バックナンバー

フェネルがマニザを制し、スーパーリーグの首位を取り戻す   

[2006.10.31]

ブラジル人選手デイビッドがハットトリックを果たして主役を演じた。フェネルは相手ホームでヴェステル・マニザを3-2で破った。この結果通算で23ポイントとライバルと同点にしたが、得失点差でカナリアのチームが優位であり首位の座を再度手にする事になった。デイビッドの得点は19分、39分と56分に決められた。        この試合でジーコが指揮を取ってから22試合目となり、フェネルは14勝で勝率63,64%を示す。     ジーコのコメント:                                「攻撃的で質の高い相手との試合は大変良く内容も良い試合だった。だから勝利はもっと大切な事となった。それ以上に選手権の首位にもなったからね。我々はとてもいい試合をしたが、それでも得点チャンスを随分無くした点は残念だ。終盤にはもう少し落ち着きが欲しかった。相手の2点目など残り5分と言う時間帯で我々はあんなに攻撃を仕掛けなくても良かったのだが。しかし、とても良かった。我々は勝った。結果を出せて来ている。それにデイビッドは凄いプレーをしたし勿論得点する権利もあった訳だ」        他の試合結果:        アンカラグルク 4-1 エルシエスポル  デニズリスポル 1-1 アンタヤスポル  カイゼリスポル 2-0 ブルザスポル  コニャウsポル 2-2 アンカラスポル        ベジクタス   0-0 サカリヤスポル  ガジアンテスポル1-0 シヴァスポル                              ……

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アラブの天才

[2006.10.29]

背の低いバイアーノ(バイア出身の人の意)でするどい洞察眼を持つ。有名な文学者でもあり法律にも通じているブラジルの誇るルイ・バルボーザ。彼は間違いなく20世紀の天才であり,1907年アイアでの国際平和会議のブラジル大使として中心国が大国と同じ権利を有する事を声高に主張し“アイアのワシ”との異名をとった。 1923年にペトロポリスで亡くなった。口上でかなり硬い文言でスタートしたのは今日のエピソードを皆に伝えるのに必死だったのであしからず。‘79~’80年のフラメンゴの中での流行で仲間内で何かとんでもない言葉の間違いやおかしな事を言った時に“ルイ・バンボーザが墓石をゆすってるぞ”と皆ではやしたてたものだった。 今は故人となったチームメイトのルイジョーニョは良く他人の会話に入り込んで突拍子もない事を言い皆を笑わせる名人だった。ある時サンコンラードの合宿所に皆でたむろしている時、監督の息子カスカンが学校の数学のテストを持って帰ってきた。(成績は最低)そこで監督が息子に“テストどうだった?”と聞くと“3点”と息子が答える。 “でもクラスで一番さ”とえらそうに言った。誰かが“カスカンは天才だ”と叫んだとルイジーニョが飛び出して来て大声で“カスカンお前はシャザン並だ”とアラジンのランプの魔王に勘違いしたんだと思うがそこで皆は大笑い。“もう止めてくれ”“ここは”アリ・バローゾばっかりでやってられない“と皮肉たっぷりだった。 因に偉大なジャーナリストで作曲家でもあったアリはフラメンゴの大ファンでもあったんだ。ルイジーニョはルイ・バルボーザとアリ・バローゾを取り違えた事もあり散々だった。ああ偉大なルイジーニョよ永遠に。……

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フェネルが勝ってトルコカップのグループ首位に  

[2006.10.28]

C組のフェネルバフチだけが木曜日に試合をすることになっている。それ以外の試合は水曜日に行なわれた。注目は現チャンピオンのベジクタスが5-1でブスカスポルを破った事でこの組はD組である。同じ組でアンカラグクも2-1でサイクルライズを破っている。  A組ではガラタザライが2-1でブルザスポルに勝ち、エリスエスポルはカリスヤカと1-1の引分けに終った。B組ではエルキゼヒスポルがアンカラヤスポルと0-0の引分け。 試合が多くなっている中でジーコはチームのメンバーを大幅に変えた。トルコカップの初戦でガジアンテスポルを相手にしたが、先発が変わったチームでもまとまりと精鋭さが有り2-0で勝つことが出来た。試合はホームのスクル・サラコグルスタジアムで行なわれた。得点は試合が終る間際の時間帯に生まれ、デイビッド(88分)とセミー(90分)がそれぞれ得点した。  C組のイネゴスポルとイスタンブールBBが引分け(2-2)たためとシルヴァスポルが休んだのでフェネルが3ポイントで首位となった。まだ3試合が残っているが、各組から2位までのチームが次ステージへ進出できる。 ジーコのコメント:                                 「難しい相手に良く戦った。相手はスーパーリーグでも守備を固める傾向があってそれだけにとスコアの幅はいつも狭い結果を出している。だから我々のチームは忍耐力が必要であることは解っていた。我慢強く戦った事が良い結果を招いたと思う。何度か交代も試みたが、その内にケズマンが肉離れを起こすというトラブルも起きた。試合は我々がほぼ支配していたが、後半になってツンカイとマルコアウレーリオを投入した。チームはベテランが増えたことでもっと攻撃的になり、結果が出た。デイビッドが得点したことはチームに信頼感を与えそれに勝った事は今回試合をしたベンチ組にも自信を与える事にも繋がって大変良かった」                           フェネルは次の日曜日にスーパーリーグの11節目を現在首位のヴェステル・マニザにアウエーで挑む。                ……

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新たなカップ戦開幕!

[2006.10.26]

