外の快進撃と言われているパレルモに対し3対0と言う勝利を見せたのだ。得点者はアピアー、ルガーノとツンカイーであった。しかしお膳立てをした中盤のアレックスが一番注目を浴びていたであろう。3点目に絡んだラストパスはヒールを使った絶妙なパスであった。  ジーコのコメント:                                「私達のチームは非の打ち所の無い試合をして、相手のパレルモの得意とするカウンターにも隙を与えなかった。選手等全員で差を生み出したと思う。凄かったのでもっと点が取れるかと思った。UEFAの大会でこれだけの試合が出来たのは大変良い事だし、多くのサポーターもセリエAの首位である相手が怯えるくらいの応援をしていたからね。3点取ったのもいいが、得点差をつけたのも先の事を考えれば良い事だ」           ……

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「チャンピオン偶然にあらず」

[2006.11.25]

こちら遥かなるトルコの地にて、私は最近のブラジル全国選手権は僅かしか見守っておりません。余り試合も観ていませんが、サンパウロFCが日曜日にタイトルを確保し、その前日にはミナス・ジェライス州のアトレチコ・ミネイロが同様に二部であるセリエBを制覇したとのニュースを受けて、今週のヨーロッパ・コネクションのテーマはブラジルの各選手権の結末に関して以外には有り得ないと確信をしたのです。  以前にも述べたように、こちらでの仕事の多忙さと、ブラジルとトルコを隔てる距離が、各チームの詳細なる戦いぶりの分析を許しません。でも、今回のタイトルで、実際にはテトラ・カンペアォン(4度目の優勝)に輝いたサンパウロFCを視るのは、現時点では大変意義深い事実なのです。2003年から私のコラムを読んでいる方は、クラブが計画性を持って、好結果を得るために選手の育成環境を充実させる必要性があることを、私が主張し続けている事を知っている筈です。今日では、サンパウロのチームがこの成功事由の模範的存在の一つだと言えるでしょう。近年サンパウロFCは、ブラジルのみではなく、南米及び世界のサッカーシーンにおいて、常時タイトル争いへの候補チームでもあります。そして、実際にこれらの大会で3冠に輝いたのです! 紛れも無くチームを先導するにあたり重要な存在であるムリシー・ハマーリョ監督と、鹿島アントラーズ時代からの私の友人でもあり、現在アシスタントコーチを務めるミルトン・クルースにおめでとうと伝えたいです。でも、この偉業での真なる勝者は正にクラブだと言えるでしょう。サンパウロFCは、他のクラブ勢とは裏腹に、お金の出所が不明または選手の保有権を手中に収めるような大企業との提携にチーム運を賭けなかった事実に気付いて下さい。トレーニング・センター、主にメディカル部門と育成部門に投資をしたことで、ブラジル国内の他のクラブ勢との差別化を図るべく、飛躍をしたのです。この件に関しては、モラシー・サンターナ及びサンパウロでチャンピオンに輝き最近移籍して来たルガーノ選手とも話をすることで、既に私が察していたことを確認してくれます…。即ち、結果は偶然の賜物ではないのです。嘆かわしくも、今尚、スポンサーからの資金の着服や誤った投資、クラブを政治目的への使用など、他の不正も含めて、最悪な運営に苛まれている多くのクラブにとっては程遠い現実なのです。膨大なサポーターを抱えるが故に裕福であるべき組織が、結果として莫大な借金を負うのです。そして、大会では降格の危機を免れれば、平凡な順位でも既に満足しつつあるサポーターが苦しめられる以外は、誰しもが罰せられないのです。 そして、ブラジル全国選手権セリエBを制覇したアトレチコ・ミネイロは、昨年の降格から教訓を得たようにも思えます。クラブ首脳陣は、隣りのクルゼイロを見習い、似通った組織を下部組織及びプロチームに設けました。強豪チームを編成してカムバックを果たします。ガーロことアトレチコ・ミネイロと共に昇格するペルナンブッコ州のスポルチとナウチコに関しては、サポーターのパワーから言えば、ブラジル全国選手権に州の代表チームが存在しないことは不公平だとしか言えません。そして、サンタ・クルースの降格が決定的であることからも、彼らの昇格は公平な結果ではないでしょうか。 更に北東部に関しては、残念ながら結果に基づけば、バイーアはブラジル全国選手権セリエCへとチームを導いた過ちから教訓を得ていないように感じます。そして、地元の天敵であるヴィトーリアのチームは先週末に昇格を確実としました。ブラジル全国選手権の1部から3部へと転げ落ち、ようやくスタート地点から一段一段階段を上り始めたのです。私が見る限りでは、2007年度のブラジル全国選手権セリエBは大変ハードな戦いが予想されます。要約すると、このような拮抗した長期決戦の大会を制したチャンピオン勢は、決して単なる偶然や幸運のみでトロフィーを手にしたのではないことが伺えます。これらのクラブは、深い傷口を治しつつ、唯一の選択肢はプロ意識だと学習しながら、内部のあり方に目を向けているのです。気違い沙汰や得体の知れないパートナー、更には実現不可能なことは無しにしてです。この実例が他への良いお手本となるように期待するのみです…。 それでは皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! そして、また来週!……

in [ジーコの主張]

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2006年11月21日(火)

[2006.11.24]

やぁ~。今回のブログでは、写真を3枚、なぞなぞを一つ、リンク先を二つ紹介するよ。それでは、先ずは写真から。 対戦相手となったベシクタシュでプレーをしている我らがブラジル人選手のリカルジーニョと試合前に再会をした。 シャッター攻め。 そして、あなたへのなぞなぞは、我々夫婦の中央に居る人物を言い当てることだよ。私とサンドラ、モラシー・サンターナと婦人、そして…??  ファービオが、私のゴールシーンが掲載されているYoutube内のリンク先を二つ送ってくれたよ。下記をクリックしてご確認あれ。一つ目は私のゴール集で、二つ目は6-0で勝利したボタフォゴ戦の全ゴールシーン。 プレー及びゴール集http://www.youtube.com/watch?v=XaULO1XqS0E フラメンゴ 6-0 ボタフォゴhttp://youtube.com/watch?v=TqQz5__TDig&mode=related&search== それでは、また後程!……

in [ダイアリー]

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神様がサッカーを変えた

[2006.11.23]

