日伯友好カップ

2005.8.23 日伯友好カップ現地レポート

[2005.08.23]

前日に成田を出発したU-15Jリーグ選抜、鹿島アントラーズジュニアユース、鹿島アントラーズノルテの3チームが現地時間午前にリオデジャネイロへ到着し、午後にはジーコ参加の歓迎式に出席しました。

ジーコサッカーセンター(CFZ)で行われた歓迎式は、Jリーグ選抜が先に、その後アントラーズ2チームが合同で行われました。式ではまずジーコが挨拶し、年々大会のレベルが上がっていること、そのため今大会もフラメンゴやヴァスコ・ダ・ガマといったリオ州の強豪のみならず、サンパウロ州から2チーム(コリンチャンスとグアラニ)、ミナスジェライス州から2チーム(クルゼイロとアトレチコ・ミネイロ)といった州を代表するような強豪チームが遠路はるばる集まってきていること、そのため日本のチームにとって単にアウェイという条件以上に厳しい戦いになることを真剣な表情で選手たちへ語りかけました。この大会での経験を活かして将来は日本のサッカーを背負って立つ選手になって欲しいという希望を伝えた後、ジーコの表情は柔和になり、日本語を交えて笑顔でトレーニングキットを各選手へ手渡しました。トレーニングキットの中身は、本人の写真付き身分証明カードとCFZロゴの入ったトレーニングウェア一式など。このジーコとの対面は、選手たちに特別な印象を与えたことでしょう。

歓迎式後はCFZ内のピッチでJリーグ選抜とアントラーズジュニアユースはそれぞれ単独でのトレーニングを、アントラーズノルテはCFZミリンとの練習試合を行いました。

赤、紫、青、黄、などなど。チームで揃えた緑のシャツと紺のパンツからトレーニングウェアに着替えたJリーグ選抜の選手たちは、とてもカラフルでした。それぞれの選手が普段のトレーニングで着ているJクラブのウェアが、ピッチの上を行き交いました。この不揃いは、リーグ選抜チームであることを視覚から理解させてくれます。2日後の公式戦でのユニフォームは、不揃いからの融合を色覚だけでなくプレーでも表現してくれるでしょう。

笑顔が初めて着る青いCFZのウェアに映えました。アントラーズジュニアユースは、早速ジーコから手渡されたトレーニングキットを使用しました。サッカー王国ブラジルでの初練習の嬉しさもあるのでしょう。地球の裏側までの長距離移動と昼夜逆転の時差に打ち克つには、心が身体を前向きにさせる最高の状況のはずです。

アントラーズノルテは、CFZミリンといきなりの練習試合。土田監督は、厳しい状況からの馴化を選択しました。眠い身体と頭を試合で起こす目標は、2-1での勝利というよい結果も生み出しました。今夜、選手たちは全員疲れきって熟睡するはずです。そこからのコンディション調整に、土田監督が積み重ねたこの大会での経験が活かされるでしょう。

公式戦開始前日の明日、各チームはそれぞれのトレーニングとコンディショニングを行います。

(文・写真=原修一朗/SRP)


  鹿島アントラーズジュニアユースのトレーニング


鹿島アントラーズノルテ練習試合


Jリーグ選抜の歓迎式で挨拶するジーコ


歓迎式でトレーニングキットを渡すジーコ


Jリーグ選抜のトレーニング

in [日伯友好カップ] |

< 前の記事へ | 最新の記事へ | 次の記事へ >