今週の水曜日には、こちらではトルコ・カップの開幕が控えており、我々にとっては3大会同時参戦となり、欧州チャンピオンズリーグのグループリーグも含めれば、Fenerbahçe(フェネルバフチェ)にとっては今年4大会目に及ぶ参戦となります。そして、これ程までに幾つもの異なった大会が開催されている最中、慣れていなければ途方に暮れる可能性が存在します。今週のヨーロッパ・コネクションでは、似通ったブラジルや日本、更にはUEFAカップとも比較をしながら、開幕するこのトルコ・カップに関して手短に綴ります。 トルコ・カップの興味深い点は、トルコ国内の3rdディビジョンのチームまでもがタイトルを目指して参戦できるという、大変民主的な特質を持っていることです。例えば、我々のグループでは、3rdディビジョンのInegolsporと2ndディビジョンのIstambul BBが属しています。この局面からですと、コッパ・ド・ブラジル、更には日本の天皇杯とも類似点が見出せます。相違点はと言えば、日本の天皇杯は間口が更に広く、プロ・アマを問わずに全ての第1種及び第2種のチームが参加できることです。但し、日本の場合は、「ビッグ」と言われるシードチームはトーナメント大会の中盤戦のみから参戦します。こちらトルコでは、前年度にトルコ・リーグで降格した3チームも含めてファーストラウンドから凌ぎを削るのです。 今週開幕するトルコ・カップは現段階で既に第3ラウンドであり、20クラブが4グループに分かれてリーグ戦を行い、上位2チームがトーナメント方式の準々決勝戦へと進出をします。UEFAカップとの相違点は、グループリーグはホームアンドアゥエイではなく、各チームとの試合会場は抽選で決定されての1ゲーム制ですが、大会形式自体は似通っております。我々のホームゲームは、初戦の対Gaziantepspor及びInegolspor戦です。興味深いことに、UEFAカップではいわゆる死のグループに当たったのですが、こちらでは抽選時のボールも手伝い、我々を確率的に高いグループへと導いてくれたのです。勿論、この種の大会で容易さなど有り得ません! 下部ディビジョンのチームが、「ビッグ」と呼ばれるチームを相手に闘い、力を発揮して頭角を現すかは、ブラジルや更にはヨーロッパでの類似する大会で一目瞭然だと言えるでしょう。 グループリーグを経て一発勝負のトーナメント戦なのです。仮に、開幕を寸前としたこの段階でのトルコ・カップとコッパ・ド・ブラジルの大会方式は大きく異なっても、優勝チームへの報奨面には大きな類似点があります。ブラジルではタイトル奪取はリベルタドーレス杯への出場権に繋がり、こちらの昨年の覇者であるBesiktasはUEFAカップへの出場枠を手にしました。最終的には、大会方式は相違するも、タイトルまでへの試合数はお互いに近いものがあります。例えば、今年のコッパ・ド・ブラジルの覇者フラメンゴは、トルコ・カップで優勝達成までに必要な試合数よりも僅かに2試合のみ多く闘ったのです。 我々のチームにとっては、多忙スケジュールの中で順応性を持って臨む必要がある新たな大会なのです。多少なりの移動は強いられても、海外への遠征ではないことが利点だと言えます。いざ開幕するこのグループリーグでは、回復の余地は存在せず、最たる注意が要されます。各相手とは1試合のみの決戦であり、グループ上位2チームのみが突破出来ます。単純に数学的な計算から言えば、ホームでの試合で確実に勝ち点3を奪い、アゥエイで最大限の勝ち点、即ち最低でも1勝を挙げられれば、総勝ち点が9となり、出場枠の一つを確実と出来るのです。 先週末の快勝で我々は高いモチベーションを持って臨むのですが、常に注意は払わなければいけません。初戦を、トルコ・リーグでは好成績を残しているチームとホームで対戦します。正に確信と注意がキーワードとなる、新たなカップ戦が開幕をしようとしています…! と云うことです! それでは、ウン・グランデ・アブラーソ! そして、皆さんまた来週お会いしましょう! ……

in [ジーコの主張]

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フェネル圧勝!!首位に迫る

[2006.10.25]

黄色いカナリアのモチベーションを挙げるには文句無い大量得点勝利であった。メフメー(13分)、ケズマン(22分)とアレックス(59分と88分)らの得点でフェネルは4-1でカイゼイスポリを退けた。ホームのスクル・サカコグルで日曜日に行なわれた試合に勝ったフェネルはこれで通算20ポイントとし、首位を行くヴェステル・マニザに3ポイント差に迫った。           ステージ通過の可能性を挙げたのは別にもう一つ、ベジクタスでライザスポルを1-0で破り通算19ポイント。これら3チームは4位の15ポイントを持つトラブゾンスポルとの差を広げている。   しかし日曜日に一つの問題が生じた。得点したケズマンが怪我をしたのだ。肉離れを起こした同選手は月曜日に検査を受けることになっている。月曜日はトルコの祭日である。  ジーコのコメント:                                「試合内容が良く、且つ大量得点で勝つ、と言うのはいつも気持ちのいいことだ。それが今回強い相手にして起こった。私は4回の交代をした。それぞれが役割を果たしてくれた。前半最初に得点をしたが、終わり頃には4点取れた。良かったのは相手の得点を許した後の我々のチームの態度だった。動揺せず同じリズムでゲームが出来ていた。その結果得点して差を広げた。チームのモチベーションを挙げるにも良かった。次はトルコカップの初戦がある。スーパーリーグでは次回マニザと直接対決になるが首位を取り戻すチャンスだ。前進あるのみ!」      週末の結果; 土曜日: ブルザスポル 0-0 アンカラスポル         アカリヤスポル1-2 デニズリスポル         エルシエスポル 1-2 ガラタザライ  日曜日: アンカラグク 2-0 コニャスポル         アンタルヤスポル 0-0 ガジアンテスポル   ……

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CFZ・ド・リオのU-20がリーダーのノーバイグアスをOPGで下す

[2006.10.25]

CFZのジュニーオル(U-20)が回を増す毎に成長している。OPG=オタビオ・ピント・マガリャンエス杯でこの土曜日、C組のCFZは同組の首位であるノーバイグアスをホーム、アントウネス・スタジアムで破り勝利を得た。スコアは1-0で得点者はクリスピン。CFZはこれで3連勝を達成し、通算9ポイントでランク2位とし、ノーバイグアスは10ポイントなので首位に追いついた格好だ。この両チームは次のステージ進出が決定した。次ステージではボタフォゴ、カーボフリエンセ、プロフッテなどと同組になる。                      ……

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2006年10月20日(金)

[2006.10.24]

やぁ~。Uefa Cupでの予想外の結果の後に、イスタンブール及びこちら日記に戻って来たよ。何よりも、最初に、私の長男ジューニオルと次男ブルーノが今月の15日と16日に誕生日を迎えたことを記したく思う。特にこの様な記念すべき日に、我が子から離れていることが如何に辛いかを多くの人が想像出来ないかも知れません。でも、これがサッカーに携わるプロフェッショナルの宿命だと言えよう。彼らは、この日を私が一緒に過ごしたくても残念ながら可能で無いことを理解しているのだ。私からの気持ちを込めて、彼ら二人とサンドラ及び末っ子のチアーゴの写真をお送りするよ。 Uefa Cupと言えば、イングランドでの写真を2枚紹介。1枚目は試合前日の紅白戦でのショット。 こちらは試合開始前にベンチ脇にて。 サイトスタッフは今週の土曜日に、私がイスタンブールで数日前に行った、独立の領袖及びトルコ初代大統領のDolmabahçe官邸に関するルポルタージュをサイトに掲載しているよ。以下に、その写真を数枚紹介。この写真では、背景にアジアとヨーロッパを隔てるボスフォラス海峡が望める。 以下の額では、我らがDom Pedro Iが如く、独立を指揮するAtaturk大統領の想像画。 勿論、サンドラも見学に同行。 トイレ風景…。 …トイレ内の撮影は困難だったが、天井の豪華さをご覧あれ! 最後に、e-mailにてサッポ監督からのピンク軍団のニュース及び彼が知り合った滑稽な人物の紹介。彼自身による説明及び写真紹介がベストだ。「ジーコ、我々は郡山市でフットサル日本代表の合宿及び最終日には08~15歳と19~35歳向けのクリニックを述べ2回行い、他のクリニック同様にゴールキーパーの参加も勿論あった。そこで、下記の人物が現れたのだ…。」 下記の人物と瓜二つのゴールキーパーの名前を判るかな? 簡単だよ!!! 更に、サッポ監督はピンク軍団の活動を語る!「ピンク軍団での貴方のユニフォームは今回の試合で永遠化されたよ、アッハッハッハッハッハ! 特に疲れ果てた私の表情をご覧あれ。でも、4チームがトライしてきたが無敗神話は維持できたのさ。フローリングのピッチともなれば負け知らずであり、10得点中9得点は私がゲットし、決して自慢ではないがサッポ自身は最高潮だったのさ、如何かな? 僅かに1チームのみが我々と同年代であり、他は全チーム20年代だったよ。」 それでは、また後ほど!……