岸田 光道 著  立風書房 1200円 1994年7月30日発行≫購入はこちらから目次はじめに ジーコファミリーの一員として第1章 神様ジーコがやってきた第2章 ジーコのスポーツ革命第3章 最先端のトレーニング第4章 神様が泣いた!第5章 すばらしきジーコファミリーあとがき Jリーグがもたらしたもの 鹿島アントラーズのトレーナーでもあった著者が93年と94年途中までのシーズンで現場でジーコとどのように接してきたかを様々なエピソードを交えて書かれている。ジーコだけでなく、アルシンドやサントスを始めとする初優勝に関わった選手、現場スタッフについても書かれている。長きに渡り世界のトップアスリートとして活躍してきたジーコのプロサッカー選手としての考え方に対する著者の好奇心の高さを読んでいると強く感じられる。……

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私とイギリスの人々

[2006.11.22]

最近、それはUEFAカップの試合でニューカッスルの街を訪れる機会があった。残念ながら我々にとって良い結果は出せなかった。しかし滞在中に自分が感じた事はイギリスの人々が私に対して敬意を持ってくれていた事だった。サインや写真を求められたり、昔イギリス遠征に行った時の出来事の話題を持ち出したりで、私はいつも取り囲まれた。  およそ20年前の話だが私がウエンブレー・スタジアムでイングランドを相手にブラジルが初めて勝った時にゴールを決めた。あれから私はカナリア軍団のユニホームを着てイングランドを相手にコンスタントに良い試合をして来た。1981年には東京でリヴァプールを相手にフラメンゴがクラブ世界選手権を制した事もある。最近ではマンチェスターで日本代表とイングランド代表の試合もあり私の指揮する日本がそれまでに無かった良い成績で1-1と引分けた。  このような理由からこの国で私は認識されているようだ。今回はこうした話題にファンを巻き込んだ話をしよう。  フェネルと共に私がニューカッスルに滞在中のこと。同じ頃ロビー・ウイリアムスと言う歌手がブラジルで公演していた。世界のポップ音楽界では大きなセンセーションを巻き起こしている有数の歌手である。彼はあるインタビューで私のファンだと言い、なおマラドーナとも会う事が出来て感激したとも言っていたが、私とは面識がまだないと話していた。このインタビューを聞いて私は5年ほど前のイタリアでの事を思い出した。  私はホテルのロビーにいたのだが、なにやら誰かの名前を叫ぶ群衆が騒々しかった。群集の中央に誰かが囲まれているのだが、誰なのか認識するのは不可能だった。大変な混雑に私は驚いたが、どうやらハリウッドのある俳優だと誰かが言うのを聞いた。「彼は本当にどこにでも凄いファンがいるんだ」と隣に一緒にいたサンドラに言った。 しばらくして、どうも腑に落ちないから別の人に誰だったのかを聞いた。それは、ロビーに集まっていた少女たちが歌う歌と来ているシャツを見て、本当かな・・・・・と思っていたからである。  そこで私はどうやら名前を取り違えているのに気が付いた。私が思っていたあのアメリカでも有名な俳優、ロビン・ウイリアムスではなかったのだ。スターは音楽の怪物ロビー・ウイリアムスだったのだ。 あの時私が似たような名前で勘違いせず、彼の私に対する気持ちを知っていたなら間違いなく彼に会話を求めていただろう。                                   ……

in [ジーコの部屋]

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フェネルは引分け、引き続き首位を4点差で首位を保つ

[2006.11.21]

フェネルはこの日曜日にクラシコでも難しい試合を消化した。ホームであるスクル・サラコグル・スタジアムで選手権4位のベジクタスとお互い得点なしのまま引分けた。 連戦の始りとなったこの試合での結果はフェネルに取って良い結果となった。通算28ポイントでジーコの指揮するチームはスーパーリーグでガラタザライとマニザに4点差を付けたまま首位を保ったからだ。前日土曜日に行われた試合で、マニザが躓いてしまった事で、ガラタザライと順位を同じくした。マニザは2-2でカイゼリと引分け通算24ポイント。ガラタザライはアンタヤスポルを制し1-0で勝ったが、同じ24ポイントにした。  黄色いカナリアチームはこの先にパレルモ(UEFAカップ)、トランゾスポル(スーパーリーグ)、セルタ(UEFAカップ)とガラタザライ(スーパーリーグ)の試合が待ち受けている。  ジーコのコメント:                                「クラシコでは考えられる難しい試合だった。ボールの奪い合いが多く、ゴールチャンスが少なかった。必然的にファウルも多かったね。理想的にはここで勝利を取って一気に大差をつけて切り離したいところだった。しかしクラシコ戦ということも考えればこれで良かったと思う。大事なところは4点差で首位に居るという事。次に考えなくてはいけないのがUEFAカップで今週にはパレルモを相手にする」 ……

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ケータイ版ジーコ公式サイト

[2006.11.21]

ケータイ版Sports@niftyでも ジーコ公式サイトのブログ掲載がスタートいたしました。 下記アドレスにアクセス下さい!http://sports.nifty.com/mobile/index.jsp ……

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「フェネルは連戦が始まる」

[2006.11.19]

11日間で4つの大事な試合が控えている。フェネルにはトルコ代表に行って来た選手がいるため今週は少し軽めの練習が組まれている。トルコは親善試合でイタリアと1-1で引分けた。それにルガーノとアピアーも自分たちの国の代表へ行ってきた。    ジーコにしてみればフェネルにUEFAカップの決定的な試合が2試合、11月23日にパレルモと30日にセルタがあるため真剣勝負の週間となる。それにスーパーリーグでのクラシコ2試合、19日のベジクタス戦と26日のトラブゾンスポル戦がある。       この連戦は次の日曜日から始まる。国内リーグ3位を相手の試合からだ。もしこの試合に勝てばすでに2位との差が4ポイント開いているフェネルがもっと差を広げるチャンスにもなる。  23日はサポーターの応援が不可欠であり、フェネルがパレルモの前で雄叫びを上げるときである。パレルモは現イタリア選手権の首位であり、UEFAカップも同様である。26日の相手はトラブゾンスポルで30日はスペインまで遠征してセルタと再度UEFAカップを戦う。    それだけではない、12月2日にはガラタザライとのクラシコが続いている。 考えるだけで疲れてしまう。フォルサ、フェネル!            ……

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「CFZ・ド・リオがOPGで準決勝に進む」

[2006.11.19]

ドウドウー・コインブラが率いるチーム(U-20)は水曜日にホームのアントウーネス・スタジアムでエスターシオに3点差で勝たなければいけなかったが、それ以上の4-0で圧勝した。1試合目は2-0で負けていた相手を退いてOPGの準決勝に駒を進めることが出来た。OPGはリオデジャネイロ州のUー20カテゴリーでも伝統的な大会である。 得点者はアラン、ハファエル、チック・ウエズレイとロドウフォ。  次は準決勝でCFZが相手にするのはフルミネンセである。1試合目は土曜日にアウエイー戦となる。           ……

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「フラメンゴを祝すジーコ」おめでとうフラメンゴ!

