日伯友好カップ

日伯友好カップ  レベルの高い一つの大会

[2005.08.20]

COPA DA AMIZADE: UM TORNEIO DE ALTO NIVEL
Por Dr. Antonio Simoes

今週からジーコサッカーセンターに於いて今年で連続8回目を数える日伯友好カップが開催されている。ここでの優勝トロフィーはインファンチル(U-14,15)のカテゴリーで現実的にその目標レベルを確認できる大会である。
同時に当然の事であるが、この大会を開催する為には移動や滞在費の為に高い経費がかかり、運営が困難である事も事実である。それは日本のチーム、サンパウロ州、ミナス州のチームにとっても同様のことが言える。
しかしながらその諸経費、運営費、レフリー費用、優勝等のトロフィー・メダル、警備・運営スタッフ、用具、食事交通費、シュハスコパーテイー費用、招待チームのコストは参加するクラブからではなくジーコセンター側で負担している。この大会運営ははもちろんジーコも加わってされている。
現在19チームが参加するがそれは約100名のコーチ、480名の選手であり、更に25人のレフリー、30名のサポートスタッフ、ジーコセンターのスタッフも動員している。そして救急車も配備している。会場はジーコセンターとトレーニングセンターの二箇所である。ジーコ自身の努力と献身によりこの大会の規模や重要性が上ってきている。日本のチームは23日に来て29日には帰らなくてはならない。日伯友好カップの成功は否定できない。それでなければ8回も続けて来れなかったであろう。リオ州、サンパウロ州、ミナス州そして日本のチームが参加して来た。今回も今まで同様高いレベルのサッカーをピッチ上で繰り広げられる事を期待したい。

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