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ジーコがイスタンブールのドーマバフセ宮殿を紹介する  

[2006.10.23]

イスタンブールでも年間でこの時期10月から11月にかけて、最も訪問者が多い観光ポイントに、オトマノ帝国の権力者住居となり、後にトルコの歴史でも有名なムスターファ・ケマリが使ったドーマバフセ宮殿がある。ムスターファ・ケマリはトルコでも有数のリーダーで1923年に共和制国家となっての初代大統領になった人物である。 宮殿はボスフォロ海峡の直ぐ横に位置している。海峡は西アジアの部分を分けていて、そのほとりにスイスホテル(私が2ヶ月滞在したホテル)が在る。宮殿を訪問見物する機会もあったので、見聞きした事をサイトを通じて読者の皆さんに紹介したい。 ドーマバフセ宮殿は大変贅沢で豪華に造られている。30からなる部屋、サロンがそれぞれに細かな建築の仕上げを施され、煌びやかさが豊富である事を示している。この様な場所に興味がある人には更に30幾つものサロンで(これらサロンは言わばハーレムとして使われていたとか)権力者たちに仕える美女たちが生活していたことを想像させる。横の一角には時計の博物館もあり、多くはフランス人たちが作った品物は珍しい。       さて、宮殿の主であったムスターファ・ケマリの話をすると、1919年頃に国家運動に積極的なする軍人であった。トルコを独立させ共和国の設立を達成する。ヒーローとなりトルコの共和国初代大統領に就任したことで有名になった。彼は国内すべての分野で近代化を積極的にすすめ、国民から“アタトルク”と言うニックネームで呼ばれた。訳すと“トルコの父”と言う意味だそうだ。国民がその様に国のリーダーを慕う姿を見るのは興味を誘う。彼は1938年11月10日に死去している。彼の名は国内の空港、サッカースタジアムや各地で付けられ残されている。  トルコでは毎年11月10日は元大統領の命日として国の祭日となる。当日の午前9時5分には全国で通信関係から多くの国民が1分間の黙祷を捧げる。国にとっては悲しい一日である。ブラジルの現実から遠く離れた宮殿はそうしたトルコの精神を少し伝え歴史も少し教えている。              ……

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マニザが躓いてフェネルがスーパーリーグの首位に迫る  

[2006.10.22]

トルコ・スーパーリーグの10節目がこの金曜日に2試合から始まった。単独首位のヴェステル・マニザがシヴァスポルに3-2で負けた。この結果、マニザは通算23ポイントでストップ。ほかの試合はトラブゾンスポルがゲンクレビリギを訪れ、3-0の敗北。            この土曜日には3試合が行なわれる。ブルザスポルがアンカラヤスポルを受ける。サカリヤスポルガデニズリスポルと戦い、ガラタザライはケイゼリ・エリスイェスポルを訪れて対戦。  フェネルはホーム、イスタンブールでカイゼリヤスポルを向かえて日曜日に試合をするが、もし勝てば20ポイントになる。              ……

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ワールドカップの真実

[2006.10.21]

ジーコ(著)・大平 祥司(訳)  学研 1300円 1994年6月21日発行 ≫購入はこちらから この本はドーハの悲劇と呼ばれる、’94ワールドカップ・アジア最終予選のあと、鹿島アントラーズで現役生活を終える前に発刊された。当時の試合後の日本のマスコミ報道の中に数多く出てきた「感動」言葉にとても違和感を覚え、ワールドカップというものに対して日本人は根本的な誤解があるのではと記している。またこの当時Jリーグはスタートしたばかりで、ジーコの考えではこの時期には日本人選手は誰も欧州リーグでは通用しないという考えだった。78年、82年、86年ののブラジル代表での出来事も書かれていて、ワールドカップの運営上の問題点についても指摘されている。 また、90年にはテレビ解説者として観戦している。当時、あと一歩でいつも本大会出場が果たせなかった日本に対して、Jリーグの誕生によってプロ意識が高まリつつあり、今後に期待が持てるとしている。 目次第1章 夢はすぐそこまできている―日本が予選に負けた重大なミスとは?第2章 ワールドカップの裏側―怒りと失望に変わったワールドカップ第3章 ワールドカップの歴史―なぜもっとも強いチームが世界一になれないのか?第4章 展望’94アメリカ・ワールドカップ―注目の選手と見どころ第5章 すべてのJリーガーと日本のファンへ―2002年、日本でのワールドカップを目指せ……

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フェネルがニューカッスルに負ける  

[2006.10.20]

UEFAカップのグループ・リーグ戦H組の1試合目でフェネルは1-0でニューカッスルに負けた。セント・ジェームススタジアムで行なわれた試合で得点者はシーベルスキで後半35分だった。 今週、火曜日の午後にフェネルはイギリスへ発つ前の最後の仕上げ練習を行なった。午後19時に飛び、水曜はニューカッスルのホーム、セント・ジェームス・スタジアムに入って芝生の常態をチェックしながら練習した。同スタジアムのキャパは5万2千5百人。UEFAカップのグループ・リーグ戦の初戦に向けてジーコはイギリスのチームに勝つ事を目標に置いてそれが達成される事を期待し「アウエー戦ではあるけれど我々が勝つ可能性が有る事を当然信じている。自信有るね」とコメントしていただけに残念な敗戦となった。 試合後のジーコのコメント「我々は勝てるゲーム内容であり悪くはなかった。ただ、ミスが多すぎた。ラストパスが乱れて、ゲームの中ではこの時のミスは認められない。相手のゴールが生まれた時も初歩的なミスが生じた。コーナーキックからだったね。UEFAカップ初戦で不幸な始りになってしまったが、前向きにならないといけない。戦いは負けはしたけど始まったばかりだ。次回は我々のホームだから勝つ義務がある。宿題をやるのと同じでイスタンブールでは6ポイントを確実にしなければいけない。そうすれば突破は出来る。日曜日には次の試合だ、前進するのみ。」                なお、他のHグループの試合結果では;パレルモがドイツに出向いてフランクフルトを2-1で破った。首位である。セルタは休みとなった。次節は11月2日。フェネルは次の日曜日にはスーパーリーグの10節目でカイゼリスポルと戦う。現在フェネルはランク2位をキープしている。                ……

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CFZのU14とU16が大敗

[2006.10.20]

この水曜日はCFZのベース・カテゴリーにとって良くない日だった。州選手権U-14,U-16カテゴリーを戦うCFZ・ド・リオの両チームはシェレン(フルミネンセ練習場)まで出かけてフルミネンセと対戦した。ボタフォゴやヴァスコと同じ1部に属するエリート・クラブチームと公式に対戦できる優遇がある大会であるが、全試合エリート・クラブのホームでやらなければならない不利が付く。それだけに二部クラブチームが上位に行くのはかなり困難である。 CFZのU-14(インファンチール)は0-8で大負けした。U-16(ジュベニール)も後半20分までは0-1で抑えて健闘していたが、最終的に0-4で敗北してしまった。後半20分にCFZ有利のPKを得て同点のチャンスが有ったが失敗してからリズムを崩した。終盤に立て続けに3点食らってしまう。次週、CFZの相手はヴァスコだが、又も強敵とはいえ最大最良の成績を求め両カテゴリーともに奮闘を約束する。                    ……