[2006.11.19]

遠い距離があってもフラメンゴの誕生日を白紙のまま過す分けには行かない。すでに111年目。長い歴史の中には沢山の勝利と栄光が含まれ、私は選手としてこの歴史の1ページに残されている事を大変誇りに思う。それ以上に一人のサポーターとしても。それだけに現在のクラブの運営状況に納得は出来ないが、この大事な日に私はあえて赤黒ファン一人一人に祝辞を述べたい。世界、ブラジル全国に散らばるフラメンゴの同胞へ。そしてクラブが常に優良かつ健全に存続する事を願う。クラブの役員選挙を前にしての機会に投票権を持つ人達は候補者の前歴を思い返し、彼らがクラブに対して何をして来たのかを、又現在でも何をしているのかを識別し、これからの私達の愛するクラブが改善され発展をして行くよう良く考える事を望みたい。私がリオにいるなら間違いなく一票を投票するでしょう。今遠い所に居るためにそれが出来ないので選挙に直接は参加できない。こちらでもう一年の歳月をサポーターとして喜びを共にしたい。     ……

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私達はいつやめるの?  

[2006.11.18]

昔の写真を見て、心をうきうきさせながら良き時代を思い出し記憶を追いかける事をしていても、私はそう感傷に浸っている人間ではない。常に発展や進歩をするように過ごしている。だが今までやってきた事で気付いた点に無関心でいられない。私にとってサッカーはひとつのスポーツとしてあり、人生の中で多くの時間帯を刻んで来たものである。そんな時代を描いた懐かしいフラメンゴファンであるユーモア戯画家のオテロ・カッサドール氏は、サポーターの間を歩き回ってユーモアをばら撒いていたが決して憎しみを買う事はなかった。現在ではサッカーはビジネスとして置き換えられている部分があり、それが理想以外の方向に進みながら時には試合が“戦争状態”となっている。          私はサッカーと共に生まれたようなもの。父親がサッカーを大好きだった。アマチュアのキーパーであってポルトガル人でフラメンゴに情熱を傾けていた。あの頃ポルトガル人であればほとんどがヴァスコ・ファンと言われていたが、父親はその事を覆していた。だが、その環境は常にお互い(バスコとフラメンゴ)を尊重するものであった。私の兄、アントウーネスはフルミネンセ、アメリカでプレーした。同じくアメリカには次の兄、エドウーも影響を受けてプレーし、その後はフラメンゴ、ヴァスコでもプレーした。エドウーは監督としてボタフォゴもヴァスコも指揮を取った。これ以外にリオ州以外と外国のチームも入る。私はフラメンゴとして生まれそのチームでプレーをした。それは大きな誇りでもある。だから私の家族は一時ライバル同士がピッチに入って居る時はいつも奇妙な雰囲気になっていたものだ。しかし胸には自分の贔屓であるチームが情熱の証として輝いていた。                私自身、相手チームの選手達に何人もの友人を作っていた。いつも相手のサポーターに敬意を払い、同じくフラメンゴに対しても彼らは敬意を持っていた。私はゴールをすると必ず私のサポーターの前に走って祝した。試合中、観客席では時にからかいや野次も存在したが理性を失う事は無かった。口論も生まれるし、サッカーが小競り合いの元になる事もあったが、スポーツを実戦するにあたって同調しなかった。スポーツは健全であり、生活であるけれど、バイオレンスであってはいけない。       今日この頃はスポーツのニュースが、悲しいかな新聞のスポーツ欄ではない社会事件欄に載っている事をよく目にする。ブラジルでは一部の悪人がサポーターを装って空港でチーム選手を暴力で出迎え、指導者もシステマチックに悪態をつかれ、敗戦後の選手達は休みでも外出さえ怖くて出られない状況だ。ヨーロッパでは国旗を掲げてまでの人種差別マニフェスト、闘争の威嚇や暴力、脅迫などの対処にFIFAもやっきになっている。先週などはアルゼンチンのサポーターが自分のチームを有利にさせるために選手に対し死の脅迫を与えるなどをしている。このような事はどこまでいけば収まるのだろうか?   私は25年プロ選手として歩んで来た。世界で約1千のチームを相手にしてきただろうか。そのうち何度かは自分のチームが暴力に巻き込まれ頭に血が上った事もある。例えばリベルタドーレスでのチリ、コブレロア戦の時とか。だが、答えは全てピッチの中に現れている。どうすれば良いのか。試合で勝利を取る事だ!私はその様に学んだ・・・そして何よりもフェアーである試合をする重要性を学んだ。その中で相手を尊敬する事で相手からも尊敬され、優しさを受けそれこそ祝される事まで起きる。私はライバルが感嘆してくれる事は選手に取って値段の付けられないほど貴重なものであると思う。それは誠実さを示し試合をする上で大変価値の大きいものである。   世界は今、経済秩序、社会問題と宗教などで軋轢が生じている。私はスポーツがそうした社会に価値ある種を植え付けてくれる事も学んだ。だから地球上でスポーツの世界にまで浸透しつつある、この耐え切れない現状にスポーツを職業としている私は訴えたい。スポーツは私の情熱であり、現状は残念ながら胸を痛める心情である。     私はブラジルで子供達がサッカー・スタジアムに戻って来るのを見たい。怖さを無くして家族連れで自分達の応援するチーム・シャツを着て通りを歩くのも見たい。みんながそうなることは可能であると信じる必要があると思う。私自身も、今このコラムを呼んでいるあなたでも誰でもが皆、憎しみ生んだり、ライバルを死に至らしめるスポーツなどを望むはずがない。試合には負けもあり試合では結果としてその差が出る事、そして時には相手の勝利を尊重する事を学ばなければいけない。実現させる方法は幾等でもある。暴力や侮辱をなくしていく戦いをしなければならない。  サッカーが率先して行くべきだ。「私達はいつやめるの?」をフレーズに。                  ……

in [ジーコの主張]

