世界紀行

モナコ:感慨とモンテカルロでのF-1  

[2006.10.13]

先般サイトでゴールデンフット賞授与式に出席し、その後ヨーロッパでも有数の美しいフランスのリヴィエラを訪れた話をした。実際には大変小さな国で君主制度によって動いている。つまり王子がいてモナコの王子として知られている。 私とサンドラは二日間と言う限られた時間でほんの少しモナコを垣間見ることが出来た。本当にこじんまりとしたこの国は小さな街の様である。面積が2キロ平方メートルほどで人口は3万5千人に満たない。それが4つの街に分かれている。 

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そこで私達はモンテカルロに行ったのだが、国自体がそれだけなので、街の大きさとはどれ位か想像出来ると思う!そうなんだ、このモンテカルロが世界的に有名になったのは世界でも有数のカジノがある事とモータースポーツでも華麗なレースが開催されているからだ。そのレースも街中の街路を使ってやるから余計に知名度が上がったのだが、それよりこの国ではレース場を作る余地などないであろう。 

モナコのカジノは知っていたが、今回はホテルにパスポートを置いて来たので入らなかった。その方が良かったね、それでも写真だけは撮って来た。他にも何箇所か観光ポイントをサンドラと歩いて来た。例えばカテドラル、それにホテル・パリのイルミネーションも綺麗だったので撮影した。このホテルでゴールデンフット授与式が行なわれた。    

小さな国で一つのアトラクションになっているのが赤い電車でまるでデイズニーにいるかのようだ。ここで気づいたのはこうした街角の何処にでもアウベルト2世王子の写真が飾られている事。これはこの国を君主は誰か、と言うことを忘れさせないためかのようだ。 

モンテカルロの街路がF-1レースに使われているが、その一部を見て歩いた。トンネルと最大速度が出る直線である。この路面を我々の懐かしいヒーロー、アイルトン・セナが制覇して6度も表彰台の一番高い所に立ったのだと思うとある感動を覚えた。       

君主制度の同国を少し調べると;この地域に存在する全ての感慨の一つに富豪が集まる楽園である事と、1平方メートル当りの高級ヨットの密度が高い(600人に1艘のヨット)事だ。同国は誰もがここで使って行くお金に対する税制がある。モナコで生まれた人はモネガスコと呼ばれ1927年にフランスから独立した。世界でも有数で最も重要な海洋調査機関もここに在る。あの有名なジャック・クストーが所長を務めていた。これらが幾つかの興味が湧く項目だ。       

まあ、写真などを見る方が私の話より良く解ると思う。その写真にも写っているが、私たちは大変感じの良いホテルに泊まった。そのホテルにはプライベート・ビーチまであった。そう、そこに居ると何でも忘れられるね。地中海沿岸の美しさとスピードの感動を共存させる事が出来る場所だ。それにカジノに建築美も付け加えて。 

確かに高価な場所である。だけど世界紀行を続ける諸君に是非訪れて貰ってもいいと思う所だ。 

                         

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