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「監督 ~ 学歴と知識」

[2006.10.20]

こちらトルコで、私はインターネットを通じてアトレチコ・ミネイロ(ブラジル国ミナス・ジェライス州)のLevir Culpi(レヴィール・クーピ)監督の取材で、サッカー指導者の道を歩む元サッカー選手達には敬意を払うも、直接に今回ブラジル代表監督に就任したドゥンガの件を強調する評論を目にしたのです。彼は、ドゥンガは選手としてもブラジル代表として長いキャリアを持っており、新人監督としての能力に対しての異議を唱えている訳では決してないのだと述べていました。ここでLevir Culpi(レヴィール・クーピ)監督が問題提議をしているのは、これ程までに重要なポストに就くためへのカリキュラムが欠如しているということなのです。体育学科を卒業しているアトレチコ・ミネイロ(ブラジル国ミナス・ジェライス州)の監督は、世界サッカー史に於いて最もタイトルを有するチームの指揮官にも、同等の学歴を求めているのです。今週のヨーロッパ・コネクションは、Levir Culpi(レヴィール・クーピ)監督が提議した事柄に関して繰り広げて行きます。 Levir Culpi(レヴィール・クーピ)監督の意見自体は尊重しますが、ここで重要なのは彼に同意するか否かはあるにせよ、ディスカッションに疑問を与えることなのです。私自身は、イタリア・サッカーへの移籍に伴い、後僅か2学期を残して中退を余儀なくはされましたが、大学では体育学科を専攻しており、この件に関しては気楽に話せます。従って、学位授与の真価を心得ているのです。その反面、今日では監督として活動しており、既にナショナル・チームである、日本代表の指揮をも執りました。要するに、私はドゥンガまたはLevir Culpi(レヴィール・クーピ)監督の何れにも賛成しているわけではありません。私は唯単にこのディスカッションを充実させたいだけなのです。 私は、過去ブラジル代表を率いて勝利を収めた歴代監督勢の経歴を遡って調査し、全員が何れかのタイトルを実績に、就任している事実に気付きました。敢えて、Vicente Feola(ヴィセンテ・フェオーラ - 1958年優勝監督及び1966年W杯監督)やAymoré Moreira(アイモレー・モレイラ – 1962年W杯優勝監督)監督を例には挙げません。でも、しいて挙げるならば、Zagallo(マリオ・ジョルジェ・ローボ・ザガーロ)、Parreira(カルロス・アルベルト・パッヘイラ)、Felipão(フェリパォン - ルイス・フェリッペ・スコラーリ)は代表監督就任以前に歴史を築いたトリオだと言えます。これらの分析に基づけば、Levir Culpi(レヴィール・クーピ)監督の主張は一理あるのです。私は学業経験からも、ピッチ上での知識は実戦であり、これらは学校では教えない事実も認識してはいますが、職務への責任を考慮すれば、重要なるポストには学歴への要求が必要なことも同意します。そして、テクニカル・スタッフ陣営の他の部門に至っては、フィジカル・コーチやドクターなどのスペシャリストのプロフェッショナルが存在します。でも、サッカーの最高機関であるCBF(ブラジルサッカー連盟)の会長がかつてアスリートの経験が一切無く、クラブ首脳陣や更には国家の大統領すら学歴が必要とされない国では、監督にそれらの条件を要求することなどは勿論できません。イタリアなどの欧州の国々では指導者育成の課程が要求される事実は認識しており、ブラジルにも過去に数多くの監督を育成した、大変優れたEscola de Educação Física do Exército(陸軍体育学校)が存在しました。但し、依然として実在するか私は知りません。しかしながら、サッカーは変化を遂げたのが事実なのです。1970年のW杯では、監督が公式記録などの試合の書類に署名をするためには学位授与が必要だったのですが、現在ではチームのテクニカル・スタッフ陣営は膨らみ、あらゆる分野のプロフェッショナルで編成されており、10~11人にも上る程です。 私自身、前述したように学位授与はしておりませんが、選手としてフラメンゴ、ウディネーゼと鹿島アントラーズで経験を積んだのみではなく、CFZ do Rioと言うクラブのオーナー及び鹿島アントラーズのテクニカル・ディレクターも勤めて、更にはこれら2チームでは実際に自ら采配も下したのです。即ち、知識と学習は不足しているとは言えません。 私はここに多少なるヒントと自分なりの見解を記しておきます。如何なる任務に従事するにも、職務によって要求度は異なる必要性は存在するでしょうが、必要条件を満たさなければいけないのではないかと思います。これは私見ですが、任務を遂行するための新人プロフェッショナルのタレントは関係なく、あくまでも平等性を保つ手段ではないでしょうか。如何様にして、明確なルールにより、紛れも無くスポーツや政治及び社会に弊害をなす、歪みと権力の駆け引きの排除にて、全員が進化と最高ポストを目指して競争できるのです。 と云うことです! それでは皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! そして、また来週お会いしましょう! ……

in [ジーコの主張]

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エドウーの散歩

[2006.10.19]