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2006年11月12日(日)

[2006.11.17]

やあ、写真はないけどちょっと寄り道です。サイトに寄せられたコラムで読んだ事についてだけど、私がランセ紙で語った事で何人かは良く解ってくれた様だけど、その他には残念にも別なとり方をしたようでそれなりのコメントもしていますね。ただ残念なのはあのように批評をしている人たちがサイトが民主的であるのをよい事に、自分が誰であるかを公表していない事だ。 それは私とフラメンゴの話だけを言っているのではなく、それを説明する必要も無いし説明も謝る事も無いと。何故なら私は何も間違ったことをしていないからね。だけど、間違って理解している人や誰かから聞いたりして読んでいない人、もしくは読んでも意味をよく飲み込めていない人のために私は言いたい。  まず第一に、私は何も息子のチアーゴが現在ヴァスコにいるからそれを庇うために、ヴァスコに愛着があるなどとは言っていない事だ。そんな理由であのようなことは言わない。2番目にこのように正直な発言をしたのは初めてのことではないこと。私はフラメンゴをいつも心から自分の体の一部のように大事にして来た。サポーター席から始まってクラブのアイドルになると言う私の人生で大きな夢だった事を勝ち取って来た。しかしその中に一つ真実がある。それは相手であるライバルを一度も見下す事はしなかった。いつも競合はピッチの中に在る事を心得ていたし、ピッチの外では何処のクラブチームの仲間ともアミーゴでもあり、それは私の誇りでもある。  それらは積み重なった歴史が物語るし、私はその前で安心して発言も出来る。私を良く知っている人達は知っているし、尊重もしてくれるし理解もしてくれる。世界中で千からなるチームと戦い、その内の一つ、たった一つのチームから現役引退の時に記念プレート授与されると言うのはどう言う事か解るかな?それこそ相手を尊敬する証明であってライバルである私に対する正直に私達の関係を意味するものです。私はヴァスコのネットを揺らすのが好きだったし、その気持ちを私にプレートで手渡してくれたヴァスコのアントニオ・カウサーダ会長自身も解っていた。本当に私には大きな喜びであったが、同時に何よりも相手を尊重したゴールを決めていた。決して相手を傷つけるような事はしなかった。相手はひょっとして隣人かもしれないし、親戚かもしれない、そう、私のサポーターに幸せを作るゴールをする事に誇りを持っていた。   ひょっとすると現在の世界ではこのような理解が欠けて来ているように思える。世界は今大変凶暴になって来ている。それがサッカーにも反映しているようだ。人々は偉大なるライバルが、我々の勝利を称える事を忘れてきている。だからこそ相手を尊敬する気持ちが大切だ。からかう事は良しとしても暴力はいけない。今日はこの辺で締めくくろう。  ではまた後で。                          ……

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CFZ・ド・リオがOPGの決勝トーナメントで1敗 

[2006.11.16]

オタビオ・ピント・ギマランエスカップの決勝トーナメント1試合目でCFZ・ド・リオは期待どうりの結果を望めなかった。クリシカでエスターシオと対戦し惜しくも2-0で敗戦を味わった。しかし、全てが終ったわけではない、2試合目はホームのアントウーネス・スタジアムで決着を付けるチャンスが残っている。2得点以上の勝利が必要であるが、同点だとPK戦で決着となる。勝てば準決勝へ進む。  勝った方は次の相手がフルミネンセである。フルミネンセは1試合目フリブルゲンセに3-1で負けていたが、2試合目にはホームで2-0と勝っている。3-3となったためPK戦でフリブルゲンセを破った。CFZにしては厳しい状況だが、不可能な事ではない。                  ……

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第一回フッチ9がこの週末に開催される    

[2006.11.16]

ジーコ・サッカー・センターはこの週末にもう一つのエベントを催す;第一回フッチ9である。大会は11月11日から12月3日まで行われる。場所は総てレクレイオのジーコ・サッカー・センターである。リオデジャネイロ州内のサッカー・スクールが参加し、5つのカテゴリー別で競合される。  カテゴリー別には;フラウジーニャ(08-09歳)が12チーム、プレーミリン(10-11歳)が10チーム、ミリン(12-13歳)が10チーム、インファンチール(14-15歳)が8チーム、ジュベニール(16-17歳)が8チームと分かれる。 フッチ9は9人制でちょうど11人制と5人制のソサイテイーの中間に入る方式である。        ジーコ・サッカー・センターからも総てのカテゴリーにスクール・チームが出場する。他にも支局のフレゲジアも出場する。この大会で又何人かのクラッキ(名選手)が生まれる事を期待している。             ……

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米国でのサッカー・センターが順調に経験を生かしている   

[2006.11.15]

