鹿島アントラーズ2チームとU-15Jリーグ選抜チームが日伯友好カップ予選ラウンド第1戦を戦う
[2006.08.25]
8月24日、リオは朝から曇り空が続いた一日でしたが、大きく気温は下がらず、過ごしやすい気候でした。この日は日伯友好カップ予選ラウンド第1戦10試合が行われ、アントラーズとJリーグ選抜は敗れましたが、アントラーズ・ノルテはチーム一丸となって戦う中で相手選手にポイントされてスパイクが脱げた右足で追加点を決めた⑦高橋正選手が1ゴール1アシストの活躍をして2-0で初戦を白星で飾りました。
明日25日に、全チーム第2戦を迎えます。
【試合結果】
アントラーズ 0-3 フリブルゲンセ
<アントラーズ出場メンバー>
GK ⑯小林勇太
DF ②青山晄也
⑥甲斐貴文
⑤長瀬能一
⑰金子敦貴
MF ③石崎将彰⇒⑧宮内啓汰
⑦出頭卓也
⑨安部勇治
⑩坂本光
FW ⑪川嶋廉
<アントラーズ 森島修監督コメント>
ブラジル人選手を相手にひるまず戦うことを今日の目的にしていましたが、戦う姿勢は70分間を通して表現することができました。ただ、戦う意識が高かったことでプレーに落ち着きがなくなってしまっていました。そのことでプレーにつながりが薄くなり、退場者を出して先制点を決められてしまったPKからたたみ込まれて敗れてしまいました。しかし、押し込まれても決定的な相手のチャンスを最終ラインで防げていた前半のプレーは自信につながると思います。自分たちのボールになった時にどれだけ落ち着いてプレーできるかを明日のテーマにしていきたいと思います。
アントラーズ・ノルテ 2-0 バングー
<アントラーズ・ノルテ出場メンバー><アントラーズ・ノルテ 得点者>
小林拓貴、高橋正
GK ①大森真樹
DF ②竹田昌博
③本間純平
④中村開人
⑥大西健太
MF ⑤谷内雄太
⑩浅野将平
⑧鈴木雅大
FW ⑨小林拓貴⇒⑭鈴木達郎
⑦高橋正
⑪金塚翔以⇒⑬本田卓也
<アントラーズ・ノルテ 土田監督コメント>
選手たちはブラジル人相手に試合を通して集中を保ち、闘うことができた。相手SBの上がったスペースを突くという攻撃が効果を発揮した前半、固い守りから奪ったボールを左前方で受けた高橋が中へ切り込むようにドリブルし、斜めに走りこんだ小林がボールを受けて冷静にゴールを決めた。後半、相手はあせりから急いで攻めてきたが、その攻撃をしっかり防ぎ、逆に前線からのチェックで高橋が相手と交錯しながらボールを奪い、スパイクが脱げたことにも構わずゴールを決めた。予選リーグの初戦を勝利で終われたことは大きな収穫だったが、判断や攻守の切り替えが遅い場面があり、ピンチを招いたこともあったので、この点を反省して明日につなげたい。
Jリーグ選抜 1-2 フラメンゴ
<Jリーグ選抜出場メンバー>
GK ①奥山陸
DF ②森田健介
⑫千葉暁弘
⑤中村祥太
③冨森アンドリュー謙一⇒⑲鈴木裕介
MF ⑦小野悠斗⇒⑮茶島雄介
⑥茨田陽生⇒⑯矢田旭
⑧井上寛太
⑭宇佐美貴史
FW ⑨榎本大希⇒⑰高橋遼
⑪鍋田亜人夢
<Jリーグ選抜得点者>
<Jリーグ選抜 上野山信行監督コメント>
このチームは、21日に成田空港で初めて顔を合わせました。また、長旅をしてきましたので、コンディション調整も厳しい状況です。フラメンゴはチームとしてのトレーニングがよくできていたようですので、試合では押されていました。選手たちは、闘争心や走る運動量、球への集中力が相手と比べて足りなかったように思います。目標は優勝ですが、即席チームでブラジル人チームを相手に戦って、何がいま足りないのかに選手たち気づければ十分有意義だと思います。
CFZ 2-1 アメリカ
アルト・スル 1-0 グアラニ
アトレチコ・ミネイロ 2-2 ヴァスコ・ダ・ガマ
コリンチャンス 1-0 ボタフォゴ
グレミオ 1-0 オラリア
マドゥレイラ 0-0 クルゼイロ
フルミネンセ 2-0 カンポ・グランデ
(文・写真=原修一朗/SRP)