ロテリア!番号は00865270・・・当った!    トルコではいろんな事が沢山あるが、考え様によってはブラジルと似ているところがある。まだ新しい土地で見聞きしている中で想像もしていなかった事が起きたりして気持ち良く過す出来事に出くわした。       日本でもそうだったが、住んで居る近辺を良く散歩をする癖があって、そこに住む人々の生活習慣を発見したり思わぬ事にであったりするのを手助けしていた。国によって違いがあるから歩く事は興味を引くが、そこでフェネルバフチェが使うスタジアムの近く、カジコイの一角である事が起きた。びっくり仰天である!  その辺りには色々な雑貨やガラクタを売る店が並んでいる。ブラジル語でガラクタの事を“ブジガンガ”と言うが、雑貨屋、飲食店、家具店、行商人に・・色々な人々があるとあらゆる物を売っているのだ。歩道にも居る。この辺の品物は大体が中流階級までの国民が買って行くようだ。お金持ちも沢山お金を使ってもいい。ただ、ちゃんと税金を払っているのか或いは法の抜け道しているのかは解らない。どうもブラジルに似ているところがある。“そこの旦那!ひとつどうです、品物は本物でっせ!”だが、例えば街頭でのビッショと言う賭け事は無い様だ。  とにかく直ぐに必要な物を手に入れようと思うならそれも安く、しかも高級品に見える物があるのだ。メード・イン・パラグアイ、チャイナ、ブラジルエトセトラ・・。ほとんどが“長持ち”?する物ばかりである。     「そうだな、ちょっと使ったらごみ箱に直行だね・・・」  稀だけど、中には死ぬまで長持ちする物があるが。それは全く運の問題だ。日本には100円ショップと言うのがあって有名だ。実は自分はそのショップにはまり込んでいたのだが、フットサル日本代表監督のサッポと良くそこに出かけた。だが、意外と外国人のお客さんが多いのだ。 ここイスタンブールでも私は通りを一つ一つ歩いて何が売っていてどんな物があるのか興味深く見ている。少しぐらい我が家の中を安くて質の高い物を置こうと考えながら歩く。私をよく知っている人は理解出来るが、私は色んな品物が並んでいて“セール”なる言葉が書かれていたら見てはいけないのだ。トルコではセールのことを“インジリン”と言うらしい。そんな場所に行くと必ず何かを買ってしまうが、自称“セールの王様”とでも言おうか、それは私の権利であり、自慢にしてもいい。もう中毒かもしれないあるいはノイローゼだ。しかし自分の行き方であるから“それはそれ”だ。  ある時何処かで見たような一角に出会った。リオデジャネイロのウルグアイアーナ通りにあるようなバラック小屋みたいなのが並んでいて、アグリオン・ゾーンとか書いてあって “誰も見ていない何でも転がっている”所である。そりゃ何か買わなきゃいけない!!  そこで私の目に止まったのはロテリア(くじ日本の都とtoto)を売っているカウンターだった。なにやら3人の小僧がサッカーボールを手にして立っている。そして未来を買う人に最も良い方法で賞品を手に入れるように誘っているのだ。メルセデスにアウデイーなどの高級車などが賞品の一部になっているが、来年2007年の8月に抽選されるらしい。面白そうだ!    一つ話そう:私は有名である事を感じた。凄く有名であることをね。とてつもなく大きなマグニチュードを感じた。その内の一人が私なのだ、信じて欲しいね。他の二人は写真で見ても解ると思う、私がそこに居るのを良く知らずに居た。私がロテリア紙に印刷されている。きっと多くのサポーター達、それもフェネルを応援するのが殆どで彼らが運を呼ぶためのものであろう。 恐らく二度と無い喜びと誉れが一緒になって喜びを持たせてくれたひと時であった。周りから信頼されさらに自分がその役割を果たせていることに感謝したい。私にとってはこれほど感情的にも利益を与えてくれた状況はない。  だから私は散歩を続ける。歩いて・・・歩いて・・・歩いて・・・ それでは又次まで!  ……

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CFZのU-16が引分けU-14は負ける  

[2006.10.18]

CFZ・ド・リオの下部組織二つがマレシャル・エルメスへ遠征、リオ州選手権U-14,U-16カテゴリー公式戦でボタフォゴと戦った。U-14はランクで2位であったが、あまり調子が良くなく、4-1で破れた。それでも栄誉の得点をしたのはワンデルだった。     次の試合でU-16、ジュベニールはキッカ監督が率いるが健闘してボタフォゴ相手に2-2の引分けに持ち込んだ。ノゲイラとナタンの得点だった。ゲーム内容はCFZが優勢でもっと得点しても良かった。しかしチームが示した内容の良い試合運びがもっと重要でカテゴリーでは質の向上が期待されるところだ。来年度には本格的なU-17(ジュベニール)になる為の準備としてキッカは力を入れる。       CFZのジュニオール(U-20)はオタビオ・ピント・ギマランエス杯でこの土曜日に貴重な勝利を挙げた。ドウドウー・コインブラが指揮するこのチームは大会立ち上がり2連敗を喫していたが、徐々にペースを安定させて今回はボタフォゴ相手に2-0のスコアで勝った。試合はホームのアントウーネス・スタジアムで行なわれたがこれで次ステージへ進出する希望が出てきた。その前の試合でもプロフィッテに2-0で勝っているので今回は2勝目である。 CFZの得点者はワラセがヘッドで合わせ、もう1点はハファエルが決める。CFZ次の土曜日にノーバイグアスーを同じホームに迎えて試合をする。              ……

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フェネルがアンカラスポルと引分け、首位と6ポイント差に  

[2006.10.17]

トルコの首都、フェネルにはアウエ-戦、ジーコのチームはアンカラスポルと2-2のドロー。トルコリーグの9節目だった。フェネルの得点はアレックスとルガーノがマーク。フェネルは通算17ポイントにして順位では2位。しかし首位のマニザがアンタヤスポルに3-2で勝ったため差が6ポイントに開いた。          他の試合結果 デニスリスポル2-0ライゼスポル、 カイゼリスポル1-1シバスポル。  ジーコのコメント ;                                「前半は調子良く2-0まで持っていけた。だが、後半に戻ってから10分ぐらい我々が幾つかミスを犯し、それのつけを払ってしまった。それも利息つきでね。チームは試合に負けていた。残り15分ぐらいになって何とかリズムを取り返したが遅かった。我々のようにチャンピオンになろうとしているチームがこんな風にイレギュラーな試合をしていてはいけない。アンカラまでやって来て応援するサポーターは怒る理由もあるね。勝つと思っているのだから。今日はその期待に’答えられなかった。こういうミスを繰り返さないようにじっくり練習をしなければいけない」                      ……

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トルコ・スーパーリーグは4試合が行なわれる     

[2006.10.17]

土曜日にはトルコ選手権で8チームが試合をした。代表の国際試合デーのため中断されていたもの。その9節目、トラズゾンスポルは3-1でエリスエスポルに勝ってランクを上った。フェネルに近寄り通算15ポイントとした。   ガジアンテスポルはサカルヤスポルを迎え撃ち1-0で勝つ。同じスコアが勝利を得たコニャスポルとブルザスポルの試合で出た。     土曜日最後の試合はガラタザライがアンカラグクを迎えたが、イスタンブールのチームは躓いてしまい1-1で引分ける。ガラタザライは通算12ポイントにした。    ……

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神様ジーコの遺言

[2006.10.15]

ジーコ著 岡 邦行  三一書房 1400円 ≫購入はこちらから この本は鹿島アントラーズが93年サントリーシリーズにおいて周囲の予想を裏切って優勝するまでの軌跡を、記者の独自の視点において描かれている。ジーコがJリーグの保証人であると自負し、鹿島の選手にサッカーだけではない選手の役割を教えたエピソードや、ドーハの悲劇と呼ばれている94年W杯アジア予選での敗因についての考察、当時レフリーを問題視していた理由などについて書かれている。 1 ジーコ“ツバ吐き事件”の真実2 ジーコのプロ意識3 ジーコの日本上陸4 ジーコの庶民性5 ジーコの指導力6 ジーコの意識改革術7 ジーコの指摘する審判問題8 ジーコのJリーグへの不信感9 ジーコ 最後のメッセージ ……

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「欧州の変革」

[2006.10.14]