ジーコの長男であるアルトウール・アントウネス・コインブラ・ジュニオルはここ数年でジーコ・サッカー・センターが国境を越えて発展させるアイデアを実戦して現在では米国でその事業を進めている。今年は新たなパートナーの出現でジュニオルに取って又とない幸運が訪れた。テトラブラジルと言う企業で米国内10州とカナダでもクリニックを行なっているパートナーの力を合わせCFZはスワンシーと言うボストンから1時間ほどの街に落ち着いた。7月末の2週間約200名の子供達がブラジル流のサッカースタイルを学ぶ機会を得られた。    「アメリカ人たちはサッカーに興味を持って来ています。サッカーを学ぶ上での態度はまだまだ改善する部分が見受けられます。テトラブラジルのルイス・ギリェルメ・ヴァリーニョと良い接触をして来ました。彼は既に良い仕事をしています。私達も米国でブラジル式の育成コンセプトを応用して行きたい。アメリカではまだブラジルのような下部のカテゴリーシステムが出来ていない。20歳以下だとユース・クラブと言うのがあり、それは毎月の月謝を払っているようです。主要なクラブとは独立した関係になっています。20になると若者たちはドラフトと言って一つのセレクションを受け、それはバスケットやアメリカのスポーツでは普通の事ですが、それで先に進むようです。我々はその下部の部分で何か手助けになるような事が出来ればと思っています。」 と、アメリカに支局を設置する意向を考えながらジュニオルは語った。   2週間行なったクリニックでこのようなイニシアチブのポテンシャルが可能性上向きと言う事の手ごたえを感じた。CFZ-USAの開設が実地されるまでジュニオルの目的は当座毎年夏にクリニックを催す事だ。指導者は既にジーコ・サッカー・センターの定義を理解しているプロフェッショナル達がコールデイネートしている。今回ではマルシオ・メイラ、フェリッペ・アランテス、マルセーロ“ガウーショ”とロジェリオ・エジムンドが指導に当たった。「彼らはみんな学科を修了して経験豊かな者ばかりで私達のコンセプトを子供達に確実に伝えてやれる能力を持っています」とジュニオル。  今回行なわれたスワンシーでのクリニックは地元マスコミの評判を買った。町の通信では主要な機関“メトロポリタン・ブラジリアン・ニュース”を通じてその地域に在住するブラジル人社会にも話題が広がり、大きく報道された。記事はカルロス・モラエス記者が担当し、彼は米国で比較的発展している女子サッカーについて取材をしている。「私はジーコについて色々読みましたが、彼は優秀すぎるくらい凄い選手でしたね。私達は彼の言うコンペテイションなサッカーを選びました。だから誰が強いのかを私達は証明する必要があるわけです。私達はアメリカで男子よりもサッカーが強いのです。」と一人の女子生徒が言った。   2007年にはクリニックも長期にして地域も広げる予定である。ジュニオルは米国でも生活した事があり、アメリカ人の習慣、文化を心得ている。それにカナダまでも延長させたい考えがある事も否定しない。夢は広がる一方で、「私達は強い商標がありますし、既にマーケットで高質の事業を展開するパートナーも居ます。プラスサッカー・スクールのコンセプトも出来ているのが勝利です。今回8月に行なったものは偉大なゴールをゲットするためのほんの始球式です。」   ……

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羽黒FCが県で優勝し高校サッカー全国大会へ 

[2006.11.15]

日本の高校でCFZ・ド・リオと提携しているチームが山形県大会で2度目の優勝を果たした。日曜日に山形中央を4-1で破った。ブラジル人選手ハファエルが2得点した。  「私たちのチームは回ごとに良くなり決勝は素晴らしかった。始りから強いリズムで挑み、3分で1-0と先制した。18分に同点を許してしまった。ボールが跳ね返り、跳ね返りの時に運悪く相手の足元にボールが落ちて入れられてしまった。羽黒はそれでもがっくりせず引き続き強いプレスを与えつづけた。二度絶好のチャンスがあったが残念にも決められずに1-1のまま前半を終えた。後半に32分、加藤が得点して2-1とした。ヘッドだったけど、その後駄目押しでハファエルが36分と39分に2点追加して締めくくった」 と、ブラジル人ジェロニモ・ヴァスケス・コーチがコメントした。  羽黒はこれで山形を代表して全国大会に出場するのが2度目となった。「今度は2004年に16位に入った記録を破るためにきっちりと準備して行きたい」と監督が締めくくった。                ……

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ジーコの考えるサッカー―ゲームに生かせる実践Q&A

[2006.11.14]

本文 ジーコの考えるサッカー―ゲームに生かせる実践Q&A    ジーコ著  NHK出版 1300円 1994年3月25日発行≫購入はこちらから 目次 ジーコのすべて練習・技術悩み・健康試合ジーコが一番輝いたとき協力者リストジーコのサッカー教本。少年団、中高校の選手、指導者たちの協力を得て作られた質問の123に対して、ジーコが答えるというスタイル。何度も重版されているロングセラーである。冒頭、ジーコ本人が現役時代に一度だけ思った「辞めよう」と思う出来事から立ち直れた経緯がこの本を作る動機になったと語っています。 質問はジーコの現役時代に関する事、サッカーの個人技術、ポジション、チーム戦術、精神面などで構成されています。中にはグランドが確保できず困っているというものや、用具の手入れ方法、学業との両立の質問もあります。サッカーの技術については基本技術の重要性、スピードよりも正確性が重要である事、選手としての心構えが書かれていますが、サッカーをうまくなろうと目指している人や現在行き詰っている選手にとって読む価値のある本と言えるでしょう。 ……

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カルロス・アウベルトが泣いて罪を認める  

[2006.11.13]

フロリアノポリス‐ ブラジル選手権一部を戦うフィゲイレンセの中盤選手、カルロス・アウベルトがグローボ局のインタビューに答え、出生年月日を偽造した事を認めた。本当の年齢は28歳だが、23歳としてCBFにも登録されていたもの。同選手はフィゲイレンセは偽造について責任は無いとし、2000年にジョインビーレへ移籍する際に行なわれたことを述べた。  「リオのある人物、名前を公表したくは無いが、彼が書類を改ざんして自分にもっと良い仕事のチャンスを作った。それがその通りになった。ある年配者が僕を手助けする一策を講じたのです。この件についてフィゲイレンセは知らなかったのでクラブには何も問題ない事を望みます。今後は僕の処遇について裁判がどうするかを待つだけです。恐らく2年から5年の刑を受けるでしょう。2度と馬鹿な事を繰り返さないように頭を正しい場所に戻したい。このような問題になる事を思ってもいなかったので、自分の将来がどうなるのかを考えられない」と、選手は泣きながら語った。     さらにカルロス・アウベルトは偽造についてやむを得なかった境遇を語る。何故なら彼は大変貧しい生活をしていてプロ選手としてやるにはそれしか無かったと。 「僕は実際に偽造をしました。子供の頃とても貧しくて何度もお腹を空かして過ごして来た。空腹を癒すために椰子の実をかじって我慢していた。ガット(ブラジルで年齢偽造した選手のこと)をしていなかったら誰かを襲って盗みをしていたかもしれない。この偽造はは僕にサッカーをするチャンスを与えてくれました・・・」 カルロス・アウベルトはリオデジャネイロ州のリオ・ボニート市で生まれた。偽造は2000年にジョインビーレというチームへ移籍する時にその街で行なわれた。その後同州のマルシーリオ・ジアス、ミナス州のグアラニ、カシアスと言うチームを回り、2003年に現在のフィゲイレンセと契約していた。最近ではサンパウロFCのスカウトも様子を見るほど期待されるほどになっていた。オ・グローボ紙より転載(11月10日付)            ……

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フェネルがデンジリスポルと引分けたが引き続き首位を行く    

[2006.11.12]