以前のコラムで私は、現代サッカーの新たなる現実である監督の職務問題に関して繰り広げる機会があったかと思います。この変化や相違など関しては私の見解と推論でもあります。この分野の話題は大変豊富であり、本を丸々一冊執筆できる程です。しかしながら、今週のヨーロッパ・コネクションでは、現在はこちらトルコに滞在して、以前よりもより身近で見守っている、UEFAユーロ2008の予選に基づいて、このテーマの新たな局面を取り上げます。 南米サッカー界では習慣的とも言える頻繁なる監督の交代劇も、今日では既に国境は取り除かれて、本格的にヨーロッパへ辿り着いたのではないかと察するのです。グロバリゼーションだと指摘する者も存在するでしょうが、その主張だけでは余りにもこの議論はシンプル過ぎます。ここ数年に亘りスポーツを巻き込むビジネスの動きが活発化しており、勿論スポーツビジネスの観点から捉えればプレッシャーは倍増します。一回の敗北の重みは増し、8年間という長期体制の監督は既に一般的な存在ではなくなりました。 伝統国とも称される、イングランド、ドイツ、そして優勝国のイタリアさえも、W杯後にはそれぞれ新たに、Steve McClaren(スティーブ・マクラーレン)氏、Joachim Löw(ヨハエム・レフ)氏、Roberto Donadoni(ロベルト・ドナドーニ)氏へと監督の交代を行ったのです。優勝監督であるイタリアのMarcelo Lippi(マルチェロ・リッピ)氏に関しては自らの意思で退陣したこともあり大変興味深い一例で、後任へのプレッシャーは膨大であり責任重大だと言えるでしょう。1980年代にACミランで活躍をして数々のタイトルを獲得した、偉大なるプロフェッショナルRoberto Donadoni(ロベルト・ドナドーニ)監督には、世界の頂点へと登り詰めたチームを指揮する使命が待ち受けています。勿論、期待するは今後もアズーリが勝ち続けることでしょう…。 そして、イタリアと言えば、私が先週イタリアを訪れた際に彼と偶然にも電話で話をした、Enzo Bearzot(エンツォ・ベアルツォット)氏のことを想起します。彼は1977年から1986年にかけて3度に亘り連続してW杯でイタリア代表の指揮を執っており、現代の標準から考えれば極稀な長期体制のケースなのです。更に、過去、代表監督として中長期に亘り目覚しい仕事で歴史を築いた人物の名前を数多く挙げることが出来ます。でも、現状は異なります。W杯ドイツ大会から引き続いて指揮を執る監督勢は、生き残るためにはUEFAユーロ2008の予選で好結果を残す必要があることを認識していると言えるでしょう。勿論、プロフェッショナルへの敬意が伝統的に欠けるブラジル程ではありません。こちらでは、契約は尊重され、プロフェッショナルは誠実な扱いを受けます。そして、契約解除が行われる際には、常にFIFAが目を光らせながら身近で監視しているのです。 全てがこの主題に結び付いてしまうことで、既に私が以前にも取り上げた過剰権限が故に、監督の任務の全うに伴う消耗度が増した事実を述べざるを得ません。あらゆる決断をする監督は必然的に更なる要求とストレスにさらされます。過去には、役割分担が明確だったことで、敗北はチーム全体の問題として捉えられ、監督唯一人に責任を負わせずに進路変更が行えたのです。 新たな現実なのです。拮抗的闘いは厳しく、決して安定性は無いと言って良いでしょう。正に綱渡りであり、常に重心を取りながら前進する覚悟をした者が参戦できるゲームなのです。 と云うことです! 皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! それでは、また来週お会いしましょう! ……

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モナコ:感慨とモンテカルロでのF-1  

[2006.10.13]

先般サイトでゴールデンフット賞授与式に出席し、その後ヨーロッパでも有数の美しいフランスのリヴィエラを訪れた話をした。実際には大変小さな国で君主制度によって動いている。つまり王子がいてモナコの王子として知られている。 私とサンドラは二日間と言う限られた時間でほんの少しモナコを垣間見ることが出来た。本当にこじんまりとしたこの国は小さな街の様である。面積が2キロ平方メートルほどで人口は3万5千人に満たない。それが4つの街に分かれている。     そこで私達はモンテカルロに行ったのだが、国自体がそれだけなので、街の大きさとはどれ位か想像出来ると思う!そうなんだ、このモンテカルロが世界的に有名になったのは世界でも有数のカジノがある事とモータースポーツでも華麗なレースが開催されているからだ。そのレースも街中の街路を使ってやるから余計に知名度が上がったのだが、それよりこの国ではレース場を作る余地などないであろう。  モナコのカジノは知っていたが、今回はホテルにパスポートを置いて来たので入らなかった。その方が良かったね、それでも写真だけは撮って来た。他にも何箇所か観光ポイントをサンドラと歩いて来た。例えばカテドラル、それにホテル・パリのイルミネーションも綺麗だったので撮影した。このホテルでゴールデンフット授与式が行なわれた。     小さな国で一つのアトラクションになっているのが赤い電車でまるでデイズニーにいるかのようだ。ここで気づいたのはこうした街角の何処にでもアウベルト2世王子の写真が飾られている事。これはこの国を君主は誰か、と言うことを忘れさせないためかのようだ。  モンテカルロの街路がF-1レースに使われているが、その一部を見て歩いた。トンネルと最大速度が出る直線である。この路面を我々の懐かしいヒーロー、アイルトン・セナが制覇して6度も表彰台の一番高い所に立ったのだと思うとある感動を覚えた。        君主制度の同国を少し調べると;この地域に存在する全ての感慨の一つに富豪が集まる楽園である事と、1平方メートル当りの高級ヨットの密度が高い(600人に1艘のヨット)事だ。同国は誰もがここで使って行くお金に対する税制がある。モナコで生まれた人はモネガスコと呼ばれ1927年にフランスから独立した。世界でも有数で最も重要な海洋調査機関もここに在る。あの有名なジャック・クストーが所長を務めていた。これらが幾つかの興味が湧く項目だ。        まあ、写真などを見る方が私の話より良く解ると思う。その写真にも写っているが、私たちは大変感じの良いホテルに泊まった。そのホテルにはプライベート・ビーチまであった。そう、そこに居ると何でも忘れられるね。地中海沿岸の美しさとスピードの感動を共存させる事が出来る場所だ。それにカジノに建築美も付け加えて。  確かに高価な場所である。だけど世界紀行を続ける諸君に是非訪れて貰ってもいいと思う所だ。                            ……

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2006年10月9日(月)

[2006.10.12]