この金曜日にフェネルはスーパーリーグの13節目でデニジスポルと0-0で引分けた。ここ6試合を5勝1分けで負けなしである。試合は相手ホームで行なわれた。  この結果フェネルは通算得点27ポイントとして2位のヴェステル・マニザに4点差を付け首位を続ける。マニザはアンカラヤスポルと戦う。     ジーコのコメント:                                 「今回の試合はたいして意味をしない内容だった。彼らが中盤を固く閉じていたからね。マークの厳しい戦いで我々も相手も2回ずつ得点チャンスがあったが、どちらかが勝っても良い内容だった。選手権で守備の優秀な二つのチームの内の一つとぶつかったが、このチームはホームよりアウエイーで勝つ癖がある。まあ、3点失うより1点取れた事を大事にしたい。それが首位を保つ貴重なものになっているからね。次週はFIFAマッチディーがあるので一回休みとなる。」                                             ……

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フェネルがまたも圧勝!トルコ・カップ  

[2006.11.12]

トルコカップが火曜日に行なわれ、フェネルは又も4-0でシバスポルに圧勝した。試合は相手ホームだったが、14分と79分にデイビッドが、30分と73分にはセミーがそれぞれ得点した。  黄色いカナリアチームの4連勝目であった。また4得点以上の圧勝は3度目である。先週土曜日にはスーパーリーグでガジアンテルポルに4対1だった。       フェネルはC組で2試合2勝、6ポイントとして首位に立っている。水曜日にガジアンテスポル対イネゴルスポルが行われる。      ジーコのコメント:                                「チームはフル時間内容の良いゲームをしていた。今回もベンチ組の選手を起用した。主力がちょっと試合数が多くて大変だったからね。だからトップチームの11人とジュニオールの3人も含めて編成した。試合は始まりから我々が主導権を握っていたね。攻撃に上がってしまった時はキーパーが好セービングで防いでくれた。デイビッドが先制点を挙げたが、2点目も彼がセミーに絶妙なラストパスを出して得点に繋がった。3点目はこぼれ球をセミーが上手く押し込んだ。4点目は今度セミーが後ろに落としたところをデイビッドが走りこんでゲットした。次はスーパーリーグがあるのでその準備だ。夜明けのうちにイスタンブールに戻って土曜日にはピッチに立たなければならない」           ……

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「サッカーとデイスカッション」

[2006.11.09]

今週の月曜日に、私はLance!(スポーツジャーナル・ランセ!)紙のチャットに参加しました。サッカーに関して話しながら、ブラジルの皆さんと意見交換が出来ることは、常に最適な機会なのです。今週のヨーロッパ・コネクションはこれに似通った方法で、サッカーに関するデイスカッション形式で進めて行きます。ポジションや戦術、更には経験などの色々な話題を取り上げます。 チャット中にある人物が、過去には選手編成も含めてチームはより攻撃的なサッカーに臨んでいたのですが、現在では得点を重視しない守備的な試合を展開する理由を質問してきたのです。そしてもう一人は、今日では既に存在しないウイングのポジションに関して尋ねました。この守備的傾向に対して第一に述べなければいけないのは、サッカーは変化したのだという明白なる一言なのです。 以前にも、即結果が要求される現在の「ビジネス」的なサッカーに関して、私はこのコラムで話題に上げたかと思います。この現状に、展開自体がスペースの奪い合いとなった、このスポーツに生じた新たなフィジカル面での必要性を関連させると、先ず失点を防いで、可能であらば最低限の得点を狙うという、殆どの監督にとっての試合に臨むための要素が揃うのです。更に、セットプレーの一発です! そこで、「大量得点による圧勝ゲームは?」と、別の者が聞いて来ました。要するに、大多数は守備的なチームが失点後に戦術の変更が出来ないケースに生じる結果なのです。現代サッカーの戦術は、ポジションと役割を押し伏せてしまったのです。 私が何処のポジションでプレーをしていたのかを頻繁に問われるのですが、ponta-de-lanca(オフェンシヴMF、2列目)と言う答えを発すると若い世代は大変不思議がります。結局のところ、既に存在しないこのポジションはいったい何処なのか? 即ち、回答は上記文章にあるのです。サッカー競技がスペースの奪い合いとなった今日では、スペシャリストと言うべき選手は存在できず、全員が全ポジションを多少なりともこなせなければ成り立ちません。それ故に、センターフォワードは前線で張っているだけでは無くなり、ゴールラインまで攻め上がるスペシャリストと言われたウイングはすたれたのです。私はセンターフォワードの隣りでプレーをしながらも、自ら戻ってゲームをメークしつつ、ウイング及びセンターフォワードに球を供給していました。戦術変化に伴いこの役割も消えていったのです。でも、本質的には勿論、私はフォワードだったのです。 最悪、いや最良にも…、他の説明手段がないので、議論が困難に思えます。事実は、長き時を経て全てが変貌を遂げたのです。現在では、少年が下部組織に入団した時点で、彼はウイングになりたいとは決して言いません。彼はチャンスを得るためにはオールラウンドでなければならず、要約すれば、ピッチ上を上手く埋め尽くせてポジションを選択しないことなのです。 億単位のビジネスを発生させるこのスポーツの現実を理解できることは自認せざるを得ませんが、私は元フォワードの選手であり、勝利を目指して得点を試みないチーム作りなど決して出来るわけがありません。他の人物が同じくチャットを通じて質問を投げかけた、2または3トップに関しては、自分が持ち得る人材にもよります。私見ですが、重要なのは、最低でも中盤に4選手は配置しなければ試合は成り立たないということです。でも、戦術的に4-4-2や4-3-3、またはそれ以外のシステムを使用するかは選手達の特徴如何なのです。私がFenerbahce(フェネルバフチェ)に就任直後には4-3-1-2を試みましたが、その後は4-1-4-1と4-4-2へと移行しました。我々は思考を競争現実に適応させるのです。失点を防ぐべくチーム作りを行う者もおり、この戦術は多々機能するのです。でも、私は自己が生きて来たサッカーに首尾一貫した、別の道を優先します。 最後に、こちらサイトを読んでくれている仲間も含めて、チャットに参加してくれた全ての皆さんに感謝すると同時に、数多くの暖かい気持ちのこもったメッセージをありがとうございます。 それでは皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! そして、また来週! ……

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フェネルが圧勝して単独首位を確保         

[2006.11.08]

トルコのスーパーリーグ、第12節目が行われた。フェネルはホームのスクル・サラコグル・スタジアムにガジアンテスポルを迎え撃ち容赦はしなかった。アレックスとデイビッドが再度好調を見せ59分と65分にゴールを決めた。黄色いカナリアは4-1で勝った。あとの2点は46分にアピアー、93分にはツーメルが決めた。  この結果でフェネルは26ポイントに漕ぎ着け単独で首位となった。ヴェステル・マニザは日曜日に試合をするが、同点に持ち込む可能性もある。しかし、ヴェステルが首位に立つには大量点で少なくも4点差以上の勝利をしなければならない。フェネルの貯金は17で対してヴェステルは13である。 ジーコが指揮を取ってからのフェネルが達成した15勝目である。スーパーリーグでは12試合で8勝2分け2敗の成績。 ジーコのコメント:                                 「また一つとても良い試合だった。自信を持つためにも貴重な勝利だった。チームが良い状態である事を示している。前半は結構難しかったのは相手が後ろを固く守っていたからね、だけど後半開始直後に先制した。直ぐ同点にされたがあと3点を取るに十分な力が有った。スコアは我々でさえ予想していなかったのでかえって驚きだ。サッカーではよくある事だけど、まず我々がリズムを強く保っていたのが結果に出たと思う」               ……

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UEFAカップ:フェネルの組ではニューカッスルが飛び出す  

[2006.11.08]

この水曜日にUEFAカップの2節目が行なわれた。8グループに分かれているが、奇数のチーム数のため各節でどれかのチームが休む事になる。H組ではフェネルが休みニューカッスルがパレルモに1-0で勝つ試合を追いかけた。試合はイタリア、セリエAのリーダーである相手のホームで行なわれた。他の試合ではスペインのセウタがドイツのエイントラフトを迎え1-1の引分けに終った。  この結果、開幕戦でフェネルに勝っていたニューカッスルが6ポイントで首位に飛び出した。フェネルバフチは得点なしで最下位だがが1試合他より少ない。フェネルは11月23日にイスタンブールでパレルモを迎えて試合をすることになっている。もし勝てば上位3位内で2節を終えることになる。それは最後に次ステージへ進めることも意味する。 ……

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CFZ・ド・リオのU-20がOPGの1位に立つ      

[2006.11.08]

CFZ・ド・リオのジュニオール(U-20)はオタビオ・ピント・ギマランエス大会(OPG)でベスト8に進出を達成した。次ステージへ出られる切符を手にして一息ついたところだ。CFZはこの度ボタフォゴを相手に2-1で勝ち残った。ボタフォゴに先制されていたが、後半の42分にアレッサンドロ、ロスタイムにはジュリオが得点して逆転勝利としたもの。  結果、CFZは通算15ポイントとして、ノーバイグアスと並んだ。ノーバイグアスはカーボフリエンセと3-3の引分けに終ったためCFZには良かった。ドウードウー・コインブラ監督が率いるチームが首位に立っているのは勝利数が多いためである。CFZは5勝しており、ノーバは4勝である。   ……

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2006年11月5日(日)

[2006.11.07]

やぁ~。またまたブログで皆さんへの解答だ! Sergio Chaves、Jogos das Estrelas(スターゲーム)は慈善事業だが、貴方のサジェスチョンは取り入れたからね。我々は入場券を抽選するけれども、勿論当選者全員が生鮮以外の食料品を各自1キロ持参してくれることを期待するよ。Djalma、私の長男ジューニオルがゲストの確認に取り組んでいるけれど、紛れも無くビッグイベントになるのは確実だね。 Marcus Amorim、歴代選手に敬意を表して、テーブルサッカーゲームでフラメンゴ代表チームを編成するアイディアはナイスだね。各ポジションの選手名でサポート出来るかも。Joelは右ウィング、Zagalloは左ウィング、Dequinhaはボランチ、PiriloとLeônidasはセンターフォワード、そしてDomingos da Guiaはディフェンダーだったよ。更に私のお気に入りは81年のチームだけど…、こんなものでヒントになるかな! では、ごきげんよう。 Marcos Machado、年末にはこちらフェネルバフチェのグッズ抽選があるよ。ちなみに、ファンクラブ会員対象なのでお見逃し無く! それでは、文章だけに止まらないためにも、写真紹介へといこう! チームのオフィシャル集合写真。 Manisa着後にホテルへ向かうバス内にて。 Manisa戦前のミーティング模様。 下記写真の品は? これは…、私の実兄エドゥーの写真です。何かわかりますか? それでは、また後ほど!……

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トルコ・イスラムの第2バイラン祭り 

[2006.11.04]

毎年ここトルコではバイランという祝い事を行なう。年に2回行なうがその2度目である。イスラムのカレンダーでは9ヶ月目が終る神聖な月である。それをラマダンと呼ぶ。ラマダンの期間はイスラムの世界では断食をする習慣があり、早朝から日没までの間何も食べないのだ。この宗教でいうと温情を分け合う事に徹し、隣人への友愛を深め、さらに家族の生活に価値を与える事に心身を傾けることだそうだ。彼らの魂を再生する意味もあるという。   月曜日は休みである。しかし、スーパーマーケットやレストランなどは営業している。そして火曜日から水曜日には他の主要な活動をする所が営業し、銀行は木曜日からである。しかしこの3日間何も営業をしない人々も多い。この期間だけは日々の様子とは違ったものとなるが、宗教の違いを比較するのではなく、例えばクリスチャンにして見ると聖週間つまりイースターと同様だ。強いて違いがあるとすればブラジルのコスメ・ダミオンの様だ。人々は子供達や隣人、他人にお菓子や飴玉をあげ、若者たちは年配者や、親、祖母、祖父、叔父、叔母などを訪問し、謝恩を伝え、またお小遣いを貰う。世の習わしである。私が練習に顔を出すと選手達が交互に謝恩を表しに来た。知らなかったね。だけどお金を欲しがっているわけではない、チームのポジションを欲しがっているのだ!!  フェネルではクラブの他のスポーツ部門の選手も含めて謝恩会開いた。そこで私達(私、エドウー、モラシーにブラジル人選手ら)は大変幸福な思いをした。ブラジル・バレー代表のビアことベアトリースに会える事が出来たのだ。彼女とは日本に居る時バレー・セレソンの試合を見に行き会ったことがあった。彼女はこのフェネルに2ヶ月前から来ていてその事を誰も知らなかった。ひと時の会話を楽しみ、彼女は久しぶりにポルトガル語で話せた事を喜んでいた。きっと彼女はここでも良い仕事をする事と思う。     写真には私と会長、そして右には男子バレーのスタッフで、彼らは私たちと練習場でペラーダを挑んで来た。サメーに言わせると初めのバイランにはもう少し良い条件が与えられると言う。つまり肉、羊の肉が与えられると言う。それは比較的貧しい家庭に与えられるのだそうだ。このように生きている間には新しい習慣や文化を学ぶ事が出来る。                             ……