ハ~イ。こちらトルコでは代表ウイークだが、日々の活動はストップしない。そして、今回は撮りたてほやほやと送ってもらった写真、更には映像のリンク先を紹介するためにブログへログインだ!先ずは最新の写真から。 下記は、先週末我々が勝利した練習試合の前に撮った、Ankaragukuの監督Hikmet Karaman氏だ。フェネルバフチェのオフィシャルサイトからの転載写真である。 そして、Ankaraの地でも常なる我らがサポーターの完全なる声援を受けた。 下記の写真は、Sukru Saracogluが2009年のUefa Cup決勝戦会場に選ばれたことで、クラブへオマージュを送る手段でもある。正に美しき現代的なスタジアムだと言えるでしょう。 フェネルバフチェ・シリーズを終えるに告げて、我々をUefa CupのグループHに決定した抽選の模様を紹介。それではレッツゴー! 次のe-mailは、ウディネーゼサポーター軍団会長のAlessandro ScarboloがOrsaria Arthur Zicoにオマージュを送るシーンだよ。彼らは、私のマラカナン・スタジアムでの引退試合にまで駆け付けてくれたのだ。下記は、彼らがウーディネのスタジアムに掲げる横断幕でもある。私のイタリア滞在時に心に残った大変素晴らしい慈しみだと言えるよ。ナイスだね、Alessandro! ラストフォトは、私のファンで広告代理業のスコットランド人のIainと結婚している、Lílian Bellから送られて来たものだ。彼らはトルコを訪れており、彼女は旦那と共に私を知りたいとのe-mailを送って来た。そして、その証拠写真だ。Bell夫妻とAntunes夫妻だ。Lílianヨロシク、そして旦那さまにご機嫌用。 最後に、ブログの常連であるAndréaからのリンク先紹介だ。映像はBBCのサイトに掲載されており、「Brazilian soccer skills: The Zico」と呼ばれている。ここではナレーターは、「ブラジルサッカースクールの選手達に以下にジーコ・ドリブルを巧みに使いこなして敵を撃破するかを語る。」と述べている。素晴らしい事であり、私自身はこの事実を把握していないのですが、でも実際に私の現役時代のゴール及びプレーシーンを見れば以下にこの様なドリブル技術を仕掛けていたかが判るかと思います。http://search.bbc.co.uk/cgi-bin/search/results.pl?q=zico&edition=i(ここをクリックして、是非映像もご確認。)……

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2006年10月4日(水)

[2006.10.11]

やぁ~。こちらトルコでの忙しさ故にここ最近ブログの更新を怠っていたよ。でも、常に私はブラジルのサイトスタッフと連絡を取りながら、Papo de Arquibancadaやその他の展開を見守っているからね。全てを記録中だ…。 今回は紹介できる写真が少なく、上記はフェネルバフチェのサイトから転載したものだ。でも、フットサル日本代表を率いて素晴らしい活動を続けている、友人のセルジオ・サッポ監督が写真を送ってくれた。2枚はサイトスタッフがニュースコーナーで使用しているが、以下の写真は…。サッポ本人が説明した方がベストだね。フットサル日本代表で最も経験豊富な選手の一人の藤井健太だ。彼は偉大な人物でありながらも大変個性的なスタイルの持ち主である。今回着用しているジーパンをご覧あれ! 誰もが羨むそのファッション性は相当個性が強くないと無理だ、アッハッハッハッハ! 前回のポストで、次回の世界紀行はモナコだと述べた。勿論、モンテカルロをメインに取り上げてね。そして、コラムは既にアップ済みであり、以下に掲載出来なかった写真を2枚紹介するよ。有名なカジノ。 そして、誰しもがシャッターに収める、大型豪華客船。 それでは、また後程!……

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2006.10.4 フットサル日本代表がポルトガル大会に向けて練習 

[2006.10.09]

日本からのニュースだが、セルジオ・サッポが指揮するフットサル日本代表の練習のニュースである。先週末チームは藤沢市に集合し、11月に行なわれるポルトガル大会への準備練習を始めたことをサッポから聞いた。    「今我々が行なっている練習は正にホスト国とウクラニアと中国を相手にする為のものだ。我々の目標は高い。当然このような大会を大いに利用してアジアカップへ行くチーム強化を図る。行くと言ってもここ日本で来年の5月に行なわれるのだがね。2度優勝を狙っている。」セルジオ・ギマランエスはナショナルチームを指導するのと同時に国内での普及活動も行なっており、近年フットサル人口が増えてきている。その為に国内あちこち飛び回り試合を見たり時には講義も行なう。「こうやって細かく行動を起こさないと日本のフットサルが伸びない。でも随分普及して来ている成果は現れている。もっと伸びるね。日本の人達がこのスポーツの面白さにかなり興味を持って来ている」とサッポが語った。                         ……

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2006.10.3 UEFAカップのグループ分けが決定!フェネルがH組に。

[2006.10.08]

スイスのニヨンで行なわれたUEFAカップ2006の組み合わせ抽選会で、ジーコの所属するフェネルバフチはH組に入りスペインのセルタ、イギリスのニューキャッスル、イタリアのパレルモとドイツのフランクフルトと同組になった。10月19日から始まるが、H組は死の組と言われている。大会規程では5チームがアウエー2試合、ホーム試合の4試合を4チームと戦う。その内の3チームが次ステージへ進出する。そこでチャンピオンズリーグで敗れた8チームが加わり32チームで決勝トーナメントで行なわれ優勝者が決まる。フェネルバフチの試合日程は次の通り。2試合がホームで2試合がアウエーである。まず10月19日には初戦となりイギリスでニューキャッスルと戦う。次は11月23日でホームでパレルモを迎える。3試合目は11月30日で対セルタをスペインで行なう。H組のフェネルが最後に行なう試合は12月13日にフランクフルトをホームに迎える。                   火曜日にサイトスタッフとジーコが取った連絡の中で、抽選でフェネルが難しい組に入ったことについて、ジーコは驚く事はないと話した。強豪が入る組であるにも係わらず黄色いカナリアは恐れをなす必要は無いと。ジーコ曰くどこのチームも欧州各国のバランスの取れた選手権の仲で上位を戦っているならば相手を選ぶ事もない。ジーコのコメント:       「確かに難しい組に入った。しかし我々には予選突破のチャンスがある。相手を選ぶ事は出来ない。ましてやUEFAカップである。これはチャンピオンズリーグより強弱の開きが少ない。ホームで2試合とアウエーで2試合あるが、どちらでも得点して多く取らなければならない。強い相手とぶつかる時の利点は相手が攻撃的に前進してくる事だ。それ以上に予選を突破すれば次ステージにもっとモラルが高まった状態で挑める」   ……

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「ハードスケジュール」

[2006.10.05]