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「トルコでの三ヶ月」

[2006.11.02]

私がFenerbahçe(フェネルバフチェ)の指揮官に就任して、十月の中旬で丸3ヶ月が経過しました。我々は現在台風のど真ん中に立たされており、敢えてこの時点で活動分析を手短に行うことは大変興味深く、中途分析をしたいと思います。UEFAカップでのデビュー戦で敗北を喫するも、先週の日曜日にはトルコ・リーグで勝利を得て首位を奪回し、更にはトルコ・カップでも幸先の良いスタート切ったのですが、行方には茨の道が待ち受けています。でも、例え戦の真最中であれども、ある程度の分析が可能なことから、このテーマはヨーロッパ・コネクションに最適ではないかと思ったのです。 シーズンがスタートする前に仕事に着手できる機会があれば、選手一人一人を密に知ることが可能となり、グループを編成して、諸々の観察ができるのです。即ち、成功を遂げる常勝クラブの一例を挙げる時に、以前から私が度々述べるテーマでもある計画性のことです。しかしながら、事態がこれらの理想なる状況をなくして、私はFenerbahçe(フェネルバフチェ)の指揮官への就任を余儀なくされました。 第一に、今年はW杯との関連により変則的なシーズンカレンダーが組まれており、更には私が日本代表の指揮を執っていたことで、ワールドカップ終了後にのみ就職について熟慮できたのです。故に、クラブでは既にチャンピオンズ・リーグに向けて一部のグループが準備を進めており、私は就任と同時にチームの指揮を執らざるを得ませんでした。シーズンに突入していたFenerbahçe(フェネルバフチェ)に、私はチームの輪郭を整えることしか出来なかったのです。 第二のファクターはクラブが創設100周年を迎えることであり、このような祝祭の年にはサポーターの要求が更に厳しくなり、チームの編成業務や補強などを例年よりもより慎重に進める必要性があるのです。 この現実を踏まえて、私は任務を引き受けたのですが、残念ながらチャンピオンズ・リーグ敗退を余儀なくされました。もしかしたら、仮にあの時点で補強に期待できておれば、異なる結末を迎えていたのかも知れません。でも事実は、これらに参戦しながらも、他のクラブへのレンタルを希望する、戦力外とみなされた選手達の移籍問題の解決と、更には怪我の選手達への考慮も必要だったのです。これらは困惑を引き起こす悩みの種だと言えるでしょう! 指揮官を引き受けて3ヶ月が経過した今は新たな現実に直面しています。私は、既に日本でも行った様に、チームをより良く見極めることが出来たのですが、こちらでは可能となったチーム作りに最も基本的とされる選手達との関係である日々のコンタクトは、日本では代表だった為に困難でした。観察して、フォーメーションや戦術を試みながら、結果を得るためへの選択肢を徐々に見出して行くのです。 今尚、我々はUEFAカップに参戦しながらチームを調整中ではありますが、現時点では既に自己が要する方向へと歩みつつあるように感じるのです。今日では何時何処の局面でどの選手を起用すべきかが判断できます。但し、我々は決して理想に到達したとは言えず、常に向上することが目的でなければいけません。でも、仮に試合終盤に引き分けを与えてしまったAnkara(アンカラスポル)戦での前半戦を例に挙げても、我々の試合展開ぶりを分析すれば、献身の成果が伴いつつあるように感じられます。 グループは絞られ、現在24人からなる選手層と、練習に参加している既にプロ契約を締結済の5選手も含めたユース年代で編成されたチームとなっています。そして、今後は連戦が待ち受けており、怪我が我々にとっては現時点での懸念だと言えます。僅か15日間でクラッシコ(伝統的な大試合)が3試合とUEFAカップが2試合あり、合計5試合をこなさなければなりません。でも、これもある種の人生ゲームだと言えるでしょう。私、テクニカルスタッフ、選手達も含め、全員が最大限の結果を得るために一丸となって献身しており、大いなる目標に辿り着くことを欲する者は、行く手に最たる難関が待ち受けていることを認識しております。いざ前進あるのみです! と云うことです! 皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! それでは、また来週お会いしましょう!……

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2006年11月1日(水)

[2006.11.01]

ハ~イ。今回のブログでは最近撮影の写真数枚と懐かしのショットを紹介するよ。先ずは最近の写真から。今週上旬、日本滞在時に知り合った、ブラジル女子バレーボール代表のBeatriz選手こと、BiaがこちらFenerbahçeでプレーしている事実を知る機会に出くわした。懇談をし、話題も提供してくれた。 そして、ニューキャッスルとの試合遠征時に我らがVolkanスーパーバイザーの友人、Ian RossiterとDave Hedges氏を紹介された。彼らは、今回のイギリスでの対戦相手となったニューキャッスルのスカウティングを行ってFenerbahçeに協力してくれたのだ。その際に一緒に撮った写真をIanが送ってくれたよ。お二人にごきげんよう、そしてe-mailをアリガトウ。 次は懐かしのショットだ。独身とTシャツの胸に「囚人」と書かれた既婚組の、旧FUNABEMで行われた年末のペラーダの写真だよ。現在はゴールキーパーコーチで、GKを務めたLuiz Alberto、上列にはTunico、その真下に私、顎鬚のPedro Cirilloとエドゥーだ。下記写真を送ってくれたのは、Tunicoの隣で監督のポーズをとっているPaulo Freitasだよ。我々にはPaulo Derrota(Derrota =敗北)で知られているけどね。何年だったっけ?さすがに憶えていないなぁ。 最後に、Julior Cesar Lealが送ってくれた、数多くの空港で展開されたアディダスの宣伝写真だ。撮影者は彼本人とのこと。 それでは、また後ほど! ……

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