我々のチームとベシクタシュ、ガラタサライ、トラブゾンスポル及びカイセリースポルとの共通点はいったい何でしょうか? 先週の平日に、これら5チームはUEFAカップの試合をこなしたと言えば、この質問に一部答えることが出来るでしょう。但し、今週のヨーロッパ・コネクションは、それ以外の回答に関して展開していきます。   あくまでも、チャンピオンズ・リーグまたはUEFAカップへの参戦が、世界サッカーシーンへの進出を希望するチームの目標でなければいけないことに疑いの余地はありません。そして、大国とも言うべくサッカー中心地に属しないクラブが、予選を戦わなければいけないなどの大会方式はもっともだと思っています。でも、今日のような強健なるフィジカルと均衡の保たれたサッカーでは、重要な試合が連続すると高くつく可能性が存在するのです! では、それ以外の回答部分はと言いますと、これらのチームが先週の平日に試合をこなしただけではなく、全5チームが週末開催されたトルコリーグの節でつまづいたことです。ベシクタシュ、ガラタサライとトラブゾンスポルは引き分け、同時に我々とカイセリースポルは敗北を喫しました。この結果はある一種の徴候ではないかと言うのが私の意見です。考えて見て下さい。我々は、木曜日にデンマークでランダースFCに勝利し、その直後に移動をして、翌日金曜日の午前07時30分に帰宅しました。日中に睡眠をとって、次の日には既にブルサスポル戦へ向けて我々は集合していたのです。即ち、満足に練習もせず、十分なる回復時間もなかったのです。余談ですが、私の現役時代には、クレイジーなブラジルの大会カレンダー故に、週末のみ試合が行われるヨーロッパでプレーするのがベストだと言われていたことを想起します。こちら欧州で活動するほうが、体力消耗が圧倒的に少なかったのでした。でも今日では、頂点保持を目指すチームにはこの法則は当てはまりません。つまり、国内及び国際主要大会でのタイトルを切望するチームには、年間約80もの試合が待ち受けているのです! この状況を更に説明するために一例を挙げると、私が監督に就任してからの2ヶ月間でフェネルバフチェは既に14の公式試合をこなしており、平均4日間に1試合の計算になります。更にこの数字に、我々の大部分の選手に当てはまる、トルコ代表での試合を加算すると約3日間に1試合となります。正にハードスケジュールでありながらも、まだシーズンは始まったばかりなのです。 そして、今後トルコリーグでは長い道程が待ち受けているのですが、UEFAカップでは、殆どのチームにとって先週の試合は決戦だったのです。ハイテンションでリスクが伴い、選手達が怪我に晒される可能性の高いゲームです。正に生きるか死ぬかの対戦なのです。 私がこのテーマを取り上げたのは、仮に問題の解決策は無くとも、せめてこれらの困難に対しての意識を持っておれば、難関さの緩和や敗北回避のメカニズムを見出す手助けとなるからです。今はチームの連携の試みを優先する時期であり、選手達を温存することは可能ではありません。更に、シーズンがスタートを切ったばかりの現時点で大会を最優先させることは狂気の沙汰なのです。従ってFrancalacci(フランカラッチ / フラメンゴの元フィジカルコーチ)が口にしていた「パジャマ・トレーニング」と時折忍耐力を持って臨まなければならず、最たる集中力を要する道程なのです。 我々は、献身を惜しまない、ポテンシャルの高いグループを有しているのですが、現代サッカーで結果を得る為には、フィジカル・コンディションで対等でなければいけません。移動や遠征で強いられる苦難も、サッカー中心地から離れていながら競争力のある試合展開を追及するが故に、あらゆる面での消耗は支払わなければならない代償なのです。でも、我々はこれら全てに備えるべく正しい道を歩んでいるのです。そして、既に献身は実りつつあり、今後は更に良い結果が期待出来ることでしょう…。 と云うことです! それでは皆さん、ウン・グランデ・アブラーソ! また来週お会いしましょう!……

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ジーコのリーダー論

[2006.10.04]

ジーコ著 ごま書房 1300円 1993年12月30日発行≫購入はこちらから ジーコの本の中でも大ベストセラー。出版後すぐに増版された。93年Jリーグサントリーシリーズ優勝後にどのようにして鹿島アントラーズを優勝まで導いたかについて書かれている。日本人の性格を分析しつつ、勝つためのチーム作りをリーダーとして行った。チーム内では選手というよりも指導者としての立場が重きをおいていた事が書かれている。勝つ組織を作る為にはチームワークを育てる事が大事であることというジーコの考えが書かれている。その当時よりチームの為に自分の個性を十分に発揮するように選手に求めている。チャレンジ精神と情熱なきリーダーは去れ全員にフォア・ザ・チーム精神を叩き込め平凡な部下ほど、だいじに育てろ信頼を勝ち取るには、部下と一緒に泥にまみれろ部下が働きやすい環境を作れ ……

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2006.10.1 フェネルは負けたが2位を保つ   

[2006.10.03]

ホームで第8節を戦ったジーコのチーム、日曜日に選手権2度目の敗北を味わった。ブルザスポルに0-1、得点者はシナン。  ジーコのコメント;                                 「何をしても上手く行かない日だったね。試合は教訓を得るようなものだった。我々のチームはミスが多かった。コーチのモラシーの記録から言われると今までの中で最もミスが多かったそうだ。色んな意味でね。そこで勝てる要素は無かった。彼らは逆に立ち上がりで先制したけど、少なくとも後2回は得点チャンスがあって追加点を奪える状況だった。ここで取れなかった点を取り返すためにもトレーニングを集中して行かなくてはならない」  負けたにしろフェネルはスーパーリーグ・ランクで通算16ポイント、2位をキープしている。マニザが1-0でサカラヤスポルに勝ったので黄色いカナリアには良くなかった。マニザはこれで20ポイントの首位を行く。   この月曜日には1試合のみが行なわれ8節が締めくくられる。タブゾンスポル対アンカラググーの試合だ。  その他の試合結果;  カイゼリ・エリエスポル 1-1 ベジクタス  サカラヤスポル  0-1  ヴェステル・マニザ  アンタリャスポル 1-0 カイセリスポル  フェネルバフチ  0-1 ブルザスポル                                 ……

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2006.9.30 スーパーリーグの8節目は中間部が混沌とする         

[2006.10.03]

この土曜日に8節目の4試合が行なわれた。トルコリーグで今回予想外だったのはガラタザライがホームで引分けた事。3-3でコニャスポルと引分けてしまった。他の試合ではリーグランクの中間部で順位入れ替えを促す結果が出た。7位から14位の間では熾烈な戦いが繰り広げられている。注目はアンカラスポルで相手ホームに於いてシバススポルを2-0で破った。            フェネルは次の日曜日にピッチに入る。ブラジリア時間で14時30時キックオフ。相手はブルサヤスポルだが、試合はフェネルのホーム、スクル。サラスコグル・スタジアムで行なわれる。     土曜日の結果; サイクル・ライズ 2-0 ガジアンテスポル  ゲンクリビリギ  3-1 デニズリスポル  シヴァスポル   0-2 アンカラヤスポル  ガラタザライ   3-3 コニャスポル   ……

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2006.9.29 裁判は入れ替え戦を無効にしてCFZは一部に入る

[2006.10.03]

CFZのサイトにあるコラムでクラブの社長であり弁護士でもあるアントニオ・シモンエス・ダ・コスタがリオデジャネイロ州裁判所が“技術基準を侵すもの”との理由で先に行なわれた1部入れ替え戦を無効とした事を説明した。リオサッカー協会はこの木曜日に裁判所より通知を受けた。  こうした事で今年行なわれた州選手権2部リーグの結果は尊重され、2007年度に一部に昇格するクラブチームは次の4つとなった; マカエー、グアナバラ、CFZ・ド・リオとエスターシオ・デ・サー。          ……

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2006.9.28 CFZ・ド・リオのU14とU16が州選手権で共に好調

[2006.10.03]

U14の州選手権も既に6節目が行なわれた。ピッタ監督のU14は4勝1分けでランク2位に留まる快挙を成し遂げている。計15チームで競われている中、CFZの上にいるのはフルミネンセだけである。チームは今週1回休みに当り試合は無かった。このカテゴリーの選手権は水曜日に試合が行なわれており一部リーグの強豪も加わっている。フラメンゴは参加していないが、フルミネンセ、ヴァスコ、ボタフォゴは参加しており彼らは全ての試合をホームゲームにしたいとしている。            なおU16ではキッカ監督が指揮しているが、同監督は参加の意義は2007年度のU17チーム編成を目論んでいる。6節が終ってこのチームは2勝2分け1敗で通算8ポイントで8位である。        ……

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